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僅かな光に [自然]

アキアカネを探して田んぼに行ってみると、タイミングよく空が明るくなってきた。
クズの葉の上では翅の傷んだ「ヒカゲチョウ」が開翅していた。
ヒカゲチョウ0628_1.jpg



















「ヤマトシジミ」も田んぼ脇の草地のシロツメクサを飛び回って翅を開いて蜜を吸っている様子。
ヤマトシジミ0628_1.jpg



















「イチモンジセセリ」もシロツメクサの葉上でまったり。
イチモンジセセリ0628_1.jpg



















スジグロシロチョウ「モンシロチョウ」はオギにとまって微動だにせず。
近寄っても全く逃げない。
※Oさんからご指摘をいただき訂正いたしました。ありがとうございました。
スジグロシロチョウ0628_1.jpg





























少しするとまた雲が完全に太陽を隠してしまうと、今までいたアキアカネやチョウたちはすっかり姿を消してしまった。
みんないったいどこに行ったのだろうか?
探せど見つからない。
唯一姿を見せていたのは「マメコガネ」。
暗くなりシャッタースピードが手持ちでは厳しかったので、ISOを4000まで上げたがまぁこのサイズなら何とか見られるかな。
どのサイズならどこまでISOを上げても許容できるか、確認しておきたいものだ。
マメコガネ0628_1.jpg





























2016年6月28日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ヒカゲチョウ
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ
チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ
チョウ目シロチョウ科 スジグロシロチョウモンシロチョウ
コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM  


里山で一服、避暑前のアキアカネ [トンボ目]

今月に入って草地でアキアカネを見るようになったが、このところ数が増えてきた。
雨が上がっていたので、田植えの終わった田んぼに行ってみた。
田んぼ0628_1.jpg



















小川沿いのあちこちでオレンジ色のノカンゾウが開花していた。
ノカンゾウ0628_1.jpg



















田んぼ横の低い草にたくさんのアキアカネを見つけた。
イネや脇のオギなどには全く見られないのが不思議。
アキアカネ0628-1_1.jpg



















ここの田んぼは冬場水を抜いており、田植えに向けて水を入れた時期を考えるとアキアカネが生育できる状況ではない。
今いるものたちはどこか別の場所で羽化してここにやって来たに違いない。
夏場に高い山で過ごすため、長い旅をする体力を養っているのだろう。
今いるアキアカネたちは山梨、長野、群馬、栃木 いったいどこの山に向かうのか?
とても興味があるのだが、知る由も無い・・・。
アキアカネ0628-2_1.jpg





























2016年6月28日 東京都
キジカクシ目ススキノキ科 ノカンゾウ
トンボ目トンボ科 アキアカネ        CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM 

ギシギシにカラフルないもむし ハグロハバチ [ハチ目]

田んぼ周りを歩いていると、ギシギシの葉が穴だらけになっていた。
犯人を捜していると、葉裏にいたのは「ハグロハバチ」の幼虫。
頭の付近のオレンジ色のものは寄生バエかハチの卵かと思ったが、写真を拡大したところ脚がありちょっとびっくり。
ハグロハバチ0628-1_1.jpg



















近くでは茎から葉に乗り移ろうとするものがいた。
青みがかった背面と綺麗な黄色の腹部に側面に規則正しく並ぶ黒斑が美しい。
ハグロハバチ0628-2_1.jpg





























無事乗り移り成功しこちらをチラッ。
ん~、この顔には癒される。
ハグロハバチ0628-3_1.jpg





























皆そこそこの大きさなので終齢だろうか?
成虫は真っ黒い小さなハチ、今まで見掛けていたかもしれないが気付いていないのかもしれない。
ハグロハバチ0628-4_1.jpg



















2016年6月28日 東京都
ハチ目ハバチ科 ハグロハバチ                    CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM 


生きた姿になかなか出会えない オオミズアオ [チョウ目]

キイトトンボのいる湿地脇で見つけた草をかき分け伸びてきた仲睦まじいきのこ。
梅雨に入って色々なきのこがにょきにょきと出てきている。
きのこ0622_1.jpg



















湿地では対照的な水に浮かんだ「オオミズアオ」。
鳥にでもやられたのだろうか?
今年は死んだ個体ばかりを目にして生きた個体には1回出会っただけ。
蛾の仲間では1、2を争う美麗種だが、やはり敵の眼にも付きやすいのだろうか?
オオミズアオ0622_1.jpg



















2016年6月22日 東京都
チョウ目ヤママユガ科 オオミズアオ
             CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM 

巣はどうした? フタモンアシナガバチ [ハチ目]

擬木柵にアシナガバチが集まっていた。
全部で6頭ほど。
周りが草刈りされているようなのでひょっとしたら近くにあった巣が壊されたのかもしれない。
上のハチが最も大きかったが女王だろうか?
フタモンアシナガバチ0622.JPG



















腹部の一対の黄色い班から「フタモンアシナガバチ」と思われる。
大きな複眼と面構えがかっこいい!
また、新たな巣を作るのかな。
フタモンアシナガバチ0622-1.JPG



















2016年6月22日 東京都
ハチ目スズメバチ科 フタモンアシナガバチ             CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

まだまだ小さなショウリョウバッタたち [バッタ目]

湿地脇の草はらで草の陰からこちらを見る視線に気付いた。
葉影から覗いていたのは・・・・。
ショウリョウバッタ0622-2_1_1.jpg





























ねずみ男?
いえいえ、「ショウリョウバッタ」の幼虫だった。
まだ、2cmにも満たない小さな小さなこども。
大人になるとオスは5cm弱でキチキチと音を立てて軽やかに飛んでいく。
メスは10cm弱にもなる日本で最大級のバッタだ。

この仲間たち、なぜか撮ろうとするとよくウンチをする。
この個体も例に漏れずウンチをし落ちてくれればいいのだが、たいがいしたところに留まる。
しょうがないので、ウンチを外した構図に。
ショウリョウバッタ0622-3_1.jpg




















隣には褐色の個体。
生まれた時から色は決まっているようで、途中で変わることはない。
緑の草の中で目立つ褐色のバッタがうまい餌だと敵から集中して狙われても、緑色は残る。
周りの草が何らかの理由で枯れると緑のバッタは目立つが褐色のものは目立たない。
これも進化の過程で得た生き残りへの知恵なのだろう。
ショウリョウバッタ0622-1_1.jpg



















すぐ隣では、変な姿勢でとまっていたカノコガ。
案の定、「コハナグモ」の餌食となっていた。
小さなバッタたちもこの例外ではない。
どれだけが生き残って大人になれるだろうか?
コハナグモ0622_1.jpg



















2016年6月22日 東京都
バッタ目バッタ科 ショウリョウバッタ
チョウ目ヒトリガ科 カノコガ
クモ目カニグモ科 コハナグモ
                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


絶滅危惧種 キイトトンボ [トンボ目]

梅雨の悪天候が続いているが、雨が止んでいたのでそろそろかと湿地に様子を見に行った。
周囲を歩くとふわりと飛び立つ黄色いイトトンボ。
今日のお目当ての「キイトトンボ」だ。
キイトトンボ0622-1_1.jpg



















丈の高い草ではなく、みな地面に近い草にとまっていて見つけにくい。
発生初期と思われ、その多くが腹部付根に副性器があり腹部端背面に黒斑があるオスが目立つ。
キイトトンボ0622-3_1.jpg



















数は少ないがメスも見つかった。
キイトトンボは東京都のレッドリストでは北多摩で絶滅危惧ⅠA類、西多摩では絶滅危惧ⅠB類と高いランクに指定されているが、ここでは例年発生が確認されており今年も見ることが出来てほっとした。
これからさらにたくさん見られるだろうと楽しみだ!
キイトトンボ0622-2_1.jpg



















2016年6月22日 東京都
トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ                   CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

丘陵で初めて見る ヒメジャノメ [チョウ目]

6月の初め、狭山丘陵の普段あまり訪れないfieldの林縁でジャノメチョウの仲間を見つけた。
いつものfieldで見られるのはコジャノメだが、一見翅の模様が何か違う。
ヒメジャノメ0605-1_1_1.jpg





















もしやと飛ばれないように撮っておいた。
撮った写真を見ると思った通りコジャノメではなく「ヒメジャノメ」だった。
狭山丘陵は東西11km、南北4km、様々な環境がある。
ヒメジャノメもいるとは聞いていたが、10年近く歩いてきて見たのは初めてだった。
ヒメジャノメ0605-2_1_1.jpg






















それぞれの生息場所はコジャノメが森林性、ヒメジャノメが草原性。
今回確認したのは草地が広がる脇の林縁部、両者の生息域だった。

翅裏の模様の違いは微妙だが、ヒメジャノメの翅裏の中央の白線は黄みがかり線も眼状紋も中央寄り、コジャノメは紫色を帯びて線も眼状紋も僅か縁寄り。
並べてみればわかり易い。

まだまだ見ていない虫たちが多いなぁとその奥深さを実感した。
コジャノメ_1.jpg




















2016年6月5日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ヒメジャノメ、コジャノメ           CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


雑木林にヒカゲチョウ [チョウ目]

このところ休日天候が不安定でなかなかfieldに出られない、というより出る気が起らない。
林縁や林内の樹液で初夏一番に見られたコジャノメや次に出てきたクロヒカゲ、サトキマダラヒカゲは数が減り、代わって多く見られるようになった「ヒカゲチョウ」。
数の減った3種もまだ見られるが翅が擦れたものが多く、綺麗な個体ほぼヒカゲチョウだ。
種によって出現期が微妙に異なるのが面白い。
これらは皆年2~3化なので一旦姿を消してもまた夏真っ盛りには見ることが出来るだろう。
ヒカゲチョウ0604_1.jpg



















2016年6月4日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ヒカゲチョウ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

久しぶりのハネナシコロギス [バッタ目]

道端の葉上に目立つ色が目に入った。
長ーい触角に丸っこい褐色の体。
久しぶりに見る「ハネナシコロギス」。
大きな産卵管から成虫なのだろう。
ハネナシコロギス0619_1.jpg



















折れた触角が気になって触ってみると、やはりすでに息絶えていた。
とても残念、生きている時に出会いたかったなぁ。
ハネナシコロギス0619.-2_1.jpg



















2016年6月18日 東京都
バッタ目コロギス科 ハネナシコロギス