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ビオトープの水面にハエハエハエ [ハエ目]

先日ヒメアカネのいた湿地のビオトープでトンボたちを探していると、ある一角の水面に目が留まった。
黒っぽい小さな何かがたくさん集まっていた。
よく見るとハエだ。
ハエ1126-1.JPG



















まるでアメンボのように水面に浮いて時折飛んではまた着地していた。
どうやら水面に浮いた何かを食べているようなのだが・・・。
ハエ1126-2.JPG



















水辺のハエと言えばカマバエを思い出したが、撮った写真を拡大してみても前脚はカマのようではないので別の種だ。
はて、なぜこんなに集まっているのか?
いったい何を食べているのか?
とても気になった。
ハエ1126-3.JPG



















2020年11月26日 東京都 ハエ目 不明種

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でかいぞ! トワダオオカ [ハエ目]

このところの暑さで、いよいよ藪蚊たちの季節がやってきた。
林内を歩いていると耳元にプ~ン♪という羽音がまとわりついてきて、後ろを振り返ると複数の蚊たちが追ってきているのにびっくり。立ち止まると集中攻撃を受けるので、虫よけは必須だ。
蚊にはいろいろな種がいてアカイエカやヒトスジシマカなど人の血を吸うものもいれば、そうでないものもいる。

この日林縁のコナラの木にコガネグモの仲間がいたので、種を確かめようと顔を近づけた時に耳元から低音で今まで聞いたことのない蚊の大きな羽音が聞こえた。
コナラの幹にいたようで、いったん飛び上がり再び幹にとまった。
そこには約1㎝ほどの大きな蚊が。
トワダオオカ0615-1_1.jpg



















頭から胸の縁の金色と脚や腹部の輝く青色が特徴の日本最大の美しい蚊「トワダオオカ]だった。
以前から見たいと思っていたがようやく見ることが出来た。
こんな大きな蚊に血を吸われたらどんだけ痒いかと思ったが、吸血はせずに花の蜜などを吸い、幼虫は他の蚊の幼虫(ボウフラ)を食べて育つそうだ。
名の由来は初めて見つかったのが青森県の十和田湖だったかららしいが、分布は北は北海道から南は九州まで見られる。
次に会った時には、もっときれいに撮りたいものだ!
トワダオオカ0615-2_1.jpg



















2020年6月15日 東京都 ハエ目カ科 トワダオオカ

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アブもまだまだ クロベッコウハナアブとフタガタハラブトハナアブ [ハエ目]

5月の終わり、開花したイボタノキにウラゴマダラシジミでもいないかとみて回った。
お目当ては見つからなかったが、大きなアブが訪れていた。
ベッコウハナアブやシロスジベッコウハナアブに似ているが、この配色は見たことが無い。
調べると「クロベッコウハナアブ」という普通種だった。
ハチの巣に寄生して幼虫や蛹を食べるそうだ。
クロベッコウハナアブ0531_1.jpg



















後日、近くの別の植物の葉上にも見たことのない金色のアブ。
こちらは「フタガタハラブトハナアブ」のメスのようだ。
オスは体に二本の黒い帯がある。

共に2cm前後とアブの仲間では大型だが、今まで見た記憶がなくともに初見だった。
ハエの仲間は普段はあまり撮らないのでまだまだ知らぬ種が多くいる。
フタガタハラブトハナアブ0602_1.jpg



















2020年5月31日、6月2日 東京都 ハエ目ハナアブ科 クロベッコウハナアブ、フタガタハラブトハナアブ

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黒と茶色のひげジイ オオイシアブ [ハエ目]

湿地脇の木柵上で首を上下左右に振っているハンターを見つけた。
飛んでいる小さな甲虫類を狩る「オオイシアブ」だ。
オオイシアブ0514-1_1.jpg



















顔が毛深くまるで髭を生やしているようなのでひげジイ。
飛んでいる獲物を見つけるとスクランブル発進して捕らえる。
オオイシアブ0514-2_1.jpg



















こちらには背中が茶色いひげジイがいた。
チャイロオオイシアブ0514_1.jpg



















見た目はそっくりだが背中の毛が茶色いことで「チャイロオオイシアブ」という別種。
チャイロのほうが少し大きい個体が多いように思う。
チャイロオオイシアブ0514-1_1.jpg



















2020年5月14日 東京都 ハエ目ムシヒキアブ科 オオイシアブ、チャイロオオイシアブ

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洗面所に便所バエこと オオチョウバエ [ハエ目]

仕事から帰って手を洗おうと洗面所の電気をつけると壁の黒い小さな点が気になった。
こんなところに何だっけ?

眼鏡をかけるとおぉっ!
この形はまさに便所バエ。
この数日、洗面所が下水臭いなと思っていたところになかなかのタイミングだ。
オオチョウバエ0510-1_1.jpg



















小学校の頃、便所で見かけてみんなで便所バエと言っていたのを思い出す。
本当の名前は「オオチョウバエ」といい、蚊に近いハエの仲間。
オオチョウバエは成虫、幼虫とも石鹸カスや人の垢、有機物を含んだ汚泥や排水口のぬめりなどを餌にしている
いわゆる不快害虫だ。
外から入ってきたのか、洗面所付近で発生したのかはわからない。
大きさは5mm弱なので印象的な翅の形以外裸眼ではよくわからないが、拡大すると意外と毛深いのがわかる。
オオチョウバエ0510-2_1.jpg



















調べて分かったが、このハエによる被害に症例は少ないようだがハエ症というのがあり、幼虫が体内に入って寄生し様々な症状を引き起こすそうだ。
恐ろしい・・・。
やはり不衛生な場所に発生するということで、マメに掃除をしなければと思うのであった。
あなたの家にいますか?

チョウバエについてはこのサイトがわかりやすい。
https://fumakilla.jp/foryourlife/205/


オオチョウバエ0510-3_1.jpg



















2020年5月11日 埼玉県 ハエ目チョウバエ科 オオチョウバエ

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今が発生のピーク ハグロケバエ [ハエ目]

日々緑が濃くなって木々の葉の香りが初夏を感じさせてくれる。
こんな道を歩いていると。
里山0423_1.jpg



















目の前を後ろ脚をだらんと垂らして小さな黒い虫が複数飛び交う。
上を見上げると、さらにたくさん飛んでいて虫嫌いの方はぞっとするだろう。
葉にとまったのを見るとオスの「ハグロケバエ」のよう。
秋から初冬に道に集団で現れる茶色い毛虫のような幼虫の親だ。
ハグロケバエ♂0423_1.jpg



















ハエの仲間はオスの複眼は大きくくっついているが、メスのそれは小さくて離れているので雄雌の区別が容易だ。
こちらが雌で複眼を含めた頭が小さい。
体に土がついていることから土中で蛹から羽化して出てくるようだ。
ハグロケバエ♀0423_1.jpg



















近くには交尾中のカップルがいた。
このメスも頭に土がついてまるで覆面みたい。
ハグロケバエ交尾0423_1.jpg



















2020年4月23日 東京都 ハエ目ケバエ科 ハグロケバエ

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緑の草にオレンジ色 メスアカケバエのメス [ハエ目]

草原に何かいないかと見ていると、鮮やかなオレンジ色が目にとまった。
背中のオレンジ色が特徴の「メスアカケバエ」のメス。
メスアカケバエ0403-1_1.jpg



















ケバエはハエの仲間でケバエ科に属しハエよりは蚊に近いようだ。

春先から現れオスは草原や樹冠を群飛する。
種も色々いて出現期も様々、丘陵で春先最も見られるのはオスもメスも黒いハグロケバエだろう。
メスアカケバエのオスは体全体真っ黒でハグロケバエのオスと一見区別がつかない。
メスアカケバエ0403-2_1.jpg



















昔メスアカケバエの交尾を撮ったことがあったが、よく見直すとメスの背中や腹部の色からメスアカではないような・・・。撮影時期が11月なので別種だろう。
ケバエの仲間_1.jpg



















背中の赤いケバエは他にもセアカケバエやヒメセアカケバエがいる。
両種はともにオスの背中も赤くメスアカケバエよりも小さいようだ。
「ヒメセアカケバエ」のメスには以前に出会っていた。

外観が似たものにセアカクロキノコバエ(セアカキノコバエ)などもいるのでややこしい。
ヒメセアカケバエ_1.jpg



















2020年4月3日 東京都 ハエ目ケバエ科 メスアカケバエ、トゲナシケバエ科 ヒメセアカケバエ

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春の使者 ビロードツリアブ [ハエ目]

ようやくここ数日暖かさが続いて、日に日に春を実感している。
生き物たちを見る機会も増してきた。

この日、足元で見つけたきれいな「ツチグリ」。
なんだか季節関係なく見られるような・・・。
ツチグリ0309_1.jpg



















薄暗い神社の参道の常緑の枝で動くものがいた。
目で追うと、越冬中の「ホソミイトトンボ」だった。
このところの暖かさでいよいよ活動開始なのだろうか?
ホソミイトトンボ0309_1.jpg



















そろそろ出ているだろうと探していると、案の定足元を飛んでいたもふもふの「ビロードツリアブ」。
春の使者、昆虫のスプリングエフェメラルだ。
複眼がつながっているので♂。
すぐ横にはウバユリの新芽が出ていた。
ビロードツリアブ0309_1_1.jpg



















2020年3月11日 東京都 ニセショウロ目ツチグリ科 ツチグリ、トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ、ハエ目ツリアブ科 ビロードツリアブ、ユリ目ユリ科 ウバユリ

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鮮やかな黄色のヒメフンバエ [ハエ目]

先のコミミズクの幼虫を見ていてすぐ脇の枝にとまっていた鮮やかな黄色の虫が目に入った。
見た目はハエのようだがこんなに綺麗な色のものは今まで見たことが無かった。
さて、どんな種なのか?
ヒメフンバエ1220-1_1.jpg



















調べると「ヒメフンバエ」のオスのよう。
名前の通り幼虫は獣糞を食べるらしい。
このあたりにいる獣といえば、このところ見なくなったホンドタヌキか散歩に来て持ち帰らなかった飼い犬の糞くらいか。
まぁ、アカネズミなどもいるが・・・。
ヒメフンバエ1220-2_1.jpg



















成虫は他の虫、小さなハエやアブを捕らえて食べる肉食性だそうだ。
普通種のようだが、まだまだ見た事の無い虫がいるなぁ!
ヒメフンバエ1220-3_1.jpg



















2019年12月20日 東京都 ハエ目フンバエ科 ヒメフンバエ

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ユスリカの蚊柱 [ハエ目]

仕事の休憩中にベンチに座って何気にぼーっと眺めていると、木漏れ日の当たる場所で小さな虫が群れて飛んでいた。少し前から気付いて気になっていたのだが・・・。

ん~?
じーっと見ていると、上に下に飛んでいる。
いったい何をしているのか?
ユスリカ1216-1_1.jpg





























これは蚊柱と言われるもので、たぶんユスリカかなぁ。
オスばかりが集まって飛んで、これにメスが飛び入って交尾するらしいのだが。
ユスリカ1216-2_1.jpg





























上がって下りて、たまに左右に移動してと種は何であれ見ていて飽きない。
昔、一時クローズアップされた1/fの揺らぎのようなものか?

うちの扇風機にそのボタンが付いていたが、30年も前のものだったので発火の危険を感じて後ろ髪をひかれながらも昨年処分してしまった。
ユスリカ1216-3_1.jpg




















2019年12月16日 東京都 ハ
エ目ユスリカ科 ユスリカの仲間

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