アリ VS ノコギリクワガタ [コウチュウ目]
今年もいよいよ夏の到来!
今日もまさにうだるような暑さだった。
田んぼの畔では一重の鮮やかなオレンジ色の「ノカンゾウ」が咲き始めた。
よく似た雄蕊が花弁化した八重咲きのヤブカンゾウと共に、一日で萎むので一日花とも呼ばれるfieldで見られる夏の花。
写真には既に枯れた花柄も。
谷戸の奥にあるヤナギで赤く大きな「ノコギリクワガタ」を見つけた。
このヤナギは毎年発生する観察ポイントで、今年もすでにオス2、メス1を確認していた。
この日は樹液を舐めようとしていたところ。
先客に小さなアリたちが無数に集まっていた。
すると、急に体を持ち上げて後ずさり。
よく見るとアリたちが酒場の侵入者に対して攻撃していた。
アリたちの攻撃にたまらず後ずさりし、その場を後にした。
これだけ立派な大顎を持っていても、アリには通用しなかったようだ。
アリに負けたのは残念だったが、この夏もこのヤナギでノコギリクワガタを見ることが出来て何だかほっ!と嬉しくなった。
2018年6月28日 東京都 キジカクシ目ススキノキ科 ノカンゾウ、コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
田んぼの畔では一重の鮮やかなオレンジ色の「ノカンゾウ」が咲き始めた。
よく似た雄蕊が花弁化した八重咲きのヤブカンゾウと共に、一日で萎むので一日花とも呼ばれるfieldで見られる夏の花。
写真には既に枯れた花柄も。
谷戸の奥にあるヤナギで赤く大きな「ノコギリクワガタ」を見つけた。
このヤナギは毎年発生する観察ポイントで、今年もすでにオス2、メス1を確認していた。
この日は樹液を舐めようとしていたところ。
先客に小さなアリたちが無数に集まっていた。
すると、急に体を持ち上げて後ずさり。
よく見るとアリたちが酒場の侵入者に対して攻撃していた。
アリたちの攻撃にたまらず後ずさりし、その場を後にした。
これだけ立派な大顎を持っていても、アリには通用しなかったようだ。
アリに負けたのは残念だったが、この夏もこのヤナギでノコギリクワガタを見ることが出来て何だかほっ!と嬉しくなった。
2018年6月28日 東京都 キジカクシ目ススキノキ科 ノカンゾウ、コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
アカハナカミキリ センノカミキリ [コウチュウ目]
fieldを歩いていると聞きなれない爆音が聞こえてきた。
空を見上げると、安全性が問題となっているオスプレイだった。
近くにある横田基地に配備されたのは聞いていたが、実際に見るのは初めてでかなり低空飛行で同じコースを何度も飛んでいた。
葉上に見つけた「アカハナカミキリ」。
今年はまだあまり見ていないので新鮮だ。
まだかまだかと食樹のタラノキを探していたのだが、ようやく数日前から姿が見られるようになった「センノカミキリ」。
このカミキリがいる木を見ると枝が根元から折れて垂れ下がっている。
どうやらこのカミキリのしわざではないかと・・・。
今日、まだ6月なのに関東甲信が梅雨明けした。
統計を取り始めた昭和26年以降で最も早いそうな。
これを書いている21時でも室温はまだ30℃を超えている。
ん~ エアコン入れたいが、熱中症に気を付けながらもう少し我慢しよう!
2018年6月29日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 アカハナカミキリ、センノカミキリ
近くにある横田基地に配備されたのは聞いていたが、実際に見るのは初めてでかなり低空飛行で同じコースを何度も飛んでいた。
葉上に見つけた「アカハナカミキリ」。
今年はまだあまり見ていないので新鮮だ。
まだかまだかと食樹のタラノキを探していたのだが、ようやく数日前から姿が見られるようになった「センノカミキリ」。
このカミキリがいる木を見ると枝が根元から折れて垂れ下がっている。
どうやらこのカミキリのしわざではないかと・・・。
今日、まだ6月なのに関東甲信が梅雨明けした。
統計を取り始めた昭和26年以降で最も早いそうな。
これを書いている21時でも室温はまだ30℃を超えている。
ん~ エアコン入れたいが、熱中症に気を付けながらもう少し我慢しよう!
2018年6月29日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 アカハナカミキリ、センノカミキリ
アシナガバチに擬態 騙された ダイミョウキマダラハナバチ [ハチ目]
樹液にオニベニシタバ [チョウ目]
久しぶりにカブトムシでも来ていないかと昆虫酒場を覗いて見た。
いたのは常連のヨツボシケシキスイ、ヨツボシオオキスイ(ムナビロオオキスイ?)と緑がかった「カナブン」にカトカラの仲間。
カトカラとは蛾の仲間の中でヤガ科シタバガ亜科シタバガ(Catocala)属に属するガの総称、後翅の色が種によって多様で美しくとても人気のある種だ。
種によって発生時期が少しずつ異なり、後翅が赤いのはこのあたりではベニシタバとオニベニシタバ。
大きさや前翅の色、紋様から「オニベニシタバ」だ。
翅を開いてくれないかとちょっと粘ったが、無理そうなので裏から一枚。
この日はカブトムシやクワガタの仲間は見られなかったが、いよいよ酒場も賑やかになりそうだ!
2018年6月23日 東京都 チョウ目ヤガ科 オニベニシタバ
いたのは常連のヨツボシケシキスイ、ヨツボシオオキスイ(ムナビロオオキスイ?)と緑がかった「カナブン」にカトカラの仲間。
カトカラとは蛾の仲間の中でヤガ科シタバガ亜科シタバガ(Catocala)属に属するガの総称、後翅の色が種によって多様で美しくとても人気のある種だ。
種によって発生時期が少しずつ異なり、後翅が赤いのはこのあたりではベニシタバとオニベニシタバ。
大きさや前翅の色、紋様から「オニベニシタバ」だ。
翅を開いてくれないかとちょっと粘ったが、無理そうなので裏から一枚。
この日はカブトムシやクワガタの仲間は見られなかったが、いよいよ酒場も賑やかになりそうだ!
2018年6月23日 東京都 チョウ目ヤガ科 オニベニシタバ
まだ梅雨なのに暑い暑い、キノコとニイニイゼミの抜け殻 [季節]
昨日今日と梅雨なのにまるで真夏のような気候だった。
日々、基本外仕事、数年前まではたいして気にならなかったがここのところ夏の暑さが非常に堪える。
夏生まれでこの時期元来好きな季節だったが、歳のせいか致し方ないのだろう。
芝生の上でまあるい玉を見つけた。
まるでUMA!
宇宙から飛来した未確認生物のようだ。
中からエイリアンが飛び出てくるのでは・・・!
ひぇぇぇ~ てな事は無さそうだ。
草地を眺めると、このキノコが成長した姿があちこちで見られた。
ちょっと図鑑で調べたが種はわからない、まぁキノコでいいか!
傘を開いた姿が美しい。
昨日今日と、あちこちで「チー♪ ニー♪」というニイニイゼミの鳴き声が聞かれ始めた。
鳴いている場所のコナラの木の根元を見るといくつもの抜け殻があった。
まだ成虫の姿は見ていないが、鳴き声だけでなく抜け殻を見ると実感が湧く!
2018年6月25日 東京都 カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ
日々、基本外仕事、数年前まではたいして気にならなかったがここのところ夏の暑さが非常に堪える。
夏生まれでこの時期元来好きな季節だったが、歳のせいか致し方ないのだろう。
芝生の上でまあるい玉を見つけた。
まるでUMA!
宇宙から飛来した未確認生物のようだ。
中からエイリアンが飛び出てくるのでは・・・!
ひぇぇぇ~ てな事は無さそうだ。
草地を眺めると、このキノコが成長した姿があちこちで見られた。
ちょっと図鑑で調べたが種はわからない、まぁキノコでいいか!
傘を開いた姿が美しい。
昨日今日と、あちこちで「チー♪ ニー♪」というニイニイゼミの鳴き声が聞かれ始めた。
鳴いている場所のコナラの木の根元を見るといくつもの抜け殻があった。
まだ成虫の姿は見ていないが、鳴き声だけでなく抜け殻を見ると実感が湧く!
2018年6月25日 東京都 カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ
夏が来た ニイニイゼミが鳴いた! [季節]
今日朝は雨が降ったがすぐに止んで午後から晴れ間が広がった。
昼過ぎにチー、ニー♪という声が聞こえてきた。
夏といえばセミ、丘陵のセミの一番手はハルゼミで2番手ニイニイゼミの今シーズン初めての鳴き声だ。
梅雨ではあるが、いよいよ夏を実感した!
少し前までは花の色からかアカバナユウゲショウと呼ばれていたが今の名は「ユウゲショウ」。
この時期、草地を彩るピンク色の花の白花が咲いていた。
ここでは白花が毎年1株見られるがそれほど多くは無く珍しい。
アメリカ原産の外来種だが、ユウゲショウという名はとても想像を掻き立てる。
咲き終わったクリの葉上で見つけた「キマダラヤマカミキリ」。
花が咲いていた頃にはクリの木の周りのあちこちで見られたが、すっかり姿を消してしまった。
東京都では絶滅危惧種に指定されている希少種だ。
コガネムシの仲間でも夏に最もよく見かける「マメコガネ」。
いま日本で外来種が注目されているが、その昔日本から海外へ渡りJapanese beetleと呼ばれその地で農作物を食い荒らす外来種として問題視されていることは一般的には知られていないかもしれない。
林縁で見つけた「タカトウダイ」の花。
トウダイグサは良く見かけるが、この種は知る限りfieldではここでしか見られない。
すくっと立ちあがった姿がなかなか凛々しい!
草はらでよく見かけるようになった「セマダラコガネ」。
夜、灯火にも訪れ、朝我が家の玄関先でも時折やって来る。
見られる虫の姿から季節の進み具合を実感、今年ももう半分が過ぎたなぁと。
昼過ぎにチー、ニー♪という声が聞こえてきた。
夏といえばセミ、丘陵のセミの一番手はハルゼミで2番手ニイニイゼミの今シーズン初めての鳴き声だ。
梅雨ではあるが、いよいよ夏を実感した!
少し前までは花の色からかアカバナユウゲショウと呼ばれていたが今の名は「ユウゲショウ」。
この時期、草地を彩るピンク色の花の白花が咲いていた。
ここでは白花が毎年1株見られるがそれほど多くは無く珍しい。
アメリカ原産の外来種だが、ユウゲショウという名はとても想像を掻き立てる。
咲き終わったクリの葉上で見つけた「キマダラヤマカミキリ」。
花が咲いていた頃にはクリの木の周りのあちこちで見られたが、すっかり姿を消してしまった。
東京都では絶滅危惧種に指定されている希少種だ。
コガネムシの仲間でも夏に最もよく見かける「マメコガネ」。
いま日本で外来種が注目されているが、その昔日本から海外へ渡りJapanese beetleと呼ばれその地で農作物を食い荒らす外来種として問題視されていることは一般的には知られていないかもしれない。
林縁で見つけた「タカトウダイ」の花。
トウダイグサは良く見かけるが、この種は知る限りfieldではここでしか見られない。
すくっと立ちあがった姿がなかなか凛々しい!
草はらでよく見かけるようになった「セマダラコガネ」。
夜、灯火にも訪れ、朝我が家の玄関先でも時折やって来る。
見られる虫の姿から季節の進み具合を実感、今年ももう半分が過ぎたなぁと。
2018年6月17,18日 東京都 フトモモ目アカバナ科 ユウゲショウ、キントラノオ目トウダイグサ科 トウダイグサ、コウチュウ目カミキリムシ科 キマダラヤマカミキリ、コガネムシ科、マメコガネ、セマダラコガネ
美しい糸を纏う クモの卵のう [クモ目]
林縁の葉上で2つの黄色い色が目にとまった。
いったい何だろう?
いったい何だろう?
色はわかるがその詳細が裸眼では全くわからないのが残念でしょうがない。
眼鏡をかけて見ると、黄色い糸に包まれた卵のうとそれに寄り添う腹部が黄色い大きさ1cm弱のクモだった。
調べると「ムツボシオニグモ」のよう。
オニグモの仲間は色々見てきたが、この種は初めてだった。
この卵のうを見て5月にビワの葉裏で見つけたものを思い出した。
白い糸のベースに赤い糸がかけられておそらくクモの卵のうだろうと思っていたが、先日fieldをご一緒した絵本作家の伊藤知紗さんから「ゲホウグモ」の卵のうだと教えていただいた。
コガネグモ科のゲホウグモは夜間に網を張り明け方には回収して、日中は木の幹や枝で脚を縮めこぶのような腹部の形状でなかなか見つからないらしい。
この2種とも卵のうの表面の黄色や赤の美しい糸は何の為なのだろうか?
まるで芸術作品のようだが、白い糸だけでは駄目ということか?
眼鏡をかけて見ると、黄色い糸に包まれた卵のうとそれに寄り添う腹部が黄色い大きさ1cm弱のクモだった。
調べると「ムツボシオニグモ」のよう。
オニグモの仲間は色々見てきたが、この種は初めてだった。
この卵のうを見て5月にビワの葉裏で見つけたものを思い出した。
白い糸のベースに赤い糸がかけられておそらくクモの卵のうだろうと思っていたが、先日fieldをご一緒した絵本作家の伊藤知紗さんから「ゲホウグモ」の卵のうだと教えていただいた。
コガネグモ科のゲホウグモは夜間に網を張り明け方には回収して、日中は木の幹や枝で脚を縮めこぶのような腹部の形状でなかなか見つからないらしい。
この2種とも卵のうの表面の黄色や赤の美しい糸は何の為なのだろうか?
まるで芸術作品のようだが、白い糸だけでは駄目ということか?
今シーズンはよく出会う ミスジチョウ [チョウ目]
夕暮れ時、仕事帰りの車窓から今年初めてのニイニイゼミの鳴き声が聞こえてきた。
林縁のあちこちからはヤブキリの声も。
ヤブキリは8日に初めて聞いたが鳴き声の数から本格的なシーズンに突入のようだ。
昼はキリギリスのチョンギースを聞いて、いよいよ夏、鳴く虫の季節がやって来たと嬉しいやらもう という複雑な心境だ。
今月初めに撮った「ミスジチョウ」。
fieldで出合うのは例年コミスジばかりだが、今年はあちこちで見られる。
コミスジより一回り、いや二回りほど大きいだろうか。
幼虫の食草はイロハモミジなどのカエデ科。
コミスジは年に数回発生するが、ミスジチョウは6~7月の1回だけなのでコミスジに比べて見る機会が少ないのは当然なのだろうが個体数は多くはないと思われる。
この日は雨上がりで珍しく近寄っても逃げないのでじっくりコンデジで。
複眼の青色がとても美しかった。
2018年6月10日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ミスジチョウ
林縁のあちこちからはヤブキリの声も。
ヤブキリは8日に初めて聞いたが鳴き声の数から本格的なシーズンに突入のようだ。
昼はキリギリスのチョンギースを聞いて、いよいよ夏、鳴く虫の季節がやって来たと嬉しいやらもう という複雑な心境だ。
今月初めに撮った「ミスジチョウ」。
fieldで出合うのは例年コミスジばかりだが、今年はあちこちで見られる。
コミスジより一回り、いや二回りほど大きいだろうか。
幼虫の食草はイロハモミジなどのカエデ科。
コミスジは年に数回発生するが、ミスジチョウは6~7月の1回だけなのでコミスジに比べて見る機会が少ないのは当然なのだろうが個体数は多くはないと思われる。
この日は雨上がりで珍しく近寄っても逃げないのでじっくりコンデジで。
複眼の青色がとても美しかった。
2018年6月10日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ミスジチョウ