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水色のキノコ ルリハツタケ? [菌類]

数年前、出会った方が「向こうで珍しい水色のキノコが出ていたよ」と教えていただいた。
これは見たいと言われたあたりを探したが見つからず、それ以降ずっと探していたのだった。

今日歩いていてふと足元に出ていたキノコ。
最初はクサイロハツかと思ったが、色が少し違うような。
よく見ると水色?
おぉっ、ひょっとして探していたのはこのキノコか!
傘は青い水色で中央は窪み黄色がかっている。
ルリハツタケ0930-1_1.jpg



















普段採って裏を見ることは滅多に無いのだが、今回は見て見たかった欲望に勝てず。
柄と裏はうっすらと水色でひだが密集していた。
ルリハツタケ0930-2_1.jpg



















まだ開ききっていない幼菌の傘も綺麗な水色で恐らく「ルリハツタケ」で間違いないと思うのだが。
キノコは全くの素人なので難しい・・・。
今の時期あちこちでキノコが見られるが、今も今までもこの色のキノコは初めてだ。
ルリハツタケ0930-3_1.jpg



















2018年9月30日 東京都 ハラタケ目ベニタケ科 ルリハツタケ?

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愛媛県面河山岳博物館 秋の企画展「モズのはやにえ」 [告知]

暑かった夏の暑さもどこへやら。
ようやく秋らしくなったが、また大きな台風がやって来ているのが心配。
各地大きな被害が無ければいいが。


秋といえば?

モズ!
秋になると木のてっぺんにとまって鋭い声で高鳴きをする小さな猛禽だ。
今年の高鳴きは9月17日だった。

毎年どんなはやにえが見られるかと楽しみにしている。
モズというよりもはやにえが目当てか・・・。

そんなモズのはやにえの企画展が、愛媛県上浮穴郡久万高原町にある面河(おもご)山岳博物館で本日9月29日(土)から11月25日(日)まで開催されている。
私のはやにえの写真も数点展示いただいた。
関東からは遠いが、お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運びいただければと。

面河山岳博物館では近年「巨大昆虫・微小昆虫」、「家の中のきらわれ生物~天井裏と床下の百鬼夜行~」などの企画展や「家の中のおじゃまむし~あなたの知らない小さな同居人~​」、害虫100万匹を飼育する仕事の話」などの講演会を開催され参加したいと思うイベントを数々行っておられる。
機会があれば是非一度は立ち寄ってみたい。
HP→http://www.kumakogen.jp/site/omogo-sangaku/


モズのはやにえ展表1.jpg





























モズのはやにえ展裏1.jpg

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チャイロというがどちらかというと赤い チャイロスズメバチ [ハチ目]

半月ほど前、手すりにいたチャイロスズメバチのワーカー。
かなり弱っていたのでじっくりと撮らせてもらった。
今年はこれまでチャイロスズメバチを多く見かけたように思う。
チャイロスズメバチはキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取ることで知られ攻撃性が高いと言われる種だが、今まで怖い思いをしたことはない。
動きが早く恐怖を感じるのはキイロスズメバチだ。
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スズメバチといえばどの種も黄色と黒のツートンなのでこの色合いはなかなかいい。
多種の巣を乗っ取る場面や乗っ取られた巣のワーカーとこの種のワーカーが一つの巣に同居しているところを一度は見てみたいと思うが、まだ巣を一度も見たことが無いのでこの道のりは遠そうだ。
チャイロスズメバチ0914-2_1.jpg



















2018年9月14日 東京都 ハチ目スズメバチ科 チャイロスズメバチ

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シマヘビ ヘビを食う! [爬虫類]

林縁を見ていると草が揺れているところがあった。
おやっ、何かいるなと近寄るといたのは「シマヘビ」。
アオダイショウやヤマカガシは比較的よく見るが、個人的にシマヘビはレアな種だ。

胴体だけが見えていたが、それが前後に突っ張ったり緩んだりと不思議な動きをしていた。
シマヘビ0922-1_1.jpg



















これは何かを食べているなと頭のあるであろう場所の草を掻き分けてみると、案の定口を開け何かを飲み込んでいる顔が現れた。
食べるのに集中していてさほどこちらを気にしていない様子。
赤い目がシマヘビの特徴だ。
シマヘビ0922-2_1.jpg



















何を食べているのかを見ると、それは尻尾から飲み込んでいるヘビだった。
どうやら食べられているヘビが抵抗して草などに絡みついていたため、それを手繰り寄せようと当初の動きをしていたようだった。
丁度草を掻き分けた瞬間に相手の体に巻き付いて動きを止めようとし始めた。
食べられているヘビは何なのか胴体をたどって見ると草に体を巻き付けた頭が見えた。
首の白斑が特徴の「ヒバカリ」だった。
シマヘビの半分以下の大きさだろうか。
見た限りこのヒバカリは、もう逃げることが出来ないだろう。

ヒバカリはヘビの中では小さい方で、今年初夏頃に湿地でオタマジャクシを狙っているのを何度か見掛けたことがあった。
昔は毒があると思われていて、噛まれたらその日ばかりの命ということで名付けられたそうだ。

ヘビは自然界では上位種だが、そのヘビ同士が食う食われるの場面に遭遇すると自然界の厳しさを改めて実感させられた。
ヒバカリ0922_1.jpg



















2018年9月22日 有鱗目ナミヘビ科 シマヘビ、ヒバカリ

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秋のイナゴたち ハネナガイナゴ、ツチイナゴ [バッタ目]

稲穂が首を垂れる田んぼを歩くと畔から一斉に飛ぶのはイナゴたち。
ここの田んぼにはハネナガイナゴとコバネイナゴがいる。
10年前はコバネイナゴしか見られなかったが、近年どこから来たのかハネナガイナゴが勢力を増してきた。
今の時期はハネナガばかりだが、秋が深まるとコバネにとってかわる。
発生時期をずらしているようで、不思議な共生だ。
ハネナガイナゴ0920_1.jpg



















こちらは目から流れる涙模様が特徴の「ツチイナゴ」。
バッタの中でも数少ない成虫越冬組だ。
幼虫の時期は夏から秋とまだ草が青々と茂る中で背景に溶け込む緑色だが、成虫になると冬の枯草に紛れるためか褐色に変わる。
進化の過程で得た巧みな保護色には驚かされる。
ツチイナゴ0919.JPG



















2018年9月19日 東京都 バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、ツチイナゴ

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池のほとりでトリノフンダマシ [クモ目]

田んぼ近くのため池のほとりを歩いていて「トリノフンダマシ」の母さんを見つけた。
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ここにはいつもオオトリノフンダマシがいるので、えっこれどっちだっけと。
そうそう、お腹が白くまさに鳥の糞に似ているのでこっちがご本家トリノフンダマシ。
トリノフンダマシ0920-2_1.jpg



















そばには卵のうが無かったが、少し離れた葉で見つけた。
周りに他の者はいないので、きっとこの母さんのタイムカプセルに違いない!
次に見る時には増えているかな?
トリノフンダマシ0920-3_1.jpg



















2018年9月19日 東京都 クモ目ナゲナワグモ科 トリノフンダマシ

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ノハラアザミに ミドリヒョウモン [チョウ目]

林縁でノハラアザミが紫色の花を咲かせている。
今の時期この花で一番よく見られるのが今年は「ミドリヒョウモン」だ。
ヒョウモンチョウの仲間には初夏に現れ暑い夏の間は夏眠をとって秋に再び現れる種がいる。

fieldで主として見られるのはこのミドリヒョウモンやメスグロヒョウモンだ。
ミドリヒョウモン0920-1_1.jpg



















初夏の頃は圧倒的にメスグロヒョウモンばかりでミドリヒョウモンはほとんど見ることが無かったが、どうしたことかこの頃はメスグロは花では見掛けずもっぱらミドリヒョウモンのオスばかりだ。

ミドリヒョウモン0920-2_1.jpg



















一つの花でバトル勃発!
他の地域で発生して夏眠していたものが来ているのか?
まだメスは見ていないのだが、そのうち姿を見せるだろう。
ミドリヒョウモン0920-3_1.jpg



















2018年9月20日 東京都 キク目キク科 ノハラアザミ、チョウ目タテハチョウ科 ミドリヒョウモン

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ピンク色のヒナバッタ [バッタ目]

先週の日曜日の観察会で参加者みんなに草地の生きものを捕まえてもらった。
ショウリョウバッタモドキやクサキリ、ヒナバッタ、クルマバッタモドキ、コバネイナゴ、オオカマキリ、キタキチョウなどに交じって色鮮やかなバッタがいた。
ピンク色の「ヒナバッタ」だった。
誰が捕まえたのか尋ねたが手は上がらず、ん~小さいし色に気付かなかったのかなぁ?
持ち帰って撮って見た。
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普段探していてもなかなか見つけることは出来ないが、たくさんの眼で見ると意外なものが見つかるものだ!
ヒナバッタ0922-2_1.jpg



















2018年9月23日 東京都 バッタ目バッタ科 ヒナバッタ(色彩変異個体)

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タマゴタケ、キタマゴタケ 続けて言うと早口言葉? [菌類]

このところの雨と高い湿度のお蔭であちこちでキノコの仲間がにょきにょきと!
中でも人気が高いのが「タマゴタケ」だ。
薄暗い林内で見るビジュアルも素晴らしく、かつ食べても美味しいそうだ。
名前の通り、白い卵を割って中から赤い頭が。
褐色の世界に、この傘の赤と柄の黄色がとても目を惹く。
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並んでいるとまるでメルヘンの世界か!
影からこっそり小人がこちらを見ていそう。
これから赤い傘を開くのだ。
タマゴタケ0917-2_1.jpg






















一方、黄色いタマゴタケもある。
その名も「キタマゴタケ」と見たそのままだ。
こちらも美味らしい。
同じく白い卵から生まれるが、傘は黄色で柄やつばは黄色。
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タマゴタケより見る機会は少なく、出会うとちょっと小躍り嬉しくなる。
きっと小人も踊っているだろう!
寄り添う姿が、何とも仲睦まじい
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この2種以外にも個人的に好きなのが、傘の色が美しい「キツネノハナガサ」。
幻想的な色と姿に惹かれる。
雨の日のキツネの親子傘か?
キツネノハナガサ0813_1.jpg






















2018年9月14,21日 東京都 ハラタケ目テングタケ科 タマゴタケ、キタマゴタケ、ハラタケ科 キツネノハナガサ

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見つかる前に見つけなければ! ヤマクダマキモドキ [バッタ目]

薄暗い林縁で「カラスノゴマ」が咲いていた。
すっと立ち上がった茎に下向きに淡い黄色の花、好きな花の一つだ。
カラスノゴマ、キツネノマゴ、いつもややこしいと思う。
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この日、林縁で探していたのはクダマキモドキの仲間。
敏感で、いつも先に気付かれて飛ばれてしまう。
今年はヤマクダマキモドキばかり出会っていたので、サトクダマキモドキを探していたのだった。
2mほどのヒメコウゾの葉上に見つけたのは、やはり前脚の赤い「ヤマクダマキモドキ」だった。
ヤマクダマキモドキ0919_1.jpg



















この個体、近づいても全く動じず。
お蔭で目当てではないものの、じっくりと撮らせていただいた。
なかなかサトは見つからない。
ここは里山なのだが・・・・。
ヤマクダマキモドキ0919-1_1.jpg



















2018年9月19日 東京都 アオイ目アオイ科 カラスノゴマ、バッタ目ツユムシ科 ヤマクダマキモドキ

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