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苔に紛れて キスジヒメシロシャクの幼虫 [チョウ目]

数日間、初夏のような暖かな日が続いたかと思ったら、今日はまた寒の戻りでダウンジャケットを出すほど寒くなった。
先日の暖かな日、成虫越冬したチョウたちが産卵活動を行っていた。
エノキの幹から出た小さな枝先にテングチョウが産卵していた。
それを見ていてふと幹を見ると苔に紛れてシャクガと思われる幼虫が目に付いた。
テングチョウの産卵を見ていなければスルーしてここに尺取虫がいることは全く気付かなかっただろう。
キスジヒメシロシャク0413-1.JPG



















苔に擬態したガの幼虫で調べると「キスジヒメシロシャク」と思われる。
成虫は春と秋の2回発生するようだ。
苔を食べるようで、食べ物に体の模様を似せて隠れるとは何とも合理的。
キスジヒメシロシャク0413-2.JPG



















辺りを探すともう1匹。
ついでに苔も調べて見ると樹上によく生える「ヒナノハイゴケ」というらしい。
これからは苔にも何かいないかチェックしてみたい。
キスジヒメシロシャク0413-3.JPG



















2022年4月13日 東京都 チョウ目シャクガ科 キスジヒメシロシャク、ギボウシコケ目ヒナノハイゴケ科 ヒナノハイゴケ

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