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カエルのつば シロオビアワフキ [カメムシ目]

小川沿いを歩いていると、川の反対側を歩いているご夫婦の会話が聞こえてきた。
ご主人が「あの白いのは何だろう?」すると奥さんが「カエルの卵よ」。
ちょっと気になって見ると、それはアワフキムシの幼虫の巣だった。
勘違いされたままだと何だな~と思い、大きなお世話かと思ったがその旨説明して差し上げた。
奥さんはモリアオガエルの卵と思ったようだったが、ここにはおらず泡の大きさも全く違っていた。
カエルのつば0614_1.jpg



















その昔、このアワフキムシの幼虫の巣の事を「カエルのつば」と聞いたことがあった。
いったいいつ、どこで、誰からかは全く覚えがないが、毎年見るたびに「あっ、カエルのつばだ!」と思ってしまう。
大きさからすれば卵よりつばのほうが現実味があるかもしれない。
近くに成虫となった「シロオビアワフキ」がいた。
そろそろこの泡も見納めだろうか?
シロオビアワフキ0614_1.jpg



















帰りに高さ3mほどのヤナギの葉上に「シュレーゲルアオガエル」を見つけた。
良くもこんな高さに登ったものだと感心してしまった。
シュレーゲルアオガエル0614_1.jpg



















2018年6月14日 東京都 カメムシ目アワフキムシ科 シロオビアワフキ、無尾目アオガエル科 シュレーゲルアオガエル

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