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樹上から落ちた? ニホントビナナフシ [ナナフシ目]

田んぼの畔の高さ5mほどに伸びたクワのてっぺんから糸でテントを張っていたのは「クワゴマダラヒトリ」の幼虫たち。秋が深まり冬が近づくと地面に降りてそこでまた寒さから身を守るテントを張るのだろう。

クワゴマダラヒトリ0926.JPG





























ハヤシノウマオイがいたすぐ近くでオギの葉に登っていた「ニホントビナナフシ」を見つけた。
ニホントビナナフシ0926-1.JPG



















本来は樹上性で、この日は風が強く上のコナラから落ちてしまったのだろう。
エイリアンのような顔は何度見ても怖い!
ニホントビナナフシ0926-2.JPG



















2023年9月26日 東京都 チョウ目ヒトリガ科 クワゴマダラヒトリ、ナナフシ目ナナフシ科 ニホントビナナフシ

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トゲナナフシの擬態 [ナナフシ目]

先日紹介した「トゲナナフシ」だが、見つけたのが石垣で実際に林縁の地面にいたならどんな感じかと撮ってみた。
なるほど、トゲナナフシの事を考えずここを歩くとまずこんな虫がいることは想像もつかないだろう。
先日中脚と後脚の付け根の白い部分が気になったが、こうしてみるとそれは枯れ枝に付着した菌類を模しているように思えた。
トゲナナフシ0912-1.JPG



















体にあるトゲトゲは捕食者が食べにくいようになのか、それとも棘のある枝に擬態しているのか?
こんな鋭い棘を持つ植物で思いつくのは、この辺りではハリエンジュかカラスザンショウかはたまたウコギの仲間あたりか。
トゲナナフシ0912-2.JPG



















ナナフシの仲間は、通常前脚を体に沿わせて伸ばして枝に擬態している。
伸ばした時に両側に膨らんだ頭が邪魔になり体に沿って真っすぐには伸ばせないので、頭に添うように前肢の付け根付近が湾曲した形をしている。
この時はそのポーズをとってはくれなかったが、そうなればますます見つけることは至難の業だろう!
トゲナナフシ0912-3.JPG



















2021年9月12日 東京都 ナナフシ目ナナフシ科 トゲナナフシ

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長年探していたトゲナナフシ ようやく見つかる! [ナナフシ目]

狭山丘陵のfieldで虫を撮り始めてもう14年、その間1度は見たいなぁと探し続けている虫たちがいくつかいる。
そんな中の1種が「トゲナナフシ」だった。
擬態の名手のナナフシの仲間で太い体に棘がいくつもありその姿が非常に興味深かった。
南方種で関東では神奈川などでは比較的よく見られるようだが東京都での記録は少ない。

今日過去に目撃情報のあった場所を歩いていて、偶然石垣にとまっているトゲナナフシを見つけた。
石垣上のササの茂る林縁から降りてきたと思われる。
トゲナナフシ0829.JPG



















職場の同僚が昨年11月と今年の7月に別の場所で見つけていたのだが、自身では初めてだった。
先の2個体はまだ小さく幼虫だったが、今回のは大きさが72㎜あり成虫。
何かにやられたのか左の前、後ろ脚が欠損しているのが残念だ。
コンデジしかなかったため持ち帰った。
トゲナナフシ0829-1.JPG



















じっくり見ると太い体に小さな鋭い棘が並んでいてなかなかかっこいい!
中脚と後ろ脚の付け根の白い部分は両側にあるので模様のようだ。
トゲナナフシ0829-2.JPG



















この色と体では林内では紛れてまず見つけることは出来なかっただろう。
石垣の上でラッキーだった。
トゲナナフシ0829-3.JPG



















葉などを食べる草食だが、その口は非常にグロテスクでまるでエイリアンを彷彿させる。

最近の研究で鳥に食べられたナナフシの一部の卵は無傷で排出されて孵化することが明らかになり、このことで移動分散や分布拡大している可能性があることが提唱された。
神戸大学理学研究科研究ニュース 



トゲナナフシの卵も無傷で排出されたのが確認されているので、ひょっとしたらここのトゲナナフシも鳥によって持ち込まれたのかもしれない・・・。
トゲナナフシ0829-4.JPG



















2021年8月29日 東京都 ナナフシ目ナナフシ科 トゲナナフシ

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ナナフシモドキのこども [ナナフシ目]

タチヤナギでヤナギハムシを探していた時に幹に動く小さな虫を見つけた。
止まっては体を前後に揺らしている動作はおとなと同じ「ナナフシモドキ」のこどもだった。
ナナフシモドキ0408-1.JPG



















体の大きさは1cmほどだろうか。
たまに見つけるがとにかく小さくて、撮ってもいつもブレブレの量産だ。
この日はまだましで見られるものが撮れた。
ナナフシモドキ0408-2.JPG



















細い枝のような体に長い脚はまさに枝に擬態しているのだろう。

知り合いにこの虫がどうしてもダメだという女性がいる。

実物を見るのはもちろんの事、写真を見るのも嫌でその名を言わないでとまで凄い形相で言う。
えらい嫌われたものだとナナフシモドキに同情してしまうが、まぁ好き嫌いは人それぞれだから・・・。
こどもでも顔を見るとおとなと同じ、エイリアンぽいのはちょっとグロテスクかな。

残念ながらお目当てのヤナギハムシは見つからなかった。
ナナフシモドキ0408-3.JPG



















2021年4月8日 東京都 ナナフシ目ナナフシ科 ナナフシモドキ

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ナナフシモドキのオス~埼玉県北本自然観察センター [ナナフシ目]

2015年6月25日北本自然観察公園内でナナフシモドキのオスが見つかったと連絡をいただき、なかなか見に行けなかったのだが一生見れないかもしれないと今日行ってきた。

ナナフシモドキは、ほとんどがメスで単為生殖で繁殖している。
オスの発見は埼玉県で例がなく、国内でも10例程度と珍品なのだ。
見つかったオスは公園内の自然観察センター内で飼育展示されているということ、何せ捕獲から1か月も経っているのでまだ生きているか心配だった。
が受付横の水槽の中で観察することが出来た。
写真的には葉の上にいてくれればよかったのだが、水槽にへばりついていた。

メスとの違いは、①体が細く足が長い、②体の横に黄緑色の側線がある、③触角が長い、④腹端が膨らんでいるなどだそうで
確認してみた。
確かに見るとよく見かけるメスに比べ体全体の印象は細い。
ナナフシモドキオス0801_1.jpg


















顔は変わらないが体の側線は目立つ。
ナナフシモドキオス0801-1_1.jpg


















触角が長い。
ナナフシモドキオス0801-2_1.jpg



























腹端も膨らんでいる。よく見ると何か緑色の袋のようなものを出し入れしていた。
発見されたスタッフの方に聞いて見ると、血液の可能性もあるとのこと。
ヘモグロビンがないので昆虫の血液はこういった色のものが多いそうだ。
ナナフシモドキオス0801-3_1.jpg


















参考までにメスはこんな感じ。
めったに見られない虫だけに、見る価値は十分にあると思う。
お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
ナナフシモドキメス_1.jpg


















2015年8月1日 埼玉県
ナナフシ目ナナフシ科 ナナフシモドキ   CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ

巨大なナナフシ ツダナナフシ [ナナフシ目]

伊丹市昆虫館の生態展示で見た「ツダナナフシ」。
何より太くでかい!
ツダナナフシ1217.JPG




















八重山諸島から台湾、東南アジアにかけて分布しているようで、こちらで見られるナナフシモドキやニホントビナナフシなどに比べるとすごい貫禄だ。
南国の虫らしく色も緑、黄、青、ピンクとカラフル。
ちょっとエビっぽい。
特別に見せていただいた。
ツダナナフシ1217-1.JPG




















触ると首のあたりから白色の液体を四方八方に飛ばした。
わかってはいたものの、実際に手につくと ひぇ~ とビビった。
外敵から身を守るためだそうだが、触るとミントのよい香りがした。
匂いを嗅ぐ以前に、こんな液体が飛んでくるのにびっくりしてしまう。
毒液とも言われているが、手についたくらいでは何ともなさそうだが、目に入ったらちょっと心配だな。
ツダナナフシ1217-2.JPG




















2014年12月17日 兵庫県
ナナフシ目ナナフシ科 ツダナナフシ RICOH WG-4


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