SSブログ

カナブンも色とりどりで美しい! [コウチュウ目]

今年は、樹液の出ている木があちこちで目に付く。

様々な虫たちが集まるので楽しめるのだが、ここ数年樹液を出したコナラが幹からフラス(木屑)を出して立ち枯れるものが多く非常に心配している。

そんな人の心配をよそに虫たちは樹液酒場に集る。
いつの時代も子供たちに人気のカブトムシやクワガタムシは夜行性なのでなかなか昼にお目にかかれないが、昼の主役はカナブンたち。
銅色、緑色、黒色とカラフルだ。
銅色は「カナブン」。緑色もここではカナブン。アオカナブンという種がいるが、山地性で狭山丘陵ではまずお目にかかれない。緑色の輝き、体の細さや後ろ脚の付け根で同定するが、今までにfieldで見たことはない。
黒色はそのまま「クロカナブン」。東京都では絶滅危惧種だが、それほど少ないとは感じない。カナブンより遅れて発生するのでこれから見る機会が増えるだろう。
子供たちからは、フン!カナブンか と一蹴されるが、なかなかどうして地味だがその輝きや、樹液を巡って争う姿は見ていても飽きることは無く楽しいものだ!
樹液酒場0728_1.jpg






















2017年7月28日 東京都 コウチュウ目コガネムシ科カナブン、クロカナブン

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

つばさ2号

こんにちは この天気には参りますね。
一番稼ぎ(収入はありませんが^^)時にこれでは
干上がります。特にストロボが 内蔵:故障で使用
不能、外付け:転倒で破壊と無いので天気が悪い日
と夜間はお手上げです。

丘陵でこれだけのカナブンがいるのは凄いです!
自県私の行動範囲ではまず見れなくなりました。
山地にはまだこんな樹がありますが、隣県でも平地
では10年前くらいが最後でしょうか。
開発で無くなり、残った樹もボクトウガやカミキリ
の減少で樹液を出さなくなりました。
私の職場のある町では大規模開発ではなく人間が快適
になる寺社や住宅街、耕作地の環境整備でカナブンが
激減しましたが、先日外注へ行ったら工場内の製品に
たかっていたので細々と生きているようです。
by つばさ2号 (2017-07-30 16:30) 

hirokou

つばさ2号さん コメントありがとうございました。
ストロボ、内蔵故障、外付け破壊とは厳しいですね(T_T)

今年の昆虫酒場は繁盛していて、特にカナブンのお客さんは例年になく多い気がします。

カナブンがたかる製品とは非常に興味がありますね(^^)
by hirokou (2017-07-31 21:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0