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アカガエル 卵は氷の下 [両生類]

先週土曜日から日曜日にかけて春一番が吹いて暖かな日が続いた時に、fieldではアカガエルたちの第1回目の宴が行われたようだ。
昨日はあられ混じりの雨が降り、今朝は厳しい冷え込みとなった。
卵はどうなっているだろうか?様子を見に行った。
湿地周りは一面霜が降り、モグラ塚には霜柱が立っていた。湿地0216_1.jpg



















水面には氷が張り、昨晩いかに寒かったか。
湿地0216-1_1.jpg


















探すと氷の下のあちらこちらにたくさんの卵塊が確認できた。
その形から、ニホンアカガエルとヤマアカガエルの2種が入り混じっている。
アカガエル卵塊0216_1.jpg


















浅い場所にはあまり産んでいなかったが、氷もなく陽差しが暖かそう。
アカガエル卵塊0216-1_1.jpg


















水の中はどんな状態なのか?氷を割って覗いてみた。
寒天質がまん丸くっきり、ニホンアカガエルのものだろう。
アカガエル卵塊0216-2_1.jpg















こちらは全体の形が崩れて寒天質の境もあまりはっきりしていないので、ヤマアカガエルか。
水の中に手を入れていると、冷たさに肌が痛くなって長い間は無理。
産み落とされた時は暖かかっただろうが、数日でこんなに水温が下がっては卵たちもたまらないだろうなぁ!

さて、次の宴はいつだろうか?
今度はぜひ宴の様子をのぞいてみたい。
アカガエル卵塊0216-3_1.jpg















2016年2月16日 東京都
無尾目アカガエル科ニホンアカガエル、ヤマアカガエル
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM 、RICOH WG-4