四国昆虫巡り エダナナフシのオス [昆虫観察ツアー]
四国昆虫巡り 長く続いたがそろそろ終盤。
えっ、まだあるのって声が聞こえてきこそうだが、もう少しお付き合いいただきたい。
狭山丘陵でよく見られるナナフシの仲間はナナフシモドキやトビナナフシ、稀にヤスマツトビナナフシ。
エダナナフシという種がいるがまだ見たことはない。
ナナフシモドキに似ているが触覚が長いのが特徴だ。
ナナフシの仲間はメスのみで単為生殖する種が多く、オスが見つかるのは非常に珍しい。
今回の四国でエダナナフシのオスに2度出逢うことが出来た。
エダナナフシのオスは比較的見られると言われているが、そもそもこの種を見たことが無いので初見がオスというのは嬉しい。
山道の脇のアザミの葉上で独特の色合いと腹部末端が膨れたナナフシを見つけた。
おおっ!これは。
体のオレンジ色と腹部末端が膨らんでいるのはオスの特徴。
これがエダナナフシのオスのようだ。
別の日、面河山岳博物館でもオスを見ることが出来た。
触覚が短かかったのでナナフシモドキのオスかと慌てて学芸員の方にお知らせしたところ、これはエダナナフシのオスとあっさり言われてしまった。
何かの理由で触覚が切れてしまったようだ。
ん~、紛らわしい!
ぬか喜びだった。
ナナフシモドキのオスは非常に珍しく、国内でも10例ほどしか見つかっていないのだ。
今回、エダナナフシのオスは2個体見られたがメスは見ることが出来なかった。
一般的には普通種なので、そのうちメスも丘陵で見られるだろう・・・・か?
2019年8月22,25日 愛媛県松山市 ナナフシ目 ナナフシムシ科 エダナナフシ
えっ、まだあるのって声が聞こえてきこそうだが、もう少しお付き合いいただきたい。
狭山丘陵でよく見られるナナフシの仲間はナナフシモドキやトビナナフシ、稀にヤスマツトビナナフシ。
エダナナフシという種がいるがまだ見たことはない。
ナナフシモドキに似ているが触覚が長いのが特徴だ。
ナナフシの仲間はメスのみで単為生殖する種が多く、オスが見つかるのは非常に珍しい。
今回の四国でエダナナフシのオスに2度出逢うことが出来た。
エダナナフシのオスは比較的見られると言われているが、そもそもこの種を見たことが無いので初見がオスというのは嬉しい。
山道の脇のアザミの葉上で独特の色合いと腹部末端が膨れたナナフシを見つけた。
おおっ!これは。
体のオレンジ色と腹部末端が膨らんでいるのはオスの特徴。
これがエダナナフシのオスのようだ。
別の日、面河山岳博物館でもオスを見ることが出来た。
触覚が短かかったのでナナフシモドキのオスかと慌てて学芸員の方にお知らせしたところ、これはエダナナフシのオスとあっさり言われてしまった。
何かの理由で触覚が切れてしまったようだ。
ん~、紛らわしい!
ぬか喜びだった。
ナナフシモドキのオスは非常に珍しく、国内でも10例ほどしか見つかっていないのだ。
今回、エダナナフシのオスは2個体見られたがメスは見ることが出来なかった。
一般的には普通種なので、そのうちメスも丘陵で見られるだろう・・・・か?
2019年8月22,25日 愛媛県松山市 ナナフシ目 ナナフシムシ科 エダナナフシ
四国石鎚山系のササキリモドキ他 [昆虫観察ツアー]
山道の休憩所で車をとめて一服していると林縁から緑色の何かが地面に飛び下りたのが視界に入った。
ヤブキリかと下りた先を見ると、ササキリモドキの仲間だった。
ササキリモドキの仲間は樹上生活をし更に夜行性のため目に触れることが少なく、翅の短い種では広域移動が出来ないため地域に特化した種が多くいることが近年になって明らかになった。
この仲間は全国で39種が知られ、うち15種が四国に生息しさらにその中の13種は四国のみでしか見られない固有種だという。※面河山岳博物館第45 回特別展「世界と愛媛のバッタ・コオロギ・キリギリス」解説資料による
ヤブキリかと下りた先を見ると、ササキリモドキの仲間だった。
ササキリモドキの仲間は樹上生活をし更に夜行性のため目に触れることが少なく、翅の短い種では広域移動が出来ないため地域に特化した種が多くいることが近年になって明らかになった。
この仲間は全国で39種が知られ、うち15種が四国に生息しさらにその中の13種は四国のみでしか見られない固有種だという。※面河山岳博物館第45 回特別展「世界と愛媛のバッタ・コオロギ・キリギリス」解説資料による
四国はまさにササキリモドキ王国なのだ。
帰って調べてみたが、背中の赤い1対の斑がある種で分布を考慮すれば「ムツセモンササキリモドキ」のメスだと思われる。ササキリモドキの同定ではオスは尾端部で見分けることが出来るが、メスは極めて難しい。
別の場所で丸まった葉の中にいるのを見つけた。
このままではよくわからないので葉から出てもらった。
これもメスで分布から見るとイシヅチササキリモドキ、エヒメフタエササキリモドキ、イヨササキリモドキの3種に絞ったが、エヒメは図鑑やネットにもメスの写真がなくオスの写真から絵合わせで「イヨササキリモドキ」としたが自信はない。
こちらは「ホソクビツユムシ」のオス。
初めて見るツユムシだった。
葉を綴った巣の中にいたのは「ハネナシコロギス」のメス。
この種はいつものfieldでも見られるが稀で、ここで見られたのは嬉しい出会いだった。
2019年8月 愛媛県 バッタ目ササキリモドキ科 ムツセモンササキリモドキ、イヨササキリモドキ?、ツユムシ目 クビボソツユムシ、コロギス科 ハネナシコロギス
帰って調べてみたが、背中の赤い1対の斑がある種で分布を考慮すれば「ムツセモンササキリモドキ」のメスだと思われる。ササキリモドキの同定ではオスは尾端部で見分けることが出来るが、メスは極めて難しい。
別の場所で丸まった葉の中にいるのを見つけた。
このままではよくわからないので葉から出てもらった。
これもメスで分布から見るとイシヅチササキリモドキ、エヒメフタエササキリモドキ、イヨササキリモドキの3種に絞ったが、エヒメは図鑑やネットにもメスの写真がなくオスの写真から絵合わせで「イヨササキリモドキ」としたが自信はない。
こちらは「ホソクビツユムシ」のオス。
初めて見るツユムシだった。
葉を綴った巣の中にいたのは「ハネナシコロギス」のメス。
この種はいつものfieldでも見られるが稀で、ここで見られたのは嬉しい出会いだった。
2019年8月 愛媛県 バッタ目ササキリモドキ科 ムツセモンササキリモドキ、イヨササキリモドキ?、ツユムシ目 クビボソツユムシ、コロギス科 ハネナシコロギス
四国昆虫巡り エゾゼミ他 [昆虫観察ツアー]
最終日は松山に戻って山地へ!
小さな池にはタカネトンボが飛んでいたのでチャレンジするも惨敗。
池の中にはたくさんの「ミズカマキリ」たち。
上から見ると水の屈曲で小さく見えてヒメミズカマキリかと・・・。
水から出してみると、何だかワンピースのフランキーみたい!
ん~、スーパー!って聞こえてきそう
少し山を登ってあまり虫がいないので降りてくると、新開さんが道脇の枯れ枝で「クロマドボタルの仲間」の幼虫が枝にぶら下がって陸生貝を食べているのを見つけた。
少し揺れてしまって、枝にしがみ付いてしまったがそれでも貝の中に頭を突っ込んでいた。
池の手前のヤマモミジの低い幹に「エゾゼミ」がいた。
エゾゼミの鳴き声は初日から聞いていたがなかなか出会えずにいたのだった。
この頃から、急に霧が出てきて少し先も見えない状況に。
背景にその状況を入れてみたのだが。
池に戻ると霧も晴れて再び観察開始。
熟したコブシの実にいた「アカスジキンカメムシ」。
こちらはIさんが見つけた山地で見られる「ツノアカツノカメムシ」。
初めて見る種だった。
丘陵で過去1度しか見たことが無い「トホシカメムシ」。
両肩の角などトータルデザインがかっこいい!
小さな池にはタカネトンボが飛んでいたのでチャレンジするも惨敗。
池の中にはたくさんの「ミズカマキリ」たち。
上から見ると水の屈曲で小さく見えてヒメミズカマキリかと・・・。
水から出してみると、何だかワンピースのフランキーみたい!
ん~、スーパー!って聞こえてきそう
少し山を登ってあまり虫がいないので降りてくると、新開さんが道脇の枯れ枝で「クロマドボタルの仲間」の幼虫が枝にぶら下がって陸生貝を食べているのを見つけた。
少し揺れてしまって、枝にしがみ付いてしまったがそれでも貝の中に頭を突っ込んでいた。
池の手前のヤマモミジの低い幹に「エゾゼミ」がいた。
エゾゼミの鳴き声は初日から聞いていたがなかなか出会えずにいたのだった。
この頃から、急に霧が出てきて少し先も見えない状況に。
背景にその状況を入れてみたのだが。
池に戻ると霧も晴れて再び観察開始。
熟したコブシの実にいた「アカスジキンカメムシ」。
こちらはIさんが見つけた山地で見られる「ツノアカツノカメムシ」。
初めて見る種だった。
丘陵で過去1度しか見たことが無い「トホシカメムシ」。
両肩の角などトータルデザインがかっこいい!
ここでは幼虫も見つかった。
どれも他力本願でもっと虫目を磨かなければならないが、一方で老眼は止まることが無い・・・。
2019年8月25日 カメムシ目タイコウチ科 ミズカマキリ、コウチュウ目ホタル科 クロマドボタルの仲間、カメムシ目セミ科 エゾゼミ、キンカメムシ科 アカスジキンカメムシ、ツノカメムシ科 ツノアカツノカメムシ、カメムシ科 トホシカメムシ
どれも他力本願でもっと虫目を磨かなければならないが、一方で老眼は止まることが無い・・・。
2019年8月25日 カメムシ目タイコウチ科 ミズカマキリ、コウチュウ目ホタル科 クロマドボタルの仲間、カメムシ目セミ科 エゾゼミ、キンカメムシ科 アカスジキンカメムシ、ツノカメムシ科 ツノアカツノカメムシ、カメムシ科 トホシカメムシ
四国昆虫巡り サツマヒメカマキリ [昆虫観察ツアー]
四万十の宿を立ってニシキキンカメムシの産地に行く途中、日本特産種で四国にのみ生息するシコクトゲオトンボを探して水が染み出て苔が生えた場所を探した。
湧水が流れ出た小川を遡った。
川岸にはベンケイガニがこちらの気配を感じて巣穴に隠れる。
アカテガニかと思ったがその特徴からベンケイだった。
川をのぞくと、にょろにょろ!
おおっ!
大きなニホンウナギが2匹、気配を感じて川を下って逃げて行った。
ん~、ウナギは大好きだが長らく食べていない・・・。
残念ながら、今回お目当てのトンボは見ることが出来なかった。
また機会があれば是非見たいと思う。
ニシキキンカメムシを見た後に、公園を散策。
小さな川のほとりを歩くと、足元を歩いていたのは初めて見た?「アカハライモリ」。
昔はfieldにもいたようだが今は絶滅、残念ながら見られなくなってしまった。
花が咲いているウドでIさんが、カマキリを見つけた。
茎を見ると枯葉かゴミがついているかという小ささ、ウドの花と比べてもこの大きさだ。
これがカマキリだとわかったその虫目が凄い!
新開さんをもってしても、おおっ!
湧水が流れ出た小川を遡った。
川岸にはベンケイガニがこちらの気配を感じて巣穴に隠れる。
アカテガニかと思ったがその特徴からベンケイだった。
川をのぞくと、にょろにょろ!
おおっ!
大きなニホンウナギが2匹、気配を感じて川を下って逃げて行った。
ん~、ウナギは大好きだが長らく食べていない・・・。
残念ながら、今回お目当てのトンボは見ることが出来なかった。
また機会があれば是非見たいと思う。
ニシキキンカメムシを見た後に、公園を散策。
小さな川のほとりを歩くと、足元を歩いていたのは初めて見た?「アカハライモリ」。
昔はfieldにもいたようだが今は絶滅、残念ながら見られなくなってしまった。
花が咲いているウドでIさんが、カマキリを見つけた。
茎を見ると枯葉かゴミがついているかという小ささ、ウドの花と比べてもこの大きさだ。
これがカマキリだとわかったその虫目が凄い!
新開さんをもってしても、おおっ!
良く似たヒメカマキリは間もなく成虫なので、今の時期この大きさだとサツマヒメカマキリだそう。
幼虫で越冬して5月以降に成虫となる。
幼虫で越冬して5月以降に成虫となる。
関東では見られないカマキリだ。
あまりに小さいのでマクロレンズで。
確かに、カマキリの姿でこちらを一瞥。
体の割に大きなカマと鋭い棘、小さな虫たちにとっては脅威のハンターだろう!
愛媛県 エビ目ベンケイガニ科 ベンケイガニ、ウナギ目ウナギ科 ニホンウナギ、有尾目イモリ科 アカハライモリ、カマキリ目カマキリ科 サツマヒメカマキリ
あまりに小さいのでマクロレンズで。
確かに、カマキリの姿でこちらを一瞥。
体の割に大きなカマと鋭い棘、小さな虫たちにとっては脅威のハンターだろう!
愛媛県 エビ目ベンケイガニ科 ベンケイガニ、ウナギ目ウナギ科 ニホンウナギ、有尾目イモリ科 アカハライモリ、カマキリ目カマキリ科 サツマヒメカマキリ
四国昆虫巡り ニシキキンカメムシ [昆虫観察ツアー]
カメムシの仲間は普段よく目にするが、地味なのが多い印象だ。
そんな中できらめく輝きを放つキンカメムシの仲間は人気が高い。
通うfieldではアカスジキンカメムシが見られるが、それ以外の種は見られない。
この日のターゲットは、ツゲをホストとする「ニシキキンカメムシ」だ。
今の時期、越冬のためツゲから離れて幼虫集団を形成している頃だという。
植栽されているツゲの木を端から端まで調べたがやはりいない。
ツゲから少し離れた林縁のサクラの木で集団が見つかった。
これでもまだ数が少ないそうだ。
この日は今にも雨が降りそうな天候で、ストロボ無しでは厳しい状況だったので使用したが目で見た色には映らない。
なのでストロボを使わず撮った中で、それほどぶれずに何とか撮れていた1枚。
いい色が再現できたかな。
ならばこちらの木にもと探してみると単独個体が見つかった。
意外とあちこちの葉裏で。
成虫になると個体にもよるが概ね青色は少し消えて緑と赤が目立つ色彩となるようだ。
いつか成虫を見てみたい!
2019年8月24日 カメムシ目 キンカメムシ科 ニシキキンカメムシ
そんな中できらめく輝きを放つキンカメムシの仲間は人気が高い。
通うfieldではアカスジキンカメムシが見られるが、それ以外の種は見られない。
この日のターゲットは、ツゲをホストとする「ニシキキンカメムシ」だ。
今の時期、越冬のためツゲから離れて幼虫集団を形成している頃だという。
植栽されているツゲの木を端から端まで調べたがやはりいない。
ツゲから少し離れた林縁のサクラの木で集団が見つかった。
これでもまだ数が少ないそうだ。
この日は今にも雨が降りそうな天候で、ストロボ無しでは厳しい状況だったので使用したが目で見た色には映らない。
なのでストロボを使わず撮った中で、それほどぶれずに何とか撮れていた1枚。
いい色が再現できたかな。
ならばこちらの木にもと探してみると単独個体が見つかった。
意外とあちこちの葉裏で。
成虫になると個体にもよるが概ね青色は少し消えて緑と赤が目立つ色彩となるようだ。
いつか成虫を見てみたい!
2019年8月24日 カメムシ目 キンカメムシ科 ニシキキンカメムシ
四国昆虫巡り コフキヒメイトトンボ他 [昆虫観察ツアー]
四万十市にあるトンボ王国を久しぶりに訪れた。
前に来たのは20年以上前、まだ中村市だった頃にバイクのツーリングで立ち寄ったと思うが当時の記憶はほとんど残っておらず、その時買ったステッカーと絵葉書が頼り。
池にはギンヤンマ、小川沿いではハグロトンボと狭山丘陵でも見られる種が最初に目に付いた。
湿地をじっと眺めていると、胸の白色が目立つ小さなイトトンボがあちこちにいた。
これは見たことが無いぞ!
調べると「コフキヒメイトトンボ」で分布は四国、九州以南のようだ。
似た種にヒメイトトンボがいるが分布が徳之島以南の南西諸島なのでコフキでいいのだろう。
同じ場所でお尻の先が赤いのもいた。
別種かと思ったが、これは未成熟のオス。
前に来たのは20年以上前、まだ中村市だった頃にバイクのツーリングで立ち寄ったと思うが当時の記憶はほとんど残っておらず、その時買ったステッカーと絵葉書が頼り。
池にはギンヤンマ、小川沿いではハグロトンボと狭山丘陵でも見られる種が最初に目に付いた。
湿地をじっと眺めていると、胸の白色が目立つ小さなイトトンボがあちこちにいた。
これは見たことが無いぞ!
調べると「コフキヒメイトトンボ」で分布は四国、九州以南のようだ。
似た種にヒメイトトンボがいるが分布が徳之島以南の南西諸島なのでコフキでいいのだろう。
同じ場所でお尻の先が赤いのもいた。
別種かと思ったが、これは未成熟のオス。
さらに体が赤いものもいた。
何とこれも同種の未成熟のメスらしい。成熟すると緑色になる。
成熟未成熟でこれだけ色が変わるのも珍しくもややこしいな。
同じ場所に少し赤色が薄い個体がいた。
こちらは「ベニイトトンボ」のオスのようだ。
似た種にリュウキュウベニイトトンボがいるが、分布が九州南部以南で複眼の色が緑色と異なる。
連結して産卵している個体を見つけた。
メスはよく見るキイトトンボかと思ったが、これがベニイトトンボのメスだった。
キイトトンボも見かけたので単独で見ればとてもややこしい。
少し大きめの青いイトトンボも発見。
これも初見の「オオイトトンボ」のオス。
この種は関東にもいるが、いつものfieldでは見られない。
湿地を離れた林縁で見つけたオオイトトンボかと思ったら「モノサシトンボ」だった。
名前だけは知っていたが、見たのは始めて。
腹部の環状紋がものさしの目盛に見立てて名付けられたので知られている。
関東にも分布しているが、残念ながらfieldでは見られない種だ。
水辺の環境は放置するとどんどん遷移が進んで陸地化していくうえ流れ込む水量の減少なども大きく影響する。
王国の環境を見させていただいたが、様々な種のトンボたちが好む環境を維持していくのにさぞかし御苦労されているだろうと。
間もなく夕暮れという頃に若い二人の女性が、谷戸を歩いていた。
特にトンボに興味があるようでもなく楽しげに話しながら。
トンボ王国 バンザイ!
2019年8月23日 高知県四万十市 イトトンボ科 コフキヒメイトトンボ、ベニイトトンボ、オオイトトンボ、モノサシトンボ科 モノサシトンボ
愛媛県久万高原町 面河(おもご)山岳博物館 [昆虫観察ツアー]
今回の四国昆虫巡りで愛媛県久万高原町の面河山岳博物館を訪れた。
この博物館は町立の博物館で、石鎚山や面河渓がどのようにできたかという地史やそこにすむ生物、さらに石鎚山の山岳信仰や登山史などを紹介することを目的に設置された四国唯一の博物館だそうだ。
ここは昨年開催された「秋の企画展 モズのはやにえ」で私の写真を数点展示頂いたのだが、遠くて訪れることが出来なかった。
今回訪れて、その節お世話になった学芸員の方にお会いすることが出来たのが何より嬉しかった。
この博物館の過去の企画展示や特別講演は「巨大昆虫・微小昆虫」、「家の中のおじゃまむし~あなたの知らない小さな同居人~」、「あなたの知らないカメムシの世界」、「抜け殻コレクション~脱皮で変身する生きものたち~」、「家の中のきらわれ生物~天井裏と床下の百鬼夜行~」などおおっ!見たいと思うものが目白押しだ。建物も館内も立派な作りで素晴らしい!
今年の7月20日からの特別展は「ときめく石きらめく虫」が開催されていたが9月1日今日までだった。
訪れた時に生態展示されていたカブトムシ、クワガタムシの中に久しぶりに見た「ミヤマクワガタ」がいた。
子供の頃は何だかかっこ悪く思い人気がなかったが、今になって子供の頃一番だったノコギリクワガタよりもかっこいいと思う。
だが出逢う機会がなかったのでちょっと興奮した。
博物館の脇には清水の面河川が流れ、川岸を歩くことが出来る。
愛媛を訪れた際は是非、久万高原町の面河山岳博物館に足を運んでいただければと!
2019年8月22日 愛媛県
この博物館は町立の博物館で、石鎚山や面河渓がどのようにできたかという地史やそこにすむ生物、さらに石鎚山の山岳信仰や登山史などを紹介することを目的に設置された四国唯一の博物館だそうだ。
ここは昨年開催された「秋の企画展 モズのはやにえ」で私の写真を数点展示頂いたのだが、遠くて訪れることが出来なかった。
今回訪れて、その節お世話になった学芸員の方にお会いすることが出来たのが何より嬉しかった。
この博物館の過去の企画展示や特別講演は「巨大昆虫・微小昆虫」、「家の中のおじゃまむし~あなたの知らない小さな同居人~」、「あなたの知らないカメムシの世界」、「抜け殻コレクション~脱皮で変身する生きものたち~」、「家の中のきらわれ生物~天井裏と床下の百鬼夜行~」などおおっ!見たいと思うものが目白押しだ。建物も館内も立派な作りで素晴らしい!
今年の7月20日からの特別展は「ときめく石きらめく虫」が開催されていたが9月1日今日までだった。
訪れた時に生態展示されていたカブトムシ、クワガタムシの中に久しぶりに見た「ミヤマクワガタ」がいた。
子供の頃は何だかかっこ悪く思い人気がなかったが、今になって子供の頃一番だったノコギリクワガタよりもかっこいいと思う。
だが出逢う機会がなかったのでちょっと興奮した。
博物館の脇には清水の面河川が流れ、川岸を歩くことが出来る。
愛媛を訪れた際は是非、久万高原町の面河山岳博物館に足を運んでいただければと!
2019年8月22日 愛媛県