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いよいよハラビロトンボ [トンボ目]

湿地を歩くと浅い水辺に鮮やかな青色のイトトンボたちが産卵していた。
越冬していた「ホソミイトトンボ」たちは越冬を終えると褐色の体を青色に変えて春先から水辺に集まって産卵する。初夏に羽化する夏型と秋に羽化する越冬型がいる。
元来関東以西に分布していた種だが生息域を北へ拡大している。
調べてみるとfieldで初めて撮影したのは2015年だが見つけられなかっただけでそれ以前からいたと思われる。
近年は見る機会が増え数が増しているのは間違いない。
ホソミイトトンボ0426.jpg



















別の湿地に黒いトンボ。
東京都では絶滅危惧種の「ハラビロトンボ」のオス。
成熟すると胸は黒く腹部は青白い粉を吹くので、この個体は成熟途上だろう。
ハラビロトンボ0426 (3).jpg



















羽化して間もない個体は翅がキラキラ。
ハラビロトンボ0426 (2).jpg



















オスもメスも額のメタリックブルーが美しい。
ハラビロトンボは年1化、これから数が増して夏頃まで見られる。
ハラビロトンボ0426-2.jpg



















2024年4月26日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ、トンボ科 ハラビロトンボ 

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