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今年初認 チャイロスズメバチ [ハチ目]

午前中は晴れていたものの午後から雷鳴が轟き、やがて激しい雨となった。
都心ではヒョウが降ったようだが、こちらはそこまでではなかった。
久しぶりの雨に田んぼも生き物たちにも恵みの雨になっただろう。

晴れていた午前中、ますます数が増して賑やかだった「ニイニイゼミ」。
このあたりではハルゼミに続いて2番手だが、既にヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミの鳴き声も聞かれ、まだ鳴き声を聞いていないのはクマゼミとツクツクボウシ。クマゼミは稀なので聞かれるかどうか。
ニイニイゼミ0718.JPG






















また、見かけた「ノコギリカミキリ」のメス。
今年は遭遇する機会が多い。識別点を確認したところどうやらニセノコギリカミキリではないようだ。
ノコギリカミキリ0718.JPG






















コナラの窪みの樹液に頭を突っ込んでいたのは今年初認の「チャイロスズメバチ」。
狂暴なキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取って羽化してきたワーカーたちを奴隷として搾取する興味深い生態を持ったスズメバチだ。
すぐそばまでカメラを寄せてもお構いなしで樹液に夢中だった。
取り巻きはクロヒカゲだが、近付けずチャイロスズメバチがいなくなるのを待っているようだった。
チャイロスズメバチ0718.JPG






















2017年7月18日 東京都
カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、コウチュウ目カミキリムシ科ノコギリカミキリ、ハチ目スズメバチ科チャイロスズメバチ、チョウ目タテハチョウ科クロヒカゲ