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昆虫画家 桃山鈴子さんの新刊「へんしん すがたをかえるイモムシ」のご紹介 [本]

虫たちを草木染の紙に緻密な点描で描く昆虫画家 桃山鈴子さんの新刊「へんしん すがたをかえるイモムシ」が福音館書店から4月25日発刊されましたのでご紹介。

身近なチョウ3種の卵から成虫になる過程を、子供たちにもわかりやすい美しい絵と文で描かれたイモムシ愛に満ちた渾身の一冊です。点描がまさに鱗粉!
是非お手に取って見ていただければと思います!!

ほんの少しお手伝いをと桃山さんにfieldにお越しいただきましたが、自然は思うようにはいかず前日までいた見ていただきたかったものが当日突然にいなくなっていました(T_T)
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案内状をいただいていながらご紹介が遅れてしまいましたが、東京北青山のGALLERY HOUSE mayaで4月25日(月)から5月7日(土)まで個展「へんしんーすがたをかえるイモムシ」原画展が開催されています。
お時間がありましたら是非足をお運びいただければと思います。
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2022年4月28日









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夏鳥 キビタキがやって来た! [鳥類]

林内を歩いているとどこからか澄んだ懐かしい声が聞こえてきた。
おおっ!
この声は・・・

声をたどると枝先に鉄人28号の様な小さな嘴に黄色い羽は、夏鳥の「キビタキ」のオスだ。

キビタキ0416-1.JPG



















個人的な聞きなしは、「ポッピリリ♪ポッピリリ♪」や「チョットコイ♪」、「ツクツクボーシ♪」など。
地上からのチョットコイはコジュケイだが、樹上から聞こえるチョットコイはキビタキだ。
まだツクツクボウシの季節には早いだろうというツクツクボーシも。
何とか一枚、顔の見える姿を撮ることが出来た。
コンデジなので画質は悪いが、かなりの距離をここまで撮れれば普段使いのコンデジとしては文句はない。
今日は渡り途中のツツドリのポッポー♪という声が聞かれた。

いよいよ夏鳥の季節到来だ。
キビタキ0416-2.JPG



















2022年4月16日 東京都 スズメ目ヒタキ科 キビタキ

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オオタカ 飛ぶ! [鳥類]

昨夕からの雨が止み、今日は陽射しがじりじりとした好天となった。
暖かさは春本番。
畑の上ではヒバリが囀り、ホオジロやコチドリたちが縄張り争い。
上空には「オオタカ」が舞う。
皆、loveryな季節!
オオタカ0419.JPG



















2022年4月19日 埼玉県(丘陵外) タカ目タカ科 オオタカ

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コミミズク成虫 [カメムシ目]

冬の間、越冬中の「コミミズク」の幼虫をいくつか見つけて春の脱皮直前の姿や後の新成虫を楽しみにしていたのだが、残念ながら全ていなくなっていた。
鳥に食べられたのだろうか?

今月の10日、枝に何かいないか探していたら成虫がいた。
成虫は探しても見る機会が少ないのでラッキーだった。
ヘラのような特徴的な頭部、その付け根にある小さな目がなかなか可愛い!
コミミズク0410-1.JPG



















翅にある白い帯も印象深い。
コミミズク0410-2.JPG



















この日は今年初見の「ヒメウラナミジャノメ」も見かけた。
シーズンになるとたくさん見られる普通種でも、初見は嬉しいものだ。
ヒメウラナミジャノメ0410.JPG



















2022年4月10日 カメムシ目ミミズク科 コミミズク、チョウ目タテハチョウ科 ヒメウラナミジャノメ

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コマドリの餌付け [鳥類]

このところある谷戸で「コマドリ」が居ついている。
コマドリは日本三鳴鳥と言われウグイス、オオルリと共にその囀りは素晴らしく美しい。
ビジュアルも美しく誰もが惹かれるのが頷ける。
丘陵では繁殖しないので本来同じ場所に長くいる鳥ではなく、次々に居場所を変えてそのうちいなくなる。
今年も毎春見られる谷戸にその声が響き渡っていた。

だが、この鳥を撮影したいと思うマナーの悪い人たちが、少しでも長く撮影できるよう囀りの音を流したり餌付けをしている。
そのうちカメラマンが集まり、餌付けが始まった。
こんなことをするのは、いつも同じメンバーだ。

木柵の杭の上に針を立ててそこに餌のミルワームを刺す。
この日見つけた針。
餌付け1.JPG



















結構深く刺されていたので素手で撮るのに苦労した。
餌付け2.JPG



















全部で4本を回収。
写真を撮るまでに1本を落としてしまったので3本。

こんなことをする輩たちには、何を言っても残念ながら無駄。
都合の良い自己主張を繰り返し聞く耳を持たない。
なので毎年、同じことが繰り返される。
鳥が好きで撮っているのではなく、自分がいい写真を撮りたいだけなのだ。
何とも情けないがこれが現実。
夏鳥、冬鳥の時期にはやって来た鳥たちを楽しみたいのだが、このことを考えると毎年気分が重くなる。
餌付け3.JPG





















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ニホンヤモリvsガ [爬虫類]

今月初めにトイレの灯りに何か来ていいないかと、居残り蛾を期待して見に行った。
いたのは・・・
ニホンヤモリと狙われた?蛾。
いい絵である。
ニホンヤモリ0403-1.JPG






















体の大きさからしてヤモリはまだ幼体なのだろう。
この後、蛾を襲うのかとしばらく見ていたが、どちらも全く動きが無い。

しびれを切らしてこの場を後にしたが、さて顛末はいかに!
ニホンヤモリ0403-2.JPG






















2022年4月3日 東京都 有隣目ヤモリ科 ニホンヤモリ

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スゲハムシ 色色々 [コウチュウ目]

どんなトンボが見られるかと久しぶりに大きな湿地へ行ってみた。
過去の大きな台風の土砂で湿地に流れる湧水の水路が断たれ地下から出る水だけでほとんど干上がってしまったのだが、ようやく先月断たれた水路や湿地の一部を浚渫して5つある湿地に水が流れるようになりとりあえずホッ!
次はそれぞれの湿地に溜まった土砂を除去したいが、さていつになるやら・・・。

ここで今年初めてのトンボは、期待通りの「シオヤトンボ」だった。
キラキラの翅が美しい。
東京都レッドリストでは多摩部で準絶滅危惧だ。
シオヤトンボ0413.JPG



















湿地周りにはびこりだしたセイタカアワダチソウの葉の上にキラキラが。
湿地のスゲに付く「スゲハムシ」たち。
こちらも希少種で東京都レッドリストで多摩部絶滅危惧Ⅱ類。
このハムシには同じ種ながら色々な色がいる。
この日見たのはまず青色。
スゲハムシ青0413.JPG



















次に少し緑がかった黒っぽい青色。
スゲハムシ緑青0413.JPG



















そして真っ黒。
スゲハムシ黒0413.JPG



















一番多く見られた銅色は奇麗なピンク色と交尾中だった。
これら5色の組み合わせでどんな色の子供が生まれるのだろう?
とても興味深い!
スゲハムシ銅0413.JPG



















2022年4月13日 東京都 トンボ目トンボ科 シオヤトンボ、コウチュウ目ハムシ科 スゲハムシ

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湿地にホソミイトトンボ [トンボ目]

湿地の縁にしゃがんでじっと見つめていると水色のイトトンボが巡回していた。
ようやく来たか!
越冬を終えた「ホソミイトトンボ」たちだ。
この辺りで成虫越冬するイトトンボは、めったに見られないオツネントンボ、ホソミオツネントンボ、そして近年姿がよく見られるようになったホソミイトトンボの3種。

越冬時は林内で過ごし褐色の体だが、春の繁殖時期に奇麗な水色に変わって水辺に戻ってくる。
探していると連結したのを見つけた。
ホソミイトトンボ0412-1.JPG



















オスが腹端でメスの首根っこを掴んでキープ状態。
ホソミイトトンボ0412-2.JPG



















この後、メスが腹端を曲げてオスの副性器に合体して交尾成立となる。
上記とは別のペアが、まさにハーティーな瞬間を迎えていた。
水中ではアズマヒキガエルとニホンアカガエルのオタマたちが泳ぎ、湿地も春の賑わいだ!
ホソミイトトンボ0412-3.JPG



















2022年4月12日 東京都 トンボ目イトトンボ科 ホソミイトトンボ

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苔に紛れて キスジヒメシロシャクの幼虫 [チョウ目]

数日間、初夏のような暖かな日が続いたかと思ったら、今日はまた寒の戻りでダウンジャケットを出すほど寒くなった。
先日の暖かな日、成虫越冬したチョウたちが産卵活動を行っていた。
エノキの幹から出た小さな枝先にテングチョウが産卵していた。
それを見ていてふと幹を見ると苔に紛れてシャクガと思われる幼虫が目に付いた。
テングチョウの産卵を見ていなければスルーしてここに尺取虫がいることは全く気付かなかっただろう。
キスジヒメシロシャク0413-1.JPG



















苔に擬態したガの幼虫で調べると「キスジヒメシロシャク」と思われる。
成虫は春と秋の2回発生するようだ。
苔を食べるようで、食べ物に体の模様を似せて隠れるとは何とも合理的。
キスジヒメシロシャク0413-2.JPG



















辺りを探すともう1匹。
ついでに苔も調べて見ると樹上によく生える「ヒナノハイゴケ」というらしい。
これからは苔にも何かいないかチェックしてみたい。
キスジヒメシロシャク0413-3.JPG



















2022年4月13日 東京都 チョウ目シャクガ科 キスジヒメシロシャク、ギボウシコケ目ヒナノハイゴケ科 ヒナノハイゴケ

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アカボシゴマダラ幼虫 いよいよ始動か! [チョウ目]

いつも気にしているエノキの実生木だが、以前は背丈ほどで観察しやすかったのだが、気が付けば背丈の1.5倍はゆうに超えて大きくなった。
エノキの成長は早く、こうなるとなかなか目が行き届かない。

そのエノキの幹の枝分かれで「アカボシゴマダラ」の幼虫を見つけた。
アカボシゴマダラと言えば元来奄美大島で見られる種だが、1990年代神奈川県で人為的に放された個体が広がり、狭山丘陵で僕が初確認したのが2008年7月に成虫、8月に終齢近い幼虫だった。
丘陵で虫を観察し始めたのがこの頃なので、その前に既に入っていたのかもしれない。
その後数年は爆発的に増えてシーズンには成虫も多く見られ、とにかく小さなエノキの実生を見ればほとんどの木に幼虫が付いている状態が続いた。
以降、だんだん数が減り、ここ数年は成虫も以前ほど見掛けることは無くなり、実生を探しても幼虫が見つかるのは稀となった。
寄生バチなどの天敵もあり、勢いは落ち着いたと思われる。
今ではこの移入個体群が環境省の外来生物法による特定外来生物に指定され、飼育や運搬などが禁止されている。

エノキを食樹とするオオムラサキやゴマダラチョウとの競合が心配されたが、今のところそれほど影響がないようにも思える。アカボシは幼木を好む傾向があるが、冬に高木の根元で越冬幼虫調査を行うとオオムラサキやゴマダラチョウに交じって見付かるが数が少ない事からとりあえずは棲み分けが出来ているようにも思うのだが実際のところはわからない。
アカボシゴマダラ0409-1.JPG



















温暖な神奈川などでは幼虫は樹上越冬するようだが、こちらではほとんどが落ち葉の下で越冬する。
過去に樹上越冬を見たのは数個体で、みな春までには姿を消した。
春暖かくなってくると落ち葉から幹を上りこういった幹の二股で、芽吹きを待つようだ。
昨日別の場所で見たエノキの幼木は既に葉を展開していたが、幼虫は二股で待機状態だった。
一体、何のタイミングで活動を始めるのだろうか?
アカボシゴマダラ0409-2.JPG



















エノキの幹の二股にはこのような模様があり、遠目で見ると幼虫と見間違う。
これはアカボシの計算づくの擬態なのだろうか?
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2022年4月9日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 アカボシゴマダラ

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