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コウモリも飛ぶ春日和 [季節]

今日は天気予報では曇り空で時折雨という予報だったが、朝から晴れて気温がぐんぐん上がり夏日となった。
予報が外れるのは困ることが多いが、こういう外れは有り難い
ただ、予報で昨日より今日の方が天候が悪いとの事だったので昨日洗濯したが、今日の方がよく乾いて良かったなぁとちょっと恨めしい

咲いていた菜の花に来ていた「ベニシジミ」。
少し前から見ていたのだが撮ったのは今年初めてだった。
ベニシジミ0407.JPG



















地面近くを飛んでいた「アカタテハ」。
どうやら産卵する幼虫の食草のカラムシを探している様で、とまるのを待つとやはり葉を展開していたカラムシにとまってお腹を曲げて産卵した。
様々な植物が一斉に出てきた中でカラムシを見つけるのはじっくり見ないとわからないが、アカタテハが教えてくれた。
アカタテハ0407.JPG



















林縁の前にあるため池の上空に何かが飛んでいた。
何だろうとよく見ると「アブラコウモリ」だった。
コウモリの仲間は夜行性で、夜に現れ飛んでいる蛾などを捕食するので昼間に見ることはほとんどない。
何でこの時間に飛んでいるのかわからないが明るい中で飛ぶ姿を見られたのは嬉しい!
よく見ると左の羽に小さな穴が開いているが、こういった穴は再生するらしい。

この少し前に出会った今日休みの若い同僚がこちらに走ってきた。
コウモリが飛んでいると話したら、先に見つけていて低い場所を飛んでいたのでバイクに置いてきた望遠レンズを取りに戻っていたとの事。場所に着いたが既にコウモリは林内を飛んでそのうち姿を消してしまい同僚はいいショットを撮れなかったようだ。
これは他人事ではなく、いつ何が出ても撮れる体制をとっていなければ後悔するなと改めて自分事として思ったのだった。写真はコンデジで撮ったので納得いくものでは無いのだが・・・
アブラコウモリ0407.JPG



















このすぐ近くで毎年楽しみにしている風景がある。
コナラなどが芽吹く前の雑木林でヤマザクラが咲き、手前の湿地のタチヤナギの黄緑色の葉が芽吹き黄色い花が咲くその淡い色のコントラストがとても美しい。
秋の黄葉も目を惹くが、春のこの時期の生命力あふれる風景が1年で最も美しいと思う
今日もその景色を眺めてうっとりするのであった
春景色0407.JPG



















2024年4月7日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ、タテハチョウ科 アカタテハ、コウモリ目ヒナコウモリ科 アブラコウモリ

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