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クサギカメムシ幼虫 [カメムシ目]

今年は何だか蔓植物が大勢だなぁと見ていると、大豆の原種「ツルマメ」が咲いていた。
マメ科で似た種にヤブマメがあり開花時期が少しずれるが、毎年どちらがどちらか覚えられないでいる。
一見ツルの嘴のような花がヤブって覚えていたのだがこれは・・・
もう少しすると小豆の原種のヤブツルアズキが咲き出すが、これまたどの花がどの種でどの原種だったかさらに混乱が深まるのだ。
ツルマメ0813.JPG



















花の近くの葉裏に羽化した後の卵塊を見つけた。
ちょっと見えにくいが卵の殻に付いた黒っぽい筋は卵殻破砕器と呼ばれ、幼虫が内側から頭で押すと卵が割れて出てくることが出来る巧妙な仕掛けだ。
また、孵化する振動が合図となり一斉に孵化することも最近の研究でわかってきた。
クサギカメムシ0813-1.JPG





























すぐ脇の葉の陰に幼虫の集団がいた。
写真を撮ろうと葉を掴むと皆葉裏に移動してしまった。
残ったのを見るとどうやら「クサギカメムシ」の2齢幼虫のよう。
右の個体の腹部背面にはにこちゃんマークが!
クサギカメムシ0813-2.JPG



















少し歩いて小川沿いのクワの実生を見上げると、また葉裏にカメムシの卵殻と幼虫たちがいた。
何だかシルエットはクサギカメムシのような?
クサギカメムシ0813-3.JPG





























少しフラッシュを当てて見るとやはり、クサギカメムシたちのようだ。
このコンデジは光量調整できないので、いつも露出補正マイナスで調節しているがなかなか難しい。
デフィーザーをこしらえればいいのだが・・・
クサギカメムシ0813-4.JPG





























2023年8月13日 東京都 マメ目マメ科 ツルマメ、カメムシ目カメムシ科 クサギカメムシ

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