シロトゲエダシャク ♀ [チョウ目]
今シーズンは、まだ夜回りをしていない。
そのせいで、振り返るとフユシャクのメスをほとんど見ていなかった・・・。
と、今日ようやくメスを見つけて思ったのだった。
フユシャクのシーズンももう最終章、早春に現れる大型で存在感のある「シロトゲエダシャク」だ。
張り裂けそうなお腹の腹節から卵が透けて見える。
クロテン、シロフ、ヒロバあたりも発生のピークを過ぎた感がある。
後はこのシロトゲ、シモフリ、トギレ、昨年撮影したfieldで発生が確認された近年人気のフチグロトゲエダシャクが見頃になる。
さて、これから残された期間でどれだけ見ることが出来るかは、やはり計画性と行動力にかかっている。
2016年2月29日 東京都
チョウ目シャクガ科 シロトゲエダシャク CANON EOS7D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM
今日のトイレ調査 [季節]
このところの常連の「クロテンフユシャク」。
そろそろ次の種にバトンタッチだろうか。
今日一番たくさん集まっていたのは、一見、シャチホコガの仲間に見えるシャクガ科の「ホソバトガリエダシャク」。
どう見てもシャクガ科とは思えないのだが・・・・。
蛾以外でナミテントウの他に見つけたのは「ヤマトクサカゲロウ」と思われる。
夏には綺麗な黄緑だが、越冬時は体色が褐色に変わる。
今日は暖かく、様々な生き物たちが見られたのは嬉しかった。
2016年2月28日 東京都
チョウ目シャクガ科 クロテンフユシャク、ホソバトガリエダシャク
アミメカゲロウ目クサカゲロウ科 ヤマトクサカゲロウ RICOH wg-4
ようやく晴れた! [自然]
今日は晴れるとの予報だったが、休みで昼まで寝てしまった。
久しぶりに長い時間晴れ間が広がった。
気温は高くはないがアカガエルたちが見られないかと湿地に行ってみたが、残念鳴き声も聞かれない。
年によっては、昼間も鳴き声や姿が見られるのだが・・・・。
ヤマアカ、ニホンとも卵塊はあちこちにあるが、まだまだ数は少ない。
まだまだこれからだろうか。
写真はヤマアカ。
トイレのフユシャクはどうだろうか?
「クロテンフユシャク」が2頭のみ。
このところちょっと不作だ。
壁の溝に見事にはまったクモ。
頭胸部に眼鏡のような模様があるので「メガネドヨウグモ」のオス。
ドヨウグモとは夏の土用の頃に多く見られる事かららしい。
図鑑によるとオスの体長は5~8mm、ほぼ成体だろうか?
2016年2月26日 東京都
無尾目アカガエル科 ヤマアカガエル
チョウ目シャクガ科 クロテンフユシャク
クモ目アシナガグモ科 メガネドヨウグモ
早春の雪 [季節]
フユシャクかと思いきや [チョウ目]
赤い液体を出すキノコ? [菌類]
近づいて見ると、白い多孔体の孔から赤い透明な液体が滴になって出ていた。
ん~、見たことがないがこれは何だろうか?
美味しそうなデザートのようにも見える。嗅いでみたが特に匂いはない。
調べてみたが、手持ちの図鑑にはなくネットでは菌類、出血キノコや悪魔の歯などと呼ばれているとあるがよくわからない。
確かに、不気味ではある。
経過観察していると1週間後には液を出し切ったのか下記のようにしわがれたものとなっていた。
その後、この白い物体も跡形もなく消えてしまった。
これはいったい何なのだろうか?
自然界にはまだまだ知らない不思議なものが色々あるものだ!
2015年10月1日 東京都
菌類?
初見 モンキチョウ [チョウ目]
今日は24節気の雨水。
立春から啓蟄までの間で、雪から雨に変わり氷も融けて水になる、寒さも緩んで暖かくなる頃。
確かに、冬の服装で歩いていると汗ばむ陽気だった。
道の脇で黄色いチョウが飛んだ。
越冬していたキタキチョウが暖かさで出てきたかと思いとまったのを見るとモンキチョウだった。
早い年では1月下旬に見られたこともあったが、まぁ例年並みだろうか。
そおっと近づいたのだが1枚撮ると飛ばれてしまった。
少し待っていると、葉の裏にとまってくれた。
触角や脚、翅の縁取りのピンク色が美しい、まだ羽化して間もないと思われる翅のきれいな個体だった。
いよいよ春の訪れを感じさせる出会いだった。
2016年2月19日 東京都
チョウ目シロチョウ科 モンキチョウ RICOH WG-4
まんず咲く マンサク [植物]
トサカが白い トサカハマキ [チョウ目]
アカガエル 卵は氷の下 [両生類]
先週土曜日から日曜日にかけて春一番が吹いて暖かな日が続いた時に、fieldではアカガエルたちの第1回目の宴が行われたようだ。
昨日はあられ混じりの雨が降り、今朝は厳しい冷え込みとなった。
卵はどうなっているだろうか?様子を見に行った。
湿地周りは一面霜が降り、モグラ塚には霜柱が立っていた。
水面には氷が張り、昨晩いかに寒かったか。
探すと氷の下のあちらこちらにたくさんの卵塊が確認できた。
その形から、ニホンアカガエルとヤマアカガエルの2種が入り混じっている。
浅い場所にはあまり産んでいなかったが、氷もなく陽差しが暖かそう。
水の中はどんな状態なのか?氷を割って覗いてみた。
寒天質がまん丸くっきり、ニホンアカガエルのものだろう。
こちらは全体の形が崩れて寒天質の境もあまりはっきりしていないので、ヤマアカガエルか。
水の中に手を入れていると、冷たさに肌が痛くなって長い間は無理。
産み落とされた時は暖かかっただろうが、数日でこんなに水温が下がっては卵たちもたまらないだろうなぁ!
さて、次の宴はいつだろうか?
今度はぜひ宴の様子をのぞいてみたい。
2016年2月16日 東京都
無尾目アカガエル科ニホンアカガエル、ヤマアカガエル
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM 、RICOH WG-4