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すくすくと ミノウスバ幼虫育つ [チョウ目]

昨日今日と日差しが暖かくて気温が上が、ほっこりと非常に心地良い。
satoyamaの草地もホトケノザやオオイヌノフグリなど春の花のお花畑。
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林縁のマユミも葉を伸ばし始めた。
マユミ0320_1.jpg



















そうそう、マユミの枝先の「ミノウスバ」はどうしているだろうか?
卵のあった枝を見ると少し成長した幼虫たちが枝を移動していた。
ミノウスバ0320-2_1.jpg



















新芽にはたくさん群がっていて、よく見ると中にも潜っている。
このマユミにとってはたまらないだろうなぁ。
食欲旺盛で産んだ個体の数によってはこの先、木自体の葉っぱがすべてなくなるほど。
蛹化の時期には、よく太った終令幼虫たちが蛹化場所を求めてぞろぞろと幹を降りるシーンが見られる。
毎年見られる幼虫の数ほど成虫を見ることが無いのは、見つけられないだけなのか、もしくはそれほど自然界が厳しいということか?
ミノウスバ0320-1_1.jpg



















2019年3月20日 東京都 シソ目シソ科 ホトケノザ、ニシキギ目ニシキギ科 マユミ、チョウ目マダラガ科 ミノウスバ

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ベニシジミ 白化型? [チョウ目]

草地でオオイヌノフグリやホトケノザの花の周りを茶色い小さな蛾が飛んでいた。
ん~、何だろう?見たことがないな、ととまるのを待って見ると「ベニシジミ」だった。
ベニシジミ0319.JPG



















ベニシジミの中でも春に出るものは翅のオレンジ色が濃く美しいのだが、この個体は色が薄く飛んでいると茶色く見えた。
図鑑で調べると稀にオレンジ色の部分が白色になる白化型がいるようだが、この個体は薄いオレンジ色で白色とまではいかない。それにしてもここまで色が薄いのは初めて見た。
ベニシジミ0319-1_1.jpg



















翅裏も薄いオレンジ色。
この個体を継続観察するとともに他にもいないか注意して見てみよう。
ベニシジミ0319-2_1.jpg



















こちらが以前に同じ場所で撮った普通の春型。
ベニシジミ_1.jpg



















2019年3月20日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ

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