有翅型 アギトアリの新女王 [ハチ目]
久しぶりに見た「アギトアリ」には翅があった。
アリは年に一度、有翅型の新女王とオスが現れ結婚飛行をするという。
空中で交尾をし、地面に降り立った女王は自ら翅を落として帝国を築くための産卵に入るという。
以前にアギトアリのワーカーを撮影したが、それよりも胸と腹が大きい。
恐らく新女王なのだろう。
初めは元気良かったのだが半日ほど置いていたら弱ってしまい自慢の大顎を180°開かなくなってしまったので、その様子は以前の記事で。
大顎を閉じることで後ろへジャンプすると聞いていたが、この日目の前でそれを確認することが出来た。
一瞬だったので、顎の動きはよくわからなかったのが残念だ。
2日間でこの有翅型を4頭確認した。
恐らくかなりの数の新女王が新たなコロニーを築くために飛び立っているだろう。
元来ここにはいなかった種、大型で大きな顎と毒針を持つことから生息範囲が広がることは現存の生態系への脅威に思う。
2016年9月26日 東京都
ハチ目アリ科 アギトアリ CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
2016-09-27 20:25
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コメント(2)
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こんな南方系のアリが都内に?!
by ぜふ (2016-09-27 22:36)
ぜふさん コメントありがとうございます。
横浜の動物園で生息が確認されたのは有名ですが、何故ここにいるのかがわかりません。
アリ自体の移動によるものでないことは間違いないと思います。
by hirokou (2016-09-28 20:30)