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マユタテアカネとアキアカネ [トンボ目]

林縁に色付いた「マユタテアカネ」のオスがいた。
ここでは比較的よく見られる赤とんぼの仲間で、額の黒い2つの斑とオスは尾端の突起(尾部上付属器)が上に反っているので見分けやすい。
この個体は翅にクモの糸が付いていたので、巣に掛かったが無事難を逃れたのだろう。
マユタテアカネ0914.JPG



















他の場所でも成熟したオスが見られた。
この個体の後翅には細長い欠けがあった。何でこうなったのだろうと想像するのも面白い。
マユタテアカネ0914-2.JPG



















すぐ近くにいた「アキアカネ」のメス。
額と腹部上面が赤く色付いている。
アキアカネは羽化後、夏の間は暑さを避けて高い山に移動して過ごし秋に山を下りてくる。調査では垂直で1000m以上、水平で数十キロ移動した記録があるそうだ。
さてこのアキアカネはどこで生まれてどこの山で夏を過ごしてここへやって来たのだろう。
アキアカネ0914.JPG



















2022年9月14日 東京都 トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、アキアカネ

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