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ミノウスバ幼虫たち [チョウ目]

早春、マユミが芽吹く頃に合わせて孵化する「ミノウスバ」。
これが本当に適時で冬芽がほころんだタイミングで孵化するところが不思議だ。
今年はそのタイミングで見ることが出来なかったが、いつものマユミで既にだいぶ大きくなって新芽を食い荒らす幼虫たちを確認した。
ミノウスバ幼虫0407-1.JPG



















マユミの枝先には小さなハチたちが飛び回っていた。
マユミの葉を食べているのか、それともミノウスバに寄生しようとしているのか?
ミノウスバの幼虫たちがいない枝先でも結構な数が飛んでいてその意図がわからない。
netで調べてみるとミノウスバに寄生するミノウスバトガリヒメバチというのがいるようだがその種かどうかはわからなかった。
ミノウスバ幼虫、ミノウスバトガリヒメバチ?0407-2.JPG



















この3日後、別のマユミの枝先にもたくさんの幼虫が集まって枝先の葉を食い尽くしていた。産卵数が多く複数のメスが産卵するとあっという間に丸坊主になってしまうので、マユミにとっては死活問題である。
ミノウスバ幼虫0410.JPG



















2024年4月7,10日 東京都 チョウ目マダラガ科 ミノウスバ

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