今年は当たり年? クロスジフユエダシャク [チョウ目]
今日あたり「クロスジフユエダシャク」の発生もピークなのではないだろうか?
林内の道を歩くと、あちこちからあらわれて凄い数だ!
林内の道を歩くと、あちこちからあらわれて凄い数だ!
森の中からコツコツコツ♪ アオゲラ [鳥類]
ようやくsatoyamaの黄葉も見頃に [季節]
今年はなかなか木々の葉が色付かないなぁと思っていたが、このところの朝夕の冷え込みで一気に色変わりして昨年と変わらない頃に見頃になりそう。
ここはほとんどがコナラの2次林なので、黄葉は文字通り黄色やオレンジ色に雑木林が染まる。
既にヤマザクラや一足早いクヌギなどは見頃となっていたがようやく主役のコナラが色付いてきた。

普通、紅葉といえばイロハモミジなどの赤が好まれるが、satoyamaの黄葉も光に輝いてそれは見事で見応えがある。
まさに雑木林、既に褐色に変わりつつあるクヌギや散り始めた赤いヤマザクラ、鮮やかなオレンジ色のウワミズザクラやカマツカ、薄いレモンイエローが美しいアオハダ、常緑のアカマツ、ヒノキなどあげればきりがないほどのたくさんの木々たちがそれぞれの色の輝きを放つ。
これらが一つとなってsatoyamaの黄葉は見る人の心を惹き付ける。

「ガマズミ」の赤い実も熟して美味しそうに見えるがあまり味は無い。
リュキュールに漬けて色付けに。
ほろ酔いの赤。

コナラの枝先を探して見つけた「ハラビロカマキリ」の卵鞘。
このところ見つかっている外来種ムネアカハラビロカマキリのものでなくてホッ!

黄葉したクリの葉の裏を見ていて見つけたのはバナナムシことつぶらな瞳の「ツマグロオオヨコバイ」。
色はそっくりだが僕の目はごまかせないよ!
確か成虫越冬、冬はもうそこ、しっかり準備しないとね。

2018年11月28日 東京都 ブナ目ブナ科 コナラ、マツムシソウ目レンプクソウ科 ガマズミ、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、カメムシ目オオヨコバイ科 ツマグロオオヨコバイ
ここはほとんどがコナラの2次林なので、黄葉は文字通り黄色やオレンジ色に雑木林が染まる。
既にヤマザクラや一足早いクヌギなどは見頃となっていたがようやく主役のコナラが色付いてきた。

普通、紅葉といえばイロハモミジなどの赤が好まれるが、satoyamaの黄葉も光に輝いてそれは見事で見応えがある。
まさに雑木林、既に褐色に変わりつつあるクヌギや散り始めた赤いヤマザクラ、鮮やかなオレンジ色のウワミズザクラやカマツカ、薄いレモンイエローが美しいアオハダ、常緑のアカマツ、ヒノキなどあげればきりがないほどのたくさんの木々たちがそれぞれの色の輝きを放つ。
これらが一つとなってsatoyamaの黄葉は見る人の心を惹き付ける。

「ガマズミ」の赤い実も熟して美味しそうに見えるがあまり味は無い。
リュキュールに漬けて色付けに。
ほろ酔いの赤。

コナラの枝先を探して見つけた「ハラビロカマキリ」の卵鞘。
このところ見つかっている外来種ムネアカハラビロカマキリのものでなくてホッ!

黄葉したクリの葉の裏を見ていて見つけたのはバナナムシことつぶらな瞳の「ツマグロオオヨコバイ」。
色はそっくりだが僕の目はごまかせないよ!
確か成虫越冬、冬はもうそこ、しっかり準備しないとね。

2018年11月28日 東京都 ブナ目ブナ科 コナラ、マツムシソウ目レンプクソウ科 ガマズミ、カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、カメムシ目オオヨコバイ科 ツマグロオオヨコバイ
幹から樹液が アオマツムシの産卵痕 [バッタ目]
まさに虫の息 ハヤシノウマオイ [バッタ目]
1週間ほど前に林内を歩いていると足元に小さな緑色のものが。
あと1歩で踏みつけるところだったが、たまたま下を見たので見つけられた。
いたのは横たわったメスの「ハヤシノウマオイ」だった。
あと1歩で踏みつけるところだったが、たまたま下を見たので見つけられた。
いたのは横たわったメスの「ハヤシノウマオイ」だった。
死んでいるのかと触って見たら僅かに脚が動いた。
しかしこの状態ではもう長くも持つまい。
しかしこの状態ではもう長くも持つまい。
昨年の今頃 死と生と [季節]
撮りためた写真を外付けHDDに保存していたのだが、いよいよ一杯になって来たので新しいHDDに移し替えた。
さらにちょうど昨年の今頃に撮った写真を種毎に振り分けていた時に、思い入れ深い2枚が目にとまった。
さらにちょうど昨年の今頃に撮った写真を種毎に振り分けていた時に、思い入れ深い2枚が目にとまった。
長らくジュズダマに付いていた幼虫を観察して、いよいよ蛹になり羽化を楽しみにしていた「クロコノマチョウ」。
羽化がそろそろかと見に行ったら蛹から翅が出ていたものの、既にここでこのチョウの時は止まっていた。
オレンジ色と白斑は翅表の模様で、羽化して翅を開いた時か飛翔中の一時にしか見られないレアなもの。
羽化がそろそろかと見に行ったら蛹から翅が出ていたものの、既にここでこのチョウの時は止まっていた。
オレンジ色と白斑は翅表の模様で、羽化して翅を開いた時か飛翔中の一時にしか見られないレアなもの。
それがずっと、いつまでも見られることはとても悲しい出来事だった。

同じ日、ウメの枝で見つけた「アカホシテントウ」の漆黒から滲み出るまるでルビーのような生命力の赤。
われらがヒーロー、ウルトラマンのカラータイマーが制限なく輝いているようだ。
この輝きをクロコノマチョウに分けてあげることが出来ればとつい思った2枚だった。

2017年11月21日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ、コウチュウ目テントウムシ科 アカホシテントウ

同じ日、ウメの枝で見つけた「アカホシテントウ」の漆黒から滲み出るまるでルビーのような生命力の赤。
われらがヒーロー、ウルトラマンのカラータイマーが制限なく輝いているようだ。
この輝きをクロコノマチョウに分けてあげることが出来ればとつい思った2枚だった。

2017年11月21日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ、コウチュウ目テントウムシ科 アカホシテントウ
交尾してたクロスジフユエダシャク [チョウ目]
落ち葉にいたクロスジフユエダシャクのオスに別のオスが何度もアタックしていた。
おおっ、これは!

落ち葉をそっとめくるとアタックしていたおすは飛んで行きもう1頭のオスだけが残った。
オスしか見えないがこれがこのガの仲間の巧みな防御態勢だ。

1枚目の写真、オスにアタックしていたのではなく交尾していたメスにアタックしていたのだ。
2頭のオスの腹端に最初のオスと交尾している太いメスのお尻が見える。
おおっ、これは!

落ち葉をそっとめくるとアタックしていたおすは飛んで行きもう1頭のオスだけが残った。
オスしか見えないがこれがこのガの仲間の巧みな防御態勢だ。

1枚目の写真、オスにアタックしていたのではなく交尾していたメスにアタックしていたのだ。
2頭のオスの腹端に最初のオスと交尾している太いメスのお尻が見える。
少しするとオスの翅の下からメスがひょっこり顔を出した。
2枚目の写真は危険を察知して、オスが翅でメスを隠していたのだった。
夜間に交尾を行う他のフユシャクでも灯りを照らして見つけた時にはオスは翅を立てメスとの交尾が確認できたのに、すぐに翅を閉じてメスを隠してしまう。
体を張ってメスを守る、昔で言えば何とも男らしい男の中の男!
2枚目の写真は危険を察知して、オスが翅でメスを隠していたのだった。
夜間に交尾を行う他のフユシャクでも灯りを照らして見つけた時にはオスは翅を立てメスとの交尾が確認できたのに、すぐに翅を閉じてメスを隠してしまう。
体を張ってメスを守る、昔で言えば何とも男らしい男の中の男!
2018年11月24日 東京都 チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク
赤い艶やかなフユイチゴの実 [植物]
丘陵で見られるイチゴの仲間はモミジイチゴ、クサイチゴ、ニガイチゴなどがあるが、冬に赤い実を付けるのはその名の通り「フユイチゴ」だけ。
みずみずしく艶やかな赤い実は、美味しそうでつい摘まんで口に・・・。

虫が少なくなってきたこの時期、見掛けるのが「トビナナフシ」だ。
この日は、黄色い葉の上に緑が乗っかっていたので遠くからすぐに見つけることが出来た。
ニホントビナナフシとも言われるが、正式和名はどちらだろうか?

2018年11月13日、20日 東京都 バラ目バラ科 フユイチゴ、ナナフシ目ナナフシ科 トビナナフシ(ニホントビナナフシ)
みずみずしく艶やかな赤い実は、美味しそうでつい摘まんで口に・・・。

虫が少なくなってきたこの時期、見掛けるのが「トビナナフシ」だ。
この日は、黄色い葉の上に緑が乗っかっていたので遠くからすぐに見つけることが出来た。
ニホントビナナフシとも言われるが、正式和名はどちらだろうか?

2018年11月13日、20日 東京都 バラ目バラ科 フユイチゴ、ナナフシ目ナナフシ科 トビナナフシ(ニホントビナナフシ)
キンヨウグモ [クモ目]
職場の扉に見慣れないクモ。
お腹の紋様がとても印象的だ。
その形態からアシナガグモの仲間とは思ったが、今までに見たことが無い。

やはりアシナガグモ科の「キンヨウグモ」の♀だった。
図鑑によると里山から山地にかけて見られ林道や渓谷沿いの樹木の葉裏で見られるそうだ。
3~4齢までの幼体期は水平円網を張るがそれ以降は網を張らないとのこと。
時期的にこれは幼体だろう。
キンヨウグモのキンヨウとは曜日の事か?
調べてみると、ドヨウグモ(ドヨウオニグモ)がいるので土曜があるなら金曜があってもいいと名付けられたようだが何と安易なと思ってしまう。
まぁ、金曜のクモという名は印象的で忘れないだろう。
見つけた日は火曜だった・・・・、てな具合に!

2018年11月20日 東京都 クモ目アシナガグモ科 キンヨウグモ
お腹の紋様がとても印象的だ。
その形態からアシナガグモの仲間とは思ったが、今までに見たことが無い。

やはりアシナガグモ科の「キンヨウグモ」の♀だった。
図鑑によると里山から山地にかけて見られ林道や渓谷沿いの樹木の葉裏で見られるそうだ。
3~4齢までの幼体期は水平円網を張るがそれ以降は網を張らないとのこと。
時期的にこれは幼体だろう。
キンヨウグモのキンヨウとは曜日の事か?
調べてみると、ドヨウグモ(ドヨウオニグモ)がいるので土曜があるなら金曜があってもいいと名付けられたようだが何と安易なと思ってしまう。
まぁ、金曜のクモという名は印象的で忘れないだろう。
見つけた日は火曜だった・・・・、てな具合に!

2018年11月20日 東京都 クモ目アシナガグモ科 キンヨウグモ
タカアザミの種の冠毛は羽毛みたい! [植物]
ビオトープ脇の「タカアザミ」がたくさんの種を付けていた。
種には冠毛が付いていて、風に乗って遠くまで飛ばされていい場所にたどり着けたものだけがそこで子孫を増やすのだ。

種をよく見ると付いている冠毛がさらに分岐してまるで鳥の翅、ガのオスの触角のよう。
これなら風をしっかり受けてかなり飛びそうだ。
昨日記載したオオニガナやアキノノゲシの冠毛にはこんな分岐が無いが、その代わり冠毛の数は多そうだ。
さて、いったいどの種が一番遠くまで飛ぶのだろうか?
試してみたいなぁ!

同じアザミの仲間の「ノハラアザミ」も見てみると、やっぱり羽毛のようだった。
種には冠毛が付いていて、風に乗って遠くまで飛ばされていい場所にたどり着けたものだけがそこで子孫を増やすのだ。
種をよく見ると付いている冠毛がさらに分岐してまるで鳥の翅、ガのオスの触角のよう。
これなら風をしっかり受けてかなり飛びそうだ。
昨日記載したオオニガナやアキノノゲシの冠毛にはこんな分岐が無いが、その代わり冠毛の数は多そうだ。
さて、いったいどの種が一番遠くまで飛ぶのだろうか?
試してみたいなぁ!
同じアザミの仲間の「ノハラアザミ」も見てみると、やっぱり羽毛のようだった。
アザミの仲間は皆このタイプなのだろうか?

2018年11月21日 東京都 キク目キク科 タカアザミ、ノハラアザミ
2018年11月21日 東京都 キク目キク科 タカアザミ、ノハラアザミ