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アズチグモの卵のう [クモ目]

花で獲物を狙っているのをよく見かける「アズチグモ」だが、この日ススキの葉裏で糸を張っているのを見つけた。
クモのスペシャリストのAさんによると、葉と葉を紡ぐこともなくこの様なオープンスペースに卵のうを作るそうだ。
普段見る場所と全く違う環境で、卵のうとそれを守るメスを見てとても驚いた。
アズチグモ0830-1.JPG



















ポピュラーなクモだが、その生態を全く知らなかったなぁと改めて感じたのだった。
同じ個体を別角度から。
さて、この母グモはいつまでこうして卵のうを守っているのだろうか?
アズチグモ0830-2.JPG





























2018年8月30日 埼玉県(丘陵外) クモ目カニグモ科 アズチグモ

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夜のススキ原 [自然]

夜のススキ原っぱ 虫たちはどうしているだろうか?
探して見た。

低い草やススキの葉上のあちこちで眠っているであろう「ヤマトシジミ」たち。
光を当てると翅に反射してよく目立った。
眠っている時、チョウは触角をどうしているのだろうか?
どのチョウも、前に伸ばして垂らし気味だった。
ヤマトシジミ0830_1.jpg



















クワの木の3mほどの高さの枝に「サトクダマキモドキ」がいた。
クダマキとはクツワムシの事でそれに似ているのでこの名がある。
こちらは樹上生活者で生態も分類の科も異なる。
サトクダマキモドキ0830_1.jpg



















ススキの根元には「セスジツユムシ」のオス。
毎年見るのはメスばかりで、オスはなかなか見つけられないでいたので嬉しい。
初めはチッ・チッ・チッ♪続いてジキ・ジキ・ジキ・ジキ♪と鳴くが、この夜は一度も声を聞くことがなかった。
耳、大丈夫かな?と心配・・・
セスジツユムシ0830_1.jpg



















ススキの葉上に「コバネイナゴ」。
コバネイナゴ0830_1.jpg



















こちらには大きな「ショウリョウバッタ」のメスがいた。
細い葉の上は不安定に思えるが、他にも同じようにとまっているものがいる事からここが良いのだろう。
ショウリョウバッタ0830_1.jpg



















葉裏には「アカハネナガウンカ」。
昼間は白い眼が黒っぽくなっていて、血ぃ吸われそうな感じで怖い。
印象的な面白い顔ではなくなっていた。
アカハネナガウンカ0830_1.jpg



















仲良く並ぶ「タテスジグンバイウンカ」の姿も。

この日はストロボ2灯でと思っていたが、外付けストロボの電池を忘れ内蔵ストロボのみとなってしまいちょっと残念だった。
皆少し暗めに撮影している。
タテスジグンバイウンカ0830_1.jpg



















2018年8月30日 埼玉県(丘陵外) チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、バッタ目ツユムシ科 サトクダマキモドキ、セスジツユムシ、バッタ科 コバネイナゴ、ショウリョウバッタ、カメムシ目ハネナガウンカ科 アカハネナガウンカ、グンバイウンカ科 タテスジグンバイウンカ

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