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美しい色のガビチョウの卵 [鳥類]

林内を歩いていると、目の前に美しく淡いターコイズブルーが目に入った。
このシチュエーションでこの色は・・・。
ガビチョウ0602-1_1.jpg



















恐らく「ガビチョウ」の卵でカラスにでも巣が襲われたのだろうか。
殻の表面が少し剥がれていたが、内部の薄皮のお陰で中身は出ていなかった。
だが、こうなってしまえばこの卵はここまで。
コマドリやコルリも同じような色だが、この2種の営巣はここでは聞いたことがないので環境的にガビチョウとした。

ガビチョウは中国原産の外来種で、外来生物法で特定外来生物、さらには日本の侵略的外来種ワースト100に指定され、ササ藪などに巣を作ることから在来のウグイスなどとの競合が心配されている。
巣を見つけて卵を偽物とすり替えるなどの駆除も行われているが、決定的な方法は見出されていない。

ただ卵は何度見てもその色は本当に美しい!
ガビチョウ0602-2_1.jpg



















2020年6月2日 東京都 スズメ目チメドリ科 ガビチョウ

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この仲間、ややこしいぞ! ウスキツバメエダシャク [チョウ目]

これからの時期、よく見かける尾状突起のある真っ白な蛾がいる。
翅には薄い褐色の筋があり後翅外縁に黒とオレンジの斑がある。
図鑑で探すとウスキツバメエダシャクの記載がある。
しかし騙されてはいけない。
そっくりさんがたくさんいるのだ。

なので今までは遠慮してきた仲間なのだが、先日見かけてよし!チャレンジと撮ってみた。

薄暗い林内で目立っていたのは「コガタツバメエダシャク」。
大きさは小さく、あるかないかの小さな尾状突起、顔の額あたりに褐色の細い線があるのが特徴。
コガタツバメエダシャク0530_1.jpg



















翌日、コガタより明らかに大きいツバメを見つけた。
こちらは尾状突起が長めで、顔が褐色の「ウスキツバメエダシャク」。
他にもシロ、ヒメ、フトスジ、ノムラというのがいるようだ。
識別のポイントは、大きさ、触覚の形状、翅の褐色の筋、尾状突起の長さ、顔の色と額の線の有無などのよう。
この辺りを押さえておけば後で識別が出来そうだ。
ウスキツバメエダシャク0531_1.jpg



















確かに顔全体が褐色だ。
ウスキツバメエダシャク0531-2_1.jpg





























2020年5月30-31日 東京都 チョウ目シャクガ科 コガタツバメエダシャク、ウスキツバメエダシャク

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第41回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2020-2021」延期のお知らせ  [告知]

私が所属する(一社)日本自然科学写真協会(SSP)の第41回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2020-2021」東京展を、6月5日(金)から11日(木)まで六本木の東京ミッドタウンにある富士フィルムフォトサロンで開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため延期となりました。

今回はDMに作品を採用いただき、多くの方に展示会で見ていただきたいと思っていたのでとても残念です。
また、期日が決まりましたら日本自然科学写真協会のHPや当blogで告知いたします。
札幌展は6月19日(金)-24日(水)、フジフィルムサロン札幌で開催が決定しております。

まだまだ自粛の日々が続き元の生活にすぐには戻れそうにありませんが、自然や科学の一瞬をとらえた作品で皆様に癒しや感動を伝えることが出来る日が再び来ることを願ってやみません。

第41回SSP展.JPG
















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カラムシの葉を綴る アカタテハの幼虫とキアシブトコバチ

今の時期、葉裏が白いのが特徴のカラムシを見ていると綴られた葉がいくつも見つかる。
カラムシは古来よりその繊維から麻が作られてきた植物だが、知る人は少ないかもしれない。
アカタテハ0528-1_1.jpg



















そんなカラムシの葉を二つ折りにしているのは「アカタテハ」の幼虫のしわざだ。
糸で綴られた葉を開いてみると、終齢かと思われる大きな幼虫がいた。
アカタテハ0528-2_1.jpg



















タテハチョウ科の幼虫にはこのトゲトゲガあるものが多い。
アカタテハ0528-3_1.jpg





























終齢幼虫はこの巣の中で蛹になる。
今日、見つけた巣はぶるぶると振動していた。
空いた穴から覗いてみると、この振動は蛹が体をくねらせていたのだった。
中では小さな黒いハチが蛹にまとわりついていた。
穴を少したたいてみると、中からハチが出てきて近くの巣の上にとまって触覚の掃除を始めた。
これは恐らくチョウやガの蛹に寄生する「キアシブトコバチ」だろう。
残念ながら、蛹にはすでに卵が産み付けられている可能性が高い。
キアシブトハバチ0529_1.jpg



















2020年5月28、30日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 アカタテハ、ハチ目アシブトコバチ科 キアシブトコバチ

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今年もゼフィルスの季節 アカシジミ [チョウ目]

クリの花序が立って間もなく開花と思うこの頃、ゼフィルスといわれる樹上性のシジミチョウの仲間がいよいよ現れる季節。
毎年この仲間の出現を楽しみにされている方がいかに多いか!
まぁ、僕もその一人ではあるのだが・・・。
My Fieldでの今年のトップバッターは、やはり「アカシジミ」だった。
アカシジミ0528-1_1.jpg



















先週には見かけていたが、写真が撮れずにいた。
昨日、共にカメラを持って前を歩いていた年配のご夫婦と思しき二人が、あっ、アカシジミと言って梢を見上げてカメラを構えていた。
確かにそこにいたのは「アカシジミ」。
二人を横目にそそくさと脇道にそれると、足元から鮮やかなオレンジ色が目に飛び込んできた。
ん~、こちらもアカシジミだ。
足元の小さなコナラの実生なので近寄ってじっくり観察。
どうやら葉上の何かをしきりに舐めているようだ。
アカシジミ0528-2_1.jpg



















まだ翅も奇麗で羽化してそれほど経っていない個体と思われた。
日陰の下草なので背景は暗く落ちてしまったのは残念だが、今年もいよいよ本格的な虫のシーズンに突入したのを実感させてくれたアカシジミだった。
何枚か撮っていると、こちらに気付いてさらに下に潜ってしまった。
次に見られるのはウラナミアカシジミか、ミズイロオナガシジミか、はてさてウラゴマダラシジミだろうか?
アカシジミ0528-3_1.jpg



















2020年5月28日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 アカシジミ

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まさに自然の芸術 ゲホウグモの卵嚢 [クモ目]

非常事態宣言が解除され、Fieldの駐車場も開場され久しぶりに行ってみた。
早速目に付いたのは、ビワの葉裏の真新しいクモの卵嚢だ。
結構目立つところにあるのだが、これに気付く人はそうそういないだろう。
ゲホウグモ卵嚢0528-1_1.jpg



















卵の上を白い糸で覆い、さらに黄色い飾り糸?を被せてある。
この黄色の糸は何らかの意味があるのだろうがいったい何なのだろう?
それにしても白と黄色のコントラストがとても美しい。
ゲホウグモ卵嚢0528-2_1.jpg



















2年前の6月初旬にこのビワの葉の裏で見つけたものは、黄色ではなく赤い飾り糸だった。
黄色に赤があるなら青(緑)があると面白いなぁ!

親蜘蛛を探したが残念ながら見つけられなかった。
脚を縮めてとまっているとまるで突出した樹皮のように見える擬態の名手。
今まで見たことがないので見てみたい!!
ゲホウグモ卵嚢_1.jpg



















2020年5月28日 東京都 クモ目コガネグモ科 ゲホウグモ

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初見 スミナガシ、残念 アオハムシダマシ

コナラに樹液が出ていたので何かいないかと覗いてみると、今シーズン初見の「スミナガシ」が来ていた。
蛹越冬で冬の間、食樹のアワブキの周りを探していたがとうとう見つからなかった。
シックな中に煌びやかさも備える和のテイスト、人気があるのも当然だろう。
スミナガシの前で羽ばたいているのは「アサマキシタバ」。
今が出現のピークかな。
スミナガシ0524_1.jpg



















目の前をキラキラしたものが飛んでいたので何だろうと追ってみると、ムシヒキアブの仲間に捕らえられた「アオハムシダマシ」だった。
今まで見たいと思いながら出会えずにいたのだが、こんな姿とはとても残念・・・。
見たい虫と出会うのは予想外の時で、そういった時には一眼はなくコンデジである。
奇麗に撮りたいのに思うようにはいかないものだ。
アオハムシダマシ_1.jpg





























2020年5月24、25日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 スミナガシ、コウチュウ目ハムシダマシ科 アオハムシダマシ

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ススキの株で [季節]

ススキの株を眺めていると色々いるいる!
草も色々あるが、虫たちからはススキはなかなかの人気者だ。

このところいつもいる「ホソヘリカメムシ」。
幼虫はアリに擬態、成虫は飛ぶとアシナガバチに擬態している。
成虫越冬するようだが、真冬にはまだ見たことがない。
ホソヘリカメムシ0524_1.jpg



















いつもススキの葉上にいるのだが、この日は隣にあるコクマザサにいた「ヤブキリ」の幼虫もすっかり成長して、メスは産卵管が。
今後、生息場所が樹上になっていくのだろう。
ヤブキリ幼虫0524_1.jpg



















「ヤホシホソマダラ」の幼虫も、恐らく終齢。
どちらが頭でどちらがお尻か?
きっと上が頭だと思うのだが・・・。
もうすぐ奇麗な成虫が見られるだろうな。
ヤホシホソマダラ0524_1.jpg



















この日、ヤナギの幹で見つけた「マイマイガ」の幼虫。
青と赤がとても美しかった。
ヤナギも虫たちに人気のレストランだ。
マイマイガ0524_1.jpg





























2020年5月24日 東京都 カメムシ目ホソヘリカメムシ科 ホソヘリカメムシ、バッタ科キリギリス目 ヤブキリ、チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ、ドクガ科 マイマイガ

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ウエディングドレスの横にいたのはエイリアン バイバラシロシャチホコの幼虫 [チョウ目]

ウエディングドレスを着たようなまん丸顔の横にいた、それと対照的な姿の小さな幼虫。
バイバラシロシャチホコ0524-1_1.jpg




















このけったいで怪しいいでたちはシャチホコガの仲間。
恐らく「バイバラシロシャチホコ」。
一つの枝先にたくさんいたのはきっと兄弟なのだろう。
バイバラシロシャチホコ0524_1.jpg



















姿形は何かに擬態しているのか?
この不気味さはあの映画のエイリアンを彷彿させる。
どんな理由でこんな姿に進化したのか、とても不思議な造形だ!
バイバラシロシャチホコ0524-2_1.jpg



















2020年5月24日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 バイバラシロシャチホコ

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まるでウエディングドレスを着ているような クルミマルハバチの幼虫 [ハチ目]

低く垂れ下がったオニグルミの葉に真っ白なふわふわが。
体に蝋状の物質を纏った「クルミマルハバチ」の幼虫に違いない。
クルミマルハバチ0524-1_1.jpg



















顔を見たいと強引に葉っぱを捩じるとくるっと丸まってしまった。
こうなっては無理。
他の葉にもいたのでそうっと。
少し横顔が見えたがもう少しアップで。
クルミマルハバチ0524-2_1.jpg



















今日は天気は良かったのだが風が強くて一苦労。
ようやく撮れたつぶらな瞳。
まるで純白のウエディングドレスを着たまん丸顔の恥ずかしがり屋の君・・・・。
クルミマルハバチ0524-3_1.jpg





























2020年5月24日 東京都 ハチ目ハバチ科 クルミマルハバチ

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