マイコアカネとスズムシ [季節]
昨日は丘陵外の埼玉県で昆虫調査。
相変わらずの猛暑で昼間はバテバテだった。
そんな中、元気をもらえたのはそれこそ10年近くfieldで見付けられないでいた「マイコアカネ」のオスに出会えた事。胸の黒斑はこの種独特。
捕まえて顔を拝見。
淡い水色が美しかった!
いつかfieldでもう一度見たい種だ。
この日はちょっと長丁場だったが、夜の鳴く虫も。
暗い樹林内を歩くと目の前を飛び交う複数の「カトリヤンマ」。
オスは相変わらず美しい!
日が暮れて歩く手元の灯りにいくつもがやって来たのには驚いた。
アレチウリに覆われた中ところどころで見られたクズで鳴いていた鳴く虫の女王「カンタン」。
クズの葉の切れ込みから顔を出してフィリリリリ…♪。
写真の個体も翅をたたんで鳴き止んだところで残念。
一面に広がるアレチウリやカナムグラの蔓植物が覆った下の地面からリーン♪リーン♪と野生の「スズムシ」の音があたり一面凄い数が聞かれた。
あちこちから声が聞こえようが、何重にも張り巡らされた蔓の下の地面から鳴いているスズムシを見つけるのは至難の業でまず無理だろうなと思っていら、近くの竹林でまだ練習中の若いオスのたどたどしい声が足元から聞こえた。
灯りを消して鳴き声の場所を特定し再び灯りをともすといた!
既に翅をたたんでいたが、この日初めて見る野生の「スズムシ」だった。
もう一種のターゲットがいたのだが残念ながら確認できなかった。
それでもこれほどまでに多くのスズムシが生息していることは大きな成果だった。
2023年8月30日 埼玉県(丘陵外) トンボ目トンボ科 マイコアカネ、バッタ目コオロギ科 カンタン、スズムシ
相変わらずの猛暑で昼間はバテバテだった。
そんな中、元気をもらえたのはそれこそ10年近くfieldで見付けられないでいた「マイコアカネ」のオスに出会えた事。胸の黒斑はこの種独特。
捕まえて顔を拝見。
淡い水色が美しかった!
いつかfieldでもう一度見たい種だ。
この日はちょっと長丁場だったが、夜の鳴く虫も。
暗い樹林内を歩くと目の前を飛び交う複数の「カトリヤンマ」。
オスは相変わらず美しい!
日が暮れて歩く手元の灯りにいくつもがやって来たのには驚いた。
アレチウリに覆われた中ところどころで見られたクズで鳴いていた鳴く虫の女王「カンタン」。
クズの葉の切れ込みから顔を出してフィリリリリ…♪。
写真の個体も翅をたたんで鳴き止んだところで残念。
一面に広がるアレチウリやカナムグラの蔓植物が覆った下の地面からリーン♪リーン♪と野生の「スズムシ」の音があたり一面凄い数が聞かれた。
あちこちから声が聞こえようが、何重にも張り巡らされた蔓の下の地面から鳴いているスズムシを見つけるのは至難の業でまず無理だろうなと思っていら、近くの竹林でまだ練習中の若いオスのたどたどしい声が足元から聞こえた。
灯りを消して鳴き声の場所を特定し再び灯りをともすといた!
既に翅をたたんでいたが、この日初めて見る野生の「スズムシ」だった。
もう一種のターゲットがいたのだが残念ながら確認できなかった。
それでもこれほどまでに多くのスズムシが生息していることは大きな成果だった。
2023年8月30日 埼玉県(丘陵外) トンボ目トンボ科 マイコアカネ、バッタ目コオロギ科 カンタン、スズムシ
2023-08-31 22:36
nice!(1)
新刊 「うまれたよ! ミノムシ」のご紹介 [本]
昆虫写真家 新開孝さんが、岩崎書店のよみきかせ いきもの しゃしんえほん 人気のうまれたよシリーズ、「うまれたよ! ミノムシ」を8月31日に出版されるのでご紹介。
ミノムシは子供の頃から身近な存在だが、ミノガというガの幼虫だという事、その一生を知る人がどれだけいるだろう?
子供向けの写真絵本だが、子供への読み聞かせはもちろん、大人が読んでもミノムシについて驚きの生態が明らかに!
是非とも読んでいただきたい一冊だ。
ミノムシは子供の頃から身近な存在だが、ミノガというガの幼虫だという事、その一生を知る人がどれだけいるだろう?
子供向けの写真絵本だが、子供への読み聞かせはもちろん、大人が読んでもミノムシについて驚きの生態が明らかに!
是非とも読んでいただきたい一冊だ。
2023年8月29日
2023-08-29 20:47
nice!(0)
どこにとまった? イチジクキンウワバ [チョウ目]
歩いていると目の前右から左に何かが飛んで左の低木にとまった。
さて、何がどこにとまったのだろう?
しばしその場所を眺めてようやく正体が判った。
さてどこにいるかわかるだろうか?
中央少し右下にいた「イチジクキンウワバ」。
枯葉擬態と思えるその隠れ技を見破るには少々時間を費やした。
幼虫の食草はキク科、イラクサ科、マメ科、バラ科など広食性でどこにでも見られそうだ。
似た種にミツモンキンウワバがいて、各所判別点からイチジクとした。
この仲間は擬態を見破るのも種の識別もなかなか手ごわい!
2023年8月21日 東京都 チョウ目ヤガ科 イチジクキンウワバ
さて、何がどこにとまったのだろう?
しばしその場所を眺めてようやく正体が判った。
さてどこにいるかわかるだろうか?
中央少し右下にいた「イチジクキンウワバ」。
枯葉擬態と思えるその隠れ技を見破るには少々時間を費やした。
幼虫の食草はキク科、イラクサ科、マメ科、バラ科など広食性でどこにでも見られそうだ。
似た種にミツモンキンウワバがいて、各所判別点からイチジクとした。
この仲間は擬態を見破るのも種の識別もなかなか手ごわい!
2023年8月21日 東京都 チョウ目ヤガ科 イチジクキンウワバ
2023-08-28 20:39
nice!(0)
黄色、赤、青 色とりどり [季節]
車の脇にしゃがんで草地で何かを見ていた時に、ふと視線を感じた。
その方に目をやるとちょっとギョッとした。
たくさんの目玉模様がある「セスジスズメ」の幼虫だった。
頭側先2対の丸の中には黒目があり、まさにこちらを見ているよう。
このデザインと色は秀逸である!
大きなヤナギの樹皮には一年中「ヨコヅナサシガメ」がいる。
この日は2頭の幼虫が脱皮して間もないようでまだ体が赤く目を惹いた。
次第に黒くなるが脱皮中や直後体が赤いのは、敵に僕たちは危険な存在だよとアピールしているのだろう。
林縁の葉にとまっていたのは赤い触角や脚と体の緑色が美しい「アカアシオオアオカミキリ」のメス。
東京や神奈川県では大量発生との話を聞くが、確かにこのfieldでも例年になくよく見かける。
この後も別の場所でもう1個体を見つけた。
成虫は樹液、幼虫は生材とクヌギに依存しているが、ナラ枯れと関係があるのだろうか?
2023年8月13、20日 東京都 チョウ目スズメガ科 セスジスズメ、カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、コウチュウ目カミキリムシ科 アカアシオオアオカミキリ
その方に目をやるとちょっとギョッとした。
たくさんの目玉模様がある「セスジスズメ」の幼虫だった。
頭側先2対の丸の中には黒目があり、まさにこちらを見ているよう。
このデザインと色は秀逸である!
大きなヤナギの樹皮には一年中「ヨコヅナサシガメ」がいる。
この日は2頭の幼虫が脱皮して間もないようでまだ体が赤く目を惹いた。
次第に黒くなるが脱皮中や直後体が赤いのは、敵に僕たちは危険な存在だよとアピールしているのだろう。
林縁の葉にとまっていたのは赤い触角や脚と体の緑色が美しい「アカアシオオアオカミキリ」のメス。
東京や神奈川県では大量発生との話を聞くが、確かにこのfieldでも例年になくよく見かける。
この後も別の場所でもう1個体を見つけた。
成虫は樹液、幼虫は生材とクヌギに依存しているが、ナラ枯れと関係があるのだろうか?
2023年8月13、20日 東京都 チョウ目スズメガ科 セスジスズメ、カメムシ目サシガメ科 ヨコヅナサシガメ、コウチュウ目カミキリムシ科 アカアシオオアオカミキリ
2023-08-21 22:33
nice!(1)
大きく存在感のある シロシタバ
先日、多くのナラ枯れが発生して伐採し立ち入り禁止になっている谷戸を仕事で見に行った。
以前は一年中様々な稀少な野草が見られる豊かな谷戸だったが、木が伐採され風景が一変していた。
谷戸中央部は木が無くなったことで日向となり、オオブタクサやダンドボロギクなどが目立ち植生もすっかり変わってしまった。残念だがどうしようもない。
まだ枯れずに残っているクヌギの幹にナラ枯れの原因であるナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシの拡散を防ぐ目の細かなネットが巻かれており、そのネットにハタケノウマオイがいたが撮る前に気付かれ逃げられてしまった。
他に何かいないと探していると、コナラ幹の高所にいたのは「シロシタバ」。
ヤガ科シタガバ亜科に属する蛾でこの仲間は黄色、紫、白など後翅が美しい事から人気があり、シロシタバは白いのでこの名がある。
翅を開くと約10㎝もあり閉じていても大きくてよく目立つが、翅の模様は地衣類に似ていて地衣類の付いた樹皮にとまっているとわかりにくい。
東京都のこの地域では準絶滅危惧に指定されていて、出会うことはそう多くはない。
2023年8月13日 東京都 チョウ目 ヤガ科 シロシタバ
以前は一年中様々な稀少な野草が見られる豊かな谷戸だったが、木が伐採され風景が一変していた。
谷戸中央部は木が無くなったことで日向となり、オオブタクサやダンドボロギクなどが目立ち植生もすっかり変わってしまった。残念だがどうしようもない。
まだ枯れずに残っているクヌギの幹にナラ枯れの原因であるナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシの拡散を防ぐ目の細かなネットが巻かれており、そのネットにハタケノウマオイがいたが撮る前に気付かれ逃げられてしまった。
他に何かいないと探していると、コナラ幹の高所にいたのは「シロシタバ」。
ヤガ科シタガバ亜科に属する蛾でこの仲間は黄色、紫、白など後翅が美しい事から人気があり、シロシタバは白いのでこの名がある。
翅を開くと約10㎝もあり閉じていても大きくてよく目立つが、翅の模様は地衣類に似ていて地衣類の付いた樹皮にとまっているとわかりにくい。
東京都のこの地域では準絶滅危惧に指定されていて、出会うことはそう多くはない。
2023年8月13日 東京都 チョウ目 ヤガ科 シロシタバ
2023-08-16 20:37
nice!(0)
クサギカメムシ幼虫 [カメムシ目]
今年は何だか蔓植物が大勢だなぁと見ていると、大豆の原種「ツルマメ」が咲いていた。
マメ科で似た種にヤブマメがあり開花時期が少しずれるが、毎年どちらがどちらか覚えられないでいる。
一見ツルの嘴のような花がヤブって覚えていたのだがこれは・・・
もう少しすると小豆の原種のヤブツルアズキが咲き出すが、これまたどの花がどの種でどの原種だったかさらに混乱が深まるのだ。
花の近くの葉裏に羽化した後の卵塊を見つけた。
ちょっと見えにくいが卵の殻に付いた黒っぽい筋は卵殻破砕器と呼ばれ、幼虫が内側から頭で押すと卵が割れて出てくることが出来る巧妙な仕掛けだ。
また、孵化する振動が合図となり一斉に孵化することも最近の研究でわかってきた。
すぐ脇の葉の陰に幼虫の集団がいた。
写真を撮ろうと葉を掴むと皆葉裏に移動してしまった。
残ったのを見るとどうやら「クサギカメムシ」の2齢幼虫のよう。
右の個体の腹部背面にはにこちゃんマークが!
少し歩いて小川沿いのクワの実生を見上げると、また葉裏にカメムシの卵殻と幼虫たちがいた。
何だかシルエットはクサギカメムシのような?
少しフラッシュを当てて見るとやはり、クサギカメムシたちのようだ。
このコンデジは光量調整できないので、いつも露出補正マイナスで調節しているがなかなか難しい。
デフィーザーをこしらえればいいのだが・・・
2023年8月13日 東京都 マメ目マメ科 ツルマメ、カメムシ目カメムシ科 クサギカメムシ
マメ科で似た種にヤブマメがあり開花時期が少しずれるが、毎年どちらがどちらか覚えられないでいる。
一見ツルの嘴のような花がヤブって覚えていたのだがこれは・・・
もう少しすると小豆の原種のヤブツルアズキが咲き出すが、これまたどの花がどの種でどの原種だったかさらに混乱が深まるのだ。
花の近くの葉裏に羽化した後の卵塊を見つけた。
ちょっと見えにくいが卵の殻に付いた黒っぽい筋は卵殻破砕器と呼ばれ、幼虫が内側から頭で押すと卵が割れて出てくることが出来る巧妙な仕掛けだ。
また、孵化する振動が合図となり一斉に孵化することも最近の研究でわかってきた。
すぐ脇の葉の陰に幼虫の集団がいた。
写真を撮ろうと葉を掴むと皆葉裏に移動してしまった。
残ったのを見るとどうやら「クサギカメムシ」の2齢幼虫のよう。
右の個体の腹部背面にはにこちゃんマークが!
少し歩いて小川沿いのクワの実生を見上げると、また葉裏にカメムシの卵殻と幼虫たちがいた。
何だかシルエットはクサギカメムシのような?
少しフラッシュを当てて見るとやはり、クサギカメムシたちのようだ。
このコンデジは光量調整できないので、いつも露出補正マイナスで調節しているがなかなか難しい。
デフィーザーをこしらえればいいのだが・・・
2023年8月13日 東京都 マメ目マメ科 ツルマメ、カメムシ目カメムシ科 クサギカメムシ
2023-08-14 20:23
nice!(0)
葉の裏と表に [季節]
歩いていると足元からチョウが飛び立った。
すぐ近くにとまったのはアカボシゴマダラだった。
見るとエノキの実生があり、さては産卵していたのではと卵を探してみた。
まずは葉上、見当たらないので葉裏や枝も見たが見つからなかった。
これからだったのだろうか。
このチョウは食樹の様々な所に産卵するのであちこち見なければならない。
代わりに見つかったのはサシガメの仲間の「ヒゲナガサシガメ」、大きさや翅芽から恐らく終齢幼虫。
冬には見られる虫が少なくヤツデの葉の神経衰弱で小さな幼虫を期待するが、この時期に見るのは久しぶりだった。
近くにカラスザンショウの実生が数本生えていた。
カラスザンショウは以前fieldではあまり見られなかったが、このところあちこちで実生が大きくなって目立つようになった。鳥が種子を散布しているのだろう。
実生の一つを見ていると、小さなアゲハチョウの仲間の幼虫がいた。
色からナミアゲハだろう。
全部で3頭で上の写真のものが一番大きかった。
今後も時々観察しようと思うが、ほとんどが終齢までにいなくなってしまう。
鳥の餌食になるのだろうな。
2023年7月31日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ、チョウ目アゲハチョウ科 ナミアゲハ(アゲハチョウ)
すぐ近くにとまったのはアカボシゴマダラだった。
見るとエノキの実生があり、さては産卵していたのではと卵を探してみた。
まずは葉上、見当たらないので葉裏や枝も見たが見つからなかった。
これからだったのだろうか。
このチョウは食樹の様々な所に産卵するのであちこち見なければならない。
代わりに見つかったのはサシガメの仲間の「ヒゲナガサシガメ」、大きさや翅芽から恐らく終齢幼虫。
冬には見られる虫が少なくヤツデの葉の神経衰弱で小さな幼虫を期待するが、この時期に見るのは久しぶりだった。
近くにカラスザンショウの実生が数本生えていた。
カラスザンショウは以前fieldではあまり見られなかったが、このところあちこちで実生が大きくなって目立つようになった。鳥が種子を散布しているのだろう。
実生の一つを見ていると、小さなアゲハチョウの仲間の幼虫がいた。
色からナミアゲハだろう。
全部で3頭で上の写真のものが一番大きかった。
今後も時々観察しようと思うが、ほとんどが終齢までにいなくなってしまう。
鳥の餌食になるのだろうな。
2023年7月31日 東京都 カメムシ目サシガメ科 ヒゲナガサシガメ、チョウ目アゲハチョウ科 ナミアゲハ(アゲハチョウ)
2023-08-09 18:17
nice!(0)
ウスバカミキリとアギトアリ [コウチュウ目]
昨日、fieldにある人気のアスレチックを歩いていた。
さすがにこのところの暑さで土日でも利用者が少ない。
この日も訪れていたのは数家族だけ。
そんな足元に大きなカミキリムシがいた。
おおっ!
先日、間違えたご本家「ウスバカミキリ」だった。
確かに一見よく似ているが、前胸背、首のところのしわしわが無い。
よく見ると片方の触角が無く前脚の符節も無くなっていて、カラスに襲われたのかもしれない。
触角の半分くらいを口で咥えているように見える。
一枚目の写真にも写っているが、大きなアリが1匹このカミキリに執拗にたかっていた。
近くにある遊具の根元に巣がある「アギトアリ」だ。
南方系の大きな顎を持つアリで、この近くの場所で十数年前に確認されその後生息域を拡大している。
このままでは人に踏まれる可能性があるので、アギトアリには悪いが近くのコナラの根元にカミキリを移動させた。
かなり弱っているので生き延びることが出来るかわからないが・・・。
2023年8月6日 東京都 カミキリムシ目 ウスバカミキリ、ハチ目アリ科 アギトアリ
さすがにこのところの暑さで土日でも利用者が少ない。
この日も訪れていたのは数家族だけ。
そんな足元に大きなカミキリムシがいた。
おおっ!
先日、間違えたご本家「ウスバカミキリ」だった。
確かに一見よく似ているが、前胸背、首のところのしわしわが無い。
よく見ると片方の触角が無く前脚の符節も無くなっていて、カラスに襲われたのかもしれない。
触角の半分くらいを口で咥えているように見える。
一枚目の写真にも写っているが、大きなアリが1匹このカミキリに執拗にたかっていた。
近くにある遊具の根元に巣がある「アギトアリ」だ。
南方系の大きな顎を持つアリで、この近くの場所で十数年前に確認されその後生息域を拡大している。
このままでは人に踏まれる可能性があるので、アギトアリには悪いが近くのコナラの根元にカミキリを移動させた。
かなり弱っているので生き延びることが出来るかわからないが・・・。
2023年8月6日 東京都 カミキリムシ目 ウスバカミキリ、ハチ目アリ科 アギトアリ
2023-08-07 21:06
nice!(0)
小諸へ [季節]
一昨日、久しぶりに買い替えた車の長距離と山地の様子見に小諸へ。
目的は小諸高原美術館で開催されている海野さんの写真展で、予報では午後から曇るとのことだったので午前中に池の平へ。
駐車場に車を停めてインフォメーションセンターで情報収集。
センター入口すぐ前のヤナギランに大きなイモムシがいた。
目的は小諸高原美術館で開催されている海野さんの写真展で、予報では午後から曇るとのことだったので午前中に池の平へ。
駐車場に車を停めてインフォメーションセンターで情報収集。
センター入口すぐ前のヤナギランに大きなイモムシがいた。
少しあたりを散策。
ノアザミに来ていたのは「ウラギンヒョウモン」のよう。
この種は近年低標高地に生息するサト、高標高地に生息するヤマ、北海道渡島半島のヒメと3種に分かれた。
標高からすると高いがヤマなのだろうか?
ヒヨドリバナには「アサギマダラ」が数頭。
マーキングはされていなかった。
すぐ隣には今年初見の「ゴイシシジミ」がいた。
いつものfieldではここ数年見られないでいる。
ここから車で20分ほどの池の平湿原に行ってみた。
湿原の駐車場から歩いていると、マルバダケブキだろうか?
黄色い花に今まで見たことの無いたくさんのチョウが集まっていた。
山地ではポピュラーな「ヒメキマダラヒカゲ」で旭川でも見られたが全く止まってくれず結局写真は撮れずじまいでいた。粘ったが翅を開いたところは撮れなかった。
池の平の駐車場でも見られたがなかなか止まってくれなかった「ベニヒカゲ」が寄ってきて指にとまってくれた。
このチョウも初見でシックな地色にオレンジ色の斑が美しい。結局じっくり観察できたのはこの時だけだった。
歩いていると目前に開けた池の平湿原。
広大な青空と緑がとても素晴らい景色だった!
木道脇で小さなヒョウモンチョウが吸密していた。
その場では種はわからず撮って帰って調べると、初見の「ヒョウモンチョウ」だろう。
環境省のレッドリスト2020ではヒョウモンチョウ本州中部亜種が絶滅危惧Ⅱ類となっていた。
針葉樹の葉上に白いものがあり何かゴミが引っ掛かっているのかと思ったが、形が蛾のようだったので撮って見るとやはり。種は未同定だ。
この後、数年ぶりに小諸高原美術館で海野さんの写真を堪能。
駐車場で知人の車と車種と色と地域のナンバーが同じ車を見つけたが、お会い出来なかった。
他の方の車だったか・・・。
美術館裏からの展望は相変わらず壮大。
ノアザミに来ていたのは「ウラギンヒョウモン」のよう。
この種は近年低標高地に生息するサト、高標高地に生息するヤマ、北海道渡島半島のヒメと3種に分かれた。
標高からすると高いがヤマなのだろうか?
ヒヨドリバナには「アサギマダラ」が数頭。
マーキングはされていなかった。
すぐ隣には今年初見の「ゴイシシジミ」がいた。
いつものfieldではここ数年見られないでいる。
ここから車で20分ほどの池の平湿原に行ってみた。
湿原の駐車場から歩いていると、マルバダケブキだろうか?
黄色い花に今まで見たことの無いたくさんのチョウが集まっていた。
山地ではポピュラーな「ヒメキマダラヒカゲ」で旭川でも見られたが全く止まってくれず結局写真は撮れずじまいでいた。粘ったが翅を開いたところは撮れなかった。
池の平の駐車場でも見られたがなかなか止まってくれなかった「ベニヒカゲ」が寄ってきて指にとまってくれた。
このチョウも初見でシックな地色にオレンジ色の斑が美しい。結局じっくり観察できたのはこの時だけだった。
歩いていると目前に開けた池の平湿原。
広大な青空と緑がとても素晴らい景色だった!
木道脇で小さなヒョウモンチョウが吸密していた。
その場では種はわからず撮って帰って調べると、初見の「ヒョウモンチョウ」だろう。
環境省のレッドリスト2020ではヒョウモンチョウ本州中部亜種が絶滅危惧Ⅱ類となっていた。
針葉樹の葉上に白いものがあり何かゴミが引っ掛かっているのかと思ったが、形が蛾のようだったので撮って見るとやはり。種は未同定だ。
この後、数年ぶりに小諸高原美術館で海野さんの写真を堪能。
駐車場で知人の車と車種と色と地域のナンバーが同じ車を見つけたが、お会い出来なかった。
他の方の車だったか・・・。
美術館裏からの展望は相変わらず壮大。
浅間山が雲で隠れていたのが残念だったが。
2023年8月3日 長野県 チョウ目スズメガ科 イブキスズメ、タテハチョウ科ウラギンヒョウモン、アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、ベニヒカゲ、ヒョウモンチョウ、シジミチョウ科 ゴイシシジミ
2023年8月3日 長野県 チョウ目スズメガ科 イブキスズメ、タテハチョウ科ウラギンヒョウモン、アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、ベニヒカゲ、ヒョウモンチョウ、シジミチョウ科 ゴイシシジミ
2023-08-06 20:55
nice!(1)
カミキリムシ2種 [コウチュウ目]
7月の初め、職場の玄関にいた「ウスバカミキリ」「ミヤマカミキリ」。
大型のカミキリはなかなか見られないが、毎年コンスタントに見ることが出来る。
以前、ウマノオバチの寄種はシロスジカミキリと考えられていたが、近年の研究でこのウスバカミキリ ミヤマカミキリであることが発表された。
毎年ウスバ?ミヤマ?と惑うのは僕だけだろうか?
※念のために図鑑で確認したのにやはり書き間違えていてご指摘いただき訂正しました。
field周辺では今年は多く見られると言われている「アカアシオオアオカミキリ」。
確かに昼間もちょくちょく見掛ける。
ナラ枯れと関連があるのではとも言われているが、本当のところはどうなのだろう?
大型のカミキリはなかなか見られないが、毎年コンスタントに見ることが出来る。
以前、ウマノオバチの寄種はシロスジカミキリと考えられていたが、近年の研究でこのウスバカミキリ ミヤマカミキリであることが発表された。
毎年ウスバ?ミヤマ?と惑うのは僕だけだろうか?
※念のために図鑑で確認したのにやはり書き間違えていてご指摘いただき訂正しました。
field周辺では今年は多く見られると言われている「アカアシオオアオカミキリ」。
確かに昼間もちょくちょく見掛ける。
ナラ枯れと関連があるのではとも言われているが、本当のところはどうなのだろう?
2023-08-04 22:06
nice!(0)