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紫色のキノコ [菌類]

休日には子供たちで賑わうアスレチック広場だが、今日は誰もおらず静まり返っている。
その林縁で淡い紫色のキノコを見つけた。
見渡すと周りに10個近くが傘を開いていた。

ムラサキキノコ1031-1_1.jpg



















褐色のキノコが多い中、この色はとても目を惹いた。
多くが全体淡い紫でてっぺんは少し褐色がかり傘の縁の方は少し濃い紫だ。
ムラサキキノコ1031-2_1.jpg



















紫色のキノコで調べるとムラサキシメジに似ているが確信は全くない。
傘の裏まで淡い紫色。
まぁ、名前はムラサキキノコでいいか!
優しいとてもいい色だ。
ムラサキキノコ1031-3_1.jpg



















2017年10月31日 東京都

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雑木林も色付いて [季節]

台風一過、暑いくらいの陽射しだった。
木枯らし1号も吹いて冬の足音が聞こえてくるようだ。
夜になって一気に気温が下がって寒い寒い!

数日前の雑木林。
コナラやアオハダの葉も緑から黄色に色変わり。
雑木林1027_1.jpg



















足元の木道には落ちたクヌギの葉のそばに「セスジツユムシ」のメスがいた。
いよいよ虫の数が減って来た。
セスジツユムシ1027_1_1.jpg



















2017年10月27日 埼玉県 バッタ目ツユムシ科 セスジツユムシ







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秋 色を楽しもう! [季節]

雨上がり、地面で見つけたビビットな赤。
キノコかと思ったが、ゴンズイの裂開した実だった。
既に黒い種子は落ちてなくなっていた。
赤いクローバーみたい!
ゴンズイ1027_1.jpg



















こちらでは綺麗な紫色の豆の鞘。
毎年この色を見るのを楽しみに探しているノササゲ。
裂開してくるくるっとした鞘も面白い。
これから秋が深まれば、もっとたくさんの自然色が目を楽しませてくれる。
ノササゲ1027_1.jpg



















2017年10月27日 東京都 クロッソソマ目ミツバウツギ科 ゴンズイ、マメ目マメ科 ノササゲ

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いよいよ! ヒメヤママユ [チョウ目]

昨日午後、そろそろかなと晩秋にヤママユの仲間が見られる公衆トイレに行ってみた。
夜灯りが付いているので、翌朝行くと灯りに集まってきた居残り組が見られる事がある。
天気も良く昼を回っていたので来ていてもいなくなっているかなと思ったのだが、入口の壁に何かいるのを見つけた。
右の後翅が少し欠損しているがそれ以外はとても綺麗な「ヒメヤママユ」のオスだった。
ヒメヤママユ1027-1_1.jpg



















1年ぶりに見たがやはりこの配色と模様のデザインは素晴らしい!
見ていると胸の模様、縦の白斑が目に横位置の白が口に、まるで顔のように見えて面白い。
そんなことを考えていると、突いて後ろ翅の眼状紋を撮るのを忘れてしまった。
ヒメヤママユ1027-2_1.jpg



















今日仕事でこの場所に来てみるとラッキーなことにまだ同じ場所にとまっていた。
突くと後翅を広げて眼状紋を見せてくれた。
コンデジなので画質は満足とは言えないが・・・・。
いよいよもふもふのシーズンがやって来た。
ヒメヤママユ1027-3_1_1.jpg



















2017年10月27,28日 東京都 チョウ目ヤママユガ科 ヒメヤママユ

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間に合わなかった クロコノマチョウの羽化 [チョウ目]

昨日羽化間近の「クロコノマチョウ」の蛹を見に行った。
歩いていくとジュズダマの周りに人がいるのが見えた。
おや、既に誰か来てると思ったらヘムレンさんとみき♂さんだった。
ちょっと遅かった、10分ほど前に出たよと教えていただいた。
見ると既に翅が伸びていた。

昨日見つけて1時間ほど羽化を待っていたが、陽が傾き気温も下がってきたので後ろ髪を引かれながら帰ったのだが正解だった。あのままいくら待っていても羽化はなかったのだから。
クロコノマチョウ1027-1_1.jpg



















葉に隠れて顔が見えないのが残念だったが、その場で1時間ほど雑談をしてみき♂さんが見える場所に移動してくれた。
今年はあちこちで姿を見る機会が多く、今日もその場を去る時に林内からジュズダマ目指して1頭が飛び出してきた。
クロコノマチョウ1027-2_1.jpg



















2017年10月27日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ





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クロコノマチョウの蛹 [チョウ目]

いつだったか少し前に、田んぼ脇のジュズダマで見つけたクロコノマチョウの3つの蛹。
久しぶりに晴れの休みなので、どうなったか見に行った。
3つのうち2つは羽化殻も見つからなかったが、残りの一つは見つかった。
どこにあるかわかるだろうか?
ジュズダマに絡んでいるのは3出複葉のツルマメ。
クロコノマチョウ1026-1_1.jpg



















よく見ると腹節が伸びて触角や複眼とその模様、体の毛、翅表の白斑も透けて見えて今にも羽化しそうな状態だった。
ひょっとしたら羽化が見られるかもと少し待つことにした。
クロコノマチョウ1026-2_1.jpg





























1時間近く待ったが陽が傾き寒さが増したてきたので諦めた。
明日も晴れるようなので朝一番に見に行こうと思うが、きっと出た後だろうなぁ。
クロコノマチョウ1026-3_1.jpg



















クロコノマチョウの翅裏はまるで落ち葉の様なシックな装いだが、翅表には綺麗なオレンジ色や白斑がある。
普段翅を開くことがほとんどないので、この翅表を見られるのは飛翔中か羽化後の一時に限られる。
以前羽化を撮った時に見た翅表はとても美しかった。
クロコノマチョウ_1.jpg



















2017年10月26日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ

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台風の去った後で [自然]

台風が去った後歩いていると、道にアズマヒキガエルを見つけた。
大雨が降ったので待ってましたとばかりに現れたか?
きりりとした眼とへの字に曲がった口、どっしり構えたその姿が何とも凛々しく頼もしい。
アズマヒキガエル1023_1.jpg



















雨水で浸水した場所にはムカデ。
何故か葉の上で休憩中?
落ちている葉が大きなトチノキなので小さく見えるが、これでも20cm近くある。
ムカデ1023_1.jpg



















少し見ていたら、ムカデが泳いだ!
漢字で百足とも書くムカデだが、そのたくさんの脚をうまく使い体をくねらせて巧みに泳いでいたのには驚いた。
台風が来るのは色々な意味でとても嫌だが、こんな光景に出会えるのは救いだろう。
ムカデ1023-1_1.jpg



















2017年10月13日 東京都 無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル、オオムカデ目オオムカデ科 ムカデ.sp

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ラブアタック! ツマグロヒョウモン [チョウ目]

草はらでツマグロヒョウモンのメスが日向ぼっこしていたら、飛んで来たオス。
メスの周りを飛び始めた。
ツマグロヒョウモン1012-1_1.jpg



















メスはお尻を高く上げて交尾拒否の姿勢。
この状態ではまずカップルが成立する可能性は低い。
それでもオスは諦めない。
上から横から後ろからアタックする。
ツマグロヒョウモン1012-2_1.jpg



















メスは全く気にせずさらにお尻を高く上げた。

かなりの間頑張っていたが、さすがにもう無理と思ったのか飛び去って行った。
何事に対してもこの粘りは見習うべきとふと今更ながらに思うのであった。
ツマグロヒョウモン1012-3_1.jpg



















2017年10月12日 東京都 チョウ目タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン


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これがきのこ? カゴタケ [菌類]

林内の道を歩いていて落ちていたもの。
骨か?
いや、触ると柔らかくてプラスチックかゴム製のものと思われ誰かが落としたのだろうとゴミとして拾って持ち帰った。
カゴタケ_1.jpg



















戻ってあるキノコの種を図鑑で調べていたら、先ほど拾ったものと同じ写真があった。
おいおいキノコだったのか!すごくびっくり!!

捨てたごみ箱から探し出した。
その名は「カゴタケ」。
カゴタケ1018-2_1.jpg



















幼体は球形から扁球形で裂開すると中にあるこの放射状の腕(托枝)が伸びて時に転がり出るそうだ。
角度を変えてみると様々な形に見えるのが面白い。
カゴタケ1018-3_1.jpg



















腕の内側にグレバ(胞子のある部位)があり甘い香りを放つそうだ。
見るとほとんどグレバはなくなっていたが、柑橘系の様な香りがした。
他の人に尋ねると生ごみの匂いのようで臭いと言われたが、そう言われればそのようにも感じる。
初めての出会いだったが、まずこれがきのこだとは僕も含めて誰も思うまい!
カゴタケ1018-4_1.jpg



















2017年10月18日 東京都 スッポンタケ目アカカゴタケ科 カゴタケ


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スズメウリ 白くなったら熟れてるよ! [植物]

林縁で赤く熟したカラスウリの実が見られるようになってきた。
実が大きいからカラス、一方同じウリ科でそれよりも小さな実を付けるのが「スズメウリ」。
カラスウリに比べるととても小さいのでスズメと名付けられている。
小さな実がたくさん連なる様は愛らしい!
スズメウリ1005-1_1.jpg



















カラスウリは赤く熟すが、スズメウリは熟すと白くなる。
熟すと少し青臭いがほんのり甘さが口に広がる。
まぁ味覚は人それぞれ、美味しくないという人もそこそこいるが・・・。
皆さんはどうだろうか?
スズメウリ1005-2_1.jpg





























2017年10月5日 東京都 ウリ目ウリ科 スズメウリ

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