ギシギシにコガタルリハムシ [コウチュウ目]
既に産んでいた ニホンアカガエル卵塊
今年は2度の降雪があり、アカガエルの産卵も遅れ気味。
なかなか産まないなぁと思っていたら24日に同僚が1卵見つけた。
他を見て回ってもないので、これが今年の第1号。
今日、撮った写真を見ていると、卵塊の周りに崩れてバラバラになった寒天質が広範囲に見つかった。
ということは、既にこの卵塊の前に産んでいたようだ。
ここは毎年早くに産卵するので確認していたのだが、残念ながら見落としていた。
なかなか産まないなぁと思っていたら24日に同僚が1卵見つけた。
他を見て回ってもないので、これが今年の第1号。
今日、撮った写真を見ていると、卵塊の周りに崩れてバラバラになった寒天質が広範囲に見つかった。
ということは、既にこの卵塊の前に産んでいたようだ。
ここは毎年早くに産卵するので確認していたのだが、残念ながら見落としていた。
今晩は台風並みの春の嵐が吹くという。
風は暖かい南風で雨も降るので、これはアカガエルたちの宴の引き金となりそうだ!
2018年2月28日 東京都 無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル
風は暖かい南風で雨も降るので、これはアカガエルたちの宴の引き金となりそうだ!
2018年2月28日 東京都 無尾目アカガエル科 ニホンアカガエル
いよいよフユシャク最終章 早春の2種 [チョウ目]
健康食品? クリオオアブラムシの卵 [カメムシ目]
早春のフユシャクガ ヒロバフユエダシャク [チョウ目]
公園のトイレで今シーズン初めて見つけた「ヒロバフユエダシャク」のオス。
今のメインはシロフフユエダシャクだが、外壁の高所に3個体が止まっていた。
高すぎてよく見られないので、近くに落ちていた長い枝を使って地面に降りてもらった。
フユシャクでは今シーズン15種目だ。
このあたりでは2月中旬から3月に現れるが、温暖化の影響か日本産フユシャクWEB図鑑では近年関東圏では1月下旬から見られるという。
今年は積雪の影響もあり動植物の初認が遅れ気味だが、この種に関しては昨年より一週間早い確認だった。
まぁ、タイミングの問題なので昨年もっと早く出現していたかもしれないが・・・。
2017年2月17日 東京都 チョウ目シャクガ科 ヒロバフユエダシャク
今のメインはシロフフユエダシャクだが、外壁の高所に3個体が止まっていた。
高すぎてよく見られないので、近くに落ちていた長い枝を使って地面に降りてもらった。
フユシャクでは今シーズン15種目だ。
このあたりでは2月中旬から3月に現れるが、温暖化の影響か日本産フユシャクWEB図鑑では近年関東圏では1月下旬から見られるという。
今年は積雪の影響もあり動植物の初認が遅れ気味だが、この種に関しては昨年より一週間早い確認だった。
まぁ、タイミングの問題なので昨年もっと早く出現していたかもしれないが・・・。
2017年2月17日 東京都 チョウ目シャクガ科 ヒロバフユエダシャク
顔を出したアオモンツノカメムシ [カメムシ目]
ラクダムシの幼虫を見つけたヒノキの近くにあったスギの木の根元の樹皮もめくってみた。
幹に張り付いていたのは、ツヅミミノムシと呼ばれるマダラマルハヒロズコガの幼虫の巣。
さて、中に幼虫がいるのか見て見たかったがさすがに可愛そうでそのまま樹皮を戻しておいた。
他の場所も見るとあちこちにツヅミミノムシ。
その一つを見ているとすぐ脇の樹皮の下から、誰だ?寝ているところを起こしやがって!とでもいいたそうに顔を出したカメムシの仲間。
この顔だけでは何カメムシかわからなかった。
そのうちのっそり姿を現したのは「アオモンツノカメムシ」だった。
すぐ上に樹皮にはキイロテントウの姿も。
みんな寒さを凌いでいるところを失礼しました。
間もなく暖かな春がやって来るのでもう少し頑張って!!
この度、ページのサイドバーにメールフォームを設置いたしました。種名や記事内容の間違い、ご意見や問い合わせなどにご利用いただければと思います!
2018年2月20日 埼玉県 チョウ目ヒロズコガ科マダラマルハヒロズコガ、カメムシ目ツノカメムシ科 アオモンツノカメムシ、コウチュウ目テントウムシ科 キイロテントウ
幹に張り付いていたのは、ツヅミミノムシと呼ばれるマダラマルハヒロズコガの幼虫の巣。
さて、中に幼虫がいるのか見て見たかったがさすがに可愛そうでそのまま樹皮を戻しておいた。
他の場所も見るとあちこちにツヅミミノムシ。
その一つを見ているとすぐ脇の樹皮の下から、誰だ?寝ているところを起こしやがって!とでもいいたそうに顔を出したカメムシの仲間。
この顔だけでは何カメムシかわからなかった。
そのうちのっそり姿を現したのは「アオモンツノカメムシ」だった。
すぐ上に樹皮にはキイロテントウの姿も。
みんな寒さを凌いでいるところを失礼しました。
間もなく暖かな春がやって来るのでもう少し頑張って!!
この度、ページのサイドバーにメールフォームを設置いたしました。種名や記事内容の間違い、ご意見や問い合わせなどにご利用いただければと思います!
2018年2月20日 埼玉県 チョウ目ヒロズコガ科マダラマルハヒロズコガ、カメムシ目ツノカメムシ科 アオモンツノカメムシ、コウチュウ目テントウムシ科 キイロテントウ
樹皮下のラクダムシの幼虫 [アミメカゲロウ目]
モズのペリット? [鳥類]
樹上越冬 アカボシゴマダラ幼虫 [チョウ目]
民家の庭の小さなエノキを探してみるといた「アカボシゴマダラ」の幼虫。
下の真ん中の陰になった細い木だ。
高さ1.5mほどの二股で越冬中。
このあたりではほとんどが木を降りて根元の落ち葉の下で越冬するのだが、時折降りずにこのように樹上で越冬する個体がいる。2008年ごろから姿が見られるようになり数年であっという間に数が増えあちこちのエノキの幼木に幼虫が見つかるようになったアカボシだが、今はすっかり落ち着いて探してもなかなか見つからない。
成虫も以前ほどは見かけなくなったと個人的に思う。
こうしてみると背中の突起はエノキの樹皮の突起に、体の緑色は木に付いた苔の色とそっくりだ。
元来ここにはいない生き物だが、人の手で放たれ生息域を広げながら見事に新天地で定着している逞しさには驚いてしまう。
下の真ん中の陰になった細い木だ。
高さ1.5mほどの二股で越冬中。
このあたりではほとんどが木を降りて根元の落ち葉の下で越冬するのだが、時折降りずにこのように樹上で越冬する個体がいる。2008年ごろから姿が見られるようになり数年であっという間に数が増えあちこちのエノキの幼木に幼虫が見つかるようになったアカボシだが、今はすっかり落ち着いて探してもなかなか見つからない。
成虫も以前ほどは見かけなくなったと個人的に思う。
こうしてみると背中の突起はエノキの樹皮の突起に、体の緑色は木に付いた苔の色とそっくりだ。
元来ここにはいない生き物だが、人の手で放たれ生息域を広げながら見事に新天地で定着している逞しさには驚いてしまう。
そんなアカボシゴマダラだが、今年の1月15日環境省から特定外来生物に指定され、外来生物法により飼養、栽培、保管、運搬、放出、輸入、譲渡、販売等の規制の対象となった。
既に特定外来性物に指定された知られた種として、植物ではオオハンゴンソウやアレチウリ、ミズヒマワリなど、哺乳類ではアライグマ、ヌートリア、キョンなど、両生・爬虫類ではカミツキガメ、グリーンアノール、ウシガエルなど、昆虫類ではセイヨウオオマルハナバチ、ヒアリ、ツヤアカスズメバチ、同時に指定されたクビアカツヤカミキリなどだ。
どれも人の手によって日本に来た種であり彼らに罪はないのだが、その存在が在来の種や生態系に影響を及ぼすとなれば放っておくことは出来ない。命の重さを考えると辛いものがあるが、人がもたらした罪には誰もが責任を持たねばなるまい・・・。
2018年2月15日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
どれも人の手によって日本に来た種であり彼らに罪はないのだが、その存在が在来の種や生態系に影響を及ぼすとなれば放っておくことは出来ない。命の重さを考えると辛いものがあるが、人がもたらした罪には誰もが責任を持たねばなるまい・・・。
2018年2月15日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
朽ちた材の中から ボクトウガ幼虫 [チョウ目]
林縁に置かれていた朽ちた材をひっくり返してみると、大きな紫色の目立つイモムシがいた。
およそ5cm近くはあるだろう。
久しぶりに見る「ボクトウガ」の幼虫だった。
この虫についてちょっと調べてみた。
ボクトウガの幼虫はクヌギやコナラに食い入り樹液を出すことで、それに集まってくる虫を自分の開けた穴に引き込み食べるというなかなか戦略的な肉食のようだ。
夏にカブトムシやオオムラサキが集まる昆虫酒場の多くは、この虫がOPENに関わっている可能性が高い。
いわゆる酒場のオーナーなのだ。他にもシロスジカミキリやスズメバチなどもオーナーと思われるのだが・・・。
およそ5cm近くはあるだろう。
久しぶりに見る「ボクトウガ」の幼虫だった。
この虫についてちょっと調べてみた。
ボクトウガの幼虫はクヌギやコナラに食い入り樹液を出すことで、それに集まってくる虫を自分の開けた穴に引き込み食べるというなかなか戦略的な肉食のようだ。
夏にカブトムシやオオムラサキが集まる昆虫酒場の多くは、この虫がOPENに関わっている可能性が高い。
いわゆる酒場のオーナーなのだ。他にもシロスジカミキリやスズメバチなどもオーナーと思われるのだが・・・。
幼虫の餌食になる虫はカブトムシやオオムラサキなどの大きな虫たちではなく、もっと小さなハエや体の柔らかな虫だと言われているが、たまに樹液に訪れたチョウの口吻を咥えて穴に引きずり込もうとする場面も目撃されているので酒場で油断は出来ないようだ。
そんな恐ろしい虫だが、冬は体の周りを糸で綴ってこんなところでじっと春を待っているとは知らなかった。
この日は非常に暖かく、すぐに動き出して朽木の上を這いまわった。
こうしてみるとそのグロテスクさと大顎の様子は、いかにも肉食という存在感だった。
幼虫は何度も見ているが、成虫は一度もお目にかかったことが無い。
是非、見たい蛾の一種だ。
2018年2月15日 東京都 チョウ目ボクトウガ科 ボクトウガ
この日は非常に暖かく、すぐに動き出して朽木の上を這いまわった。
こうしてみるとそのグロテスクさと大顎の様子は、いかにも肉食という存在感だった。
幼虫は何度も見ているが、成虫は一度もお目にかかったことが無い。
是非、見たい蛾の一種だ。
2018年2月15日 東京都 チョウ目ボクトウガ科 ボクトウガ