白いベニシジミ 再び [チョウ目]
むし いろいろ2 [季節]
あぁっ~、安易なタイトルを付けてしまったなぁと思っているが、思い浮かばなかった。
コナラの葉で大きさ2mm位だろうか、小さなハムシを見つけた。
ハムシハンドブックや手持ちの図鑑で調べると「ツブノミハムシ」に似ている。
ただ、似た種がいるようで決定打はない。
うんちなのか?もしや卵か?
お尻に付いたものを後脚でこねこねしていた。
先日はノミゾウムシとやらに出会い驚いたが、ハムシにもノミがいるとは知らなかった。
小川沿いの草の上では「ヒメジョウカイ」が交尾中。
ジョウカイボンの仲間は種が多いらしいが、まだ名前が変わったり新種が見つかったりのようだ。
これもヒメジョウカイとはしたものの自信なし。
早くジョウカイボンハンドブックが出てくれればありがたいのだが・・・・。
足元でまた「ヨツボシヒラタシデムシ」を見つけた。
例年見る機会が多くは無いのだが、今年は多い方だ。
近づいても全く逃げないのできっとお食事中。
何枚か撮っていると後から毛虫が背中に乗って来た。
シデムシに食べられていたのは毛虫、いもむし・毛虫が好物のようなので食事中でラッキーだった。
そうでなければ早々に餌食になっていたかもしれない。
運がいい!
2019年4月25日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ツブノミハムシ、ジョウカイボン科 ヒメジョウカイ、シデムシ科 ヨツボシヒラタシデムシ
コナラの葉で大きさ2mm位だろうか、小さなハムシを見つけた。
ハムシハンドブックや手持ちの図鑑で調べると「ツブノミハムシ」に似ている。
ただ、似た種がいるようで決定打はない。
うんちなのか?もしや卵か?
お尻に付いたものを後脚でこねこねしていた。
先日はノミゾウムシとやらに出会い驚いたが、ハムシにもノミがいるとは知らなかった。
小川沿いの草の上では「ヒメジョウカイ」が交尾中。
ジョウカイボンの仲間は種が多いらしいが、まだ名前が変わったり新種が見つかったりのようだ。
これもヒメジョウカイとはしたものの自信なし。
早くジョウカイボンハンドブックが出てくれればありがたいのだが・・・・。
足元でまた「ヨツボシヒラタシデムシ」を見つけた。
例年見る機会が多くは無いのだが、今年は多い方だ。
近づいても全く逃げないのできっとお食事中。
何枚か撮っていると後から毛虫が背中に乗って来た。
シデムシに食べられていたのは毛虫、いもむし・毛虫が好物のようなので食事中でラッキーだった。
そうでなければ早々に餌食になっていたかもしれない。
運がいい!
2019年4月25日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 ツブノミハムシ、ジョウカイボン科 ヒメジョウカイ、シデムシ科 ヨツボシヒラタシデムシ
むし いろいろ [季節]
今日から世間では過去に例のない10連休だが全く関係ない。
まぁ、普段通りの生活だ。
どこに行くにも混んでいて、人人人。
ならば普段通りがいいな。
最近見掛けるようになったヒメウラナミジャノメを追いかけて草地に足を踏み入れたら足元から飛んだ「ツチイナゴ」。
バッタの仲間では唯一といっていい成虫越冬で、無事冬を越せたようだ。
どういう意味があるのかわからないが、ゆっくりと左右に揺れる動きを久しぶりに見たなぁ。
林縁では今年お初の「ヤマトシリアゲ」のオスを見つけた。
長い口とオスだけのサソリのようにくるっと巻いたお尻が印象的だ。
クヌギの幼木の枝先に目をやると、久しぶりの「キマエアオシャク」の幼虫。
ここは冬に何度も見ていたのだが見付けられなかった。
この幼虫の擬態にしてやられた。
間もなく蛹になる頃だろうか?
何気に見た足元の草には「コバネヒメギス」の幼虫がいた。
湿地でもない林縁なので生息環境からコバネヒメギスとした。
ここが湿地や河川敷ならヒメギスという別種となる。
幼虫の姿、形では同定不可能だ。
似て非なるもの 難しい・・・。
2019年4月25日 東京都 バッタ目バッタ科 ツチイナゴ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ、チョウ目シャクガ科 キマエアオシャク、バッタ目キリギリス科 コバネヒメギス
まぁ、普段通りの生活だ。
どこに行くにも混んでいて、人人人。
ならば普段通りがいいな。
最近見掛けるようになったヒメウラナミジャノメを追いかけて草地に足を踏み入れたら足元から飛んだ「ツチイナゴ」。
バッタの仲間では唯一といっていい成虫越冬で、無事冬を越せたようだ。
どういう意味があるのかわからないが、ゆっくりと左右に揺れる動きを久しぶりに見たなぁ。
林縁では今年お初の「ヤマトシリアゲ」のオスを見つけた。
長い口とオスだけのサソリのようにくるっと巻いたお尻が印象的だ。
クヌギの幼木の枝先に目をやると、久しぶりの「キマエアオシャク」の幼虫。
ここは冬に何度も見ていたのだが見付けられなかった。
この幼虫の擬態にしてやられた。
間もなく蛹になる頃だろうか?
何気に見た足元の草には「コバネヒメギス」の幼虫がいた。
湿地でもない林縁なので生息環境からコバネヒメギスとした。
ここが湿地や河川敷ならヒメギスという別種となる。
幼虫の姿、形では同定不可能だ。
似て非なるもの 難しい・・・。
2019年4月25日 東京都 バッタ目バッタ科 ツチイナゴ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ、チョウ目シャクガ科 キマエアオシャク、バッタ目キリギリス科 コバネヒメギス
ガマズミの枝先の膨らみは虫こぶだった [虫こぶ]
草木の葉が青々と茂り、甘い花の香りがどことなく漂う季節となって来た。
そんな中、木々の葉や枝に目をやると何?と思うものが目立つ。
若いコナラの枝先にはコナラなのにまるでリンゴのような実がなっている。
これ、もちろんコナラの実ではなくて「ナラメリンゴフシ」という虫こぶだ。
ナラメリンゴタマバチというハチが作ったもの。
そんな中、木々の葉や枝に目をやると何?と思うものが目立つ。
若いコナラの枝先にはコナラなのにまるでリンゴのような実がなっている。
これ、もちろんコナラの実ではなくて「ナラメリンゴフシ」という虫こぶだ。
ナラメリンゴタマバチというハチが作ったもの。
※調べてきました。
木はエノキの幼木で、虫こぶはケヤキフクロハフシ、ケヤキヒトスジワタムシというアブラムシのしわざでした。
数年前からガマズミの枝先が膨らんでいるのが気になっていた。
病気かと調べたがわからない。
ならば虫こぶか、ガマズミの虫こぶで出てくるのは実に毛が生えたようなガマズミミケフシばかりで枝が膨らむものは見当たらなかった。
この日、観察していたアシベニカギバの幼虫を探していて膨らんだ枝からいくつもの蛹殻のような物が出ているのに気付いた。
よく見ると触角らしきものの痕跡も見られる。どうやら何かの虫が羽化した痕のようだ。
ということはやはりこれも虫こぶだった。
蛹殻からハエかハチのように思われるが、はて、これはいったい誰だろうか?
2019年4月25日 東京都
数年前からガマズミの枝先が膨らんでいるのが気になっていた。
病気かと調べたがわからない。
ならば虫こぶか、ガマズミの虫こぶで出てくるのは実に毛が生えたようなガマズミミケフシばかりで枝が膨らむものは見当たらなかった。
この日、観察していたアシベニカギバの幼虫を探していて膨らんだ枝からいくつもの蛹殻のような物が出ているのに気付いた。
よく見ると触角らしきものの痕跡も見られる。どうやら何かの虫が羽化した痕のようだ。
ということはやはりこれも虫こぶだった。
蛹殻からハエかハチのように思われるが、はて、これはいったい誰だろうか?
2019年4月25日 東京都
エゴノキのゆりかご エゴツルクビオトシブミ [コウチュウ目]
今日は気温と湿度が高く、まるで夏のような暑さだった。
林縁でいつの間にか「キンラン」が咲いていた。
ここは良く通るのだけれど、茎が伸びていることさえ気付かずにいきなり花を見てビックリ。
採られなければよいのだが・・・。
エゴノキが葉を展開して小さな蕾を付けていた。
枝にはくるくるっと巻かれた葉っぱ。
おやっ、もう。
「エゴツルクビオトシブミ」のゆりかご(揺籃)だ。
あちこちに見つかって、こちらもいつの間に。
ゆりかごの上の葉上に名前の通り首の長いオスがいた。
林縁でいつの間にか「キンラン」が咲いていた。
ここは良く通るのだけれど、茎が伸びていることさえ気付かずにいきなり花を見てビックリ。
採られなければよいのだが・・・。
エゴノキが葉を展開して小さな蕾を付けていた。
枝にはくるくるっと巻かれた葉っぱ。
おやっ、もう。
「エゴツルクビオトシブミ」のゆりかご(揺籃)だ。
あちこちに見つかって、こちらもいつの間に。
ゆりかごの上の葉上に名前の通り首の長いオスがいた。
そおっと近寄ったがこの1枚で気付かれて飛ばれてしまった。
メスは葉の上部に主脈を残して切れ込みを入れ、葉の先端に卵を1つ産んで巻いていく。
自分の体の何倍もある葉を口と脚を使って巻くのだからすごい!
まだその場面を見たことが無い。
見る方も根気が要りそうだが、1度は見ておきたい凄技だ。
2019年4月25日 東京都 キジカクシ目ラン科 キンラン、コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ
メスは葉の上部に主脈を残して切れ込みを入れ、葉の先端に卵を1つ産んで巻いていく。
自分の体の何倍もある葉を口と脚を使って巻くのだからすごい!
まだその場面を見たことが無い。
見る方も根気が要りそうだが、1度は見ておきたい凄技だ。
2019年4月25日 東京都 キジカクシ目ラン科 キンラン、コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ
初夏の田んぼで [季節]
別の田んぼに行ってみると畔に目に鮮やかな「ゲンゲ」の花。
正式和名はゲンゲだが、レンゲの方が馴染がある。
蜂蜜の蜜源や田んぼの緑肥として植えられ、昔は一面レンゲ畑があちこちで見られたが、今はほとんど見られなくなってしまった 懐かしい原風景。
畔に黄色い花を咲かせているのは「オオジシバリ」。
へら状の葉が特徴でよく似たジシバリ(イワニガナ)は葉が小さくて丸い。
萎んだ花のオレンジ色もアクセント!
キツネノボタンの葉上で見つけたのは「ヤブキリ」の幼虫。
背中の一本線が特徴だ。
大人になるとセミをも食す獰猛さだが、この頃は花や花粉なども食べて小さく可愛らしい。
小さな池の周りではすっと伸びた先がくるくるっと面白い「コウヤワラビ」の新芽。
そのうちここはこのシダの群生地に。
畔に生えたエノキの幹で「ヤマトシギアブ」を見つけた。
もうそんな時期か。
特に害もなく、林縁を歩くと幹から飛び上がる褐色のアブ。
どんだけ~ 胸の厚みが凄い!
重量挙げ選手権に出られそうだ。
2019年4月24日 埼玉県 マメ目マメ科 ゲンゲ、キク目キク科 オオジシバリ、バッタ目キリギリス科 ヤブキリ、ウラボシ目オシダ科 コウヤワラビ、ハエ目シギアブ科 ヤマトシギアブ
正式和名はゲンゲだが、レンゲの方が馴染がある。
蜂蜜の蜜源や田んぼの緑肥として植えられ、昔は一面レンゲ畑があちこちで見られたが、今はほとんど見られなくなってしまった 懐かしい原風景。
畔に黄色い花を咲かせているのは「オオジシバリ」。
へら状の葉が特徴でよく似たジシバリ(イワニガナ)は葉が小さくて丸い。
萎んだ花のオレンジ色もアクセント!
キツネノボタンの葉上で見つけたのは「ヤブキリ」の幼虫。
背中の一本線が特徴だ。
大人になるとセミをも食す獰猛さだが、この頃は花や花粉なども食べて小さく可愛らしい。
小さな池の周りではすっと伸びた先がくるくるっと面白い「コウヤワラビ」の新芽。
そのうちここはこのシダの群生地に。
畔に生えたエノキの幹で「ヤマトシギアブ」を見つけた。
もうそんな時期か。
特に害もなく、林縁を歩くと幹から飛び上がる褐色のアブ。
どんだけ~ 胸の厚みが凄い!
重量挙げ選手権に出られそうだ。
2019年4月24日 埼玉県 マメ目マメ科 ゲンゲ、キク目キク科 オオジシバリ、バッタ目キリギリス科 ヤブキリ、ウラボシ目オシダ科 コウヤワラビ、ハエ目シギアブ科 ヤマトシギアブ
生きものの名前の付いた田んぼ雑草たち [季節]
今日は休みだったが、起きるとぽつぽつと雨。
午後には止んだので、ちょこっと田んぼに行ってみた。
今にも降り出しそうな雲行きで、トンボたちの姿も見られない。
唯一、クロアゲハが飛んで来たが田んぼに降りることなく飛び去った。
虫を諦めて、畔で咲いていた花たち。
今が盛りと小さく可憐な白い花を咲かせているのは「ノミノフスマ」。
ハコベに似ていてさらにノミノツヅリという種もありややこしい。
上の写真の背景に写っていた紫色の花は「ムラサキサギゴケ」。
湿った場所を好んで地を這うように咲いている。
田んぼ雑草といえばこの「スズメノテッポウ」。
子供の頃は良く見たが、田んぼや畑が少なくなって見る機会がめっきりなくなってしまった。
これで草笛を作れるようなので今度試してみたい!
ここまでの植物はノミ、サギ、スズメとみな生きものの名前が付いている。
元のいきものもこれらの植物も人々の暮らしに身近な存在で馴染があったに違いない。
田んぼ脇を歩いていると足元の草でハムシを見つけた。
今日出逢った数少ない虫、「ヨツモンクロツツハムシ」だ。
ウワミズザクラに付くようで、見上げるとブラシのような花が見頃だった。
風が強くて落ちてきたのだろう。
2019年4月24日 埼玉県 ナデシコ目ナデシコ科 ノミノフスマ、イネ目イネ科 スズメノテッポウ、シソ目ハエドクソウ科 ムラサキサギゴケ、コウチュウ目ハムシ科 ヨツモンクロツツハムシ
午後には止んだので、ちょこっと田んぼに行ってみた。
今にも降り出しそうな雲行きで、トンボたちの姿も見られない。
唯一、クロアゲハが飛んで来たが田んぼに降りることなく飛び去った。
虫を諦めて、畔で咲いていた花たち。
今が盛りと小さく可憐な白い花を咲かせているのは「ノミノフスマ」。
ハコベに似ていてさらにノミノツヅリという種もありややこしい。
上の写真の背景に写っていた紫色の花は「ムラサキサギゴケ」。
湿った場所を好んで地を這うように咲いている。
田んぼ雑草といえばこの「スズメノテッポウ」。
子供の頃は良く見たが、田んぼや畑が少なくなって見る機会がめっきりなくなってしまった。
これで草笛を作れるようなので今度試してみたい!
ここまでの植物はノミ、サギ、スズメとみな生きものの名前が付いている。
元のいきものもこれらの植物も人々の暮らしに身近な存在で馴染があったに違いない。
田んぼ脇を歩いていると足元の草でハムシを見つけた。
今日出逢った数少ない虫、「ヨツモンクロツツハムシ」だ。
ウワミズザクラに付くようで、見上げるとブラシのような花が見頃だった。
風が強くて落ちてきたのだろう。
2019年4月24日 埼玉県 ナデシコ目ナデシコ科 ノミノフスマ、イネ目イネ科 スズメノテッポウ、シソ目ハエドクソウ科 ムラサキサギゴケ、コウチュウ目ハムシ科 ヨツモンクロツツハムシ
クロコノマチョウ [チョウ目]
このところ急に暖かさが増して雑木林は一気に初夏の様相となって来た。
「ウリカエデ」は花を終えて種の翅が目立っていた。
丘陵ではそれほど多くない種で、花と種の時期に何だっけって毎年図鑑をめくっている。
いい加減覚えないと!
「ウリカエデ」は花を終えて種の翅が目立っていた。
丘陵ではそれほど多くない種で、花と種の時期に何だっけって毎年図鑑をめくっている。
いい加減覚えないと!
「ヤマネコノメソウ」も名の由来になった種が出来ていた。
歩いていると目の前から褐色のチョウが飛び立って離れた落ち葉の上に舞い降りた。
越冬を終えた「クロコノマチョウ」。
降りた地点に忍び足で近づいて、どこにいるか目を皿にして探した。
枯葉に擬態した翅はそこに紛れてなかなか見つけるのに苦労する。
今回は何とか見つけることが出来たが、よくもまぁこんな翅に進化したものだ。
ラッキーな事にキヅタの葉で目が隠れていたため近付けた。
越冬チョウたち、キタテハ、テングチョウ、ルリタテハ、ヒオドシチョウなども枯葉や樹皮にそっくりで越冬個体を見つけるのはなかなか困難を極める。
そういった種だけが生き残って来たのだろうなぁ。
2019年4月13-19日 東京都 ムクロジ目ムクロジ科 ウリカエデ、ユキノシタ目ユキノシタ科 ヤマネコノメソウ、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ
初夏の田んぼでイトトンボ探し [季節]
そろそろ田んぼにイトトンボたちが集まっていないかと足を運んでみた。
例年そろそろ成虫で冬を越したホソミイトトンボたちが繁殖のために集まってくる。
何だか水が少なくて、いつもなら巣作りに必要な泥を集めにツバメたちの姿も見られるのだがこの日は見ることが出来なかった。
ちょっと早かったかな。
あぜ道に座ってトンボが回って来るのを探していると「キアシナガバチ」がやって来た。
今の時期、どこの田んぼでもアシナガバチたちも巣作りの材料集めのために来ているようだ。
この時は、降りたもののすぐに飛び去ってしまった。
イトトンボがいないので畔を見渡していると「ベニシジミ」がヘビイチゴの花に吸蜜に訪れていた。
すぐに別の個体がやって来て、くんずほぐれつ猛スピードでどこかに飛び去ってしまった。
大局に目をやれば新緑が美しく心穏やかでうっとりするが、足元に目をやれば生きものたちが忙しく動き回っている。
このギャップが静と動、何をどう見るか 面白い!
2019年4月18日 埼玉県 ハチ目スズメバチ科 キアシナガバチ、チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ
例年そろそろ成虫で冬を越したホソミイトトンボたちが繁殖のために集まってくる。
何だか水が少なくて、いつもなら巣作りに必要な泥を集めにツバメたちの姿も見られるのだがこの日は見ることが出来なかった。
ちょっと早かったかな。
あぜ道に座ってトンボが回って来るのを探していると「キアシナガバチ」がやって来た。
今の時期、どこの田んぼでもアシナガバチたちも巣作りの材料集めのために来ているようだ。
この時は、降りたもののすぐに飛び去ってしまった。
イトトンボがいないので畔を見渡していると「ベニシジミ」がヘビイチゴの花に吸蜜に訪れていた。
すぐに別の個体がやって来て、くんずほぐれつ猛スピードでどこかに飛び去ってしまった。
大局に目をやれば新緑が美しく心穏やかでうっとりするが、足元に目をやれば生きものたちが忙しく動き回っている。
このギャップが静と動、何をどう見るか 面白い!
2019年4月18日 埼玉県 ハチ目スズメバチ科 キアシナガバチ、チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ
職場のゴミ箱から チャイロホソヒラタカミキリ [コウチュウ目]
昨日、職場事務室のゴミ箱にごみを捨てようと覗くとそこに何やら虫がいた。
一見カミキリモドキの仲間のようだが、大きさ10mmほどと小さくよくわからないので持ち帰ってじっくり見た。
胸が赤いのでホタルカミキリか?
今日、職場で若い同僚に同定してもらったところ触角や脚の赤い部分があることから「チャイロホソヒラタカミキリ」だった。
ホタルカミキリも見たことが無いがこの種も初見。
図鑑ではブナ科の薪に集まるようだ。
何故ゴミ箱の中にいたかは良くわからないが、周りにはコナラが多くあるので紛れ込んだのだろう。
全体が褐色の個体もいるそうだ。
まだまだ見たことが無い虫がいる。
2019年4月21日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 チャイロホソヒラタカミキリ
一見カミキリモドキの仲間のようだが、大きさ10mmほどと小さくよくわからないので持ち帰ってじっくり見た。
胸が赤いのでホタルカミキリか?
今日、職場で若い同僚に同定してもらったところ触角や脚の赤い部分があることから「チャイロホソヒラタカミキリ」だった。
ホタルカミキリも見たことが無いがこの種も初見。
図鑑ではブナ科の薪に集まるようだ。
何故ゴミ箱の中にいたかは良くわからないが、周りにはコナラが多くあるので紛れ込んだのだろう。
全体が褐色の個体もいるそうだ。
まだまだ見たことが無い虫がいる。
2019年4月21日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 チャイロホソヒラタカミキリ