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初冬の風物詩 クロスジフユエダシャク現る [チョウ目]

今日は予報が外れ雲一つない快晴の暖かい日和だった。
コナラの黄葉はもう少し先だが、アオハダの葉は緑から黄色に色変わりしていた。
これ以上進むとアオハダ特有の黒斑が現れて見苦しくなるだろうなぁ。
アオハダ1117_1.jpg



















ムラサキシキブの鮮やかな紫色の実も林縁に彩りを添えていた。
1年を通じて最も里山が彩りを見せてくれる季節。
ムラサキシキブ1117_1.jpg



















このところそろそろかなと目を凝らして探していたが、ようやく今日見ることが出来た。
初冬の風物詩と勝手に呼んでいる昼行性のガの「クロスジフユエダシャク」。
丘陵では冬に現れるフユシャクガの仲間のトップバッターだ。
歩き始めて直ぐに飛んでいるのを見掛け、まず止まらないので帽子で捕まえようとしたが失敗し見失った。
2度目に遭遇したもののやはり視界の彼方へ。
3度目の正直で少し追っているとようやくとまってくれた。
まずは証拠写真。
クロスジフユエダシャク1117-1_1.jpg



















飛ばれないように抜き足差し足忍び足で近寄って、何とか近づいて撮ることが出来た。
今年は気候の影響で春先から様々な動植物の出現時期が遅れたり早まったりの印象だったが、ここに来て蛾たちは帳尻を合わせているのか?
先日のニトベエダシャクは誤差範囲、このクロスジフユエダシャクも初見は昨年と同日だった。
これから雑木林ではクロスジフユエダシャクの乱舞が見られると思うが、さて今年は多いか少ないか?
楽しみだ!
クロスジフユエダシャク1117-2_1.jpg






















2018年11月17日 東京都 ニシキギ目モチノキ科 アオハダ、シソ目シソ科 ムラサキシキブ、チョウ目シャクガ科 クロスジフユエダシャク

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