ヨコヅナサシガメの獲物 [カメムシ目]
神社本殿の横にあるサクラの樹皮を見ていると「ヨコヅナサシガメ」がいた。
数枚撮るとゆっくりと動き始めたが、よく見ると何か小さな獲物を捕らえている。

あまりに小さくてよく見えないので撮った写真を拡大してみると、クサカゲロウの仲間の幼虫?
こんなに小さくても少しは腹の足しになるのだろうか・・・

2023年5月10日 埼玉県 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ
数枚撮るとゆっくりと動き始めたが、よく見ると何か小さな獲物を捕らえている。
あまりに小さくてよく見えないので撮った写真を拡大してみると、クサカゲロウの仲間の幼虫?
こんなに小さくても少しは腹の足しになるのだろうか・・・
2023年5月10日 埼玉県 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ
2023-05-12 23:16
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春間近 孵化したクヌギカメムシ [カメムシ目]
昨日、同僚から「クヌギカメムシ」が孵化してますよと教えていただいた。
昨年は久しぶりにクヌギカメムシの当たり年で、年末にはあちこちのクヌギでたくさんの卵塊が見られた。
ただどのクヌギにも産んでいるわけではなく、人気の木がありそこに集中しているようなのが不思議だ。
今日見に行ってみると、いるいる!
卵を包んでいるゼリーに頭を突っ込んで吸っている。

こちらでも。
この時期孵化した子供たちは、母親が卵と共に産んだゼリーを食べて新芽が出るまで命を繋ぐ。
ゼリーには母虫が託した共生細菌も含まれていて、子供たちはこれを摂取することで新芽の汁を消化することが出来るようになるのだ。

よく見る幼虫たちよりさらに明るい黄緑色の小さな幼虫たちがいた。

目がどこにあるのかもわからず一見ダニのようにも見える。
おそらく孵化して間もないのだろう。
下の写真の一番上の個体はまさに孵化して卵塊から出てくるところのようにも見える。
大きさからこれから脱皮して上2枚の写真の幼虫になるのではないだろうか。
クヌギカメムシが孵化するといよいよ春が近い!
今日谷戸を歩くとフキノトウが顔を覗かせニワトコやシュンランの蕾が膨らみカタクリの葉が出て、完璧なウグイスの囀りやニホンアカガエルの卵塊が見られた。
間もなくやって来る春が本当に待ち遠しい!!

2023年2月25日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ
昨年は久しぶりにクヌギカメムシの当たり年で、年末にはあちこちのクヌギでたくさんの卵塊が見られた。
ただどのクヌギにも産んでいるわけではなく、人気の木がありそこに集中しているようなのが不思議だ。
今日見に行ってみると、いるいる!
卵を包んでいるゼリーに頭を突っ込んで吸っている。
こちらでも。
この時期孵化した子供たちは、母親が卵と共に産んだゼリーを食べて新芽が出るまで命を繋ぐ。
ゼリーには母虫が託した共生細菌も含まれていて、子供たちはこれを摂取することで新芽の汁を消化することが出来るようになるのだ。
よく見る幼虫たちよりさらに明るい黄緑色の小さな幼虫たちがいた。
目がどこにあるのかもわからず一見ダニのようにも見える。
おそらく孵化して間もないのだろう。
下の写真の一番上の個体はまさに孵化して卵塊から出てくるところのようにも見える。
大きさからこれから脱皮して上2枚の写真の幼虫になるのではないだろうか。
クヌギカメムシが孵化するといよいよ春が近い!
今日谷戸を歩くとフキノトウが顔を覗かせニワトコやシュンランの蕾が膨らみカタクリの葉が出て、完璧なウグイスの囀りやニホンアカガエルの卵塊が見られた。
間もなくやって来る春が本当に待ち遠しい!!
2023年2月25日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ
2023-02-25 21:45
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越冬中のクモヘリカメムシ [カメムシ目]
林縁でチッチッ♪という声が聞こえじっと目を凝らしていると、アズマネザサにとまっていた「アオジ」のメス。
オスに比べるとやっぱり優しい顔が癒されるなぁ!

1月から数十羽の「カシラダカ」の群れで賑わっていた林だが、先日訪れた時には全く姿が見られず餌を食べつくしてどこかに移動してしまったかと思っていた。
その後再び足を運んでみると、おぉ!。
再び戻ってきていて、一斉に木々の梢に飛びあがった。
枝にたくさんとまった絵も撮ったが、何だかこの写真がいいなぁと思って。
アカシデの冬芽が膨らんできた。

昨日、アラカシでカモドキサシガメの仲間を探していたら、葉と葉の間に緑色のカメムシを見つけた。
以前この近くに越冬中のミナミドゲヘリカメムシがいたのでミナミトゲかと思ったがちょっと違う。

上の葉をそっとめくって見ると、いたのは「クモヘリカメムシ」だった。
夏にはエノコログサやメヒシバの穂で見られるカメムシだ。
こんなところで寒さを凌いでいたとは・・・。
この日もカモドキサシガメの仲間は見つからなかった。

2023年2月5-6日 東京都 スズメ目ホオジロ科 アオジ、カシラダカ、カメムシ目ホソヘリカメムシ科 クモヘリカメムシ
オスに比べるとやっぱり優しい顔が癒されるなぁ!
1月から数十羽の「カシラダカ」の群れで賑わっていた林だが、先日訪れた時には全く姿が見られず餌を食べつくしてどこかに移動してしまったかと思っていた。
その後再び足を運んでみると、おぉ!。
再び戻ってきていて、一斉に木々の梢に飛びあがった。
枝にたくさんとまった絵も撮ったが、何だかこの写真がいいなぁと思って。
アカシデの冬芽が膨らんできた。
昨日、アラカシでカモドキサシガメの仲間を探していたら、葉と葉の間に緑色のカメムシを見つけた。
以前この近くに越冬中のミナミドゲヘリカメムシがいたのでミナミトゲかと思ったがちょっと違う。
上の葉をそっとめくって見ると、いたのは「クモヘリカメムシ」だった。
夏にはエノコログサやメヒシバの穂で見られるカメムシだ。
こんなところで寒さを凌いでいたとは・・・。
この日もカモドキサシガメの仲間は見つからなかった。
2023年2月5-6日 東京都 スズメ目ホオジロ科 アオジ、カシラダカ、カメムシ目ホソヘリカメムシ科 クモヘリカメムシ
2023-02-06 19:54
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越冬コミミズク幼虫 [カメムシ目]
今日は休み、久しぶりに気温が上がるとのことだったので午後からfieldへ。
暖かく越冬チョウが見られるかと思ったが。残念ながら全く見られなかった。
南風が強かったせいだろうか?
コナラの枝先で定点観察している「コミミズク」の幼虫は、まだ同じ場所に留まっていた。
色が濃いのですぐに見つかる!

アラカシなどの葉裏にカモドキサシガメがいないか探して見たが、ヒゲナガサシガメの幼虫さえも見つからなかった。
唯一見つけたのは、「コミミズク」幼虫の脱皮殻。
見付けた時には死骸かと思ったが、撮った写真をよく見ると脱皮殻だった。

フユシャクやキノカワガでもいないかと幹も見て回ったが、見つかったのは「ハラビロカマキリ」の卵鞘だけだった。

2023年2月01日 東京都 カメムシ目ミミズク科 コミミズク、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
暖かく越冬チョウが見られるかと思ったが。残念ながら全く見られなかった。
南風が強かったせいだろうか?
コナラの枝先で定点観察している「コミミズク」の幼虫は、まだ同じ場所に留まっていた。
色が濃いのですぐに見つかる!
アラカシなどの葉裏にカモドキサシガメがいないか探して見たが、ヒゲナガサシガメの幼虫さえも見つからなかった。
唯一見つけたのは、「コミミズク」幼虫の脱皮殻。
見付けた時には死骸かと思ったが、撮った写真をよく見ると脱皮殻だった。
フユシャクやキノカワガでもいないかと幹も見て回ったが、見つかったのは「ハラビロカマキリ」の卵鞘だけだった。
2023年2月01日 東京都 カメムシ目ミミズク科 コミミズク、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
2023-02-01 18:26
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枝先にコミミズクの幼虫 [カメムシ目]
昨日fieldでは、白梅がちらほらと咲き初めていた。
例年紅梅の方が先に開花するのだが、今年は白の方がちょっと早いか。

昨年、「コミミズク」の幼虫たちが多く越冬していたコナラの実生の枝先を探したが、全く見当たらない。
他の木の枝をいくつか探していると、ようやく褐色型の幼虫が1頭見つかった。
この日見つかったのはこの1頭だけで、今年は数が少ないのだろうか?

近くの枝には冬虫夏草があった。
菌に侵された小さなガの仲間だ。
頭部後ろの胸背から突き出た3本の突起はまるで王冠のようだ。

2023年 東京都 バラ目バラ科 ウメ、カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク
例年紅梅の方が先に開花するのだが、今年は白の方がちょっと早いか。
昨年、「コミミズク」の幼虫たちが多く越冬していたコナラの実生の枝先を探したが、全く見当たらない。
他の木の枝をいくつか探していると、ようやく褐色型の幼虫が1頭見つかった。
この日見つかったのはこの1頭だけで、今年は数が少ないのだろうか?
近くの枝には冬虫夏草があった。
菌に侵された小さなガの仲間だ。
頭部後ろの胸背から突き出た3本の突起はまるで王冠のようだ。
2023年 東京都 バラ目バラ科 ウメ、カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク
2023-01-04 19:31
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ヤツデの葉裏のクロスジホソサジヨコバイ [カメムシ目]
冬の虫探し、恒例のヤツデの葉の神経衰弱。
数枚めくって出たのはお馴染みの「クロスジホソサジヨコバイ」。
背中の黒い筋の両側が赤い個体でメスと言われている。
騙されてはいけない!ちなみに頭は上だ。

次に出たのもクロスジホソサジヨコバイだが、背中の黒い筋の両側が黒い。
赤くないのでこれがオスだろうか。
黒いのは今まであまり見たことが無かった。
色が違うので神経衰弱としてはブー!だ。

こちらは翅がまだ小さな幼虫だが、お尻の端に目を模したと思われる黒点が1対ある。
成虫は翅にあるが無い幼虫はお尻にあるのが不思議で興味深い!

ヤツデの葉表にいたエリマキアブと呼ばれる肉食性の「フタスジヒラタアブ」の幼虫。
とまっている場所がなかなか憎らしい!
脇にいる小さなオレンジ色のはヤツデキジラミだろうか?
ヤツデの葉の神経衰弱がまだの方は、是非この冬チャレンジしてみてはいかが?

2022年 12月25日 東京都 カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ、ハエ目ヒラタアブ科 フタスジヒラタアブ
数枚めくって出たのはお馴染みの「クロスジホソサジヨコバイ」。
背中の黒い筋の両側が赤い個体でメスと言われている。
騙されてはいけない!ちなみに頭は上だ。
次に出たのもクロスジホソサジヨコバイだが、背中の黒い筋の両側が黒い。
赤くないのでこれがオスだろうか。
黒いのは今まであまり見たことが無かった。
色が違うので神経衰弱としてはブー!だ。
こちらは翅がまだ小さな幼虫だが、お尻の端に目を模したと思われる黒点が1対ある。
成虫は翅にあるが無い幼虫はお尻にあるのが不思議で興味深い!
ヤツデの葉表にいたエリマキアブと呼ばれる肉食性の「フタスジヒラタアブ」の幼虫。
とまっている場所がなかなか憎らしい!
脇にいる小さなオレンジ色のはヤツデキジラミだろうか?
ヤツデの葉の神経衰弱がまだの方は、是非この冬チャレンジしてみてはいかが?
2022年 12月25日 東京都 カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ、ハエ目ヒラタアブ科 フタスジヒラタアブ
2022-12-27 19:06
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ヤツデの葉裏で クロスジホソサジヨコバイ [カメムシ目]
冬の観察対象の一つ、ヤツデの葉めくり。
昨日いくつもの株の葉をめくっていると、ようやく見つかったのは「ムーアシロホシテントウ」。
今までヤツデの葉裏で見たことが無かったが、今日も見つかったので見落とししていたのかもしれない。

こちらはお目当ての一つの「クロスジホソサジヨコバイ」、別名マエムキダマシと呼ばれるヨコバイの仲間。

背中に黒い筋があり頭が匙のようなヨコバイという事だろう。
別名のマエムキダマシは、翅端の1対の黒斑が目に赤い腹端が口に見える事でそう呼ばれている。
お尻が頭に見えることで外敵がお尻を狙った隙に逃げる一種の擬態と言えるのだろう。
一対の黒斑の両脇には脚のような黒線があり抜かりない!
幼虫に翅は無いがやはり腹部背面に成虫と同じように1対の黒斑があるのも面白い。

2022年12月10日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 ムーアシロホシテントウ、カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ
昨日いくつもの株の葉をめくっていると、ようやく見つかったのは「ムーアシロホシテントウ」。
今までヤツデの葉裏で見たことが無かったが、今日も見つかったので見落とししていたのかもしれない。
こちらはお目当ての一つの「クロスジホソサジヨコバイ」、別名マエムキダマシと呼ばれるヨコバイの仲間。
背中に黒い筋があり頭が匙のようなヨコバイという事だろう。
別名のマエムキダマシは、翅端の1対の黒斑が目に赤い腹端が口に見える事でそう呼ばれている。
お尻が頭に見えることで外敵がお尻を狙った隙に逃げる一種の擬態と言えるのだろう。
一対の黒斑の両脇には脚のような黒線があり抜かりない!
幼虫に翅は無いがやはり腹部背面に成虫と同じように1対の黒斑があるのも面白い。
2022年12月10日 東京都 コウチュウ目テントウムシ科 ムーアシロホシテントウ、カメムシ目ヨコバイ科 クロスジホソサジヨコバイ
2022-12-11 20:14
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ゴンズイノフクレアブラムシとヒラタアブの仲間の幼虫 [カメムシ目]
若いゴンズイの茎にたくさんのアブラムシたちがいた。
「ゴンズイノフクレアブラムシ」だ。
この辺りでは初夏から夏にはノカンゾウやヤブカンゾウなどに付き、秋から春にはゴンズイに寄生植物を変えて生活する、「キスゲフクレアブラムシ」とも言われる。
なので今の時期はこうしてゴンズイにみっしりと付いているのだ。

アブラムシの仲間は初夏から秋はメスのみで単為生殖し卵ではなく子供を産んで子孫を増やすが、秋から冬には翅のあるオスが現れて飛んで分布を広げるとともにメスは産卵して卵で越冬するらしい。
ゴンズイノフクレアブラムシは夏にも秋から冬にも有翅型が出るようだが、オスかメスか両方なのかちょっと調べたがよくわからない。この日もいくつか翅のあるものがいた。

そんなアブラムシたちの群れの中に、平べったいイモムシのような虫がいた。
アブラムシを食べて成長するヒラタアブの仲間の幼虫だろう。

アブラムシにとっては天敵で動きの遅い彼らはなすすべがない。
弱い生き物たちは、そのため数を増やして子孫を繋いでいる。

2022年12月2日 東京都 カメムシ目アブラムシ科 ゴンズイノフクレアブラムシ(キスゲフクレアブラムシ)、ハエ目ヒラタアブ科の一種
「ゴンズイノフクレアブラムシ」だ。
この辺りでは初夏から夏にはノカンゾウやヤブカンゾウなどに付き、秋から春にはゴンズイに寄生植物を変えて生活する、「キスゲフクレアブラムシ」とも言われる。
なので今の時期はこうしてゴンズイにみっしりと付いているのだ。
アブラムシの仲間は初夏から秋はメスのみで単為生殖し卵ではなく子供を産んで子孫を増やすが、秋から冬には翅のあるオスが現れて飛んで分布を広げるとともにメスは産卵して卵で越冬するらしい。
ゴンズイノフクレアブラムシは夏にも秋から冬にも有翅型が出るようだが、オスかメスか両方なのかちょっと調べたがよくわからない。この日もいくつか翅のあるものがいた。
そんなアブラムシたちの群れの中に、平べったいイモムシのような虫がいた。
アブラムシを食べて成長するヒラタアブの仲間の幼虫だろう。
アブラムシにとっては天敵で動きの遅い彼らはなすすべがない。
弱い生き物たちは、そのため数を増やして子孫を繋いでいる。
2022年12月2日 東京都 カメムシ目アブラムシ科 ゴンズイノフクレアブラムシ(キスゲフクレアブラムシ)、ハエ目ヒラタアブ科の一種
2022-12-04 20:40
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クヌギカメムシ 絶賛産卵中! [カメムシ目]
先日、杭の上で脚が赤く色変わりしたクヌギカメムシの仲間のオスを見つけた。
風が強かったので上の枝から落ちてきたのだろう。

クヌギカメムシの仲間には、クヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいる。
クヌギカメムシは気門が黒く、他の2種は黒く無いが交尾器の形状で識別できる。
この個体は気門が黒くないのでヘラかサジ。
交尾器の形状を見て見ると、「ヘラクヌギカメムシ」であった。
真ん中の上に伸びた形状がヘラ状でサジはスプーンのように広がっている。

昨日、クヌギの幹でクヌギカメムシを見つけた。
幹でじっとしているので死んでいるのかと触ったら動いてよく見ると産卵中だった。
あれ、ごめんごめん!

今日、毎年「クヌギカメムシ」が産卵する人気のクヌギの木を見てみた。
するとあちこちでメスが産卵中。

幹をぐるりと見るとあちこちに卵塊がたくさん産み付けられていた。
昨年は卵塊が非常に少なかったのに、今年は豊作のよう!
ただいまクヌギカメムシ絶賛産卵中だ!!
「絶賛〇〇中!」という表現はこういった時にも使えるのか気になって調べてみたら、今では昔の使い方より広義に使われている様で絶賛産卵中というのもありのようだ。

2022年11月17-26日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 ヘラクヌギカメムシ、クヌギカメムシ
風が強かったので上の枝から落ちてきたのだろう。
クヌギカメムシの仲間には、クヌギカメムシ、ヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいる。
クヌギカメムシは気門が黒く、他の2種は黒く無いが交尾器の形状で識別できる。
この個体は気門が黒くないのでヘラかサジ。
交尾器の形状を見て見ると、「ヘラクヌギカメムシ」であった。
真ん中の上に伸びた形状がヘラ状でサジはスプーンのように広がっている。
昨日、クヌギの幹でクヌギカメムシを見つけた。
幹でじっとしているので死んでいるのかと触ったら動いてよく見ると産卵中だった。
あれ、ごめんごめん!
今日、毎年「クヌギカメムシ」が産卵する人気のクヌギの木を見てみた。
するとあちこちでメスが産卵中。
幹をぐるりと見るとあちこちに卵塊がたくさん産み付けられていた。
昨年は卵塊が非常に少なかったのに、今年は豊作のよう!
ただいまクヌギカメムシ絶賛産卵中だ!!
「絶賛〇〇中!」という表現はこういった時にも使えるのか気になって調べてみたら、今では昔の使い方より広義に使われている様で絶賛産卵中というのもありのようだ。
2022年11月17-26日 東京都 カメムシ目クヌギカメムシ科 ヘラクヌギカメムシ、クヌギカメムシ
2022-11-26 20:14
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ダム湖の手すりにツノアオカメムシ [カメムシ目]
朝、ダム湖の展望通路から湖を眺めていたら、手すりの上に美しい景色に黄昏るかのようにカメムシがいた。
朝なので黄昏ているのではなく、ヨシ、今日も一日がんばるぞ!という意気込みだったか?

fieldで見られるアオクチブトカメムシかと思ったが、両側に付き出した角の形がちょっと違うような・・・。
よく似ているが初めて見る山地性の「ツノアオカメムシ」だった。

正面から見ると少しくすんだ黄緑色だが、光の当たり具合で鮮やかな濃い緑色に輝いた。
大型でとても美しカメムシだ。

2022年9月26日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目カメムシ科 ツノアオカメムシ
朝なので黄昏ているのではなく、ヨシ、今日も一日がんばるぞ!という意気込みだったか?
fieldで見られるアオクチブトカメムシかと思ったが、両側に付き出した角の形がちょっと違うような・・・。
よく似ているが初めて見る山地性の「ツノアオカメムシ」だった。
正面から見ると少しくすんだ黄緑色だが、光の当たり具合で鮮やかな濃い緑色に輝いた。
大型でとても美しカメムシだ。
2022年9月26日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目カメムシ科 ツノアオカメムシ
2022-09-26 21:55
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