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エゴノキのゆりかご エゴツルクビオトシブミ [コウチュウ目]

今日は気温と湿度が高く、まるで夏のような暑さだった。
林縁でいつの間にか「キンラン」が咲いていた。
ここは良く通るのだけれど、茎が伸びていることさえ気付かずにいきなり花を見てビックリ。
採られなければよいのだが・・・。
キンラン0425_1.jpg





























エゴノキが葉を展開して小さな蕾を付けていた。
枝にはくるくるっと巻かれた葉っぱ。
おやっ、もう。
エゴツツクビオトシブミ0425-1_1.jpg



















「エゴツルクビオトシブミ」のゆりかご(揺籃)だ。
あちこちに見つかって、こちらもいつの間に。
ゆりかごの上の葉上に名前の通り首の長いオスがいた。

そおっと近寄ったがこの1枚で気付かれて飛ばれてしまった。
エゴツツクビオトシブミ0425-2_1.jpg



















メスは葉の上部に主脈を残して切れ込みを入れ、葉の先端に卵を1つ産んで巻いていく。
自分の体の何倍もある葉を口と脚を使って巻くのだからすごい!
まだその場面を見たことが無い。
見る方も根気が要りそうだが、1度は見ておきたい凄技だ。
エゴツツクビオトシブミ0425-3_1.jpg



















2019年4月25日 東京都 キジカクシ目ラン科 キンラン、コウチュウ目オトシブミ科 エゴツルクビオトシブミ

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