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外来種ムネアカハラビロカマキリからハリガネムシ [カマキリ目]

職場の公園で外来種のムネアカハラビロカマキリが見つかってから4年ほどになるだろうか?
職員や利用者の子供たちなど多くの方のご協力により当初より見られる成虫、卵鞘の数が激減した。
それでもまだこの夏ちらほら成虫が見つかっている。
以前から外来種のこのカマキリもハリガネムシが寄生するのかと疑問に思い、見つかった成虫を水に浸けてきたがハリガネムシは確認されなかった。youtubeでは既にムネアカからハリガネムシが出てくる動画が配信されているが、実際この目で見ておかなければ。

今日利用者の子供の方が見つけてくれたオスを水に浸けるとすぐにハリガネムシが出てきた。
やはりここでも寄生されている個体がいたのだ。
ハラビロカマキリを凌駕する無敵のムネアカハラビロカマキリにも、ハリガネムシという最強の敵がいたということが確認できた。腹端からハリガネムシが出ているところを撮れなかったのが非常に残念だった。

ハリガネムシがカマキリを操って水に飛び込ませる仕組みを神戸大学のチームが解明している。
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2021_06_22_01.html


ムネアカハラビロカマキリ1007.JPG



















2023年10月7日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ムネアカハラビロカマキリ、ハリガネムシ目 ハリガネムシ

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あのオオカマキリ母さん その後 [カマキリ目]

今年の仕事始めはあのオオカマキリ母さんがいた事務所に出勤。
昨年12月29日から1月3日までは休みで、事務所の床暖房もないので壁面も冷え切って恐らく死んでしまったと思われた。
出勤後すぐに事務所の壁を見たがやはり見当たらない。
壁際のススキの株を探してみると、思っていない姿で見つかった。
何と卵を産んでいる途中で事切れてしまったようだ。
翅の褐色の丸い斑が同じ位置にあるのであの個体だ。
最後に見た28日、朝はぐったりしていて、日向に移動させ少しするとようやく動くような状態。
もう卵は産めないだろうなと思っていたのでびっくりした。
オオカマキリ0104-1.JPG





























卵鞘は通常の大きさに比べると小さく形もいびつだが、力を振り絞ってこの中にいくつもの命を送り出したことに思わずご苦労様と言葉をかけた。
よく頑張ったなぁ!
オオカマキリ0104-2.JPG



















2023年1月4日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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あのオオカマキリの母さんたちは・・・ [カマキリ目]

今日は仕事納めであのオオカマキリの母さんたちがいる事務所へ出勤だった。
ついてそうそう事務所の壁を見たがいない。
まだ朝の寒さが厳しく壁近くのススキの根元を見て見ると1頭がぐったりと横たわっていた。
触ると少し動くので、朝陽が当たりだした壁際の場所に移しておいた。
暫くして再び見て見ると枯れた草に上って、こちらを見た。
もうぎりぎりのところで命を繋いでいるようだった。
オオカマキリ1228-1.JPG



















もう1頭もススキの根元でうずくまっていたが触っても反応が無い。
こちらも陽の当たる場所に移動させておいたが残念ながら動くことは無かった。

南向きで床暖房で暖かいコンクリートの壁がある環境でも、さすがにこのところの夜の冷え込みの厳しさには耐えられないだろう。

今日ここのススキでオオカマキリの卵鞘が見つかったのが何より嬉しい!
オオカマキリ1228-2.JPG



















2022年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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今日もいたオオカマキリ母さん [カマキリ目]

今日は床暖房のある事務所に勤務の日で、外壁のオオカマキリはまだいるだろうかと見てみた。
出勤した時には壁にはいなかった。
このところの寒さは厳しく夜は0℃近くまで気温が下がっているので厳しいかと思っていたのだが、しばらくしてみると壁にいた。お腹が膨れているのでまだ産卵していないかもしれない。
夜はススキの株の中に隠れて寒さをしのぎ、動けるようになってから壁に上っているのかもしれない。
もう1頭が見当たらず探したが残念ながら見つからなかった。
次にここに来るのは27日。
その時にまだ姿があったなら、最長確認のタイ記録だ。
何より、早く卵を産んで欲しいのだが・・・。
オオカマキリ1223.JPG



















2022年12月23日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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オオカマキリ母さん、早く産まなければ! [カマキリ目]

12月に入ってからも職場の壁面には2頭の「オオカマキリ」のメスの姿があった。
今日もいるかなと見て見ると、1頭が壁面にとまっていた。
まだお腹が大きいのでこれから産卵するのだろう。
オオカマキリ1218-1.JPG



















もう一頭はどこにいったかと探してみると、壁に近いススキの葉にいた。
こちらはお腹が見えないのでどうだろう?
鎌や翅に傷みが見られる。

例年ここの壁には遅くまでオオカマキリが見られ、一昨年の最終確認は12月27日だった。
なぜこんなに遅くまで見られるのかとその時疑問に思ったのたが、この事務所は床暖房でその熱がコンクリートの壁面に伝わって暖かいことが理由の一つではないかと。南向きのため太陽光による蓄熱もあるのかな。
ただ、当然暖房を切って帰るので夜間はかなり冷え込むはず。それにもう餌となる虫もほとんど見あたらないので厳しい環境には違いない。

さて、今年はいつまで姿が見られるか?

早く産卵しろよぅ!とこちらが焦ってしまう。
次にここに来るのは23日。行く末を見守りたい。
オオカマキリ1218-2.JPG



















2022年12月18日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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オオカマキリの獲物はハネナガイナゴ [カマキリ目]

谷戸を歩くとあちこちで種になったくっつき虫が目立つようになってきた。
ササクサ、イノコヅチ、そして最もよく見るのがこの「ヌスビトハギ」。
種子は2個が1セットで表面がざらついて衣服にくっつく厄介者だ。
この種子が盗人の足跡に似ているそうな。
ヌスビトハギ0914.JPG



















道脇の葉で食事中の「オオカマキリ」のオスを見つけた。
オオカマキリ0914-1.JPG



















獲物はどうやらハネナガイナゴのようだ。
今ここでは最も多いバッタの仲間だろう。
歩くとあちこちから飛んで行く。
オオカマキリ0914-2.JPG



















暫くの間撮っていると、何!とこちらに視線を向けた。
邪魔するつもりはないので、ごめんごめんとその場を後にした。
オオカマキリ0914-3.JPG



















2022年9月14日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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ヤツデの葉陰からこっそりと [カマキリ目]

林縁で先月からあちこちで花を咲かせている「ウグイスカグラ」。
花期はウグイスが囀る春なのだが、例年この頃からちょこちょこと花を咲かせる。
ウグイスカグラ1203.JPG





























虫食いのヤツデの葉陰に虫の気配が・・・。
そっと近づくと何かがこちらをこっそり見ていた。
なんか可愛い!
ハラビロカマキリ1203-1.JPG



















さらに近付くと見付かったかと開き直ったか、観念したか、その姿を現した。
その正体は「ハラビロカマキリ」だった。
ハラビロカマキリ1203-2.JPG



















このあと確認したらお腹の大きなメス。
いよいよ朝夕の冷え込みは厳しく、まだ暖かい昼間のうちにサッサと産んでしまえばよいのにと思うのだが。
お腹の大きなメスが寒さで死んでいる光景を見ることがある。
産むスイッチはいったい何なのだろうか?

今日も4匹のお腹の大きなハラビロカマキリのメスに出会った・・・。
無事に命を繋いでくれると良いのだが!
ハラビロカマキリ1203-3.JPG



















2021年12月3日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ

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師走のオオカマキリ [カマキリ目]

12月に入って職場の外壁に「オオカマキリ」のメスがいた。
いつもほとんど同じ場所にいて、さていつまでいるのだろうかとずっと見守ってきたが、仕事納めの今日も姿を見ることが出来た。
職場は床下暖房で恐らく外壁もそのお陰で暖かかったのだろう。
ただ、一昨日だったかボイラーの故障で暖房が使えなくなってしまった。

そのためか昨日も今日も壁からササの茎に移動していた。
オオカマキリ1227.JPG



















次にここへの出勤は1月5日。
正月の最低気温は氷点下になる予想。
今日が最後になるかもしれないなぁ。
オオカマキリ1227-1.JPG



















2020年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

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コカマキリも少し紅葉? [カマキリ目]

ショウリョウバッタモドキがいたススキの株、まだいるかなぁと探してみたが見つからない。
ここ数日朝晩の寒さが厳しかったので星になってしまったか?

いたのは「コカマキリ」だった。
ひょっとしたら・・・

少し離れた場所にはオオカマキリのメスもいた。
カマキリたちもそろそろ終わり。

赤みを帯びたこのコカマキリのメスは子孫を残せたのだろうか?
まだなら早くしないと、残された時間はあと僅か。

今年はコカマキリに良く出会えた一年だった。
コカマキリ1208.JPG



















2020年12月8日 東京都 カマキリ目カマキリ科 コカマキリ

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今年はハラビロカマキリに良く出会う [カマキリ目]

木柵の上にいた「ハラビロカマキリ」と目が合った。
近付くといきなりファインティングポーズ。
ハラビロカマキリ1024.JPG



















後日水辺の杭の上にいた褐色型。
川の中に入れてみたらやはりハリガネムシが出てきた。
出終わって岸に。
スッキリしたかなぁ。
ハラビロカマキリ1027-1.JPG



















同じ日、小川沿いのメナモミにも褐色型が。
やはりポーズをとってくれた。
この個体からもハリガネムシが。
今まで確認したところ、現時点で8割が寄生されていた。
ハラビロカマキリ1027.JPG



















2020年10月24,27日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ

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