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ホソミイトトンボ 越冬型の交尾 [トンボ目]

里山の田んぼの畔で小さなイトトンボが連結して飛んでいるのを見つけた。
こんなに奇麗な青はホソミオツネントンボかホソミイトトンボだ。
止まったところをファインダーで覗いてみると「ホソミイトトンボ」のカップルだった。
元来南方系の種で北へ生息域を拡大しているようだ。
そういえばここ数年、年中よく見かける。
ホソミイトトンボ0606-1.JPG



















見ているとメスが腹端を持ち上げてオスの副性器に密着。
これで交尾が成立し、形もすっかりハート形でラブリー。
ホソミイトトンボ0606-2.JPG



















冬の越冬時は褐色だが、早春になると鮮やかな水色に色変わり。
この色は本当に美しいなぁ。
ホソミオツネンイトトンボも成虫越冬で春には奇麗な濃い水色に変化するが、過去10年間で見つけたのは1度だけと非常に稀だ。
ホソミイトトンボ0606-3.JPG



















2021年6月6日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ

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サラサヤンマ羽化する [トンボ目]

薄暗い湿地の木柵で「サラサヤンマ」のメスが羽化していた。
ここで見たのは初めてで、いるんだなぁと実感!
サラサヤンマ0502-1.JPG



















腹部の模様からサラサ=更紗と名付けられた、小型の美しいヤンマ。
伸びて間もない翅がキラキラ光って美しさをさらに際立たせていた。
この時だけのスペシャルな輝きだ。
数時間後見た時にはすでに姿は無く、無事に初飛行、大空に飛び立ったようだった。
サラサヤンマ0502-2.JPG



















湿地から離れた草地で「ハラビロトンボ」を見つけた。
こちらも腹部の斑紋からメスだろうか。
越冬組以外にシオヤ、シオカラなどの新成虫も現れて、いよいよトンボのシーズンが始まった!
ハラビロトンボ0503.JPG



















2021年5月3日 東京都 トンボ目ヤンマ科 サラサヤンマ、トンボ科 ハラビロトンボ

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水色が美しい ホソミイトトンボ [トンボ目]

今日は休みで久しぶりに一眼持ってfieldへ。
晴れて暑かったがとにかく風が強くてチョウもあまり飛んでいない。
少し風が遮られた湿地では粉を吹いた「シオヤトンボ」のオスが縄張りを見張り中。
ここでは毎年見られるが数は少ない。
シオヤトンボ0422.JPG



















お目当ては数年前から良く姿が見られるようになった「ホソミイトトンボ」。
成虫越冬で越冬中は淡褐色、この時期には青く色変わりして水辺にやって来る。
ホソミイトトンボ0422-1.JPG



















残念ながら今日はこの個体のみだった。
鮮やかな水色が美しかった。
ホソミイトトンボ0422-2.JPG



















2021年4月22日 東京都 トンボ目トンボ科 シオヤトンボ、イトトンボ科  ホソミイトトンボ

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田んぼでシオヤトンボ [トンボ目]

昨年の初見が9日だったのでもう出ているだろうと田んぼに行ってみると、やはりいた「シオヤトンボ」のオス。
既に腹部に粉を吹いているが、いつ頃羽化したのだろうか?
シオヤトンボ0408-1.JPG



















枯れ木の上にメスと思ったがよく見ると未成熟のオスだった。
田んぼ周りで見つけたのは5~6頭だった。
シオヤトンボ0408-2.JPG



















脇の湿地の畔を歩くと足元から3頭がキラキラの翅でたどたどしく飛んで行った。
羽化してようやく飛べるようになったトンボたちだった。
まだいるんじゃないかと探してみたが他に見つからず。
まだ翅が完全に伸びていないものを見つけた。
体の色は淡く、翅脈はオレンジ色で翅は半透明。
触ると壊れそうな。
シオヤトンボ0408-3.JPG



















田んぼの中には「アズマヒキガエル」のオタマジャクシがうようよ。
そういえばまだあのひものような卵を見ていなかったような・・・
アズマヒキガエル0408.JPG



















2021年4月8日 トンボ目トンボ科 シオヤトンボ、無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル

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時折見かける オオアオイトトンボ [トンボ目]

夏の間よく林縁で見られた「マユタテアカネ」だが、ここ数年見られる数が減っていた。
大丈夫かなと思っていたが、先日のビオトープではオスもメスも飛び交っていて少しホッとした。
マユタテアカネ1119.JPG



















水辺沿いを飛ぶイトトンボを見つけて後を追った。
止まったところを見ると「オオアオイトトンボ」だった。
オオアオイトトンボ1119-1.JPG



















ここではイトトンボの仲間で比較的遅くまで見られる種だ。
先とは別個体。
オオアオイトトンボ1119-2.JPG



















卵越冬なのであとどれくらい見ることが出来るだろうか?
オオアオイトトンボ1119-3.JPG



















オオアオイトトンボは時折目にするが、このところアオイトトンボがすっかり見られなくなってしまった。
今年出会ったのは何度だっただろう。
来年もあの青い目を見たい!
アオイトトンボ_1.jpg



















2020年11月19日 東京都 トンボ目アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ

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久しぶりのヒメアカネ [トンボ目]

湿地のビオトープ、どんなトンボが見られるか、カヤネズミの巣があるかなぁと覗いてみた。
アキアカネ、マユタテアカネを見ているとすぐ近くからヒーヒー♪という声が聞こえてきた。
見上げると「ジョウビタキ」のメス、ジョビコがいた。
居心地がいいのか先月からずっとここに住み着いているが、こんなに近くで見たのはこの日が初めて。
それでも250mmmのレンズ(35mm換算で400㎜)ではこれ位の大きさにしか撮れないのは残念。
ジョウビタキ1119.JPG





























午前中、気候も良くトンボたちは縄張りを争ったり、食事をしたりととにかく忙しい。
目の前で止まっては飛ぶを繰り返す赤とんぼ、マユタテアカネだろうと撮った。
ヒメアカネ1119.JPG



















近付いてファインダーを覗くとマユタテの特徴であるお尻の先(尾部上付属器)が上に反っていない。
確かに少し小さいような。

おやっ、ひょっとして。
ヒメアカネ1119-1.JPG



















正面に回ってお顔を拝見。
白っぽくて一対の黒斑がない事から「ヒメアカネ」だった。
以前はこの近くの林縁で毎年姿が見られたのだが、ここ数年見られなくなっていた。
この地域では東京都のレッドリストで準絶滅危惧に指定されている。
久しぶりのヒメアカネ。
特にこのあたりの水辺環境が変わったということは無く見られなくなった原因がわからないのだが、今後もずっと見たい種である。
ヒメアカネ1119-2.JPG



















2020年11月19日 東京都 スズメ目ツグミ科 ジョウビタキ、トンボ目トンボ科 ヒメアカネ

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今度こそ! カトリヤンマ [トンボ目]

先日、仕事から職場に戻ると同僚がトンボが入ってきて天井に止まっているとの事。
見るとヤンマの仲間だが、高い天井で職場にある網では届かない。
車に積んでいた網を取りに行って捕まえた。
それは、ようやくの「カトリヤンマ」のメスだった。
以前、ギンヤンマをカトリヤンマと間違え恥ずかしい限りだったが、今度こそである。
腹端の尾網が短いが、図鑑「日本のトンボ」によるとこれは既に産卵を経験して折れてしまった状態だそうだ。
カトリヤンマ0921-1.jpg



















今の時期、ここで見られるヤンマの仲間はかろうじてのオニヤンマ、ミルンヤンマとこの種くらい。
まだこれからも見られる機会があるので、さらに美しいオスのぶら下がりを是非一眼で撮ってみたい。
カトリヤンマ0921-2.jpg
















2020年9月21日 東京都 トンボ目ヤンマ科 カトリヤンマ

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田んぼ脇林縁の枝でぶら下がり ギンヤンマ [トンボ目]

先週あたりから田んぼの上を飛ぶヤンマの姿がよく見られるようになった。
最初は8月よく見られたギンヤンマかと思ったが、大きさや飛び方が違うように見えたので時期的にカトリヤンマか。

今日は昼から一時雨が降り、曇り空だった。
田んぼを見渡すもその姿は見られない。
ならばと田んぼ周りの林縁の枝を見て回ったところ、葉が落ちたウワミズザクラの低い枝にとまっているオスを見つけた。
ギンヤンマ0903.JPG



















例年今の田んぼでは稲の穂が出る時期で、ギンヤンマは見られずてっきりカトリヤンマと思って撮っていた。
頭胸部の緑色と腹部の水色が美しい。
ギンヤンマ0903-1_1.jpg





























カトリヤンマでblogを書いたところすぐにトンボにお詳しいお二人からこれはギンヤンマであるとご指摘をいただいた。確かによく見るとカトリヤンマの特徴とは異なる部分がある。
もっと学ばなければと反省しながら、ギンヤンマで書き直した。
しかしギンヤンマのこうした生態を見たことが無かったので、これは得るものがあった。
ギンヤンマ0903-2.JPG



















トンボのオスには腹内側の上部に副性器と呼ばれるものがあり、交尾前に一旦腹端から精子を副性器に移す。これを移精という。交尾の時にメスはオスの副性器に腹端を付けて精子を受け取るためトンボは交尾時にその形がハート形になる。
ヤンマの仲間は飛びながら移精を行うようだが、このギンヤンマは何度か腹部を曲げて腹端を副性器に付けていた。これが移精なのかもう少しよく見ようと近づいたら、さっと飛ばれてしまった。
ギンヤンマ0903-3.JPG



















少しして、田んぼを見渡して見るとあちこちで飛んで縄張りを張りながら餌を捕っていた。
5個体以上はいたようだった。
休耕田になったことで、例年この時期見られないギンヤンマたちが居ついているのだろうか。
ギンヤンマ0903-4.JPG



















2020年9月3日 東京都 トンボ目ヤンマ科 ギンヤンマ

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夏の木陰のコバルトブルー マルタンヤンマ [トンボ目]

真夏の気温が上がった午後、水辺の木陰は涼をとるには良い場所。
そんな木陰の枝先を見渡すと、暑さをしのぐヤンマたちのぶら下がりが見られるかもしれない。
ヤンマの中でも最も美しいと思うのが「マルタンヤンマ」のオスだ。
マルタンヤンマ_1.jpg



















えんじ色の体に水色の模様、複眼の深いコバルトブルーは見たものの目を惹くに違いない。
木陰には他にもヤブヤンマやネアカヨシヤンマなども見られるが、中でもこのブルーが一番好きだ。
長らく見ていないので、今年はと思うが早くしないと・・・。
マルタンヤンマ-2_1_1.jpg



















このメスは何度も産卵をしたのだろう。
腹部も翅までにも泥が付着していた。
マルタンヤンマ-3_1.jpg



















埼玉県 トンボ目ヤンマ科 マルタンヤンマ

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赤く色付いたウスバキトンボのオス [トンボ目]

今年はコロナの影響で休耕している田んぼの上を行ったり来たり飛んでいる赤く色付いたトンボがいた。
中にはオスメスが連結して打水産卵しているものもいくつか見られた。

ここで見られる赤とんぼの仲間でアキアカネやナツアカネなどはまだ成熟していない時期で、先日赤く成熟したマユタテアカネのオスを見掛けたがそれよりは大きい。
恐らく「ウスバキトンボ」だろうと思ったが、飛んでいるのを目で追っているだけでは確信が持てなかったので捕まえてみた。
ほとんど模様の無い胸や後翅の広さなどから成熟したウスバキトンボのオスだった。
ウスバキトンボ0726-1_1.jpg



















顔を見ると複眼が真っ赤で額もオレンジ色に。
ウスバキトンボ0726-2_1.jpg



















腹部背面の模様も赤く色付いていた。
ちなみに赤とんぼと呼ばれるのはトンボ科アカネ属のトンボのみで、このウスバキトンボ(ウスバキトンボ属)やショウジョウトンボ(ショウジョウトンボ属)などは赤とんぼとは呼ばれない。

ウスバキトンボは南から北へ片道切符の旅をするが、ここで育ったトンボはやはり北へ向かうのだろうか?
ウスバキトンボ0726-3_1.jpg



















2020年7月26日 東京都 トンボ目トンボ科 ウスバキトンボ

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