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ヒグラシに襲い掛かるもの [カメムシ目]

今日は埼玉県西部の山中でお仕事。
日向なのでとにかく暑く、汗だくになった。
時折日が陰るとすぐ脇の林から「ヒグラシ」たちの合唱が聞こえてきて、少しは暑さが和らいだ。
ヒグラシ0803-1.JPG



















休憩中、目の前を低く何かお尻がもじゃもじゃしたものが飛んで近くに着地した。
今までに見たことの無い生き物で、一瞬見えたあの姿何なのか?
気になって着地点を見ると何とそれはヒグラシのメスのお尻に食らいついたクモだった。
ヒグラシ0803-2.JPG



















木にとまっていたヒグラシのメスにクモが襲い掛かってお尻の先ちょうど産卵管のある部分に食らいつき、ヒグラシが驚いて飛んだようだ。
一瞬見えたお尻のもじゃもじゃしたものはクモの脚だったようだ。
この後、ヒグラシがあまりに暴れたのでクモは逃げて行った。
少しの間動いていたヒグラシは数分後には毒が回ったのか全く動かなくなり死んでしまった。
ヒグラシ0803-3.JPG



















少しすると目の前にあのクモがひょっこり現れた。
色、模様、大きさから「スジアカハシリグモ」かもしれない。
ヒグラシが飛んで来た林の方へ帰って行った。
もともと自分がいた場所を覚えているのだろうか?
スジアカハシリグモ0803.JPG



















次に現れたのは、口にクモを咥えて引きずり歩くハチだった。
クモを専門に狩るハチで巣でクモに卵を産み付け幼虫の餌とするのだろう。
それにしても後ろ向きに引きずって歩いてよく自分の巣穴がわかるなぁといつも感心する。
クモも狩ったり狩られたりと生き抜くためには厳しい世界だ。
狩りバチ0803.JPG



















空にはハチを好んで食べる「ハチクマ」が飛んでいた。
丘陵では渡りの時期に通過する姿を見られるだけだが、この辺りでは繁殖しているのだろう。
ハチクマ0803.JPG



















2021年8月3日 埼玉県(丘陵外) カメムシ目セミ科 ヒグラシ、クモ目 キシダグモ科 スジアカハシリグモ?、タカ目タカ科 ハチクマ

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顔が黄色いツチバチ アカスジツチバチか?

足元の草に黒いハチが飛んで来た。
黒い体に腹部に黄色の斑が見えたのでキオビツチバチかなと思ったのだが、顔が黄色いのでアカスジツチバチだろうと写真を撮った。
アカスジツチバチか0711.JPG



















調べるとアカスジは顔の黄色い部分が単眼の下までで、このハチはさらにその後方までが黄色い。
プロレスのマスクマンのようにも見えてちょっと面白い。
アカスジツチバチか0711-1.JPG



















同じようなのがいないかnetで調べていると大阪で見つかった外来種のワタナベツチバチに頭の黄色い模様が少し似ているが、腹部に黄色い帯があるので違うようだ。
さて、これはアカスジツチバチなのだろうか?
アカスジツチバチか0711-2.JPG



















2021年7月11日 東京都 ハチ目ツチバチ科 アカスジツチバチ?

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意外に大きかったツマキシャチホコ [チョウ目]

朝、職場のゴミ袋で「ツマキシャチホコ」を見つけた。
ツマキシャチホコは止まっていると小枝と見間違うほどの擬態の名手だ。
まだ翅が奇麗な個体でちょっとほくそえんでしまった。
他の誰も、これには気付いていまい・・・。
当然、職場でそんなことに注視しているのは僕だけなのだ。
ツマキシャチホコ0801-1.JPG



















それにしても今まで見たツマキシャチホコの中では最大級の大きさだ。
この仲間には似た種が4種、ツマキとムクツマキ、タカサゴツマキ、クロツマキがいる。
ひょっとしたら他の種かと念入りに撮っておいた。
ツマキシャチホコ0801-2.JPG



















ポイントは前翅翅端のクリーム色の斑の形状と内側の縁取りの色、前翅外縁の縁取りの色、前翅内縁2か所の黒斑の有無、前翅外縁中ほどの白斑の明瞭さなどだ。
全てをチェックするとこの個体は「ツマキシャチホコ」だった。
調べるとオスメスもあるだろうが、大きさには差があり最大で翅を開いた長さは75mm。
なるほど納得である。
ツマキシャチホコ0801-3.JPG



















2021年8月1日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 ツマキシャチホコ

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真夏の田んぼで トンボと花々 [自然]

時折雷雨に脅かされながらも好天が続いて谷戸は夏真っ盛り。
稲がすくすくと育っている田んぼでトンボを探してみた。
夏の里山0728.JPG



















羽化殻の脇では「シオカラトンボ」が翅を伸ばしていた。
ここではシオカラとオオシオカラはほぼ同じくらいの数が見られた。
シオカラトンボ0728.JPG



















一昨年から生き物のために冬にも田んぼに水を張る冬季湛水を行っている。
少しは羽化するトンボが増えたかと時々見て回っているが、昨年、今年とも残念ながらその効果は出ていない。
「アキアカネ」が稲の根元にとまっていた。
近くに羽化殻は見られなかったが、今朝羽化した個体と思われた。
これから山地に向かって飛び立ち、成熟して無事帰って来てくれることを期待したい。
アキアカネ0728.JPG



















ここ数年この谷戸で1年を通じてイトトンボの仲間で最もよく姿を見るようになったのが「ホソミイトトンボ」。
この日も連結したオス、メスの姿が見られた。
この後、産卵を始めたがイネの陰になって撮ることが出来なかった。
この種は成虫越冬して春先に産卵し初夏に夏型の1化目が出現、その1化目が夏に産卵し秋に越冬型の2化目が現れ越冬する。
越冬型のメスは青みが強く、夏型のメスは緑色が強いようだが、このメスは青みが強い。
今頃越冬型なのか、それとも夏型でも青みの強い個体がいるのだろうか?
ホソミイトトンボ0728.JPG



















田んぼでは田んぼ雑草と呼ばれる植物が花を咲かせていた。
すくっと立った茎の先にピンク色の可愛い花を付けていた「アブノメ」。
都下では田んぼが少なくなり、ここでは絶滅危惧ⅠB類に指定されている希少種だ。
一くくりに雑草と呼ばれるのはいかがなものか?
アブノメ0728.JPG





























こちらは外来種の「アメリカアゼナ」。
在来種のアゼナも見られるが、この日は見つけられなかった。
アメリカアゼナ0728.JPG



















小さな黄色い花は、田んぼの畔や休耕田などの湿地で見られる「コケオトギリ」。
なかなか愛らしい花で、もう咲いたかなぁと楽しみにしている花だ。
コケオトギリ0728.JPG



















林縁では同じオトギリソウ科の「オトギリソウ」も開花していた。
花はよく似ているがオトギリソウの方が二回りは大きいだろうか。
オトギリソウ0728.JPG



















田んぼ脇の小川沿いでは「ミズタマソウ」も咲き始めた。
白い小さな花や節の赤色がチャーミングだが、花の時期に花の付け根に既に実になる白い毛がある子房が膨らんでいるのもとても魅力的だ。
ミズタマソウ0728.JPG



















2021年7月28日 東京都 トンボ目トンボ科 シオカラトンボ、アキアカネ、イトトンボ科 ホソミイトトンボ、シソ目オオバコ科 アブノメ、アゼナ科 アメリカアゼナ、オトギリソウ目オトギリソウ科 コケオトギリ、オトギリソウ、フトモモ目アカバナ科 ミズタマソウ

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ようく目を凝らしてみると・・・ [自然]

夏本番はやはり暑いが、今年はまだ35℃を超える猛暑日はそれほど多くないように思う。
しかし、やはり湿度も高くて長時間fieldを歩くのは体に堪えるのは歳もあるのだろう。
そんな暑い日は、よく探さないと虫も見つからない。

「クサギ」の花があちこちで甘い香りを漂わせている。
クサギ0728.JPG



















林縁に目を凝らしているとタラノキの葉陰に黄色い眼玉がこちらを見ていた。
目玉の正体は「アケビコノハ」の幼虫だ。
この辺りはアケビの蔓が絡んでいるので、たまたまここにいたのだろうか?
タラノキのお目当てはセンノカミキリだったのだが、見つからず・・・。
アケビコノハ0728.JPG



















クワの木でクワカミキリを探していると見つけたのはお食事中の「ニイニイゼミ」。
鳴き声はかなり前から聞いていたが、成虫を見るのは今シーズン初めてだ。
ここでもお目当ては見つからず・・・。
ニイニイゼミ0728.JPG



















すぐ近くには「アブラゼミ」の抜け殻があった。
アブラゼミも声は聞けどもまだ姿は見れずにいる。
セミたちの姿が見れずにいるのは、探していないからなのだが・・・
アブラゼミ抜け殻0728.JPG



















先日撮影した「カノコサビカミキリ」をホスト(主に食べる植物)のカラスウリに。
葉の上に置くとササっと葉裏に移動した。
今まで存在を知らなかったが、これからはカラスウリを見るときっと姿を探すだろうなぁ。
カノコサビカミキリ0728.JPG



















2021年7月28日 東京都 シソ目シソ科 クサギ、チョウ目ヤガ科 アケビコノハ、カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、アブラゼミ、コウチュウ目カミキリムシ科 カノコサビカミキリ

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再びオニグルミで [季節]

オニグルミは葉を触るとベタベタするのだが甘くて美味しいのか?
いつも見ると何らかの虫たちが葉を食べている。
この日一番モリモリと食べていたのはたぶん「コフキコガネ」。
体の短毛が抜けてしまって色変わりしていた。
この仲間にはよく似たオオコフキコガネがいるが、短毛の色が識別の一つなのでこう抜けてしまっていては区別は難しいなぁ。
コフキコガネ0728.JPG



















今年も見つけたスズメガの仲間の幼虫。
ここで成虫を見たことは無いが、恐らく「モンホソバスズメ」だろう。
似た種にアジアホソバスズメがいてその可能性もあるのだが・・・。

いったい誰?
スッキリしない2種でちょっとストレス(*_*;
モンホソバスズメ0728.JPG



















2021年7月28日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科 コフキコガネ、チョウ目スズメガ科 モンホソバスズメ

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ワスレナグモ 幼体の分散 [クモ目]

谷戸の低い草地上のかなりの範囲に無数の真っ白いクモの糸が張り巡らされていた。
これは「ワスレナグモ」というクモのしわざだ。
ワスレナグモ0728-1.JPG



















ワスレナグモは畑や草地、芝生や庭園などの植え込みに蓋の無い竪穴を掘り、夜間通りかかった昆虫や小動物を捕える。全国的に減少しているとされ環境省レッドデータブックで準絶滅危惧、東京都でも北多摩で同じく指定されている希少種だ。
fieldの多くの谷戸の草地でこのしわざが見られることからこの種の貴重な生息地と言っていいだろう。

さて、この糸は巣穴から出てきた仔グモたちが草に上って糸を出してぶら下がり、風で近くの草にたどり着くとまた草を上って糸を出してぶら下がる。これを繰り返すことでこの糸の連鎖が出来上がるようだ。
従って糸の元をたどっていけば巣穴が、その逆をたどっていけば運が良ければ糸の先端部にまだ移動分散中の仔グモたちに出会える。この糸で獲物を捕るわけではないので、糸の途中にはクモの姿は無い。
ワスレナグモ0728-2.JPG



















今日は運よく先端部にまだ仔グモたちがたくさん集まっていた。
先に移動した仔グモの糸をたどってあとからあとから多くの仔グモたちが移動していくのでこんな網のような状態になるのだろう。
ワスレナグモ0728-3.JPG



















仔グモの大きさは2~3㎜といったところだろうか。
糸がかかっている植物シマスズメノヒエの黒い葯の大きさと比べるとその大きさがわかるだろう。
こうして分散移動して地面に降りた後はこの糸だけが残される。
この糸が草を覆う風景は、毎年この時期の風物詩でもある。
ワスレナグモ0728-4.JPG



















2021年7月28日 東京都 クモ目ワスレナグモ科 ワスレナグモ

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鹿の子模様が奇麗なカノコサビカミキリ [コウチュウ目]

車に乗ってふとシートを見ると小さな甲虫が動いていた。
はて?何だろうとよく見るとどうやらカミキリムシのようだ。
触角は短く体の大きさは1㎝弱でとても小さい。

今まで見たことが無かったので、持ち帰って撮ってみた。
名前は「カノコサビカミキリ」。
名前のカノコ=鹿の子は翅の白斑からきているのだろう。
カノコサビカミキリ0726-1.JPG



















ホストはカラスウリのようだが、何故車のシートにいたのかは不明。
前翅端に1対の突起がある。
カラスウリは今の時期夜咲くレース状の花やクロウリハムシの丸い食痕など時折見ているが、このカミキリに出会ったことは無かった。
カノコサビカミキリ0726-2.JPG



















小さいので見つけるのが大変そうだが、次は是非カラスウリにいる写真を撮ってみたい!

カノコサビカミキリ0726-3.JPG



















2021年7月26日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 カノコサビカミキリ

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ホシウスバカゲロウ [アミメカゲロウ目]

林内の細い幹にウスバカゲロウ?
ウスバカゲロウの幼虫はアリジゴクとして知られ、成虫より知名度が高い。
んん、でもいつも見るのより何だか小さくて黒っぽい。
腹部も黒白縞々だ。
どうやらこれはホシウスバカゲロウのよう。
ただこのホシウスバカゲロウ属は、今年の6月に大阪市立自然史博物館の研究チームにより5種を新種とする論文が発表されていた。
これまでのホシウスバカゲロウ、リュウキュウホシウスバカゲロウの2種と合わせて日本で見られるのは7種となった。
この7種の分布と特徴を確認したところ、これは名の通りのご本家「ホシウスバカゲロウ」と思われた。
ホシウスバカゲロウ0725.JPG



















2021年7月25日 東京都 アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科 ホシウスバカゲロウ

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マメ、コカ、タマ って? [季節]

朝、職場の自動販売機足元のマットの上にいた蛾。
なかなか地味な翅の装いだが、いったい誰?
ヤガ科の「マメチャイロキヨトウ」で幼虫の食草はイネ科のようだ。
以前ならスルーしていたが、最近は誰だか知りたいと思うようになった。
そんな好奇心のお陰で、調べる前におおよその見当が付くようになったのは有り難い!
マメチャイロキヨトウ0719.JPG



















林内を歩いていると足元でもぞもぞと動いていた甲虫を見つけた。
老眼の裸眼ではよく見えないが、今までの経験から「コカブトムシ」。
メガネをかけて見るとやはりコカブトムシのメスだった。
探して見つかる虫でもなくいつもこんな出会いだ。
コカブトムシ0719.JPG



















林縁には「タマゴタケ」が彩を添えていた。
この自然の美しい色を見つけると、いつも気分がぱっと明るくなる!
タマゴタケ0719.JPG



















2021年7月19日 東京都 チョウ目ヤガ科 マメチャイロキヨトウ、コウチュウ目コガネムシ科 コカブトムシ、ハラタケ目テングタケ科 タマゴタケ

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