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石垣の水抜きパイプに営巣したモンスズメバチ [ハチ目]

昨日、複数のスズメバチが飛んでいたので近くに巣があるに違いないと探してみた。
何と橋のたもとの石垣の水抜きパイプに巣を作っていたのにびっくり。
モンスズメバチ0815-1.JPG



















巣の主は「モンスズメバチ」でパイプの口には壁が作られていた。
測っていないがパイプの直径は恐らく10㎝もないと思われるが奥行きはかなり長いのだろう。
この中の巣はいったいどんな状態なのだろうかとても気になる。
出入りしている数から巣はかなりの大きさになっていると思われた。
モンスズメバチは木の洞などに営巣するが、狭い洞もあるだろうからこんなところでも代用できるのか。
モンスズメバチ0815-2.JPG



















昨年、確かこのパイプにはニホンミツバチが営巣していた。
どうしてここがハチたちに人気なのか?
不思議だ。
モンスズメバチ0815-3.JPG



















2022年8月15日 東京都 ハチ目スズメバチ科 モンスズメバチ

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緑色のハバチの幼虫は? [ハチ目]

コロナ禍で立ち入り禁止になっていた皆伐した林が解禁となり、久しぶりに見たコナラやクヌギは遥か見上げるほどにすっかり大きくなっていた。
多くのコナラの木の根元近くにはシロスジカミキリの産卵痕や羽脱痕があった。
そこから染み出た樹液には「ヨツボシケシキスイ」やヨツボシオオキスイたちが集まっていた。
機会があればシロスジカミキリが出てくるところを見たいのだが。
ヨツボシケシキスイ0504.JPG





























越冬していた2匹のリンゴコブガの幼虫はどうしているだろうと、見つけたコナラの幼木を念入りに探したが見つからない。
鳥やクモに食べられたのか、見つけそこなったのか、またもう一度探してみよう。
代わりに奇麗な緑色の体に白いトゲトゲのハバチの仲間と思われる幼虫を見つけた。
ハバチの幼虫0504.JPG



















図鑑やnetで調べたが種はわかなかった。
netでは同種であろうと思われる写真は見つかるものの、どれも不明種と記されていた。
ハバチの幼虫の顔はやはりかわいいなぁ!
ハバチの幼虫0504-1.JPG



















2022年5月4日 東京都 コウチュウ目ケシキスイ科 ヨツボシケシキスイ、ハチ目ハバチ科?

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淡い青緑色が美しい サクラセグロハバチ [ハチ目]

タチヤナギでヤナギハムシを探していて見つけたのは「ムナグロツヤハムシ」だった。
名前の通り胸(前胸背)が黒い個体や体全部が黒、頭部は黒でそれ以外は赤色など個体差がかなりあるようだ。
ハムシハンドブックによると食樹はハンノキ、クワ、イタヤカエデなどとあるが、ヤナギも食べるみたい。
ムナグロツヤハムシ0430.JPG






















サクラ、何ザクラだったか忘れたが、葉裏に小さなハバチの仲間がとまっていた。
サクラセグロハバチ0425-1.JPG






















よく見ると、淡い青緑色がとても奇麗だ。
この色合いのハバチの仲間は色々いるようだが、調べると「サクラセグロハバチ」のようだ。
こちらも名前の通り、幼虫の食樹はサクラ類なのでたぶん間違いないだろう。
小さなハチの仲間もたくさんいるようだが、ミノオキイロヒラタヒメバチと共に好きな種の一つとなった。
サクラセグロハバチ0425-2.JPG



















2022年4月25-30日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ムナグロツヤハムシ、ハチ目ハバチ科 サクラセグロハバチ

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枯れたマツに シラフオナガヒメバチが産卵 [ハチ目]

林縁のヤマツツジが咲くすぐ脇のササの上にとまっていたアゲハの仲間。
クロアゲハ?ジャコウアゲハ? 違うなぁ!
fieldでは稀な「オナガアゲハ」だった。
この15年でちゃんと撮影したのはこれが初めて、それほどここではレアなのだ。
オナガアゲハ0508.JPG



















ボランティアの方々の活動がようやく再開され、閉鎖されていた谷戸の整備をしていただいたおかげで何年ぶりだろうか立ち入ることが出来るようになった。
園路脇のサンショウにはアゲハの終齢幼虫がいた。
アゲハ0508.JPG





























すぐ近くの立ち枯れたマツの幹に数個体のハチがまとわりついていた。
幹を触角で探りながら狙いを定めたようで、1か所にとどまりお尻を高く上げて産卵管を幹に突き刺した。
シラフオナガヒメバチ0508-1.JPG



















このハチはキバチの仲間の幼虫に寄生する「シロフオナガヒメバチ」のようだ。
普段産卵管は鞘に包まれているが、産卵時は写真のように産卵管のみ幹に入っていき入らない鞘は曲がって産卵管が一部で露出するのだ。
さて、この枯れたマツの中には一体何が潜んでいるのだろうか?
シラフオナガヒメバチ0508-2.JPG



















2022年5月8日 東京都 チョウ目アゲハチョウ科 オナガアゲハ、アゲハ(ナミアゲハ)、ハチ目ヒメバチ科 シロフオナガヒメバチ

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葉が落ちた雑木林で スズメバチの巣 [ハチ目]

すっかり葉が落ちた雑木林は見通しが良くなってバードウォッチングに最適だ。
双眼鏡で木々を見ていると見つかるのがスズメバチの大きな巣。

高さ15mほどのコナラの枝の大きな球体は「キイロスズメバチ」の巣だ。
キイロはほとんどこういった高い場所に作る。
葉がある時はまず気付かないが、無くなると良く目立つ。
右上に空いた丸い穴は恐らく鳥があけたものだろう。
キイロスズメバチ1224.JPG



















低いアオキに作ったのは「コガタスズメバチ」。
大きさはキイロには及ばないが、それでもこの巣は大きかった。
ここをよく通っていたがこの日まで巣があることに全く気付かなかった。

この2つの巣のハチたちは既に活動を終えていて中はもぬけの殻だ。
修復する主がいないこの巣は徐々に朽ちていく。
なので次の年にスズメバチがこの巣を利用することは無い。

2つを見つけたのはクリスマスイブ、サンタさんからの贈り物だったか・・・
コガタスズメバチ1224.JPG






















2021年12月24日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キイロスズメバチ、コガタスズメバチ

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クマバチの盗蜜 [ハチ目]

湿地ではツリフネソウの淡い紫色の花が見頃となっていた。
くるんとしたお尻が可愛い!


そんな花には蜜を求めて色々な虫たちがやって来るが、何せ蜜があるのはくるんとしたお尻。

なのでそこまで届く長い口を持つものだけが蜜にありつける。
その代表種はホウジャクの仲間。
こんな長いストローを持っていないとこの花の蜜を吸うことは出来ないのだ。

ホシホウジャク.JPG



















この日花に来ていたのは「クマバチ」だった。
クマバチは齧る口で長いストローは持っていない。

ではどうするのか?

クマバチ0917-1.JPG





















花の正面ではなくお尻の方に顔を向けてとまった。
大きな頭とあごでは到底蜜にはありつけない。
クマバチ0917-2.JPG



















そうそれは反則技とも言える、その顎で蜜のある所を齧って蜜を吸うのだ。
これを盗蜜という。
自分の持っているものを最大限利用して食事にありつく。
大したものだと感心する!
クマバチ0917-3.JPG



















2021年9月17日 東京都 フウロソウ目ツリフネソウ科 ツリフネソウ、チョウ目スズメガ科 ホシホウジャク、ハチ目ミツバチ科 クマバチ(キムネクマバチ)

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キイロスズメバチかと思ったら そっくりさんのジョウザンナガハナアブだった。 [ハチ目]

仕事中車に乗ったら車内のフロントガラスにキイロスズメバチがいた。
いつ入ったのだろうと思いながらよく見ると何だか変だ。
色や大きさはまさにキイロスズメバチだが、顔つき、翅の色、足の長さに違和感が。
これはアブの仲間に違いないと思ったが、今まで見たことが無いので捕獲して調べてみた。
ジョウザンナガハナアブ0529-1.JPG



















キイロスズメバチに似ているものにアカウシアブやマツムラナガハナアブ、スズキナガハアナアブがいるがちょっと違う。ようやくたどり着いたのは「ジョウザンナガハナアブ」だった。
ジョウザンナガハナアブ0529-2.JPG



















いくつかの県ではレッドデータブックに記載され全国的にも希少種と書かれていた。
生態も不明らしい。埼玉県では準絶滅危惧に指定されている。


さすがにじっくり顔を見るといかにもアブだが、虫に詳しくない方ならパッと見て疑いもなくハチだと思うのではなかろうか。
これはなかなかのそっくりさんだった。
ジョウザンナガハナアブ0529-3.JPG



















2021年5月29日 東京都 ハチ目ハナアブ科 ジョウザンナガハナアブ

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キボシアシナガバチの巣作り [ハチ目]

初夏から夏にかけてハチたちの巣作りが盛んになってくる。
公園では野外卓の裏によく営巣し、さすがに人が座った足元にアシナガバチの巣があっては危険なので残念ながら取り除いてしている。
今年もそんな場所に営巣したキアシナガバチ、フタモンアシナガバチ、コガタスズメバチなどの巣を駆除したが、巣のみを取り除いて女王バチは逃がしている。
こんなところに作らずに、もっと人と離れた場所に作ってねと。

イタドリの葉裏で「キボシアシナガバチ」のまだ小さな巣を見つけた。
巣房の奥に卵が見えて女王バチが巣を守っていた。
キボシアシナガバチはアシナガバチの仲間の中でも小さく、コアシナガバチととてもよく似ているが腹部に黄色の横斑がないので区別できる。
巣や蛹部屋の蓋の色が黄色いのでそれでも識別可能だ。
キボシアシナガバチ0516-1.JPG



















見ているとそれぞれの巣房に頭を突っ込んでいた。
アリにも見られるように、卵を舐めてカビなどから守っていると思われる。

アシナガバチやスズメバチたちは、雑木林の生態系の中では様々な虫たちを捕えて幼虫の餌にする事で生き物の増減のバランスを保つ重要な役割を担っている。

人が活動する近くにある昆虫酒場や巣は対応が必要だが、そうでない林内などにスズメバチ駆除のペットボトルをいくつも吊るしているのはいただけない!
目的や効果を良く考えて欲しいものだ。
キボシアシナガバチ0516-2.JPG



















2021年5月16日 東京都 ハチ目スズメバチ科 キボシアシナガバチ

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葉っぱに丸い切り抜き しわざの主はヤマトハキリバチ [ハチ目]

いよいよエゴノキの蕾が目立つようになってきた。
既にミズキは開花し初夏の白い花も終盤だ。
そんなエゴノキを見ていると葉をくるくると巻いた小さなゆりかごがいくつもぶら下がっていた。
おっ、いるなと探してみるといたいた!
「エゴツルクビオトシブミ」のオスだ。
いつもは近づくと警戒してか長い首をすっと立て触角を寝かせてお得意のポーズをとるが、この個体はごく普通だった。
エゴツルクビオトシブミ0428.JPG



















さて、何の木だろうか?
いくつも葉っぱが丸く奇麗に切り取られていた。
こんな葉を見たことが無いだろうか?
ヤマトハキリバチ0428-1.JPG



















今までもよく見掛けてこのしわざの主は誰?と気になっていた。
この日はその主を見たくてしばらくの間待ってみた。
するとブーンと羽音を立ててやって来たのは小さなハチ。
やはり・・・、ハキリバチであることはわかっていたが実際にその場を見るのは初めてだった。
止まるやいなや、すぐに顎で葉を切り始めた。
ヤマトハキリバチ0428-2.JPG



















お尻のオレンジ色の毛(スコパと言うらしい)からこれは「ヤマトハキリバチ」と思われた。
ヤマトハキリバチは地面に穴を掘って切り取った葉を筒状にして穴にいれその中に集めた花粉と卵を産むそうだ。
何という早業!
あっという間に葉を切り取ってそれを持って飛んで行ってしまった。

なのでまた待っていたら少ししてやって来た。
ヤマトハキリバチ0428-3.JPG



















脚も使いながら丸く切り抜く匠の技は素晴らしい!
もちろん切った葉は子孫を残すために使うのだから本能なのだろうが、僕たちが目にする切り取られた葉はまるで芸術作品だ。
葉を切るハチは他にもいるだろうが、この種は今の時期にのみ現れる。
新鮮な作品を見られるのは今だけで、林縁で真新しい作品を見つけたならしばらく待ってみるとひょっとしたら匠の技が見られるかも・・・。
ヤマトハキリバチ0428-4.JPG



















2021年4月28日 東京都 コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ、ハチ目ハキリバチ科 ヤマトハキリバチ

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セイヨウミツバチの分蜂 [ハチ目]

今年に入って我が家では経済非常事態宣言が発出され先月から休みにバイトをしていて、今日も埼玉の山里で調査のお仕事。
奇しくも本日東京都で25日からの緊急事態宣言が発表された。

自然界ではそんなことは我知らず、雑木林ではフジの花が見頃だ。
フジにも関東のノダフジと関西のヤマフジがあるようで、蔓の巻き方向が異なるという。
こんな遠距離でそこまでは見れないが、植栽でなければ地域的には「ノダフジ」なのだろう。
ノダフジ0423.JPG



















そろそろ昼休憩かという時に目の前に何やら黄色っぽいものすごい数のものが飛んで来た。
最初は何だかわからずにとにかくスゴイと見とれていたが、なるほどと納得した。
自分がいた場所にこの群れが飛んで来たら、ちょっと嫌だったなぁと!
セイヨウミツバチ0423-1.JPG



















正体は、分蜂した「セイヨウミツバチ」たちだ。
分蜂とは、巣が大きくなり新たな女王バチが生まれると、元の女王バチが働きバチの半数を連れて出て行って新たな巣を探すこと。
新しい巣が見つかるまでたくさんのハチたちが群れとなって飛んだり、1か所に集まって塊となるので時折TVのニュースで取り上げられたりする。
昼になって休憩時にハチが最も飛んでいる場所に行ってみると、木の枝で塊になっていた。
セイヨウミツバチ0423-2.JPG



















その数恐らく数千匹になるだろう!
近付くととにかく羽音が凄い!!
セイヨウミツバチ0423-3.JPG



















ミツバチたちは元来大人しく、この状態で近づいてもこちらが何もしなければ攻撃してくることは無い。

しばらくして見るとこの塊はなくなっていて、わずかのハチたちが凄いスピードで周りを飛び交っていた。
さて、どこに行ったのか?
無事に新たな営巣場所が見つかれば良いのだが・・・。
セイヨウミツバチ0423-4.JPG



















2021年4月23日 埼玉県(丘陵外) マメ目マメ科 ノダフジ、ハチ目ミツバチ科 セイヨウミツバチ

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