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小諸へ [季節]

一昨日、久しぶりに買い替えた車の長距離と山地の様子見に小諸へ。
目的は小諸高原美術館で開催されている海野さんの写真展で、予報では午後から曇るとのことだったので午前中に池の平へ。
駐車場に車を停めてインフォメーションセンターで情報収集。
センター入口すぐ前のヤナギランに大きなイモムシがいた。

初めて見る「イブキスズメ」の幼虫だ。
いくつもの目玉模様と大きさが凄い存在感だった!
イブキスズメ0803.JPG




















少しあたりを散策。
ノアザミに来ていたのは「ウラギンヒョウモン」のよう。
この種は近年低標高地に生息するサト、高標高地に生息するヤマ、北海道渡島半島のヒメと3種に分かれた。
標高からすると高いがヤマなのだろうか?
ウラギンヒョウモン0803.JPG



















ヒヨドリバナには「アサギマダラ」が数頭。
マーキングはされていなかった。
アサギマダラ0803.JPG



















すぐ隣には今年初見の「ゴイシシジミ」がいた。
いつものfieldではここ数年見られないでいる。
ゴイシシジミ0803.JPG



















ここから車で20分ほどの池の平湿原に行ってみた。
湿原の駐車場から歩いていると、マルバダケブキだろうか?
黄色い花に今まで見たことの無いたくさんのチョウが集まっていた。
山地ではポピュラーな「ヒメキマダラヒカゲ」で旭川でも見られたが全く止まってくれず結局写真は撮れずじまいでいた。粘ったが翅を開いたところは撮れなかった。
ヒメキマダラヒカゲ0803.JPG



















池の平の駐車場でも見られたがなかなか止まってくれなかった「ベニヒカゲ」が寄ってきて指にとまってくれた。
このチョウも初見でシックな地色にオレンジ色の斑が美しい。結局じっくり観察できたのはこの時だけだった。
ベニヒカゲ0803.JPG



















歩いていると目前に開けた池の平湿原。
広大な青空と緑がとても素晴らい景色だった!
池の平湿原0803.JPG



















木道脇で小さなヒョウモンチョウが吸密していた。
その場では種はわからず撮って帰って調べると、初見の「ヒョウモンチョウ」だろう。
環境省のレッドリスト2020ではヒョウモンチョウ本州中部亜種が絶滅危惧Ⅱ類となっていた。
ヒョウモンチョウ0803.JPG



















針葉樹の葉上に白いものがあり何かゴミが引っ掛かっているのかと思ったが、形が蛾のようだったので撮って見るとやはり。種は未同定だ。
不明蛾0803.JPG



















この後、数年ぶりに小諸高原美術館で海野さんの写真を堪能。
駐車場で知人の車と車種と色と地域のナンバーが同じ車を見つけたが、お会い出来なかった。
他の方の車だったか・・・。
小諸0803-1.JPG



















美術館裏からの展望は相変わらず壮大。

浅間山が雲で隠れていたのが残念だったが。
小諸0803-2.JPG



















2023年8月3日 長野県 チョウ目スズメガ科 イブキスズメ、タテハチョウ科ウラギンヒョウモン、アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、ベニヒカゲ、ヒョウモンチョウ、シジミチョウ科 ゴイシシジミ

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