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秋の谷戸を歩いて [季節]

このところよく見かけるベッコウシリアゲこと「ヤマトシリアゲ」。
年2化で初夏に出るものは黒っぽいが夏から秋に出る2日目はべっ甲色からそう呼ばれる。
この日は全てメスで、そろそろ終盤なのだろう。
ヤマトシリアゲ0914.JPG



















日陰の林縁で小さな白い花を咲かせていた「スズメウリ」。
大きなカラスウリに比べて小さいのでスズメウリと呼ばれているとか。
緑色の実が見えるが、熟すると白くなえりほのかに甘い。
スズメウリ0914.JPG





























スズメウリと道を挟んで反対側の湿地のヤナギに絡んだクズの葉に「シュレーゲルアオガエル」の大きな成体がいた。淡い緑で青っぽい体の色が目を惹いた。
シュレーゲルアオガエル0914.JPG





























田んぼの畔に生えていたジュズダマには「クロコノマチョウ」の幼虫。
最初に見つけた葉上の陰の個体は、葉上側に回って見ると体のあちこちが黒くなり頭は動かしていたものの虫の息だった。病気なのかもうそう長くは無さそうだった。
すぐ脇の葉裏にいた同じくらいの大きさの個体は兄弟だろうか?

何が生死を分けたのだろう?
クロコノマチョウ0914.JPG



















小川沿いでは「ツリフネソウ」が見頃となっていた。
ここでは数は少ないが毎年コンスタントに花が見られる。
ツリフネソウ0914.JPG



















草が刈られた草地の生き物に配慮して刈り残されたエリアでは、まさに名前の通り「キンエノコロ」の穂が陽の光を浴びて金色に輝いていた。
この形と色を見ると秋を実感するなぁ!
キンエノコロ0914.JPG





























2022年9月14日 東京都 シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ、ウリ目ウリ科 スズメウリ、無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ、フウロソウ目ツリフネソウ科 ツリフネソウ、イネ目イネ科 キンエノコロ

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ここ数日に記憶に残った虫たち [季節]

今年の夏は不注意による足の指の骨折でfieldにもどこにも行けない不本意な夏であった。
そうでなくても仕事で代り映えはしなかったかもしれないが・・・。

今日で8月も終わり。
これを書いている窓の外からは、アオマツムシやツヅレサセコオロギの声が聞こえてくる。
虫たちの音色と共に月替わりが季節の変わり目を。

暑い日差しを避けてお尻を上げる「マユタテアカネ」の成熟して赤く色付いたオス。
少しでも陽射しの当たる面積を減らしているといわれている。
翅の赤色が美しかった。
マユタテアカネ0823.JPG



















その実が熟して赤く色付いてきたコブシの葉の裏にいた「アカスジキンカメムシ」。
フラッシュを少し当てると鮮やかな緑色が浮かび上がった。
アカスジキンカメムシ0827.JPG



















今日足元から飛び立ったのは、翅に巴の紋がある蛾。
さてハグルマトモエかオスグロトモエかどちらだろう?
ハグルマの方が巴の紋が大きく、紋の外の2本の線が翅の前縁に向かって開いており、オスグロの方は巴の紋が小さく、2本の線は翅の前縁に向かって平行と言われる。
この個体は普段見るものより巴紋が大きいが、2本の線は平行。
2本の線から判断すれば、オスグロトモエということになるのだが・・・
オスグロトモエ0831.JPG



















2022年8月23、27、31日 東京都 トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、カメムシ目キンカメムシ科 アカスジキンカメムシ、チョウ目ヤガ科 オスグロトモエ?

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そろそろ秋の気配が [季節]

8月7日は暦の上で立秋だった。
暑さはまだまだ続いているが、昼のセミに続いて夜はコオロギの声が聞かれるようになってきた。
クリの実も気付いたらまん丸イガイガでとても大きい!
クリ0811.JPG



















fieldの小さな谷戸に以前から1株だけ「アギナシ」があるのだが、増えもせず無くならず。
先日も花を咲かせていてほっと一息。
ここしか知る限り見当たらないので、無くなってしまえば丘陵の東京都側からは絶滅ということになるのかもしれない。と思っていたら、昨年別の谷戸を歩いていて湿地で目に入った特徴のある葉。調べてもらったところやはりアギナシでそこには小さな群落があった。
今年も見るといくつもの大きな株が花を咲かせていて、嬉しい限り!
まぁ、知らないだけでどこか他にも生息場所があるのかもしれないが。
ちなみにアギナシは東京都レッドデータブックでこの地区CR=絶滅危惧ⅠA類と厳しい状況なのだ。
アギナシ0811.JPG



















水辺から離れた林縁でこのところ時折見られる「ミヤマアカネ」。
この日もメスを見つけたが、コンデジで撮った写真がうまくないので、少し前に一眼で撮った写真。
見掛けるのはメスばかりだが、そろそろ赤く色付いたオスも見たいなぁ。
生き物たちを見ていると、季節が秋に。
ミヤマアカネ0802.JPG



















2022年8月12日 東京都 ブナ目ブナ科 クリ、オモダカ目オモダカ科 アギナシ、トンボ目トンボ科 ミヤマアカネ

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この日の虫や花 [季節]

8月4日 Fieldで見つけた虫たち。
小川沿いのヤナギの実生の葉を食い尽くす勢いの「アオドウガネ」たちがいた。
葉を食べるために首を傾げたら真っ赤な色が。
普段見えないところはこんな色をしてたのか!
アオドウガネ0804.JPG



















薄暗い林縁のススキの葉が食われていた。
さてはいるな!と探してみると、いたいたうさ耳の大きな「クロコノマチョウ」の幼虫。
そろそろ蛹になりそうな。
クロコノマチョウ0805.JPG



















広い草地のイネ科の葉上では、Loveryな「ツマグロヒョウモン」のカップル。
さて、どちらがオスでどちらがメスか?
翅表を見ると名前の通りメスは翅先が黒いので一目瞭然だが、翅裏の違いがどうだったか認識が無かった。
調べるとメスの前翅裏に白帯があるが後翅で隠れて見えない。
はて、どちらがどちらか結局わからない・・・ツマグロヒョウモン0805.JPG



















林縁で記憶にある蔓植物の葉を見つけ、見ると小さな花が咲いていた。
花の大きさは5mmほどで裸眼ではほとんど見えないが、こんな感じと写真を撮ったら花は向こうを向きピン甘だった。やはりよく見て撮らないとと反省!
「オオカモメヅル」の花
オオカモメヅル0805.JPG



















2022年8月4日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 アオドウガネ、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ、ツマグロヒョウモン、リンドウ目キョウチクトウ科 オオカモメヅル

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今日は職場へ [季節]

今日は休んでいる職場へ用事があって出掛けた。
出来れば職場周りの草地で鳴いているキリギリスを撮りたいなぁと思っていたが、皆下草で鳴いていて葉上にいないので断念。
例年、ススキの葉にはヤマトコマチグモの巣が見られるが、何故か今年はカバキコマチグモのちまきの様な巣が多くてびっくり。コマチグモの仲間は巣の中で孵化した仔グモに母親自身の体を餌として捧げる事が知られている。
共に毒を持っているので、むやみに巣を開けないように!
カバキコマチグモ卵嚢0723.JPG



















虫を探しているとススキの葉上にとまったハエの仲間が、ブーンと飛び立ち体の周りを飛び交う。
何々?誰々?
ハエ目0723-1.JPG



















足のトゲや口ひげが目立ち特徴的だが、調べてもわからない。
2匹いてテリトリーに入ってきた相手に対して攻撃しているようだった。
過去にも見たことがある気がするが思い出せない。
※昆虫写真家Sさんからギングチバチ科の仲間ではと教えていただき、調べたところ恐らくオオハヤバチだと。
キリギリスの仲間の幼虫を狩る狩りバチで以前に記事にしていました。
ハエ目0723-2.JPG



















オオカマキリの幼虫は翅芽が大きくなりもう終齢だろうか?
1か月半fieldに出られないでいたので、景色も生き物たちもすっかり季節が進んでいて何だかプチ浦島太郎状態だ。
オオカマキリ0723.JPG



















2022年7月23日 東京都 ハチ目ギングチバチ科 オオハヤバチ、クモ目コマチグモ科?フクログモ科?カバキコマチグモ、ハエ目、カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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今日から七十二候の鷹乃学習 [季節]

今日、7月17日から22日頃は二十四節季七十二候の「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)の期間。
梅雨が終わって本格的な夏がやって来る季節の変わり目とされるが、今年は早々に梅雨明けしたにも関わらずその後戻り梅雨などと言われ不安定でスッキリしない天候だ。
ちょうどこの時期はタカの仲間の幼鳥が巣立ちを迎え、飛び方やエサの捕り方などの技を親鳥から学ぶ頃。
タカの仲間にも色々いるが、昔から大きさなどから扱いやすく鷹狩で使われたのがオオタカで鷹乃学習の鷹はこのオオタカではと勝手に想像している。

オオタカ
オオタカ.JPG



















丘陵で個人的に営巣を確認したタカ類はオオタカ、ノスリ、トビで確認はしていないが恐らくツミも営巣していると思われる。
今年も営巣を確認した種がありそろそろ巣立ったか気になっているが確認できずにいる。
近いうちに見に行ってみたい。

ノスリ

ノスリ0701.JPG



















渡りの時期に見られるのがサシバ。
自然豊かな里山の象徴とされており丘陵の谷戸で営巣を期待しているが、孤立した丘陵地であり周囲の環境なども含めサシバの営巣地としては適していないのだろう。

サシバ
サシバ0707.JPG



















2022年7月17日 ※写真はすべて成鳥

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久しぶりに比良の丘へ [季節]

今日も雲が多いものの晴れて暑い夏の日だった。
久しぶりに丘陵北側の比良の丘にいってみた。
丘の中央にある木がシンボルツリーの「ウワミズザクラ」。
丘に寝転がって空を見ていると、それはそれは心地良い!
比良の丘0709.JPG



















ここから見渡す景色はもまた格別だ。
比良の丘0709-1.JPG



















ちょうど草刈りが行われていて、刈られた草の上に「オオカマキリ」の幼虫がいた。
何とか無事刈り払い機から免れたのだろう。
オオカマキリ0709.JPG



















「ショウリョウバッタ」の幼虫もあちこちで見られた。
シバに紛れると動かなければなかなか見つけることは難しい。
ショウリョウバッタ0709.JPG



















ここにはあちこちに「ウマノスズクサ」があり、幼虫がそれを食草とする外来種の「ホソオチョウ」が見られることが知られているが今日は丘の周りでは成虫も幼虫、蛹も見つからずホッとした。
本来いるはずの無い外来種のホソオチョウがここにいるのは明らかに人為的な放蝶で、これを目当てに来る方も後を絶たない。ホソオチョウには申し訳ないが、いなくなってくれることを願っている。
この植物を幼虫が食草とすることで競合する在来種の「ジャコウアゲハ」の幼虫がいくつか見られたのが嬉しかった!
ジャコウアゲハ0709.JPG



















ウマノスズクサの花が咲いていた。
ウマノスズクサ0709.JPG



















2022年7月9日 埼玉県 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ、バッタ目バッタ科 ショウリョウバッタ、コショウ目ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ、チョウ目アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ

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今頃は・・・ [季節]

今日は久しぶりの曇り空で陽射しは無かったが、湿度が高くて蒸し暑かった。
まぁ、一日家のエアコンの効いた部屋にいたのだが・・・。
なので過去に撮った写真から。

真っ白くて大きな「ヤマユリ」。
そろそろ咲き始めているだろうな。
先日のいつものfieldでは、オカトラノオやカンゾウはほとんど咲き終わっていた。
ウバユリ.JPG



















「ネジバナ」ももう終わりかな。
ネジバナには秋に咲くアキザキネジバナがあるので、それを楽しみにしよう。
ネジバナ.JPG





























ススキやオギの葉では「オオトリノフンダマシ」母さん。
今年はまだ見ていない。
オオトリノフンダマシ.JPG



















雑木林の昆虫酒場にも色々な虫が集まってきているんだろう。
カブトムシやクワガタを見たいなぁ!
フクラスズメ.JPG



















2022年7月3日 

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もう 梅雨明け? [季節]

先週土曜日に修理に出したパソコンが今朝戻ってきた。
昨晩、修理完了して発送しました、今回無償ですとのメールが来てビックリ。
依頼した時にはマザーボードの交換になると高額の見積もりだったのだが、ボードを交換して無償とは。
仕事を休んで収入がない今、なんて嬉しい!!

昨日今日とまだ梅雨時にもかかわらず異常な好天と気温の上昇だ。
もう梅雨明けしてもよさそうだが、もう少し様子見なのだろう。
今月一杯は早い怪我の完治を目指して、出来るだけで出歩かないようにエアコンの利いた部屋でじっとしている。

なので昨年の今頃は何を撮っていたのかでblog再開!
意外と早かった・・・。

終齢の「キリギリス」のメスの幼虫。
今年は暑さが増しましなので、もうすでにオスが鳴いているかもしれない。
キリギリス.JPG



















今月中旬には咲き始めていた「オカトラノオ」の花も既に見頃だろう。
7月に入れば時々fieldに出掛けたいなぁ!
オカトラノオ.JPG



















2022年6月25日 撮影2021年6月17.21日 東京都 バッタ目キリギリス科 ヒガシキリギリス、ツツジ目サクラソウ科 オカトラノオ

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独特の形 ブチミャクヨコバイ幼虫 [季節]

この日はヤナギの枝先の樹液に集まるコムラサキを撮ろうと400mmに1.4倍のエクステンダーを付けて臨んだが、残念ながら訪れた時間帯には姿が見られなかった。
しょうがないので、草陰から獲物のコメツキムシを捕まえ食事中の「オオイシアブ」を。
あちこちでこのアブの姿を目にするようになった。
オオイシアブ0601.JPG



















ノアザミに来ていた「ダイミョウセセリ」。
絞り優先モードでISO autoにしていたら3200まで上がっていた。
カメラの高画質高感度、最新の画像エンジンのお陰で、それでもまだ見られる写真だった。

ダイミョウセセリ0601.JPG



















リンゴコブガ幼虫やコミミズク、ミミズク幼虫がいたコナラの実生を探してみたが、共に見つからなかった。
見つかったのは独特の形のヨコバイの仲間「ブチミャクヨコバイ」の幼虫。
幼虫を見るのは初めてで成虫はまだ一度も見ていない。
それにしてもこんな形に進化したのはどんな理由なのだろう・・・?
ブチミャクヨコバイ0601.JPG



















2021年6月1日 東京都 ハエ目ムシヒキアブ科 オオイシアブ、チョウ目セセリチョウ科 ダイミョウセセリ、カメムシ目ヨコバイ科 ブチミャクヨコバイ

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