まだまだ小さなショウリョウバッタたち [バッタ目]
湿地脇の草はらで草の陰からこちらを見る視線に気付いた。
葉影から覗いていたのは・・・・。
ねずみ男?
いえいえ、「ショウリョウバッタ」の幼虫だった。
まだ、2cmにも満たない小さな小さなこども。
大人になるとオスは5cm弱でキチキチと音を立てて軽やかに飛んでいく。
メスは10cm弱にもなる日本で最大級のバッタだ。
この仲間たち、なぜか撮ろうとするとよくウンチをする。
この個体も例に漏れずウンチをし落ちてくれればいいのだが、たいがいしたところに留まる。
しょうがないので、ウンチを外した構図に。
隣には褐色の個体。
生まれた時から色は決まっているようで、途中で変わることはない。
緑の草の中で目立つ褐色のバッタがうまい餌だと敵から集中して狙われても、緑色は残る。
周りの草が何らかの理由で枯れると緑のバッタは目立つが褐色のものは目立たない。
これも進化の過程で得た生き残りへの知恵なのだろう。
すぐ隣では、変な姿勢でとまっていたカノコガ。
案の定、「コハナグモ」の餌食となっていた。
小さなバッタたちもこの例外ではない。
どれだけが生き残って大人になれるだろうか?
2016年6月22日 東京都
バッタ目バッタ科 ショウリョウバッタ
チョウ目ヒトリガ科 カノコガ
クモ目カニグモ科 コハナグモ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM
2016-06-23 20:17
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こんばんは
先日会社の朝清掃の日、工場の脇の外来センダングサの草刈りを
したら、ショウリョウベビーがたくさん出て来ました^^。
昔は6月トノサマバッタが少なかったので、ショウリョウが1番早く成虫
になるイメージでしたが、最近はトノサマが増えましたね!
今年は5月末にもう成虫が出ていました。この会社の脇の道路沿いの
草むらでもトノサマが1匹羽化して旅立って行きました。
by つばさ2号 (2016-06-24 20:31)
つばさ2号さん コメントありがとうございます。
以前にショウリョウバッタが孵化するところを見ましたが、地面の中から続々と出てくるに感動しました(^^)
昨日、初めてトノサマバッタの成虫を確認しました。バッタの中でこのあたりでは成虫越冬以外でヒナバッタについて2番目に早いでしょうかね。
by hirokou (2016-06-24 20:59)