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道を横断 ウスタビガの幼虫 [チョウ目]

雑木林の間の舗装された道を「ウスタビガ」の終令幼虫が歩いていた。
この色なので道の上ではとにかく目立つ。
体に寄生された痕もなくとても綺麗な個体だ。
ウスタビガ0605-1_1.jpg



















車は通らないが、人に踏まれる可能性もあるので林縁に放した。
つまみ上げるとキューキューと鳴いた。
敵に襲われた時にこの声で威嚇するのだろうが、果たして効果があるのだろうか?
ウスタビガ0605-2_1.jpg



















そろそろ蛹になる頃、ヤマカマスとも言われる形が特徴的な緑色の繭は葉が茂っている季節は色が保護色となって見つけるのが難しい。
葉が落ちて繭が目立つ頃にはすでに羽化していて中はもぬけの殻、うまく考えたものだ。
ウスタビガ繭_1.jpg



















成虫は10-11月頃に見られ、翅を開くと10cmほどで翅に半透明の目玉模様を持つもふもふの蛾だ。
無事に蛹から成虫になって ウスタビガの恩返し? 変身した姿を再び見せて欲しい!
ウスタビガ成虫_1.jpg



















2018年6月5日 東京都 チョウ目ヤママユガ科 ウスタビガ

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