シーズン初見、イチモジフユナミシャクとウスバフユシャク [チョウ目]
今日は晴れて陽射しは暖かかったものの、とにかく風が強く木々は大きく揺れて道の落ち葉やススキの種子が巻き上げられていた。
2週間ぶりの公園だったが、シーズン初見の夜の灯りの居残り蛾たち。
毎冬いくつのフユシャクを見られるかチェックしている。
昼に活動するクロスジフユエダシャクは姿を消して、もっと早いスピードでジグザグに飛び回っているのはフサヒゲオビキリガに違いない!
今がピークのフユシャクは今月7日に確認済みの大型の「チャバネフユエダシャク」。
メスは翅が無く白と黒のツートン模様でホルスタインの愛称で人気だが、まだ出会えずにいる。
シーズン初見の「イチモジフユナミシャク」の姿もちらほら。
メスは水色の小さな蝶ネクタイのような翅が可愛いのだがこちらもまだ見ていない。
トイレの床をバタバタと移動していたのはこれも初見の「ウスバフユシャク」だった。
夜の灯りの居残り組はオスばかり。
メスや交尾を見たければやはり寒い夜回りをしなければならないのだ。
昨年は全部で18種、今日までに7種確認しているが今年はまだ5種とちょっと出遅れている。
さて、挽回できるかは自らの行動力にかかっているのだが・・・。
2019年12月27日 東京都 チョウ目シャクガ科 チャバネフユエダシャク、イチモジフユナミシャク、ウスバフユシャク
2週間ぶりの公園だったが、シーズン初見の夜の灯りの居残り蛾たち。
毎冬いくつのフユシャクを見られるかチェックしている。
昼に活動するクロスジフユエダシャクは姿を消して、もっと早いスピードでジグザグに飛び回っているのはフサヒゲオビキリガに違いない!
今がピークのフユシャクは今月7日に確認済みの大型の「チャバネフユエダシャク」。
メスは翅が無く白と黒のツートン模様でホルスタインの愛称で人気だが、まだ出会えずにいる。
シーズン初見の「イチモジフユナミシャク」の姿もちらほら。
メスは水色の小さな蝶ネクタイのような翅が可愛いのだがこちらもまだ見ていない。
トイレの床をバタバタと移動していたのはこれも初見の「ウスバフユシャク」だった。
夜の灯りの居残り組はオスばかり。
メスや交尾を見たければやはり寒い夜回りをしなければならないのだ。
昨年は全部で18種、今日までに7種確認しているが今年はまだ5種とちょっと出遅れている。
さて、挽回できるかは自らの行動力にかかっているのだが・・・。
2019年12月27日 東京都 チョウ目シャクガ科 チャバネフユエダシャク、イチモジフユナミシャク、ウスバフユシャク
鮮やかな黄色のヒメフンバエ [ハエ目]
ビワの花にヒメアカタテハ [チョウ目]
枝先にコミミズクの幼虫 [カメムシ目]
コナラの枝を見ていて見つけたミノムシの仲間の「チャミノガ」の蓑。
お尻の方から何かが出ているが、これは蓑の中で育ったオスが蛹から羽化した後の蛹の殻だ。
もともとは蓑の中にあったものが、羽化する時に出口に移動したのだろう。
いつかその瞬間を見たみたい。
チャミノガが付いていた枝の根元には別の蛾の繭が付いていた。
ん~、以前に見たことがあるのだが、何の繭だったか?
※昆虫写真家新開孝さんからコブガ科のクロスジコブガの繭と教えていただきました。
昨年と同じコナラの実生の枝先にいたのは「コミミズク」の幼虫たち。
パソコンでコミミズクを検索すると鳥のフクロウの仲間のコミミズクが出るが、こちらは虫のカメムシの仲間。
この枝に2個体いるのだがわかるだろうか?
1つは右の緑がかった個体で比較的わかりやすいかな。
お尻の方から何かが出ているが、これは蓑の中で育ったオスが蛹から羽化した後の蛹の殻だ。
もともとは蓑の中にあったものが、羽化する時に出口に移動したのだろう。
いつかその瞬間を見たみたい。
チャミノガが付いていた枝の根元には別の蛾の繭が付いていた。
ん~、以前に見たことがあるのだが、何の繭だったか?
※昆虫写真家新開孝さんからコブガ科のクロスジコブガの繭と教えていただきました。
昨年と同じコナラの実生の枝先にいたのは「コミミズク」の幼虫たち。
パソコンでコミミズクを検索すると鳥のフクロウの仲間のコミミズクが出るが、こちらは虫のカメムシの仲間。
この枝に2個体いるのだがわかるだろうか?
1つは右の緑がかった個体で比較的わかりやすいかな。
お腹の先端をちょっと反らしている。
もう一つは、左側で枝に見事に擬態している。
こうした幼虫の越冬は時折見ることがあるが、成虫はいまだ見たことが無い。
今日のガイドウォークでこれを紹介したが、小さすぎてどれだけの方にわかっていただけたか?
次回は、もう少し工夫をしたい!
2019年12月20日 東京都 チョウ目ミノガ科 チャミノガ、カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク
もう一つは、左側で枝に見事に擬態している。
こうした幼虫の越冬は時折見ることがあるが、成虫はいまだ見たことが無い。
今日のガイドウォークでこれを紹介したが、小さすぎてどれだけの方にわかっていただけたか?
次回は、もう少し工夫をしたい!
2019年12月20日 東京都 チョウ目ミノガ科 チャミノガ、カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク
冬の谷戸をぐるりと廻れば [季節]
晴れて暖かな小春日和の谷戸を歩くと、陽の光に鮮やかな黄緑色が目に入った。
シダの仲間の夏緑性の「カニクサ」。
ススキとのコラボだが、間もなく褐色に変るのだろう。
まだ葉のついたコナラには「ヤママユ」の繭。
今の時期は既に羽化していて空のはずだが、時折出た後もなくずっしり重いものが見つかる。
恐らくコンボウアメバチの仲間に寄生されている。
この繭は、高いところにあり手に取ることが出来なかった。
林縁では「ムラサキシジミ」が翅を開いて日光浴中。
輝く青紫色が美しかった。
ロープ柵には「ジョロウグモ」のお母さん。
お尻から糸を出しながら歩いていた。
お腹はへこんでいるので役目は果たしたかな。
クワの枝で見つけたのは、怪人モズにやられた仮面ライダー。
令和の最初の仮面ライダーはバッタだが、衛星ゼアからの新たなプログライズキーを得なければ、やはり怪人モズには勝てないのか!
2019年12月20日 東京都 フサシダ目フサシダ科 カニクサ、チョウ目ヤママユガ科 ヤママユ、シジミチョウ科 ムラサキシジミ、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ、バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ
シダの仲間の夏緑性の「カニクサ」。
ススキとのコラボだが、間もなく褐色に変るのだろう。
まだ葉のついたコナラには「ヤママユ」の繭。
今の時期は既に羽化していて空のはずだが、時折出た後もなくずっしり重いものが見つかる。
恐らくコンボウアメバチの仲間に寄生されている。
この繭は、高いところにあり手に取ることが出来なかった。
林縁では「ムラサキシジミ」が翅を開いて日光浴中。
輝く青紫色が美しかった。
ロープ柵には「ジョロウグモ」のお母さん。
お尻から糸を出しながら歩いていた。
お腹はへこんでいるので役目は果たしたかな。
クワの枝で見つけたのは、怪人モズにやられた仮面ライダー。
令和の最初の仮面ライダーはバッタだが、衛星ゼアからの新たなプログライズキーを得なければ、やはり怪人モズには勝てないのか!
2019年12月20日 東京都 フサシダ目フサシダ科 カニクサ、チョウ目ヤママユガ科 ヤママユ、シジミチョウ科 ムラサキシジミ、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ、バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ
アキアカネオス 寒さに耐えて [トンボ目]
リンゴコブガの幼虫 [チョウ目]
今日は仕事だったが、腰の具合が悪く休んでしまった。
ここ数年、年末になると何処かかしこが痛んでくるのはまぁ年なのだろう。
一日ゆっくりしたら楽になった。
ここ数年、年末になると何処かかしこが痛んでくるのはまぁ年なのだろう。
一日ゆっくりしたら楽になった。
明日はもともとの休みなので、明後日からは問題なく仕事に行けるだろう。
なので少し前に撮影した写真。
エノキだったかな、見つけていただいた「リンゴコブガ」の幼虫と越冬巣。
リンゴコブガの幼虫は脱皮した頭の殻をお尻に積み上げることで知られる。
この小さな越冬幼虫、まず自分では見つけられないだろう。
こちらでも見つけた頂いた。
皆、頭隠して尻隠さずの状態だが、尻には頭の脱皮殻があるのでそれに守られているということだろうか?
幼虫の全貌や成虫を見たことが無いので、いずれ見てみたいと思う。
2019年 11月29日 埼玉県飯能市 チョウ目コブガ科 リンゴコブガ
なので少し前に撮影した写真。
エノキだったかな、見つけていただいた「リンゴコブガ」の幼虫と越冬巣。
リンゴコブガの幼虫は脱皮した頭の殻をお尻に積み上げることで知られる。
この小さな越冬幼虫、まず自分では見つけられないだろう。
こちらでも見つけた頂いた。
皆、頭隠して尻隠さずの状態だが、尻には頭の脱皮殻があるのでそれに守られているということだろうか?
幼虫の全貌や成虫を見たことが無いので、いずれ見てみたいと思う。
2019年 11月29日 埼玉県飯能市 チョウ目コブガ科 リンゴコブガ