大きなウスバカミキリ [コウチュウ目]
雨ばかりだった長い梅雨がようやく明けるであろうとの天気予報で午後から晴れ間がのぞいた。
久しぶりの厳しい日差しに汗がしたたり落ちた。
今日で7月も終わり、短い夏になるのだろうか?
太いジャヤナギの幹を見ていると大きなカミキリムシがいた。
先日紹介したミヤマカミキリかと一瞬思ったが、色が濃くて首のしわが無いので「ウスバカミキリ」。
ここで見られるカミキリムシの中ではシロスジカミキリ、ミヤマカミキリと並んで最大級の大きさだ。
メスで6㎝ほどはあるBIGサイズ。
夜行性のため昼間のfieldではなかなか見つけることが出来ない。
出会うためには夜に探しに来るか、手っ取り早いのは夜のコンビニの灯り巡りだろうがなかなか腰が重い。
シロスジカミキリも見たくなったので、梅雨が明けたら夜回りをしてみようかな。
2020年7月31日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ウスバカミキリ
久しぶりの厳しい日差しに汗がしたたり落ちた。
今日で7月も終わり、短い夏になるのだろうか?
太いジャヤナギの幹を見ていると大きなカミキリムシがいた。
先日紹介したミヤマカミキリかと一瞬思ったが、色が濃くて首のしわが無いので「ウスバカミキリ」。
ここで見られるカミキリムシの中ではシロスジカミキリ、ミヤマカミキリと並んで最大級の大きさだ。
メスで6㎝ほどはあるBIGサイズ。
夜行性のため昼間のfieldではなかなか見つけることが出来ない。
出会うためには夜に探しに来るか、手っ取り早いのは夜のコンビニの灯り巡りだろうがなかなか腰が重い。
シロスジカミキリも見たくなったので、梅雨が明けたら夜回りをしてみようかな。
2020年7月31日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ウスバカミキリ
2020-07-31 22:44
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赤く色付いたウスバキトンボのオス [トンボ目]
今年はコロナの影響で休耕している田んぼの上を行ったり来たり飛んでいる赤く色付いたトンボがいた。
中にはオスメスが連結して打水産卵しているものもいくつか見られた。
ここで見られる赤とんぼの仲間でアキアカネやナツアカネなどはまだ成熟していない時期で、先日赤く成熟したマユタテアカネのオスを見掛けたがそれよりは大きい。
恐らく「ウスバキトンボ」だろうと思ったが、飛んでいるのを目で追っているだけでは確信が持てなかったので捕まえてみた。
ほとんど模様の無い胸や後翅の広さなどから成熟したウスバキトンボのオスだった。
顔を見ると複眼が真っ赤で額もオレンジ色に。
腹部背面の模様も赤く色付いていた。
ちなみに赤とんぼと呼ばれるのはトンボ科アカネ属のトンボのみで、このウスバキトンボ(ウスバキトンボ属)やショウジョウトンボ(ショウジョウトンボ属)などは赤とんぼとは呼ばれない。
ウスバキトンボは南から北へ片道切符の旅をするが、ここで育ったトンボはやはり北へ向かうのだろうか?
2020年7月26日 東京都 トンボ目トンボ科 ウスバキトンボ
中にはオスメスが連結して打水産卵しているものもいくつか見られた。
ここで見られる赤とんぼの仲間でアキアカネやナツアカネなどはまだ成熟していない時期で、先日赤く成熟したマユタテアカネのオスを見掛けたがそれよりは大きい。
恐らく「ウスバキトンボ」だろうと思ったが、飛んでいるのを目で追っているだけでは確信が持てなかったので捕まえてみた。
ほとんど模様の無い胸や後翅の広さなどから成熟したウスバキトンボのオスだった。
顔を見ると複眼が真っ赤で額もオレンジ色に。
腹部背面の模様も赤く色付いていた。
ちなみに赤とんぼと呼ばれるのはトンボ科アカネ属のトンボのみで、このウスバキトンボ(ウスバキトンボ属)やショウジョウトンボ(ショウジョウトンボ属)などは赤とんぼとは呼ばれない。
ウスバキトンボは南から北へ片道切符の旅をするが、ここで育ったトンボはやはり北へ向かうのだろうか?
2020年7月26日 東京都 トンボ目トンボ科 ウスバキトンボ
2020-07-30 19:28
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昆虫写真家 森上信夫さんの「オオカマキリと同伴出勤」のご紹介 [本]
昆虫写真家 森上信夫さんの新刊「オオカマキリと同伴出勤」が昨日29日築地書館から発刊されましたのでご紹介。
今回の本の名前から、図鑑ではないなと思ったがさて、いったいどんな内容なのだろう?
ご本人のblog「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」ではカラーグラビアもある兼業昆虫写真家の自伝エッセイ集など詳しいことが紹介されている。
写真はもちろんの事、文章にも定評がある森上さんのエッセイは楽しめること間違いなし!
今回の本の名前から、図鑑ではないなと思ったがさて、いったいどんな内容なのだろう?
ご本人のblog「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」ではカラーグラビアもある兼業昆虫写真家の自伝エッセイ集など詳しいことが紹介されている。
写真はもちろんの事、文章にも定評がある森上さんのエッセイは楽しめること間違いなし!
2020-07-30 17:35
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昆虫酒場のオーナー? ボクトウガ [チョウ目]
数年オープンしていた昆虫酒場の一つが、ここにきてとうとう店じまいしてしまった。
初夏には様々なお客さんが訪れていたが、店じまいと共に屋台骨もダメになって共倒れだ。
雨が降りしきる場末のような、そんなお店にお客さんがいた。
これは見たことのない客だなぁと数枚姿を撮影した。
帰って調べたところ、何とこれが初めて見る「ボクトウガ」のメスだった。
ボクトウガといえば、幼虫はコナラやクヌギなどブナ科をはじめ様々な木の樹皮下に潜ることで樹液を出させてそこに集まる虫たちを食べる肉食性だ。
カブクワや多くの虫たちが恩恵にあずかる、いわば、昆虫酒場のオーナーともいえるだろう。
もちろんオーナーは他にもシロスジカミキリやスズメバチなどもいるのだが。
昆虫酒場ではよく幼虫の姿を見掛けることがあったが、今まで成虫には1度も出会えないでいた。
出会っていたかもしれないが、こんなに地味で幼虫の大きさと比較すると以外に小柄なのでスルーしていたのかもしれない。
ラスボスのようなオーナー、閉店したお店をわざわざ見に来たのだろうか?
6月クヌギの酒場で見つけたオーナーだ。
2020年6月20日、7月10日 東京都 チョウ目ボクトウガ科 ボクトウガ
初夏には様々なお客さんが訪れていたが、店じまいと共に屋台骨もダメになって共倒れだ。
雨が降りしきる場末のような、そんなお店にお客さんがいた。
これは見たことのない客だなぁと数枚姿を撮影した。
帰って調べたところ、何とこれが初めて見る「ボクトウガ」のメスだった。
ボクトウガといえば、幼虫はコナラやクヌギなどブナ科をはじめ様々な木の樹皮下に潜ることで樹液を出させてそこに集まる虫たちを食べる肉食性だ。
カブクワや多くの虫たちが恩恵にあずかる、いわば、昆虫酒場のオーナーともいえるだろう。
もちろんオーナーは他にもシロスジカミキリやスズメバチなどもいるのだが。
昆虫酒場ではよく幼虫の姿を見掛けることがあったが、今まで成虫には1度も出会えないでいた。
出会っていたかもしれないが、こんなに地味で幼虫の大きさと比較すると以外に小柄なのでスルーしていたのかもしれない。
ラスボスのようなオーナー、閉店したお店をわざわざ見に来たのだろうか?
6月クヌギの酒場で見つけたオーナーだ。
2020年6月20日、7月10日 東京都 チョウ目ボクトウガ科 ボクトウガ
2020-07-27 20:14
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首のしわのような模様がスゴイ ミヤマカミキリ
昨日の朝、仕事へ行く途中に丘陵の峠のコンビニへ立ち寄った。
窓ガラスに大きな影2つ。
影の主は今年初見の「ミヤマカミキリ」だった。
大きいほうを持ち帰って家でじっくり撮ってみた。
大きさを測るのを忘れたが、とにかく大きくて迫力満点。
太い触角、顔もいかつく大顎もすごい!
撮影後ケースに入れる時に不覚にも噛まれてしまい、あまりもの痛さに声をあげたほど。
ミヤマカミキリ特徴の首の部分のしわ模様。
こんなによく見たのは初めてだった。
2020年7月25日 埼玉県 コウチュウ目カミキリムシ科 ミヤマカミキリ
窓ガラスに大きな影2つ。
影の主は今年初見の「ミヤマカミキリ」だった。
大きいほうを持ち帰って家でじっくり撮ってみた。
大きさを測るのを忘れたが、とにかく大きくて迫力満点。
太い触角、顔もいかつく大顎もすごい!
撮影後ケースに入れる時に不覚にも噛まれてしまい、あまりもの痛さに声をあげたほど。
ミヤマカミキリ特徴の首の部分のしわ模様。
こんなによく見たのは初めてだった。
2020年7月25日 埼玉県 コウチュウ目カミキリムシ科 ミヤマカミキリ
2020-07-26 21:19
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イヌゴマにキアゲハ [チョウ目]
湿地で咲いていたヌマトラノオの花も終わりに近くなり代わって「ニガクサ」が咲き始めた。
この花の蕾にはカメムシの仲間のヒゲブトグンバイが寄生してニガクサツボミフクレフシという虫こぶを作り開花しないことが多いのだが、今のところいい感じに花を咲かせている。
花には「キオビツチバチ」のメスがやって来ていた。
ここでは同じシソ科で似た「イヌゴマ」もあってこちらも開花していた。
よく見ると花も葉も異なるので違いは明白だが、毎年あれどっちだっけ?と・・・。
日陰になった場所で咲いていたイヌゴマには「キアゲハ」がいた。
蜜を吸っているのかと思ったが、どうやら休息中だったようだ。
田んぼや湿地周りにはキアゲハの幼虫の食草となるセリやノダケが生えていて、ナミアゲハより圧倒的に見る機会が多い。
と書いていると大きな花火の音が聞こえてきた。
花火といえば毎年西武園遊園地の花火の音が聞こえてくる頃だが、今年は中止と発表されている。
メットライフドームでは西武戦が行われているがまだ7回。
はて、ならばどこだろう?
窓の外からは子供たちの喜ぶ声が楽しそうだ。
2020年7月19日 東京都 シソ目シソ科 ニガクサ、イヌゴマ、チョウ目アゲハチョウ科 キアゲハ
この花の蕾にはカメムシの仲間のヒゲブトグンバイが寄生してニガクサツボミフクレフシという虫こぶを作り開花しないことが多いのだが、今のところいい感じに花を咲かせている。
花には「キオビツチバチ」のメスがやって来ていた。
ここでは同じシソ科で似た「イヌゴマ」もあってこちらも開花していた。
よく見ると花も葉も異なるので違いは明白だが、毎年あれどっちだっけ?と・・・。
日陰になった場所で咲いていたイヌゴマには「キアゲハ」がいた。
蜜を吸っているのかと思ったが、どうやら休息中だったようだ。
田んぼや湿地周りにはキアゲハの幼虫の食草となるセリやノダケが生えていて、ナミアゲハより圧倒的に見る機会が多い。
と書いていると大きな花火の音が聞こえてきた。
花火といえば毎年西武園遊園地の花火の音が聞こえてくる頃だが、今年は中止と発表されている。
メットライフドームでは西武戦が行われているがまだ7回。
はて、ならばどこだろう?
窓の外からは子供たちの喜ぶ声が楽しそうだ。
2020年7月19日 東京都 シソ目シソ科 ニガクサ、イヌゴマ、チョウ目アゲハチョウ科 キアゲハ
2020-07-25 20:10
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雨の昆虫酒場で [自然]
雨の昆虫酒場にふらりと立ち寄ってみた。
最初は小さなヤナギのレストラン。
入口にたまたまいたのは「ニイニイゼミ」。
お客はノコギリクワガタのオスとカナブンだけだった。
2件目の大きなクヌギのレストランにはオオムラサキがやって来ていた。
低い場所で普段はここで姿を見たことが無いが、雨で人も来ないからだろうか。
近付いてもよっぽどうまいのか、空腹だったのか全く動じないのでじっくりと食事シーンを見ることが出来た。
2020年7月21日 東京都 カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ、コガネムシ科 カナブン、チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ
最初は小さなヤナギのレストラン。
入口にたまたまいたのは「ニイニイゼミ」。
お客はノコギリクワガタのオスとカナブンだけだった。
2件目の大きなクヌギのレストランにはオオムラサキがやって来ていた。
低い場所で普段はここで姿を見たことが無いが、雨で人も来ないからだろうか。
近付いてもよっぽどうまいのか、空腹だったのか全く動じないのでじっくりと食事シーンを見ることが出来た。
2020年7月21日 東京都 カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ、コガネムシ科 カナブン、チョウ目タテハチョウ科 オオムラサキ
2020-07-24 22:21
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ヤケヤスデの交尾 [多足類]
梅雨の長雨で湿度が高くジトっとした日が長らく続いている。
入梅してからずっと仕事で長靴を履いていたら、数日前から両足の甲が何やら痒いので見たらあせもが出来ていた。あせもなどいつ以来だろう・・・。
こんな季節を喜んでいる?ものもいる。
職場のバックヤードの木製ベンチの座面周りに10匹近い「ヤケヤスデ」が這いまわっていた。
最も身近なヤスデの1種だが、普段こんな光景は見られないのでこの時期ならではだろう。
ヤスデは脚が多く見た目が気持ち悪いだとか刺激を受けると嫌な臭いを出すので嫌われがちだが、土壌の有機物や落ち葉などの腐植質、菌類などを食べて土に還元する重要な役割を果たしている。
見ていると2匹が重なり合っていた。
何をしているのだろうとよく見てみると、上に乗った個体が下の個体の頭を抱え込んでいるようだ。
交尾か?と思ったが今までヤスデの交尾を見たことが無いのでよくわからない。
調べてみるとヤスデの交尾器は頭に近い腹部にあり抱き合ってオスはメスに精包を渡すそうだ。
確かに、下のメスの脚が上のオスの脚の間から見えている事から上半身が抱き合った状態になっているようだ。
普段はヤスデかと見過ごしているが、じっくり見ると今まで知らなかった色々なことがわかって面白い!
足元には大きな顎を持つ「アギトアリ」がいた。
南方種で関東では数か所でしか確認されていない。
ここから500mほど離れたある1か所のみで存在が確認されていたが、その場所を中心に年々生息範囲を広げている。そもそも、なぜここにいるのかはわかっていない。
2020年7月6日 東京都 オビヤスデ目ヤケヤスデ科 ヤケヤスデ、ハチ目アリ科 アギトアリ
入梅してからずっと仕事で長靴を履いていたら、数日前から両足の甲が何やら痒いので見たらあせもが出来ていた。あせもなどいつ以来だろう・・・。
こんな季節を喜んでいる?ものもいる。
職場のバックヤードの木製ベンチの座面周りに10匹近い「ヤケヤスデ」が這いまわっていた。
最も身近なヤスデの1種だが、普段こんな光景は見られないのでこの時期ならではだろう。
ヤスデは脚が多く見た目が気持ち悪いだとか刺激を受けると嫌な臭いを出すので嫌われがちだが、土壌の有機物や落ち葉などの腐植質、菌類などを食べて土に還元する重要な役割を果たしている。
見ていると2匹が重なり合っていた。
何をしているのだろうとよく見てみると、上に乗った個体が下の個体の頭を抱え込んでいるようだ。
交尾か?と思ったが今までヤスデの交尾を見たことが無いのでよくわからない。
調べてみるとヤスデの交尾器は頭に近い腹部にあり抱き合ってオスはメスに精包を渡すそうだ。
確かに、下のメスの脚が上のオスの脚の間から見えている事から上半身が抱き合った状態になっているようだ。
普段はヤスデかと見過ごしているが、じっくり見ると今まで知らなかった色々なことがわかって面白い!
足元には大きな顎を持つ「アギトアリ」がいた。
南方種で関東では数か所でしか確認されていない。
ここから500mほど離れたある1か所のみで存在が確認されていたが、その場所を中心に年々生息範囲を広げている。そもそも、なぜここにいるのかはわかっていない。
2020年7月6日 東京都 オビヤスデ目ヤケヤスデ科 ヤケヤスデ、ハチ目アリ科 アギトアリ
2020-07-23 17:51
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赤い飾り糸のゲホウグモの卵嚢 [クモ目]
1週間ほど前、アズマネザサの葉の裏で久しぶりに真新しいと思われる「ゲホウグモ」の卵嚢を見つけた。
卵嚢はクモの種類によって様々で、このクモのものの特徴は卵を包んでいる白い糸の上を色の付いた飾り糸(正式な名称があるのかもしれないが)で覆っている点だ。
今回のものは赤い飾り糸で5月に見たのものは黄色だった。
親蜘蛛を探したが、残念ながら今回もその姿を見ることは出来なかった。
2020年7月14日 東京都 クモ目 コガネグモ科 ゲホウグモ
卵嚢はクモの種類によって様々で、このクモのものの特徴は卵を包んでいる白い糸の上を色の付いた飾り糸(正式な名称があるのかもしれないが)で覆っている点だ。
今回のものは赤い飾り糸で5月に見たのものは黄色だった。
親蜘蛛を探したが、残念ながら今回もその姿を見ることは出来なかった。
2020年7月14日 東京都 クモ目 コガネグモ科 ゲホウグモ
2020-07-22 17:32
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カニの爪のようなサンコタケ [菌類]
キノコといえば柄の上に傘がある形を想像するが、先のカエンタケをはじめ様々な形状をしたものがある。
チップを敷いた道の脇にオレンジ色でまさにカニの爪のようなキノコがいくつも生えていた。
同じものを角度を変えて撮った写真をみると、3本の腕が先で繋がっているのがよくわかる。
こんな形をしているがこれもキノコの仲間で、夏から秋に発生し3~6本の腕を持つ「サンコタケ」。
サンコとは密教で修法に用い煩悩を打ち破る象徴としての法具の事でこの腕の形が似ていることから名付けられたようだ。
本来はこの腕の内側にグレバという胞子を含んだ黒褐色の粘液が付着していて、悪臭を放ち虫などを呼び寄せて胞子を運んでもらうのだが、雨でグレバは流れてしまったようだ。
こちらの個体の腕は4本あった。
カニの爪に似たサンコタケだが別種にカニノツメという名のキノコがありどちらもよく似ている。
カニノツメは秋に発生するので今の時期見られるのはサンコタケだと思われるが、秋だとよく見ないと間違えてしまいそうだ。
それにしてもキノコにも色々な形や色があって面白い。
2020年7月17日 東京都 スッポンタケ目アカカゴタケ科 サンコタケ
チップを敷いた道の脇にオレンジ色でまさにカニの爪のようなキノコがいくつも生えていた。
同じものを角度を変えて撮った写真をみると、3本の腕が先で繋がっているのがよくわかる。
こんな形をしているがこれもキノコの仲間で、夏から秋に発生し3~6本の腕を持つ「サンコタケ」。
サンコとは密教で修法に用い煩悩を打ち破る象徴としての法具の事でこの腕の形が似ていることから名付けられたようだ。
本来はこの腕の内側にグレバという胞子を含んだ黒褐色の粘液が付着していて、悪臭を放ち虫などを呼び寄せて胞子を運んでもらうのだが、雨でグレバは流れてしまったようだ。
こちらの個体の腕は4本あった。
カニの爪に似たサンコタケだが別種にカニノツメという名のキノコがありどちらもよく似ている。
カニノツメは秋に発生するので今の時期見られるのはサンコタケだと思われるが、秋だとよく見ないと間違えてしまいそうだ。
それにしてもキノコにも色々な形や色があって面白い。
2020年7月17日 東京都 スッポンタケ目アカカゴタケ科 サンコタケ
2020-07-22 00:20
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