SSブログ

目覚めたフジハムシ [コウチュウ目]

柵のロープ上をトコトコ歩いていた「フジハムシ」。
成虫越冬のようだがこのところの暖かさでようやくお目覚めか。
フジハムシ0404-1_1.jpg



















黒い頭と胸にオレンジ色の上翅が印象的で名の通りフジに付くハムシ。
越冬から目覚めたということはそろそろフジも芽吹くのだろう。
植物によって芽吹きの時期が異なるが、それぞれの食草に合わせて孵化したり目覚めたりと虫たちの体内時計も凄いものがある。時を間違えれば死につながるだけにちゃんとそれぞれのDNAにインプットされているのだろう。
フジハムシ0404-2_1.jpg



















近くの湿地を見てみると、このところまとまった雨が無かったせいで水が干上がっていた。
ここのオタマジャクシたちは残念ながら全滅してしまった。
泥の上には「アライグマ」の足跡が残されていた。
トウキョウサンショウウオやアカガエルなどの被害が心配される。
数年前にはオオタカの巣立ち前の雛が襲われた。
このところこのあたりですっかりキジの声や姿が見られなくなってしまったのはひょっとしたら・・・と疑いを持ってしまうのだった。
アライグマ0404_1.jpg





























2019年4月4日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 フジハムシ、ネコ目アライグマ科 アライグマ

nice!(1)  コメント(4)