あのオオカマキリ母さん その後 [カマキリ目]
今年の仕事始めはあのオオカマキリ母さんがいた事務所に出勤。
昨年12月29日から1月3日までは休みで、事務所の床暖房もないので壁面も冷え切って恐らく死んでしまったと思われた。
出勤後すぐに事務所の壁を見たがやはり見当たらない。
壁際のススキの株を探してみると、思っていない姿で見つかった。
何と卵を産んでいる途中で事切れてしまったようだ。
翅の褐色の丸い斑が同じ位置にあるのであの個体だ。
最後に見た28日、朝はぐったりしていて、日向に移動させ少しするとようやく動くような状態。
もう卵は産めないだろうなと思っていたのでびっくりした。

卵鞘は通常の大きさに比べると小さく形もいびつだが、力を振り絞ってこの中にいくつもの命を送り出したことに思わずご苦労様と言葉をかけた。
よく頑張ったなぁ!

2023年1月4日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
昨年12月29日から1月3日までは休みで、事務所の床暖房もないので壁面も冷え切って恐らく死んでしまったと思われた。
出勤後すぐに事務所の壁を見たがやはり見当たらない。
壁際のススキの株を探してみると、思っていない姿で見つかった。
何と卵を産んでいる途中で事切れてしまったようだ。
翅の褐色の丸い斑が同じ位置にあるのであの個体だ。
最後に見た28日、朝はぐったりしていて、日向に移動させ少しするとようやく動くような状態。
もう卵は産めないだろうなと思っていたのでびっくりした。
卵鞘は通常の大きさに比べると小さく形もいびつだが、力を振り絞ってこの中にいくつもの命を送り出したことに思わずご苦労様と言葉をかけた。
よく頑張ったなぁ!
2023年1月4日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
2023-01-06 21:17
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あのオオカマキリの母さんたちは・・・ [カマキリ目]
今日は仕事納めであのオオカマキリの母さんたちがいる事務所へ出勤だった。
ついてそうそう事務所の壁を見たがいない。
まだ朝の寒さが厳しく壁近くのススキの根元を見て見ると1頭がぐったりと横たわっていた。
触ると少し動くので、朝陽が当たりだした壁際の場所に移しておいた。
暫くして再び見て見ると枯れた草に上って、こちらを見た。
もうぎりぎりのところで命を繋いでいるようだった。

もう1頭もススキの根元でうずくまっていたが触っても反応が無い。
こちらも陽の当たる場所に移動させておいたが残念ながら動くことは無かった。
南向きで床暖房で暖かいコンクリートの壁がある環境でも、さすがにこのところの夜の冷え込みの厳しさには耐えられないだろう。
今日ここのススキでオオカマキリの卵鞘が見つかったのが何より嬉しい!

2022年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
ついてそうそう事務所の壁を見たがいない。
まだ朝の寒さが厳しく壁近くのススキの根元を見て見ると1頭がぐったりと横たわっていた。
触ると少し動くので、朝陽が当たりだした壁際の場所に移しておいた。
暫くして再び見て見ると枯れた草に上って、こちらを見た。
もうぎりぎりのところで命を繋いでいるようだった。
もう1頭もススキの根元でうずくまっていたが触っても反応が無い。
こちらも陽の当たる場所に移動させておいたが残念ながら動くことは無かった。
南向きで床暖房で暖かいコンクリートの壁がある環境でも、さすがにこのところの夜の冷え込みの厳しさには耐えられないだろう。
今日ここのススキでオオカマキリの卵鞘が見つかったのが何より嬉しい!
2022年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
2022-12-28 20:02
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今日もいたオオカマキリ母さん [カマキリ目]
今日は床暖房のある事務所に勤務の日で、外壁のオオカマキリはまだいるだろうかと見てみた。
出勤した時には壁にはいなかった。
このところの寒さは厳しく夜は0℃近くまで気温が下がっているので厳しいかと思っていたのだが、しばらくしてみると壁にいた。お腹が膨れているのでまだ産卵していないかもしれない。
夜はススキの株の中に隠れて寒さをしのぎ、動けるようになってから壁に上っているのかもしれない。
もう1頭が見当たらず探したが残念ながら見つからなかった。
次にここに来るのは27日。
その時にまだ姿があったなら、最長確認のタイ記録だ。
何より、早く卵を産んで欲しいのだが・・・。

2022年12月23日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
出勤した時には壁にはいなかった。
このところの寒さは厳しく夜は0℃近くまで気温が下がっているので厳しいかと思っていたのだが、しばらくしてみると壁にいた。お腹が膨れているのでまだ産卵していないかもしれない。
夜はススキの株の中に隠れて寒さをしのぎ、動けるようになってから壁に上っているのかもしれない。
もう1頭が見当たらず探したが残念ながら見つからなかった。
次にここに来るのは27日。
その時にまだ姿があったなら、最長確認のタイ記録だ。
何より、早く卵を産んで欲しいのだが・・・。
2022年12月23日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
2022-12-23 20:15
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オオカマキリ母さん、早く産まなければ! [カマキリ目]
12月に入ってからも職場の壁面には2頭の「オオカマキリ」のメスの姿があった。
今日もいるかなと見て見ると、1頭が壁面にとまっていた。
まだお腹が大きいのでこれから産卵するのだろう。

もう一頭はどこにいったかと探してみると、壁に近いススキの葉にいた。
こちらはお腹が見えないのでどうだろう?
鎌や翅に傷みが見られる。
例年ここの壁には遅くまでオオカマキリが見られ、一昨年の最終確認は12月27日だった。
なぜこんなに遅くまで見られるのかとその時疑問に思ったのたが、この事務所は床暖房でその熱がコンクリートの壁面に伝わって暖かいことが理由の一つではないかと。南向きのため太陽光による蓄熱もあるのかな。
ただ、当然暖房を切って帰るので夜間はかなり冷え込むはず。それにもう餌となる虫もほとんど見あたらないので厳しい環境には違いない。
さて、今年はいつまで姿が見られるか?
今日もいるかなと見て見ると、1頭が壁面にとまっていた。
まだお腹が大きいのでこれから産卵するのだろう。
もう一頭はどこにいったかと探してみると、壁に近いススキの葉にいた。
こちらはお腹が見えないのでどうだろう?
鎌や翅に傷みが見られる。
例年ここの壁には遅くまでオオカマキリが見られ、一昨年の最終確認は12月27日だった。
なぜこんなに遅くまで見られるのかとその時疑問に思ったのたが、この事務所は床暖房でその熱がコンクリートの壁面に伝わって暖かいことが理由の一つではないかと。南向きのため太陽光による蓄熱もあるのかな。
ただ、当然暖房を切って帰るので夜間はかなり冷え込むはず。それにもう餌となる虫もほとんど見あたらないので厳しい環境には違いない。
さて、今年はいつまで姿が見られるか?
2022-12-18 20:53
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オオカマキリの獲物はハネナガイナゴ [カマキリ目]
谷戸を歩くとあちこちで種になったくっつき虫が目立つようになってきた。
ササクサ、イノコヅチ、そして最もよく見るのがこの「ヌスビトハギ」。
種子は2個が1セットで表面がざらついて衣服にくっつく厄介者だ。
この種子が盗人の足跡に似ているそうな。

道脇の葉で食事中の「オオカマキリ」のオスを見つけた。

獲物はどうやらハネナガイナゴのようだ。
今ここでは最も多いバッタの仲間だろう。
歩くとあちこちから飛んで行く。

暫くの間撮っていると、何!とこちらに視線を向けた。
邪魔するつもりはないので、ごめんごめんとその場を後にした。

2022年9月14日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
ササクサ、イノコヅチ、そして最もよく見るのがこの「ヌスビトハギ」。
種子は2個が1セットで表面がざらついて衣服にくっつく厄介者だ。
この種子が盗人の足跡に似ているそうな。
道脇の葉で食事中の「オオカマキリ」のオスを見つけた。
獲物はどうやらハネナガイナゴのようだ。
今ここでは最も多いバッタの仲間だろう。
歩くとあちこちから飛んで行く。
暫くの間撮っていると、何!とこちらに視線を向けた。
邪魔するつもりはないので、ごめんごめんとその場を後にした。
2022年9月14日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
2022-09-14 20:08
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ヤツデの葉陰からこっそりと [カマキリ目]
林縁で先月からあちこちで花を咲かせている「ウグイスカグラ」。
花期はウグイスが囀る春なのだが、例年この頃からちょこちょこと花を咲かせる。

虫食いのヤツデの葉陰に虫の気配が・・・。
そっと近づくと何かがこちらをこっそり見ていた。
なんか可愛い!

さらに近付くと見付かったかと開き直ったか、観念したか、その姿を現した。
その正体は「ハラビロカマキリ」だった。

このあと確認したらお腹の大きなメス。
いよいよ朝夕の冷え込みは厳しく、まだ暖かい昼間のうちにサッサと産んでしまえばよいのにと思うのだが。
お腹の大きなメスが寒さで死んでいる光景を見ることがある。
産むスイッチはいったい何なのだろうか?
今日も4匹のお腹の大きなハラビロカマキリのメスに出会った・・・。
無事に命を繋いでくれると良いのだが!

2021年12月3日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
花期はウグイスが囀る春なのだが、例年この頃からちょこちょこと花を咲かせる。
虫食いのヤツデの葉陰に虫の気配が・・・。
そっと近づくと何かがこちらをこっそり見ていた。
なんか可愛い!
さらに近付くと見付かったかと開き直ったか、観念したか、その姿を現した。
その正体は「ハラビロカマキリ」だった。
このあと確認したらお腹の大きなメス。
いよいよ朝夕の冷え込みは厳しく、まだ暖かい昼間のうちにサッサと産んでしまえばよいのにと思うのだが。
お腹の大きなメスが寒さで死んでいる光景を見ることがある。
産むスイッチはいったい何なのだろうか?
今日も4匹のお腹の大きなハラビロカマキリのメスに出会った・・・。
無事に命を繋いでくれると良いのだが!
2021年12月3日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
2021-12-04 21:05
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師走のオオカマキリ [カマキリ目]
12月に入って職場の外壁に「オオカマキリ」のメスがいた。
いつもほとんど同じ場所にいて、さていつまでいるのだろうかとずっと見守ってきたが、仕事納めの今日も姿を見ることが出来た。
職場は床下暖房で恐らく外壁もそのお陰で暖かかったのだろう。
ただ、一昨日だったかボイラーの故障で暖房が使えなくなってしまった。
そのためか昨日も今日も壁からササの茎に移動していた。

次にここへの出勤は1月5日。
正月の最低気温は氷点下になる予想。
今日が最後になるかもしれないなぁ。

2020年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
いつもほとんど同じ場所にいて、さていつまでいるのだろうかとずっと見守ってきたが、仕事納めの今日も姿を見ることが出来た。
職場は床下暖房で恐らく外壁もそのお陰で暖かかったのだろう。
ただ、一昨日だったかボイラーの故障で暖房が使えなくなってしまった。
そのためか昨日も今日も壁からササの茎に移動していた。
次にここへの出勤は1月5日。
正月の最低気温は氷点下になる予想。
今日が最後になるかもしれないなぁ。
2020年12月28日 東京都 カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ
2020-12-28 22:17
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コカマキリも少し紅葉? [カマキリ目]
ショウリョウバッタモドキがいたススキの株、まだいるかなぁと探してみたが見つからない。
ここ数日朝晩の寒さが厳しかったので星になってしまったか?
いたのは「コカマキリ」だった。
ひょっとしたら・・・
少し離れた場所にはオオカマキリのメスもいた。
カマキリたちもそろそろ終わり。
赤みを帯びたこのコカマキリのメスは子孫を残せたのだろうか?
まだなら早くしないと、残された時間はあと僅か。
今年はコカマキリに良く出会えた一年だった。

2020年12月8日 東京都 カマキリ目カマキリ科 コカマキリ
ここ数日朝晩の寒さが厳しかったので星になってしまったか?
いたのは「コカマキリ」だった。
ひょっとしたら・・・
少し離れた場所にはオオカマキリのメスもいた。
カマキリたちもそろそろ終わり。
赤みを帯びたこのコカマキリのメスは子孫を残せたのだろうか?
まだなら早くしないと、残された時間はあと僅か。
今年はコカマキリに良く出会えた一年だった。
2020年12月8日 東京都 カマキリ目カマキリ科 コカマキリ
2020-12-08 20:25
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今年はハラビロカマキリに良く出会う [カマキリ目]
木柵の上にいた「ハラビロカマキリ」と目が合った。
近付くといきなりファインティングポーズ。

後日水辺の杭の上にいた褐色型。
川の中に入れてみたらやはりハリガネムシが出てきた。
出終わって岸に。
スッキリしたかなぁ。

同じ日、小川沿いのメナモミにも褐色型が。
やはりポーズをとってくれた。
この個体からもハリガネムシが。
今まで確認したところ、現時点で8割が寄生されていた。

2020年10月24,27日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
近付くといきなりファインティングポーズ。
後日水辺の杭の上にいた褐色型。
川の中に入れてみたらやはりハリガネムシが出てきた。
出終わって岸に。
スッキリしたかなぁ。
同じ日、小川沿いのメナモミにも褐色型が。
やはりポーズをとってくれた。
この個体からもハリガネムシが。
今まで確認したところ、現時点で8割が寄生されていた。
2020年10月24,27日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ
2020-10-30 20:48
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水辺のハラビロカマキリから やはりハリガネムシ [カマキリ目]
田んぼ畔の横の小さな水路沿いでメスの「ハラビロカマキリ」を見つけた。
水辺に近づくとはさては・・・

その顛末を確認しようと後を追った。
水路の水は少なくハラビロカマキリの腹が付く程度で何の変化も起こらない。
難無く渡って田んぼへ向かったが田んぼに水はない。

しかし水辺に来たことには理由があるはずと、申し訳なかったがすぐそばの水のたまった小さな堰に入れてみた。
すると思った通り、奴が腹端から現れた。

見る見るうちに姿を現し水の中へ。
時間差でもう1匹も現れた。
このカマキリのお腹の中には2匹の「ハリガネムシ」の一種がいたのだった。
ハリガネムシの仲間は水生の生き物で、カマキリ、バッタ、トンボなどの体に寄生して成長し、成熟すると寄生しているものを操って入水させ水の中へ戻る。寄生された虫たちは死にはしないものの生殖機能を失うと言われれている。何とも虫たちにとっては恐ろしい生き物だ。

自力、というよりはハリガネムシに誘導されて入ったと思われる浅い水路では、ハリガネムシはまだカマキリのお腹から出る機会ではないと思ったのだろうか?
2匹が出た後、このカマキリは先ほどまでとは一転して全く動かなくなった。
陸に引き上げたが僅かに脚を動かすだけでほぼ絶命の状態だった。
今年、水辺と異なる場所で見つけたハラビロカマキリをあえて水に浸けてみると、おおよそ8割の確率でハリガネムシが潜んでいた。ただ、ハリガネムシが出た後は死ぬことなく何事もなかったかのようにカマキリたちは元気に去っていった。
さて、今回のカマキリは何故このような状態になったのだろう。
このところ田んぼの水に浮いて死んでいるハラビロカマキリをいくつか見たが、恐らくこういう事なのだろう。
水辺ではない環境にいる個体はハリガネムシに操られていない。その状態で水に浸けるとハリガネムシは出てくるがその後もカマキリはいたって元気だ。
一方今回のように恐らくハリガネムシに操られて水辺に来たものは、ハリガネムシが出てしまうと魂を抜かれたように動けなくなってしまった。
この操られていない、操られているが生死を分けるのだろうか?
過去に水辺に来たカマキリからハリガネムシが出てくるのを何度も見たが、出た後も元気な個体もあったように思う。
ハリガネムシが出た後に命を落とすのは個体差なのだろうか?
ん~、とても興味深い!
※この後職場で見つけたハラビロを水に浸けてみると、ハリガネムシは出なかったが上記個体のように全く動かなくなってしまった。恐らく大きさなどから数日前にハリガネムシが出た後元気に逃げて行った同一個体と思われた。近くの切り株の上に置いて半日後に見ると姿がなく探すと近くの葉上で見つかった。このことから一時的に仮死状態のようになるのではと上記個体がいた場所を確認したところ、やはりその姿は消えていた。数日たっていたので鳥などに捕食された可能性もあるが、今後検証が必要だなと思ったのだった。

2020年10月21日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、ハリガネムシ目 ハリガネムシsp.
水辺に近づくとはさては・・・
その顛末を確認しようと後を追った。
水路の水は少なくハラビロカマキリの腹が付く程度で何の変化も起こらない。
難無く渡って田んぼへ向かったが田んぼに水はない。
しかし水辺に来たことには理由があるはずと、申し訳なかったがすぐそばの水のたまった小さな堰に入れてみた。
すると思った通り、奴が腹端から現れた。
見る見るうちに姿を現し水の中へ。
時間差でもう1匹も現れた。
このカマキリのお腹の中には2匹の「ハリガネムシ」の一種がいたのだった。
ハリガネムシの仲間は水生の生き物で、カマキリ、バッタ、トンボなどの体に寄生して成長し、成熟すると寄生しているものを操って入水させ水の中へ戻る。寄生された虫たちは死にはしないものの生殖機能を失うと言われれている。何とも虫たちにとっては恐ろしい生き物だ。
自力、というよりはハリガネムシに誘導されて入ったと思われる浅い水路では、ハリガネムシはまだカマキリのお腹から出る機会ではないと思ったのだろうか?
2匹が出た後、このカマキリは先ほどまでとは一転して全く動かなくなった。
陸に引き上げたが僅かに脚を動かすだけでほぼ絶命の状態だった。
今年、水辺と異なる場所で見つけたハラビロカマキリをあえて水に浸けてみると、おおよそ8割の確率でハリガネムシが潜んでいた。ただ、ハリガネムシが出た後は死ぬことなく何事もなかったかのようにカマキリたちは元気に去っていった。
さて、今回のカマキリは何故このような状態になったのだろう。
このところ田んぼの水に浮いて死んでいるハラビロカマキリをいくつか見たが、恐らくこういう事なのだろう。
水辺ではない環境にいる個体はハリガネムシに操られていない。その状態で水に浸けるとハリガネムシは出てくるがその後もカマキリはいたって元気だ。
一方今回のように恐らくハリガネムシに操られて水辺に来たものは、ハリガネムシが出てしまうと魂を抜かれたように動けなくなってしまった。
この操られていない、操られているが生死を分けるのだろうか?
過去に水辺に来たカマキリからハリガネムシが出てくるのを何度も見たが、出た後も元気な個体もあったように思う。
ハリガネムシが出た後に命を落とすのは個体差なのだろうか?
ん~、とても興味深い!
※この後職場で見つけたハラビロを水に浸けてみると、ハリガネムシは出なかったが上記個体のように全く動かなくなってしまった。恐らく大きさなどから数日前にハリガネムシが出た後元気に逃げて行った同一個体と思われた。近くの切り株の上に置いて半日後に見ると姿がなく探すと近くの葉上で見つかった。このことから一時的に仮死状態のようになるのではと上記個体がいた場所を確認したところ、やはりその姿は消えていた。数日たっていたので鳥などに捕食された可能性もあるが、今後検証が必要だなと思ったのだった。
2020年10月21日 東京都 カマキリ目カマキリ科 ハラビロカマキリ、ハリガネムシ目 ハリガネムシsp.
2020-10-22 20:44
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