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羽化していた ツチイナゴ [バッタ目]

草はらを見渡すとあちこちの葉の上に目立つ蛍光色の黄緑色が目に入る。
「ツチイナゴ」の幼虫たちだ。
もう少し控えめの色合いなら目立たないのだが、目立ちすぎるのは若さゆえか?
幼虫時代も成虫になっても目の下の流れる涙のような青い模様が特徴だ。
ツチイナゴ0912_1.jpg



















別の場所で草の中に何やら白っぽいものがあった。
見ると、羽化中のツチイナゴ。
見つけた時は真下にぶら下がっていたのだが、撮ろうと近寄ると危険を感じたのかぐぐっとお腹に力を入れて反り上がってきた。
ツチイナゴ0915-1_1.jpg



















羽化し始めならこうは出来ないだろうが、時間が経って翅も伸び始めていたので足先もだいぶしっかりしてきたのだろう。葉先をしっかり掴んだ。
幼虫時代は緑の草に紛れるようにきれいな黄緑色だが、成虫は冬枯れの草地で越冬するからか羽化すると褐色の色に変身する。
羽化した時にはまだ緑色だが、しばらくすると褐色に変っていく。
不思議だが理にかなっている。
すごいなぁ!
ツチイナゴ0915-2_1.jpg



















2019年9月12,15日 東京都 バッタ目バッタ科 ツチイナゴ

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