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シックでかっこいい! セスジスズメ [チョウ目]

目の前に何かが飛んで来てとまった。
何だと見ると「セスジスズメ」だった。
個人的にはスズメガの中でも好きな種。
シャープなシルエットと地味だが秀逸なデザインがいつ見てもかっこいい!
初令の時はカラフルで終齢になるとグロテスクな幼虫はヤブガラシやノブドウでよく見られるが、成虫に出会ったのは久しぶりだ。
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2017年7月31日 東京都 チョウ目スズメガ科 セスジスズメ

カナブンも色とりどりで美しい! [コウチュウ目]

今年は、樹液の出ている木があちこちで目に付く。

様々な虫たちが集まるので楽しめるのだが、ここ数年樹液を出したコナラが幹からフラス(木屑)を出して立ち枯れるものが多く非常に心配している。

そんな人の心配をよそに虫たちは樹液酒場に集る。
いつの時代も子供たちに人気のカブトムシやクワガタムシは夜行性なのでなかなか昼にお目にかかれないが、昼の主役はカナブンたち。
銅色、緑色、黒色とカラフルだ。
銅色は「カナブン」。緑色もここではカナブン。アオカナブンという種がいるが、山地性で狭山丘陵ではまずお目にかかれない。緑色の輝き、体の細さや後ろ脚の付け根で同定するが、今までにfieldで見たことはない。
黒色はそのまま「クロカナブン」。東京都では絶滅危惧種だが、それほど少ないとは感じない。カナブンより遅れて発生するのでこれから見る機会が増えるだろう。
子供たちからは、フン!カナブンか と一蹴されるが、なかなかどうして地味だがその輝きや、樹液を巡って争う姿は見ていても飽きることは無く楽しいものだ!
樹液酒場0728_1.jpg






















2017年7月28日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科カナブン、クロカナブン

クモの糸、いやいや膜? [クモ目]

草の上に白いものが張り巡らされていた。
一見クモの糸と思われる。
クモの糸0728-1_1.jpg



















今までにも同様の物やそこにいるとても小さなクモを確認して調べたが、種がわからないでいる。
今回の物はなかなか広い範囲にわたっていた。
細い糸を紡いで薄い布のように仕上げてあった。
クモの糸0728-2_1.jpg



















こちらの部分は少し厚くて、まるでテントかタープを張ったようだ。
昨日から見られるようで、昨日は小さなクモがたくさんいたとの事だが今日は探せど見つからなかった。
さて、これは何のためのもの?獲物を狩るため?住まい?
作ったクモも目的も謎である!
ご存知の方がいらっしゃったらご教示願いたい。
クモの糸0728-3_1.jpg



















2017年7月28日 東京都 






















樹液の下では悲惨な光景が・・・ [自然]

クワガタやオオムラサキを探してコナラやクヌギの樹液が出ている木を回っていると、足元に目が釘付けになった。
そこにいたのは昼間はなかなかお目にかかれない「ミヤマカミキリ」、しかしそれは無残な姿だった。
腹部が無く小さなアリたちが集まっていた。
ミヤマカミキリ0721-1_1.jpg



















辺りには別の個体も。
こんな姿になってもまだ生きていて、脚や触角が動いていた。
頭の前で合わせた動く脚がまるでお経を唱えているように見えるのは私が人間だからかだろう。
ミヤマカミキリ0721_1.jpg



















すぐそばには「モンスズメバチ」の亡骸があり緑色の輝きが美しいハエがやって来ていた。
カミキリムシの中でも大きなミヤマカミキリや毒針を持つスズメバチをも手にかけるものとは・・・。
恐らくカラスに違いない。
アオバズクの仕業も否定は出来ないが、ここで鳴き声を聞いたことが無いので可能性は薄いか。
モンスズメバチ0721_1.jpg



















別のコナラの下では腹部を失った「カブトムシ」のメスが蠢いていた。
体をなくしても動いているのにはちょっとゾンビ的で怖い感がある。

今の時期モンスズメバチはよく見かけるが、普段なかなか見られない虫たちとこんな形で出逢うことは少なからずショックだ。
自然界の厳しさを改めて感じながらも、その現場を犯人を一度は見てみたい。
カブトムシ0721_1.jpg



















2017年7月21日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ミヤマカミキリ、コガネムシ科カブトムシ、ハチ目スズメバチ科 モンスズメバチ

今年のオオムラサキは [チョウ目]

ここ数年、「オオムラサキ」を見ることが出来なかった。
毎年どうだろうと期待するが、総数として多く無いことに加えて年によって個体数の増減があるように思われる。

そんな中、今年6月23日にオスを初見。
この夏はなかなか見に行くタイミングが無く、およそ1か月後に例年姿が見られるコナラを見に行った。
10mほどの高さの樹液にたくさんのオオムラサキたちが集まっていた。
最も多い時には8頭、時期的に多くがメスだった。
オオムラサキ0721-2_1.jpg



















別の場所のコナラにも2頭がやって来ていた。
ここも高く陽の当たらない場所で、なかなか思うように撮ることは出来なかった。
まぁ、1回きりでそんなに都合がよいことはないだろう。
オオムラサキ0721-1_1.jpg



















ほぼ目の前の高さの樹液にメスが1頭がやって来た。
その羽音は久しぶりに聞く迫力だった。

周りには邪魔する者もおらず全く翅を開かない。
暗い林内で仕方なく少しストロボを焚いた。
翅裏は表翅のように派手ではないが、地味ながらも淡い緑色の輝きが美しかった。
今年はここ数年では、個体数が多いと思う。

オオムラサキの季節もあと僅かだろうなぁ。
オオムラサキ0721-3_1.jpg



















2017年7月21日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ

遅れて産卵も無事孵化 エサキモンキツノカメムシ [カメムシ目]

小川のほとりを見ていると、花の終わったドクダミの葉にホタルがいた。
ヘイケかとカメラを向けたものの何か微妙に違うような・・・。
よく見るとハチの「アカスジチュウレンジ」だった。
それにしてもよく似ていて紛らわしい!
アカスジチュウレンジ0721_1.jpg



















ミズキの葉裏の「エサキモンキツノカメムシ」の卵のほとんどは先月末に孵化していたが、この母虫を今月中旬見つけた時にはまだ卵を抱いていた。

この日見ると、一月遅れてようやくほとんどの卵が孵化していた。
人の頭位の高さで風が直接当たる非常に厳しい場所だったが、無事役割を果たせたようだ。
赤い目と背中のオレンジ色が愛らしい。
これからは子供たち自身の力で生き抜いていかなければならない。
頑張れ!
エサキモンキツノカメムシ0721_1.jpg



















2017年7月21日 東京都 ハチ目ミフシハバチ科 アカスジチュウレンジ、カメムシ目ツノカメムシ科 エサキモンキツノカメムシ

大顎が立派なノコギリクワガタ [コウチュウ目]

毎年、「ノコギリクワガタ」が見られる湿地脇のヤナギをずっと見てきたが、今まで見つからず。
先日ようやく、それもカップルで見つかった。
メスはオスに隠れて見えないが、オスと比較してもなかなかの大きさ。
累々この木で世代を繋いでいるのだろう。
ノコギリクワガタ0721-1_1.jpg



















オスの大顎は立派な水牛だった。
この木で以前小さな顎のノコギリクワガタを見つけた。大顎の大きさは幼虫時代の栄養状態も一因するようだ。
この日見つけたのは、あの小さな顎のオスの子孫かも知れない。

関西に住んでいた小学生の頃、友達とJRに乗って宝塚のさらに奥、武田尾というところにクワガタ採りに出かけていた。
植栽されたクリの木がたくさんあってそこではコクワにミヤマ、そしてノコギリクワガタが採れたが、このような大きな顎を持つノコギリクワガタは水牛と呼ばれ大変人気があった。

当時、ミヤマクワガタは頭部の形や毛深い事から子供たちには人気が無かった。
今では個人的にミヤマの方が魅力的なのだが、ここでは見られず名の通り深山に行かなければ出逢えないようだ。
ノコギリクワガタ0721-2_1.jpg



















2017年7月21日 東京都 コウチュウ目クワガタ科 ノコギリクワガタ

ハチか?アブだろう・・・なんとハエだった オオハチモドキバエ [ハエ目]

足元でヒグラシがひっくり返ってばたついていた。
拾い上げると翅がボロボロのメス。ボロボロの理由はわからないが、可愛そうで脇のコナラにとまらせた。

ふと横を見ると、ハチのような虫が幹にとまっていた。

ファインダーをのぞくとハチではなく、ハチに擬態した見たことのないアブだと思った。

オオハチモドキバエ0721-1_1.jpg



















調べるとびっくりアブではなく、ハエだった。
名前もそのまま「オオハチモドキバエ」のメス。
確かにこの色合いはムモンホソアシナガバチあたりにそっくり。
似た種にフトハチモドキバエがいるが脚が黒く、体や翅も黒い部分が多いそうで本種とした。
ハチに似せて身を守るものはカミキリムシやガ、アブなど色々いるが、ハエの中にもいるとは驚いた。
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2017年7月21日 東京都 ハエ目デガシラバエ科 オオハチモドキバエ

これから そろそろ ミヤマアカネとチャバネセセリ [季節]

湿地脇で鮮やかさを際立たせていた「ヤブカンゾウ」。
少し旬を過ぎた花が一重のノカンゾウに対してゴージャスな印象。
ノカンゾウが種子やランナーで増えるのに対して、ヤブカンゾウは3倍体のため結実せずにランナーでのみ増えるようだ。
fieldではノカンゾウの方が多く見られるのは、この違いからなのだろうか?
花の美しさが憂いを忘れさせてくれる事から、共に忘れ草(ワスレグサ)と呼ばれている。
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草はらに足を踏み入れると舞い上がったのは未成熟のオスの「ミヤマアカネ」だった。
先週くらいから見掛けていたが撮るのは初めて。
これから体全体、今白い縁紋も赤く色付いてくるだろう。

ミヤマアカネ0715_1.jpg



















一方、葉上で見掛けたセセリチョウ。

翅の鱗粉が取れていたが、かろうじて薄く見える白い斑から「チャバネセセリ」だとわかった。
年に数化するのでミヤマアカネほど長生きは出来ないだろう。
無事、その役割を全うしただろうか?
チャバネセセリ0715_1.jpg



















2017年7月15日 東京都
キジカクシ目ススキノキ科 ヤブカンゾウ、トンボ目トンボ科 ミヤマアカネ、チョウ目セセリチョウ科 チャバネセセリ

今年初認 チャイロスズメバチ [ハチ目]

午前中は晴れていたものの午後から雷鳴が轟き、やがて激しい雨となった。
都心ではヒョウが降ったようだが、こちらはそこまでではなかった。
久しぶりの雨に田んぼも生き物たちにも恵みの雨になっただろう。

晴れていた午前中、ますます数が増して賑やかだった「ニイニイゼミ」。
このあたりではハルゼミに続いて2番手だが、既にヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミの鳴き声も聞かれ、まだ鳴き声を聞いていないのはクマゼミとツクツクボウシ。クマゼミは稀なので聞かれるかどうか。
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また、見かけた「ノコギリカミキリ」のメス。
今年は遭遇する機会が多い。識別点を確認したところどうやらニセノコギリカミキリではないようだ。
ノコギリカミキリ0718.JPG






















コナラの窪みの樹液に頭を突っ込んでいたのは今年初認の「チャイロスズメバチ」。
狂暴なキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取って羽化してきたワーカーたちを奴隷として搾取する興味深い生態を持ったスズメバチだ。
すぐそばまでカメラを寄せてもお構いなしで樹液に夢中だった。
取り巻きはクロヒカゲだが、近付けずチャイロスズメバチがいなくなるのを待っているようだった。
チャイロスズメバチ0718.JPG






















2017年7月18日 東京都
カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、コウチュウ目カミキリムシ科ノコギリカミキリ、ハチ目スズメバチ科チャイロスズメバチ、チョウ目タテハチョウ科クロヒカゲ