ムシヒキアブたちは大忙し! [ハエ目]
まだ梅雨なのだが、このところ雨らしい雨が降っていない。
だいぶ前に降った雨がまだ田んぼを潤しているが、もう時間の問題だ。
今この記事を書いていると、台所から大きな音がしてビックリ。見ると開いた窓からの強風で置いていたコップが落ちていた。外を見ると真っ黒な雲が立ち込め、稲光が走っている。
まだ雨は落ちてこないが、期待したい!
話を戻して田んぼ脇を歩いていると後から凄い羽音が通り過ぎた。
おぉっ、スズメバチかと見るとシオヤアブが獲物を抱えていた。
一瞬見えた獲物はその形や色からセアカツノカメムシだった。
老眼で近くは見えなくなってしまったが、まだ動体視力はかろうじて大丈夫そうだ!
次の羽音はヒゲジイことオオイシアブ。こちらも撮る暇もなく消え去った。
ようやく、目の前の草にとまったのは、何かを抱えたお尻の先が黒いので「サキグロムシヒキ」だろうか。
この仲間の同定も難しい・・・。
抱えていたのは小さなガのようだが逆光で見えにくかったので少しストロボを光らせると、その姿がはっきり浮かび上がった。
一見、愛らしいぬいぐるみかマスコットを大事そうに抱えているようにも見えるが、実は獲物を捕らえて体液を吸っているという恐ろしい光景。毛むくじゃらの体に割れた胸の筋肉が半端じゃない。
捉えられたガの目についつい悲哀を感じたのだった。
記事を書き終わった途端、凄い大粒の雨が屋根を叩き出した。
2017年7月15日 東京都 ハエ目ムシヒキアブ科 サキグロムシヒキ
だいぶ前に降った雨がまだ田んぼを潤しているが、もう時間の問題だ。
今この記事を書いていると、台所から大きな音がしてビックリ。見ると開いた窓からの強風で置いていたコップが落ちていた。外を見ると真っ黒な雲が立ち込め、稲光が走っている。
まだ雨は落ちてこないが、期待したい!
話を戻して田んぼ脇を歩いていると後から凄い羽音が通り過ぎた。
おぉっ、スズメバチかと見るとシオヤアブが獲物を抱えていた。
一瞬見えた獲物はその形や色からセアカツノカメムシだった。
老眼で近くは見えなくなってしまったが、まだ動体視力はかろうじて大丈夫そうだ!
次の羽音はヒゲジイことオオイシアブ。こちらも撮る暇もなく消え去った。
ようやく、目の前の草にとまったのは、何かを抱えたお尻の先が黒いので「サキグロムシヒキ」だろうか。
この仲間の同定も難しい・・・。
抱えていたのは小さなガのようだが逆光で見えにくかったので少しストロボを光らせると、その姿がはっきり浮かび上がった。
一見、愛らしいぬいぐるみかマスコットを大事そうに抱えているようにも見えるが、実は獲物を捕らえて体液を吸っているという恐ろしい光景。毛むくじゃらの体に割れた胸の筋肉が半端じゃない。
捉えられたガの目についつい悲哀を感じたのだった。
記事を書き終わった途端、凄い大粒の雨が屋根を叩き出した。
2017年7月15日 東京都 ハエ目ムシヒキアブ科 サキグロムシヒキ
職場に持ち込まれた オオクワガタ [コウチュウ目]
つまみの落花生の皿の中にいるとやばい・・・ シロコブゾウムシ [コウチュウ目]
木漏れ日は丸い [自然]
ノコギリと名に付く虫 ノコギリカミキリ [コウチュウ目]
オカトラノオにアカハナカミキリ [コウチュウ目]
オカトラノオが見ごろとなっているが、その花に「アカハナカミキリ」がやって来ていた。
白い花に赤が映え、顔の周りの花粉が可愛らしい。
今の時期、オカトラノオやリョウブの花、林縁の葉上で見られる名前の通り赤が鮮やかなカミキリムシだ。
昨年、ヒノキ林でヒノキの切り株にたくさん集まっているのを見つけて、前胸背が黒色や斑のある個体がいることや針葉樹にも産卵することを知った。
そろそろまたあの林へ行ってみよう!
2017年7月5日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 アカハナカミキリ
今の時期、オカトラノオやリョウブの花、林縁の葉上で見られる名前の通り赤が鮮やかなカミキリムシだ。
昨年、ヒノキ林でヒノキの切り株にたくさん集まっているのを見つけて、前胸背が黒色や斑のある個体がいることや針葉樹にも産卵することを知った。
そろそろまたあの林へ行ってみよう!
2017年7月5日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 アカハナカミキリ
思わせぶりな ゴマダラカミキリ [コウチュウ目]
小川沿いのヤナギの高さ約3mの幹にカミキリムシの触覚が見えた。
おぉっ、誰だ?
角度を変えてみると、今年初見の「ゴマダラカミキリ」。
このカミキリを見ると、小学校の頃、通学路に植えられていたプラタナスでよく捕まえた事を懐かしく思い出す。
触角が短めで体が太いのでメスと思われ、幹を齧っていたので産卵するのかと長らく待っていたが一向にその気配は無くそのうちにすたすたと幹を登って行ってしまった。
今度は葉の根元を齧りはじめた。
根元を齧られた葉はだんだん垂れ下がり、今にも切り落とされそうに。
落ちるかと見ていると、あと一息というところで止めてまた枝を登って行った。
何とも消化不良で、全く期待に答えない個体だった。
期待したこちらが悪かったともいえよう・・・。
2017年7月5日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ゴマダラカミキリ
おぉっ、誰だ?
角度を変えてみると、今年初見の「ゴマダラカミキリ」。
このカミキリを見ると、小学校の頃、通学路に植えられていたプラタナスでよく捕まえた事を懐かしく思い出す。
触角が短めで体が太いのでメスと思われ、幹を齧っていたので産卵するのかと長らく待っていたが一向にその気配は無くそのうちにすたすたと幹を登って行ってしまった。
今度は葉の根元を齧りはじめた。
根元を齧られた葉はだんだん垂れ下がり、今にも切り落とされそうに。
落ちるかと見ていると、あと一息というところで止めてまた枝を登って行った。
何とも消化不良で、全く期待に答えない個体だった。
期待したこちらが悪かったともいえよう・・・。
2017年7月5日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ゴマダラカミキリ
アシグロツユムシ幼虫かと思ったのだが・・・ オオトビサシガメ幼虫だった [カメムシ目]
歩いていて葉上の小さな虫が目にとまった。
裸眼ではその形と色がぼんやり。
裸眼ではその形と色がぼんやり。
おぉっ、アシグロツユムシの幼虫久しぶりっととりあえずテキトーにコンデジにおさめて帰った。
パソコン画面で見ていると、ん~。
アシグロと違う!
一見カメムシの仲間の幼虫なので調べると「オオトビサシガメ」の幼虫だった。
肉食性のサシガメの中でも最大級で、真冬に越冬している成虫を目にすることがある。
アシグロ幼虫と見間違えたのは、この大きさにして長い脚と触角のまだら模様だ。
こちらがアシグロツユムシの幼虫。
武器もなく動きもさほど早くもないかよわい幼虫だが、オオトビサシガメの幼虫を真似ることで敵から身を守っているのだろうか?
ほんとのところは定かではないが、私はオオトビサシガメの幼虫を知らなかったのですっかりアシグロだと騙されてしまった。
皆さんは見て似ていると思われるだろうか?
知らない不思議はまだまだあって、自然の奥深さが面白いなぁ!!
2017年7月8日 東京都 カメムシ目サシガメ科 オオトビサシガメ、バッタ目ツユムシ科 アシグロツユムシ
パソコン画面で見ていると、ん~。
アシグロと違う!
一見カメムシの仲間の幼虫なので調べると「オオトビサシガメ」の幼虫だった。
肉食性のサシガメの中でも最大級で、真冬に越冬している成虫を目にすることがある。
アシグロ幼虫と見間違えたのは、この大きさにして長い脚と触角のまだら模様だ。
こちらがアシグロツユムシの幼虫。
武器もなく動きもさほど早くもないかよわい幼虫だが、オオトビサシガメの幼虫を真似ることで敵から身を守っているのだろうか?
ほんとのところは定かではないが、私はオオトビサシガメの幼虫を知らなかったのですっかりアシグロだと騙されてしまった。
皆さんは見て似ていると思われるだろうか?
知らない不思議はまだまだあって、自然の奥深さが面白いなぁ!!
2017年7月8日 東京都 カメムシ目サシガメ科 オオトビサシガメ、バッタ目ツユムシ科 アシグロツユムシ