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立派な大顎 ノコギリクワガタ [コウチュウ目]

昨日関東地方では、2日続いて梅雨の晴れ間。
とはいえ曇り空で、青空は時折見られる程度だった。
少し陽射しが差した午後、ケヤキで今年初めてニイニイゼミの鳴き声を聞いた。

歩いているとコナラの甘酸っぱい樹液の匂いが漂ってきた。
広範囲に出ている樹液を見ていると今年初認の「ノコギリクワガタ」のオスがいた。
写真を撮ろうと近寄ると、ぽろっと落ちた。
危険を感じて死んだふりかと落ちたところを探してみると、落ち葉の下にもぐろうとしていた。
死んだふりをしたのではなく、敵から逃れるために落下したようだ。
掴んで幹にとまらせた。
ノコギリクワガタ0614_1.jpg



















湾曲した大きな顎が立派な大きなオス。
子供の頃このような顎を持つオスを水牛と呼んで、見つけた時には大変喜んだものだった。
大人になった今でも、その興奮は変わらない!
ノコギリクワガタ0614-1_1.jpg



















暗い雑木林で手持ちなのでISO4000まであげて撮影したが、さすがに粗さが目立つ。
これでは記録写真にしか使えない。
ノコギリクワガタ0614-2_1.jpg



















2016年6月14日 東京都
コウチュウ目クワガタムシ科 ノコギリクワガタ     CANON EOS7D SIGMA17-70mmf2.8-4.5 MACRO


地味でマイナーですが何か・・・・ [自然]

イボタノキの葉を集団で食い荒らす幼虫時代は地味な嫌われ者だが、蛹や成虫は幼虫からは想像出来ない美しさ。
糸のゆりかごの中の蛹の主は「ホシシャク」。
白地に黒と黄色のコントラストとデザインが素晴らしい!
ホシシャク0608_1.jpg



















葉上に見つけた「ハムシダマシ」。
地味なうえに名前の命名も何か他になかったのか?
科の名前もゴミムシダマシ科とはさらに辛い。
ゴミムシとハムシをだますとは、つい同情して目を向けてしまう虫の1種!
ハムシダマシ0608_1.jpg



















2016年6月8日 東京都
チョウ目シャクガ科 ホシシャク
コウチュウ目ゴミムシダマシ科 ハムシダマシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM