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北海道昆虫観察ツアー2024 その1 [昆虫観察ツアー]

昨年、ターゲットを確認できずリベンジを誓った北海道旭川。
今年再び再チャレンジで7月8日羽田から飛び立った。
この日の羽田空港は思ったより意外と人が少なかった。
羽田0708-1.JPG



















今回はJALの553便。
以前は飛行機に乗るのがダメで、東京から広島への出張には自腹で夜行のサンライズ瀬戸に乗って行ったほどだったが、この昆虫ツアーに参加させていただいてからは苦手を克服、今では時短でとても有難い。
羽田0708-2.JPG



















旭川に着いてからは昨年と同じ市内が見下ろせる郊外の展望台へ。
旭川0708.JPG



















ここでは昨年クスサンの幼虫が大発生していたが、今年は「マイマイガ」が大発生。
木の幹やあちこちの草の上で幼虫がいるいる!
あれだけ見られたクスサンが全く見られないのは不思議で、自然のメカニズムはうまくできているものだと感心したのだった。このマイマイガたちの大発生も長くとも2~3年だろう。
マイマイガ0708.jpg



















草地に「ヨシカレハ」の大きな幼虫がいた。
色や模様はなかなかシックでおしゃれな反面ちょっと毒々しいが、その通り毒針毛を持っている。
ヨシカレハ0708.jpg



















遊歩道の手すりで交尾中の「ベニボタル」を見つけた。
この仲間は似た種が色々いるがベニボタルかな。
下のメスの触角はノコギリ状で上に乗っているオスの触角は糸状でその違いが面白い!
ベニボタル0708.jpg



















同じ手すり上で「ミヤマクワガタ」の頭があった。
口がまだ動いていたのでこの日にカラスにやられたのだろう。
ミヤマクワガタ0708.jpg



















近くでヒョウモンチョウの仲間を見つけた。
羽表は見ることが出来なかったが、後翅裏の模様や色から「オオウラギンスジヒョウモン」のオスだろうか。
羽表を見られれば確実なのだが、なかなかそうはいかない。
オオウラギンスジヒョウモン0708.jpg



















北海道で見てみたい甲虫の一つにヒラタシデムシがいる。
関東のfieldで見られるのはオオヒラタシデムシでヒラタシデムシは北海道でしか見られない。
足元で見つけたシデムシはヒラタシデムシか?
前翅隆起線の本数がオオヒラタとは異なるので「ヒラタシデムシ」でよさそうだ。
ヒラタシデムシ0708.jpg



















草の葉上で見つけたシデムシ。
ヒラタシデムシかと思ったが、小さくて何だか違うなぁと。
調べると「クロヒラタシデムシ」というのがいるようだ。
草の上で陸生貝を食べるとの事。
確かに前胸背の前縁が一直線なのがヒラタシデムシと異なるのでクロなのだろう。
クロヒラタシデムシ0708.jpg



















1週間滞在するビジネスホテルは昨年利用したホテルから少し離れた旭川駅前で窓からは駅がよく見えた。
旭川0708-1.JPG



















2024年7月8日 北海道旭川市 チョウ目ドクガ科 マイマイガ、カレハガ科 ヨシカレハ、タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン、コウチュウ目 ベニボタル科 ベニボタル、クワガタムシ科 ミヤマクワガタ、シデムシ科 ヒラタシデムシ、クロヒラタシデムシ

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アワブキの葉でスミナガシ幼虫 [チョウ目]

いつも確認しているアワブキの葉に小さな巣を2つ見つけた。
葉脈にいるかとよくよく見たがいない。
鳥にでも食べられたかなぁと近くの葉をめくっているといた!
巣の大きさから小さいのを想像していたのでかなりビックリした。
ちょくちょく見ていたのにこんなに大きくなるまで見落としていたとは…
スミナガシ0706-1.JPG



















タテハチョウの仲間の「スミナガシ」の恐らく終齢の幼虫。
警戒して頭を下に向けていたのでちょっとつついてみると、頭の角のような突起を振り回して威嚇してきた。
スミナガシ0706-2.JPG



















いつ見てもこの形や色の配色には感心する。
下から見るとまさにジョーカー。
角の青いラメのような色彩は何か役割があるのだろうか?

明日から毎年恒例の昆虫観察ツアーに行って来ます。
しばらくblogをお休みします。
スミナガシ0706-3.JPG



















2024年7月6日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 スミナガシ

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久しぶりの湿地で [トンボ目]

6月の末、久しぶりの湿地に足を運んでみた。
湿地をぐるっと歩いて見たら成熟したハラビロトンボが多く見られた。
まだ出ていないかと残念と思っていたら、ようやく林縁でその姿を見つけた。
毎年ここで常連の「キイトトンボ」。
まだ未成熟だが腹端背面に黒色の斑があるのでオスだとわかる。
この周りにいくつも見られたのでこれからたくさん発生してくれるといいのだが!
キトトンボ0630.JPG



















すぐそばにいたトンボ、マユタテアカネだろうと思ったがよく見ると違う見たいな・・・
顔の一対の黒斑が小さいのと腹部側面の黒い斑紋が大きく腹端の上付属器が反り返っていないので「ヒメアカネ」の未成熟なオスだった。
今年もここで出会えて嬉しい!
ヒメアカネ0630.JPG



















歩いている足元で細長く黒い虫が動いた。
こんな形のものはあまり見ないなぁととりあえず1枚。
予想通りすぐに逃げて行った。
撮った写真を見ると「ナガヒョウタンゴミムシ」だった。
これは見たことが無いかと調べると一度だけ2014年にここで撮っていた。
ナガヒョウタンゴミムシ0630.JPG



















職場周りの乾燥した草地では「ヒガシキリギリス」の鳴き声が数日前から聞こえていた。
この日、その声をたどって見ると草の上に出て鳴いている褐色型のオスがいた。
鳴き始めは下草の下で鳴いていてなかなか姿が見られないのでラッキーだった。
この声は夏の風物詩、まだ梅雨は明けていないがこのところの暑さで夏を体感している。
ヒガシキリギリス0630.JPG



















2024年6月30日 東京都 トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ、トンボ科 ヒメアカネ、コウチュウ目オサムシ科 ナガヒョウタンゴミムシ、バッタ目キリギリス科 ヒガシキリギリス

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ちっちゃいオトシブミ カシルリオトシブミ [コウチュウ目]

初夏の花が終わりいよいよ夏の花が咲き始めた。
オカトラノオやリョウブは開花し、ヤマユリも間もなくだ。
この「ヒヨドリジョウゴ」も今年初めて花を見た。
ヒヨドリジョウゴはナス科で他の植物に絡んで茎をのばす。花冠が反り返りとても印象的な花だ。
ヒヨドリが好みを好んで実を食べる事から名付けられたとも言われているが本当だろうか?
冬の遅くまで誰にも食べられずに小さくなった実が残っているのを見るのだが・・・
ヒヨドリジョウゴ0623.JPG



















道端のヤブタバコの仲間の葉がボロボロになってその犯人があちこちにいた。
今の時期、よく見られる光景でその犯人は「カシルリオトシブミ」だ。
カシルリオトシブミ0622-1.JPG



















独特な体形に頭と胸の黄金色と前翅の瑠璃色が名の通り美しい。

ただ大きさは4㎜弱と小さいのでなかなか形や色の美しさを知る人はいないだろう。
オトシブミと名が付くからには揺籃(卵を包んだゆりかご)を作るのだろうが残念ながらまだ見たことが無い。
今年は見てみたいなぁ!

カシルリオトシブミ0622-2.JPG



















2024年6月22-23日 東京都 ナス目ナス科 ヒヨドリジョウゴ、コウチュウ目オトシブミ科 カシルリオトシブミ

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ススキの葉上にクロトゲハムシ [コウチュウ目]

ススキの葉上に変な虫がいると教えていただいた。
見ると以前から探していて見つけられないでいた大きさは4㎜ほど「クロトゲハムシ」だった。
こんなに小さいのかというのが第1印象で、老眼の目ではそれはそれはよくよく見なければ見つからないと思うのであった。
体中に棘を生やした不思議な形態のハムシの仲間で、外敵に捕食されないように進化したのだろうか?
この仲間は以前○○○○トゲトゲという名が付けられていたが、現在はそれぞれ改名されている。
この種は以前カヤトゲトゲという名だった。
同じススキを食草とするクロルリトゲハムシ(クロルリトゲトゲ)もいるが棘がもっと長いようだ。
コンデジでしか撮れなかったので、ぜひ一眼で撮り直したい種だ。
クロトゲハムシ0526.JPG



















2024年5月26日 東京都 コウチュウ目ハムシ科 クロトゲハムシ

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おおっ! ヒラタクワガタのメス [コウチュウ目]

fieldを歩いていると、甘いような鼻にツンとくる香りが漂ってきた。
これは樹液の匂いと探すとすぐ脇にナラ枯れでまだ生き残ったコナラの根元からだった。
見るとクワガタのメス、よく見るものより丸みのある前胸背が大きく体もがっしりとしている。
コクワより大きくノコにしては赤みが無い。
ヒラタクワガタ0613-1.JPG



















これはあれしかないだろうと掴んでみた。
前脚の湾曲からやはり「ヒラタクワガタ」のメスだった。
ヒラタクワガタ0613-2.JPG



















ここでヒラタを見たのは初めてだろうと思ったが、念のため過去撮った写真の履歴を見ると2018年に1度オスを確認していた。丘陵でこの種と出会うのはそうそうない。
写真を撮って元の樹液の出ているところに放した。
そそくさ逃げるでもなくのっしのっしとゆっくり歩いて樹液の出る場所へ。
堂々たるその姿はさすがだった!
ヒラタクワガタ0613-3.JPG



















2024年6月13日 東京都 コウチュウ目クワガタムシ科 ヒラタクワガタ

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職場の玄関にモンクロギンシャチホコ [チョウ目]

出勤したら事務レンジャーのWさんが窓に奇麗な蛾がとまっていると教えてくれた。
事務レンジャーという職種はなく、事務をされているのだが生きもの全般に興味を持ち人、虫、鳥、植物などなどとにかく好奇心旺盛な方でさすが!色々な情報をいただけるのでありがたい。

窓にとまっていたのはシックで洒落たデザイン、見たことがあるような無いような記憶が定かでなかった。
モンクロギンシャチホコ0609-1.JPG



















調べると「モンクロギンシャチホコ」。
成虫は3年前に同じ場所で出会って今回が2回目だが、残念ながら見てもピンとこなかった。
こんな印象的な蛾なのだが、まぁ歳と共にそんなことになるのだろう。
モンクロギンシャチホコ0609-2.JPG



















モンクロギンシャチホコは毎年幼虫をここのボケで見ているのだが、成虫はなかなか見られないので仕方ないか。
モンクロギンシャチホコ0609-3.JPG



















幼虫も緑と黄色にエンジ色の配色が絶妙で美しい!
昨年、ここのボケで撮った幼虫。
この日の蛾はこの幼虫の子孫かもしれない
モンクロギンシャチホコ0902.JPG



















2024年6月9日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 モンクロギンシャチホコ

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廊下の灯り 居残りカブトムシ [コウチュウ目]

10日ほど前、出勤で玄関を開けると目の前に「カブトムシ」のメスがひっくり返ってもがいていた。
おおっ!今年初めてのカブトムシだった!
廊下の灯りに来てそのまま朝を迎えたのだろうが、何故ひっくり返っていたのか不思議。
カブトムシ0614-1.JPG



















突っついて起こしてみた。
口のブラシを出し入れして何だかお腹が空いていそうだった。
この日二度寝をしてしまい時間ギリギリでどうしようかと思ったが踏まれても困るので、うちにお越しいただきケースに入れてゼリーを与えて出掛けた。仕事には何とか間に合ってよかった。
カブトムシ0614-2.JPG



















毎年夏になると廊下の灯りにカブクワをはじめ色々な甲虫がやって来る。
このカブトのメスが今年の第1号だ。
一昨日はアオドウガネがいたが常連なのでスルーした。
さて、今年はどんな虫が来てくれるだろうか?
カブトムシ0614-3.JPG



















2024年6月14日 埼玉県 コウチュウ目コガネムシ科 カブトムシ

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ササグモの獲物 [クモ目]

これからの時期、虫を探しているともっとも出会うクモはたぶん「ササグモ」だろう。
名前の通りアズマネザサやススキやオギ、その他の植物の葉の表や裏でもよく見かける。
この日はいくつか食事中に出くわした。
網を張らない徘徊性のクモだ。

葉上で同じクモの仲間を食べていた。
餌食となった種を調べていないが、とても脚が長い。
ササグモ0613-1.jpg



















この葉が何だったか?
隣の穂はイネ科のキツネガヤだがその葉だったか?
こちらの獲物は今よく見られる「カノコガ」。
下にいるのは口元にある触肢が黒いのでササグモのオスだろう。
オスの触肢は先端が膨らんだ形で、そこに精子を収納しておいてメスの生殖器に入れて交接する。多くの種では下手にメスに近付けば食われてしまう可能性があるのでオスは命がけでメスの隙を伺う。
ササグモ0613-2.jpg



















ススキの葉裏にぶら下がっていたササグモの獲物は1化目がもうそろそろ見納めの「ヤマトシリアゲ」のオス。
ススキにとまったところを捕まったに違いない。
「ササグモ」 虫たちにとっては何と脅威なハンターだろう!
ササグモ0613-3.jpg



















小川沿いで「キボシカミキリ」を見つけた。
よく見るとすぐ近くに肉食性が強いハンターの「ヤブキリ」がいた。
さすがにこのキボシカミキリには食いつかないだろうなぁ・・・
キボシカミキリ0613.jpg



















2024年6月13日 東京都 クモ目ササグモ科 ササグモ、チョウ目ヒトリガ科 カノコガ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ、コウチュウ目カミキリムシ科 キボシカミキリ

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高い梢でコムラサキ

小川沿いで「クララ」がすでに開花していた。
fieldではここでしか見たことが無い。
クララ0611.jpg



















近くで「キタテハ」の夏型が翅を開いていた。
秋型の方が明るく色鮮やかだ。
キタテハ0611.jpg



















大きなジャヤナギの高い梢を「コムラサキ」が飛び交っていた。
少し待ったが残念ながら下へは降りて来てくれなかった。
コムラサキ0611.jpg



















2024年6月11日 東京都 マメ目マメ科 クララ、チョウ目タテハチョウ科 キタテハ、コムラサキ

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