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クロコノマチョウ [チョウ目]

このところ急に暖かさが増して雑木林は一気に初夏の様相となって来た。
「ウリカエデ」は花を終えて種の翅が目立っていた。
丘陵ではそれほど多くない種で、花と種の時期に何だっけって毎年図鑑をめくっている。
いい加減覚えないと!

ウリカエデ0413_1.jpg






















「ヤマネコノメソウ」も名の由来になった種が出来ていた。
ヤマネコノメソウ0419_1.jpg






















歩いていると目の前から褐色のチョウが飛び立って離れた落ち葉の上に舞い降りた。
越冬を終えた「クロコノマチョウ」。
降りた地点に忍び足で近づいて、どこにいるか目を皿にして探した。
枯葉に擬態した翅はそこに紛れてなかなか見つけるのに苦労する。
クロコノマチョウ0419-2_1.jpg






















今回は何とか見つけることが出来たが、よくもまぁこんな翅に進化したものだ。
ラッキーな事にキヅタの葉で目が隠れていたため近付けた。
越冬チョウたち、キタテハ、テングチョウ、ルリタテハ、ヒオドシチョウなども枯葉や樹皮にそっくりで越冬個体を見つけるのはなかなか困難を極める。
そういった種だけが生き残って来たのだろうなぁ。
クロコノマチョウ0419-3_1.jpg






















2019年4月13-19日 東京都 ムクロジ目ムクロジ科 ウリカエデ、ユキノシタ目ユキノシタ科 ヤマネコノメソウ、チョウ目タテハチョウ科 クロコノマチョウ

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