久しぶりに見た モズのはやにえ [鳥類]
クリオオアブラムシとアリ [カメムシ目]
コナラの枝先を見ているとたくさんの黒いゴマ粒が群がっていた。
10年前ならこれくらいは裸眼で見えたのだが、もはやぼやけたゴマにしか見えないのが悲しすぎる。
もういい加減この現実を受け入れなければいけないのだがなぁ。
ゴマの正体は、クリオオアブラムシの幼虫たち。
卵越冬でこの木に産み付けられた卵が孵化したのだろう。
アブラムシのいるところアリがいるというのはここでもありだ!
見てもお尻から蜜などを出してはいないようだが、次々とアリがやって来て体を舐めているようにも見える。
真ん中の小さいのがずっこけているのが面白い!!
いよいよ明日、平成の次の元号がお披露目されるがさてどんなのだろうか。
昭和、平成と生きてきて3つ目、楽しみ。
2019年3月27日 東京都 カメムシ目アブラムシ科 クリオオアブラムシ
10年前ならこれくらいは裸眼で見えたのだが、もはやぼやけたゴマにしか見えないのが悲しすぎる。
もういい加減この現実を受け入れなければいけないのだがなぁ。
ゴマの正体は、クリオオアブラムシの幼虫たち。
卵越冬でこの木に産み付けられた卵が孵化したのだろう。
アブラムシのいるところアリがいるというのはここでもありだ!
見てもお尻から蜜などを出してはいないようだが、次々とアリがやって来て体を舐めているようにも見える。
真ん中の小さいのがずっこけているのが面白い!!
いよいよ明日、平成の次の元号がお披露目されるがさてどんなのだろうか。
昭和、平成と生きてきて3つ目、楽しみ。
2019年3月27日 東京都 カメムシ目アブラムシ科 クリオオアブラムシ
壁にエゾヨツメ [チョウ目]
午後4時ごろ、仕事から帰ってくるとアパートの壁に何かが止まっていて蛾だろうとは思ったが何だかわからず。
それほど小さくはないが裸眼ではぼやけて見えず、老眼鏡をかけてようやく「エゾヨツメ」だと。
ヤママユガ科の中で唯一春に現れ、毎年この蛾とイボタガはぜひ見ておきたい種だ。
昨晩の灯りで飛んで来てずっといたのだろうか?
ヤママユガの仲間だけあってやはりもふもふである。
春とはいえこの時期まだまだ寒いのであったかそうだ。
目の上から左右同じように体に沿わせた立派な触角がまるでファスナーのようで面白い!
またすぐに出掛ける予定だったので、ちょっとだけ家へお連れして記念撮影。
名前のヨツメは前翅、後翅表にあるそれぞれ1対4個の眼状紋から来ているようだ。
特に後翅表の眼状紋は大きく黒い縁取りの中の輝く青色と白斑がとても美しい。
ただ青色の輝きは角度によって現れ、この日は時間が無く綺麗に撮ることは出来なかった。
少しすると翅を震わせ始めたので、窓から出すとバタバタと飛んで行った。
今年もう一度会えれば良いなぁ。
2019年3月29日 埼玉県 チョウ目ヤママユガ科 エゾヨツメ
それほど小さくはないが裸眼ではぼやけて見えず、老眼鏡をかけてようやく「エゾヨツメ」だと。
ヤママユガ科の中で唯一春に現れ、毎年この蛾とイボタガはぜひ見ておきたい種だ。
昨晩の灯りで飛んで来てずっといたのだろうか?
ヤママユガの仲間だけあってやはりもふもふである。
春とはいえこの時期まだまだ寒いのであったかそうだ。
目の上から左右同じように体に沿わせた立派な触角がまるでファスナーのようで面白い!
またすぐに出掛ける予定だったので、ちょっとだけ家へお連れして記念撮影。
名前のヨツメは前翅、後翅表にあるそれぞれ1対4個の眼状紋から来ているようだ。
特に後翅表の眼状紋は大きく黒い縁取りの中の輝く青色と白斑がとても美しい。
ただ青色の輝きは角度によって現れ、この日は時間が無く綺麗に撮ることは出来なかった。
少しすると翅を震わせ始めたので、窓から出すとバタバタと飛んで行った。
今年もう一度会えれば良いなぁ。
2019年3月29日 埼玉県 チョウ目ヤママユガ科 エゾヨツメ
コミミズク越冬幼虫 その後 [カメムシ目]
この冬ずっと観察してきた「コミミズク」の幼虫だが、冬芽が芽吹いてきたのでそろそろ動いたかと見てみた。
しかし目立つ緑色の個体は全く動いておらず。
上にいる茶色の個体もまだ動きは無し。
さらにこの裏側にももう1個体いるがそちらも変わらず。
しかし目立つ緑色の個体は全く動いておらず。
上にいる茶色の個体もまだ動きは無し。
さらにこの裏側にももう1個体いるがそちらも変わらず。
初めてのヤナギハムシ [チョウ目]
小川や湿地の周りでヤナギの新芽と花が目立ち始めた。
ヤナギに付くハムシでヤナギルリハムシは良く見かけるが、その名ズバリの「ヤナギハムシ」はいるとは聞いているものの今まで見たことが無かった。
発生時期が3-6月と短く、数もそれほど多くないのだろう。
調べてみると東京都レッドリスト2010ではこの地域で絶滅危惧ⅠB類に指定されていた。
先日公園のイベントの常連親子がヤナギの下にいたと撮った写真を見せてくれたのがまさにそのヤナギハムシだった。
これは見なければと今日探しに行った。
親子が見つけた木やあちこちを探したが全く見つからず。
今日のところは諦めて、ウグイスカグラでイチモンジチョウの越冬巣を探していたら目の前にいるではないか!
これは何とラッキー、この偶然にちょっと興奮してしまった。
成虫越冬で大きさは1cm弱、オレンジに黒が美しい。
すぐ近くにヤナギの木がありそこから飛ばされたのかと思ったが、その木も含めて見える葉や枝はくまなく探したが全く見つからなかったのだった。越冬から目覚めてこれからヤナギに移るところなのだろうか。
幼虫は葉や枝に吊り下がって蛹化するそうで、是非その姿も見てみたい。
2019年3月27日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ヤナギハムシ
ヤナギに付くハムシでヤナギルリハムシは良く見かけるが、その名ズバリの「ヤナギハムシ」はいるとは聞いているものの今まで見たことが無かった。
発生時期が3-6月と短く、数もそれほど多くないのだろう。
調べてみると東京都レッドリスト2010ではこの地域で絶滅危惧ⅠB類に指定されていた。
先日公園のイベントの常連親子がヤナギの下にいたと撮った写真を見せてくれたのがまさにそのヤナギハムシだった。
これは見なければと今日探しに行った。
親子が見つけた木やあちこちを探したが全く見つからず。
今日のところは諦めて、ウグイスカグラでイチモンジチョウの越冬巣を探していたら目の前にいるではないか!
これは何とラッキー、この偶然にちょっと興奮してしまった。
成虫越冬で大きさは1cm弱、オレンジに黒が美しい。
すぐ近くにヤナギの木がありそこから飛ばされたのかと思ったが、その木も含めて見える葉や枝はくまなく探したが全く見つからなかったのだった。越冬から目覚めてこれからヤナギに移るところなのだろうか。
幼虫は葉や枝に吊り下がって蛹化するそうで、是非その姿も見てみたい。
2019年3月27日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ヤナギハムシ
春の蛾 スギタニキリガ、フタホシシロエダシャク [チョウ目]
今日の天気予報はドンピシャ当たった!
午前中は曇り空で気温は高いものの風が肌寒かったが午後から気温がぐんぐん上がってとても暖かかった。
朝のうちにアズマイチゲ群落を見るとほとんどの花が閉じていた。
カタクリもちらほら咲き始め共に花を閉じたままのツーショット。
これ、開いた時を見たかったなぁ。
職場の扉に来ていたのは毎年楽しみにしている春キリガの「スギタニキリガ」。
何度見てもこの色とデザインが素晴らしい。
今年も嬉しい出会いだった。
道端のコナラの幹に白く光るものを見つけた。
近寄るとシロトゲエダシャクか?と一瞬思ったがそれにしては白っぽい。
調べると初めて見る「フタホシシロエダシャク」というシャクガ。
このあたりで見られるチョウはコンプリートだが、蛾は知らないものが多くいてまだまだ楽しめる!!
2019年3月26日 東京都 チョウ目ヤガ科 スギタニキリガ、シャクガ科 フタホシシロエダシャク
午前中は曇り空で気温は高いものの風が肌寒かったが午後から気温がぐんぐん上がってとても暖かかった。
朝のうちにアズマイチゲ群落を見るとほとんどの花が閉じていた。
カタクリもちらほら咲き始め共に花を閉じたままのツーショット。
これ、開いた時を見たかったなぁ。
職場の扉に来ていたのは毎年楽しみにしている春キリガの「スギタニキリガ」。
何度見てもこの色とデザインが素晴らしい。
今年も嬉しい出会いだった。
道端のコナラの幹に白く光るものを見つけた。
近寄るとシロトゲエダシャクか?と一瞬思ったがそれにしては白っぽい。
調べると初めて見る「フタホシシロエダシャク」というシャクガ。
このあたりで見られるチョウはコンプリートだが、蛾は知らないものが多くいてまだまだ楽しめる!!
2019年3月26日 東京都 チョウ目ヤガ科 スギタニキリガ、シャクガ科 フタホシシロエダシャク
春は足元から [季節]
暖かかったり急に真冬のような寒さになったりと不安定な気候だが、季節は着実に進んで足元には春が。
うっかり見過ごしてしまう小さな菊のような花を咲かせている「センボンヤリ」。
秋の槍のような閉鎖花の方が知られているだろう。
葉の間から伸びている褐色のものはその閉鎖化の花柄だ。
春を代表する花といえばスミレの仲間。
アオイスミレ、コスミレ、タチツボスミレ、フモトスミレが見られる中、毎年楽しみにしているひとつが「シロバナタチツボスミレ」。
タチツボスミレの白花品種で花も距も真っ白、花は白色で距が紅紫色なのはオトメスミレ。
ここのものは花に紫条があるが距が真っ白なのでシロバナでいいだろう。
うっかり見過ごしてしまう小さな菊のような花を咲かせている「センボンヤリ」。
秋の槍のような閉鎖花の方が知られているだろう。
葉の間から伸びている褐色のものはその閉鎖化の花柄だ。
春を代表する花といえばスミレの仲間。
アオイスミレ、コスミレ、タチツボスミレ、フモトスミレが見られる中、毎年楽しみにしているひとつが「シロバナタチツボスミレ」。
タチツボスミレの白花品種で花も距も真っ白、花は白色で距が紅紫色なのはオトメスミレ。
ここのものは花に紫条があるが距が真っ白なのでシロバナでいいだろう。
もう1種は「エイザンスミレ」。
他のスミレとは異なり葉に切れ込みがあり、花は白色や淡いピンク色のものがある。
名は京都府と滋賀県にまたがる比叡山にちなんでいる。
他のスミレとは異なり葉に切れ込みがあり、花は白色や淡いピンク色のものがある。
名は京都府と滋賀県にまたがる比叡山にちなんでいる。
こちらは花弁がよりピンク色で美しい。
皆伐した場所で新芽を出していたのは希少種の「クチナシグサ」。
花が咲いている頃とはちょっと見た目が違ってグロテスクなのが印象的だ。
民家の菜の花で見つけた「クマバチ」。
花の蜜を吸っている訳でもなくただじっととまっているようだった。
越冬していた巣穴から出て美味しいものを食べてうたた寝中だったのだろうか。
2019年3月23-25日 東京都 キク目キク科 センボンヤリ、スミレ目スミレ科、シロバナタチツボスミレ、エイザンスミレ、ゴマノハグサ目ゴマノハグサ科 クチナシグサ、ハチ目ミツバチ科 クマバチ(キムネクマバチ)
一気に 春の花たち [植物]
今日も20℃を超える暖かさ。
歩くと汗が・・・。
この陽気で里山の花たちも一気に開花したようだ。
知る限り今一か所でしか見られない「アズマイチゲ」。
今年もたくさん開花していた。
春といえば「カタクリ」。
今週末からそろそろ見頃となりそうだ。
太郎坊と次郎坊の引っ張り合い
「ジロボウエンゴサク」も大好きな特徴のある花を付けていた。
この曲線と淡い紫が絶妙!
湿った場所に生える「ネコノメソウ」も。
結実すると種が名前の由来に。
野のイチゴたちも蕾を付けていた。
クサイチゴにニガイチゴ、一足先に「モミジイチゴ」が下向きの白い花を咲かせていた。
林床にふと目をやると、花ではないが落ち葉の下からドロドロドロ~、まるでお化けのような「ヤブレガサ」が・・・。
花も虫も賑わいの季節、次々と出会いがあって歩いていて楽しい!
歩くと汗が・・・。
この陽気で里山の花たちも一気に開花したようだ。
知る限り今一か所でしか見られない「アズマイチゲ」。
今年もたくさん開花していた。
春といえば「カタクリ」。
今週末からそろそろ見頃となりそうだ。
太郎坊と次郎坊の引っ張り合い
「ジロボウエンゴサク」も大好きな特徴のある花を付けていた。
この曲線と淡い紫が絶妙!
湿った場所に生える「ネコノメソウ」も。
結実すると種が名前の由来に。
野のイチゴたちも蕾を付けていた。
クサイチゴにニガイチゴ、一足先に「モミジイチゴ」が下向きの白い花を咲かせていた。
林床にふと目をやると、花ではないが落ち葉の下からドロドロドロ~、まるでお化けのような「ヤブレガサ」が・・・。
花も虫も賑わいの季節、次々と出会いがあって歩いていて楽しい!
動き出したヨコヅナサシガメ幼虫 [カメムシ目]
個人的にご神木と呼んでいる虫たちがよく見られるシデの木を見ていると「ヨコヅナサシガメ」の幼虫が単独でいた。
越冬中は集まっているが暖かくなって動き出したようだ。
撮って見ると何かを捕まえて口吻を突き刺して体液を吸っていた。
獲物になっていたのはアミメカゲロウ目の仲間だろう。
今の時期成虫でいるということは、このカゲロウも寒い冬を無事乗り越え暖かさで活動を始めたところか。
何とも不運だったといわざるを得ない。
実はこの仲間も小さな昆虫の体液を吸う。
上には上がいるもの、常に周りを気にしていなければならない、何とも恐ろしく厳しい世界である。
2019年3月21日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、アミメカゲロウ目の仲間
越冬中は集まっているが暖かくなって動き出したようだ。
撮って見ると何かを捕まえて口吻を突き刺して体液を吸っていた。
獲物になっていたのはアミメカゲロウ目の仲間だろう。
今の時期成虫でいるということは、このカゲロウも寒い冬を無事乗り越え暖かさで活動を始めたところか。
何とも不運だったといわざるを得ない。
実はこの仲間も小さな昆虫の体液を吸う。
上には上がいるもの、常に周りを気にしていなければならない、何とも恐ろしく厳しい世界である。
2019年3月21日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、アミメカゲロウ目の仲間
すくすくと ミノウスバ幼虫育つ [チョウ目]
昨日今日と日差しが暖かくて気温が上が、ほっこりと非常に心地良い。
satoyamaの草地もホトケノザやオオイヌノフグリなど春の花のお花畑。
林縁のマユミも葉を伸ばし始めた。
そうそう、マユミの枝先の「ミノウスバ」はどうしているだろうか?
卵のあった枝を見ると少し成長した幼虫たちが枝を移動していた。
新芽にはたくさん群がっていて、よく見ると中にも潜っている。
このマユミにとってはたまらないだろうなぁ。
食欲旺盛で産んだ個体の数によってはこの先、木自体の葉っぱがすべてなくなるほど。
蛹化の時期には、よく太った終令幼虫たちが蛹化場所を求めてぞろぞろと幹を降りるシーンが見られる。
毎年見られる幼虫の数ほど成虫を見ることが無いのは、見つけられないだけなのか、もしくはそれほど自然界が厳しいということか?
2019年3月20日 東京都 シソ目シソ科 ホトケノザ、ニシキギ目ニシキギ科 マユミ、チョウ目マダラガ科 ミノウスバ
satoyamaの草地もホトケノザやオオイヌノフグリなど春の花のお花畑。
林縁のマユミも葉を伸ばし始めた。
そうそう、マユミの枝先の「ミノウスバ」はどうしているだろうか?
卵のあった枝を見ると少し成長した幼虫たちが枝を移動していた。
新芽にはたくさん群がっていて、よく見ると中にも潜っている。
このマユミにとってはたまらないだろうなぁ。
食欲旺盛で産んだ個体の数によってはこの先、木自体の葉っぱがすべてなくなるほど。
蛹化の時期には、よく太った終令幼虫たちが蛹化場所を求めてぞろぞろと幹を降りるシーンが見られる。
毎年見られる幼虫の数ほど成虫を見ることが無いのは、見つけられないだけなのか、もしくはそれほど自然界が厳しいということか?
2019年3月20日 東京都 シソ目シソ科 ホトケノザ、ニシキギ目ニシキギ科 マユミ、チョウ目マダラガ科 ミノウスバ