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赤く色付いたウスバキトンボのオス [トンボ目]

今年はコロナの影響で休耕している田んぼの上を行ったり来たり飛んでいる赤く色付いたトンボがいた。
中にはオスメスが連結して打水産卵しているものもいくつか見られた。

ここで見られる赤とんぼの仲間でアキアカネやナツアカネなどはまだ成熟していない時期で、先日赤く成熟したマユタテアカネのオスを見掛けたがそれよりは大きい。
恐らく「ウスバキトンボ」だろうと思ったが、飛んでいるのを目で追っているだけでは確信が持てなかったので捕まえてみた。
ほとんど模様の無い胸や後翅の広さなどから成熟したウスバキトンボのオスだった。
ウスバキトンボ0726-1_1.jpg



















顔を見ると複眼が真っ赤で額もオレンジ色に。
ウスバキトンボ0726-2_1.jpg



















腹部背面の模様も赤く色付いていた。
ちなみに赤とんぼと呼ばれるのはトンボ科アカネ属のトンボのみで、このウスバキトンボ(ウスバキトンボ属)やショウジョウトンボ(ショウジョウトンボ属)などは赤とんぼとは呼ばれない。

ウスバキトンボは南から北へ片道切符の旅をするが、ここで育ったトンボはやはり北へ向かうのだろうか?
ウスバキトンボ0726-3_1.jpg



















2020年7月26日 東京都 トンボ目トンボ科 ウスバキトンボ

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昆虫写真家 森上信夫さんの「オオカマキリと同伴出勤」のご紹介 [本]

昆虫写真家 森上信夫さんの新刊「オオカマキリと同伴出勤」が昨日29日築地書館から発刊されましたのでご紹介。

今回の本の名前から、図鑑ではないなと思ったがさて、いったいどんな内容なのだろう?
ご本人のblog「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」ではカラーグラビアもある兼業昆虫写真家の自伝エッセイ集など詳しいことが紹介されている。
写真はもちろんの事、文章にも定評がある森上さんのエッセイは楽しめること間違いなし!

オオカマキリと同伴出勤.JPG






























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