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まるでルビーのようなヨコヅナサシガメ [カメムシ目]

継続観察していたジャヤナギの幼虫越冬の「ヨコヅナサシガメ」がいつのまにか成虫になっていた。
少し前に羽化したのだろう、すでに色が真っ赤から少し黒みを帯びたシックな赤に。
右奥には黒くなった成虫が見られ、下には脱皮殻が。
脱皮したばかりの赤い個体は今までに何度も見てきたが、少し時間が経ったこの色は初めてでまるでルビーのような美しさだった。
ルビーは僕の誕生石でもあるが、実は見たことが無い。
ヨコヅナサシガメ0422-1.JPG



















すっぽりはまったヨコヅナサシガメのお尻の隙間に何やら潜り込み、サシガメは隙間から出てきた。
方向転換してその輩と向き合った。
これは捕食するシーンが見られるのではと輩には申し訳ないがちょっと期待。
ヨコヅナサシガメ0422-2.JPG



















時間をかけて距離を縮めるサシガメ。
こちらもその瞬間を捉えようと万全を期してスタンバイ。
ヨコヅナサシガメ0422-3.JPG



















しかしいくら待ってもそぶりはなく危険を察知したのか輩は逃げて結局そのシーンは見られずじまいに終わった。
めでたしめでたしなのだろう。
ヨコヅナサシガメ0422-4.JPG



















2021年4月22日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ

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ヤツデの葉裏でようやくの再会 [カメムシ目]

冬の観察対象の一つ、ヤツデの葉裏をめくっていると赤いものが目に付いた。
とても小さくて赤いからわかったようなものだ。
赤いダニかとコンデジのマクロズームで撮ってみるとどうやらアブラムシのようだが種まではわからない。
アブラムシ0212.JPG



















何枚かめくってようやくビンゴ!
今シーズン初めて、お目当てのマエムキダマシこと「クロサジホソサジヨコバイ」だ。
黒い眼に赤い口が印象的、なんてこちらはお尻で頭は下なのだ!
だからマエムキダマシ、何度見ても面白い。
クロサジホソサジヨコバイ0212.JPG



















このところ何度も見ている「ヒゲナガサシガメ」の幼虫だが、今日いたのは今まで見たのと比べてもずいぶん小さかった。
ヒゲナガサシガメ0212.JPG





























2021年2月12日 東京都 カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ、サシガメ科 ヒゲナガサシガメ

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ゴンズイノフクレアブラムシ(キスゲフクレアブラムシ) [カメムシ目]

葉が落ちたゴンズイの枝先を見ているとアブラムシがびっしりとついている。
ただ以前よりかなり数が減っていて、鳥たちに食べられて数を減らしているようだ。
恐らくゴンズイノフクレアブラムシと思われ、夏にカンゾウ類に移動するのでキスゲフクレアブラムシとも呼ばれる。
どちらが正式和名かは調べていないのでわからない。
似た種にミツバウツギフクレアブラムシがいるようで同じくゴンズイにつく。
見分けはお尻から出ている角状管という角のようなものが中央で膨らんでいるのがミツバだそうだがそうは見えないのでゴンズイノフクレとした。
ゴンズイノフクレアブラムシ0114-1.JPG



















見ていると翅のある有翅型がいた。
今の時期有翅型がいるんだなぁと写真を撮ったが確か有翅型はオレンジ色だったような。
ゴンズイノフクレアブラムシ0114-2.JPG



















家で写真を拡大してみると、腹部が枝と合着していた。
はて、これはどういう事?何かに寄生されたのか菌類のしわざ?
体の色が薄いのは死んでいて色褪せたのだろうか。
ゴンズイノフクレアブラムシ0114-3.JPG



















2021年1月14日 東京都 カメムシ目アブラムシ科 ゴンズイノフクレアブラムシ(キスゲフクレアブラムシ)

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似て非なる オオクモヘリカメムシとミナミトゲヘリカメムシ [カメムシ目]

冬は成虫越冬しているカメムシの仲間をよく見かける。
重なった葉の裏や樹皮の隙間、家屋の中にも入り込んでいる。
そんなカメムシの中にそっくりさんがいる。
代表的なのはツヤアオカメムシとアオクサカメムシ、ミナミアオカメムシなどだが、ほかにも温暖化の影響で北上しているそっくりさんも。

こちらはよく見られる「オオクモヘリカメムシ」。
hostはネムノキが知られている。
オオクモヘリカメムシ.JPG



















そしてそっくりさんはこの「ミナミトゲヘリカメムシ」だ。
元来南方種でオオクモヘリカメムシと大きさはほとんど同じくらいだが、色が少し褪せ気味なのと胸の棘が鋭くとがるので見分けられる。

hostはシロダモやクスノキなどのクスノキ科と異なるので競合はしないと思われるが、一見そっくりでややこしい。
昨年越冬しているのを見つけてオオクモヘリカメムシと思ったのだが、ミナミトゲと教えていただいて初見だった。
似て非なるもの、その違いを覚えておきたい。
ミナミトゲヘリカメムシ0220-2.JPG



















カメムシ目ヘリカメムシ科 オオクモヘリカメムシ、ミナミトゲヘリカメムシ

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ヘラクヌギカメムシの卵塊 [カメムシ目]

先日歩いていて苔の付いたコナラが目にとまり、キノカワガやコマダラウスバカゲロウの幼虫でもいないかと見ていると幹の割れ目にクヌギカメムシの仲間の卵塊があった。
今シーズン成虫を探していたが、昨年末にコナラで見つけたヘラクヌギカメムシオス1個体のみと寂しい現実。交尾器の形状を確認しヘラに違いなかった。
卵塊も探していてようやく最初の一つだ。
この木もコナラなのでヘラクヌギカメムシの可能性が高いのでお題はヘラクヌギカメムシとした。
成虫も卵塊もこれほどまでに見つからない理由はいったい何なのだろうか?
ヘラクヌギカメムシ0108.JPG



















早春、卵から孵化した小さな幼虫たちは、主食の若葉が芽生えるまでの非常食として母虫が卵の周りにこさえてくれたゼリーを食べて命をつなぐ。
その頃、またこのコナラの卵塊を見に来よう!
クヌギカメムシの仲間.JPG





























2021年1月8日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 ヘラクヌギカメムシ

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どっちが頭だ? ヒゲナガサシガメ幼虫 [カメムシ目]

コロナの感染拡大が止まらず、1都3県に緊急事態宣言が発出された。
自宅は埼玉、職場は都内ということで仕事以外は不要不急の外出は避けている。
明日は健康診断で立川まで行かねばならないが、これは致し方ない。
それよりも前日の午後9時以降は飲み食いはダメということだが、もう8時50分でまだ飯を食べておらず酒を飲んでいる。あと30分しかないが、少し遅れても良いだろう・・・

昨日、あるトイレで今シーズン7種目のフユシャク「シロオビフユシャク」のオスを見つけた。
このトイレは既にLED化されているが、以前よりは少ないものの蛾たちが見られて有蛾たい。
シロオビフユシャク0110.JPG



















冬の観察の楽しみの一つに神経衰弱がある。
エノキの落ち葉ではオオムラサキやゴマダラチョウ。
ヤツデの葉ではこの虫。
いくつものヤツデの葉をめくってきたが、ようやくこの日お目当ての一つが見つかった。
さて、どちらが頭だかわかるだろうか?
ヒゲナガサシガメ0109-1.JPG



















その名は「ヒゲナガサシガメ」の幼虫で、黄色地に赤やオレンジが美しい。
冬季は幼虫でヤツデやアオキなど常緑の葉の裏で見つかる。
一見右側にある黒い2つの点が目だと思いそうだが、これはただの斑で頭は実は左側にある。
冬の葉裏の観察では他にもマエムキダマシと異名をとる虫がいるが、残念ながらまだ出会えていない。
しかしヒゲナガサシガメの幼虫も、まさにマエムキダマシだろう!
ヒゲナガサシガメ0109-2.JPG

















2021年1月9日 東京都 チョウ目シャクガ科 シロオビフユシャク、カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ

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ようやくのクヌギカメムシ [カメムシ目]

林縁の案内板の上に動くものを見つけた。
この秋以降、さんざん探してようやくのクヌギカメムシの仲間だった。
脚は赤く色付いていた。
今日はイブ、ちょっとクリスマスカラーかな。
クヌギカメムシ1224-1.JPG



















クヌギカメムシの仲間には見た目がそっくりのクヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシの3種がいる。
クヌギカメムシはオスメスともに腹部の気門が黒く、他の2種は黒くない。
ヘラとサジのオスは交尾器の形状が異なるので見分けられるが、メスは同定不可。

この個体は見ると気門が黒いのでクヌギカメムシだった。
探していたのはヘラとサジだったので残念・・・。
それでもクヌギカメムシを見られて嬉しい限り。

以前は普通にいたカメムシたちだが、ここ数年すっかり姿が見られなくなっているのはここだけの事だろうか?
クヌギカメムシ1224-2.JPG



















2020年12月24日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ

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鬼か甲冑か、歌舞伎役者か? ウシカメムシの幼虫 [カメムシ目]

今日職場で駐車場のチェーンをかけようとした時に金具の先に何かがいた。
とても小さいので眼鏡をかけてみると「ウシカメムシ」の幼虫だった。
これは久しぶりと思わずGET。
持ち帰って撮ってみた。

ウシカメムシの特徴は前胸の左右に伸びた角で名の由来、成虫になってもこれは変わらずかっこいい。
ウシカメムシ1024-1.JPG



















幼虫の時期は翅が無いのでお腹の模様がよくわかる。
背中から見るとまるで鬼か甲冑か、はたまた歌舞伎役者か!
デビルマンの異名も持つ人気のあるカメムシで、とにかくかっこいいのだ。
ウシカメムシ1024-2_1.jpg



















測ってみると5㎜と小さいうえに、触角をピコピコ動かしながら小股でちょこちょこ動き回る様がとても可愛い。
飼ってみたい気もするが、何を食べるかよくわからないので今日放しに行こう。
成虫越冬のようで、成虫になって無事に越冬できるといいね!
ウシカメムシ1024-3.JPG



















2020年10月24日 東京都 カメムシ目カメムシ科 ウシカメムシ

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ツチカメムシの仲間では最大! ヨコヅナツチカメムシ [カメムシ目]

今日は丘陵ではない都内へあるカメムシを探しに行って来た。
広葉樹林の地面や落ち葉の下で暮らすツチカメムシの仲間で最大の「ヨコヅナツチカメムシ」だ。
ツチカメムシの仲間はツチカメムシをはじめ5~10mmほどの大きさだが、この種は名の通り横綱級。

ムクロジの木の実を好んで吸汁することから、まずムクロジを探す。ムクロジは自然分布では中部地方以西のようだが、関東でも公園や神社などで植栽されている。羽子板の羽の重りに使われている事で知られ、実にサポニンを含むことから石鹸として利用するため昔は井戸の周りなどにも植えられたようだ。
ムクロジ1014.JPG



















先週も以前勤めていた公園にムクロジがあるので探してみたのだが空振り。
改めて今日は別の場所へ。
ムクロジの木の下の地面を探し始めて間もなくターゲットが見つかった。
見えるところにいてくれてラッキーだった。
ヨコヅナツチカメムシ1014-1.JPG



















その場所周りでは他に見つからず、ムクロジの実が落ちるであろう範囲を這いつくばって探していると死骸が見つかった。
おおっ、この辺りいいんじゃないと念入りに周辺の落ち葉を掻きわけると3個体が次々と見つかった。
下の写真は上と同一個体。
ヨコヅナツチカメムシ1014-2.JPG



















全貌を明らかにすべく、白バックで撮ってみた。
体全体は艶のある黒色で触角と脚先がオレンジ色、頭部、前胸背、小楯板の点刻がとてもきれいだ。
ヨコヅナツチカメムシ1014-3.JPG



















測ると頭から翅端まで2cmとやはり大きかった。
艶のある真っ黒な体に棘のある脚はまるでGのようにも見え、残念ながら一般受けはしないだろうな。



ヨコヅナツチカメムシ1014-4.JPG



















2020年10月14日 東京都 ムクロジ目ムクロジ科 ムクロジ、カメムシ目カメムシ科 ヨコヅナツチカメムシ







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南からの侵略者 ヒゲナガヘリカメムシ [カメムシ目]

宮崎県日南市でオオテントウを探していたホウライチクにたくさんいた「ヒゲナガヘリカメムシ」。
元来、南方のカメムシで近年宮崎県まで北上して分布を広げている外来種らしい。
ヒゲナガヘリカメムシ1001-2.JPG



















竹の幹に大小さまざまなステージの幼虫たちが群れていた。
ヘリカメムシの仲間らしく小さい頃はアリ擬態のようだ。
ヒゲナガヘリカメムシ1001-1.JPG



















卵も見つかったが、2列に几帳面に産み付けられ30個以上あった。
これなら数が増えるはず!
彼らの天敵はいないのだろうか?
ヒゲナガヘリカメムシ1001-3.JPG



















2020年10月1日 宮崎県 カメムシ目ヘリカメムシ科 ヒゲナガヘリカメムシ

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