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カナブンも色とりどりで美しい! [コウチュウ目]

今年は、樹液の出ている木があちこちで目に付く。

様々な虫たちが集まるので楽しめるのだが、ここ数年樹液を出したコナラが幹からフラス(木屑)を出して立ち枯れるものが多く非常に心配している。

そんな人の心配をよそに虫たちは樹液酒場に集る。
いつの時代も子供たちに人気のカブトムシやクワガタムシは夜行性なのでなかなか昼にお目にかかれないが、昼の主役はカナブンたち。
銅色、緑色、黒色とカラフルだ。
銅色は「カナブン」。緑色もここではカナブン。アオカナブンという種がいるが、山地性で狭山丘陵ではまずお目にかかれない。緑色の輝き、体の細さや後ろ脚の付け根で同定するが、今までにfieldで見たことはない。
黒色はそのまま「クロカナブン」。東京都では絶滅危惧種だが、それほど少ないとは感じない。カナブンより遅れて発生するのでこれから見る機会が増えるだろう。
子供たちからは、フン!カナブンか と一蹴されるが、なかなかどうして地味だがその輝きや、樹液を巡って争う姿は見ていても飽きることは無く楽しいものだ!
樹液酒場0728_1.jpg






















2017年7月28日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科カナブン、クロカナブン