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フユシャクのメスの中でも大きな翅を持つ トギレフユエダシャク [チョウ目]

寒い冬に現れるフユシャクのメスのほとんどは、翅が無いかあってもとても小さい。
表面積の大きな翅は体温を奪うため退化したともいわれている。
そんな中、最も大きな翅を持っているのが「トギレフユエダシャク」だ。
この翅の形、デザインは秀逸でとてもかっこいい!
トギレフユエダシャク1_1.jpg



















この翅なら少しは飛べるのかと思うがやはり飛べず、もちろん羽ばたこうともしない。
もっぱら長い脚で歩くのだ。
その早い事といったら・・・。
他の種より翅が大きいのは、寒さが緩む早春に現れるからなのだろうか?
この種を見るとあぁっ、冬も終わりだなぁと思うのである。
トギレフユエダシャク2_1.jpg



















チョウ目シャクガ科 トギレフユエダシャク

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