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幼虫も成虫も存在感のある スズメガたち [チョウ目]

暗い林内の道を歩いていると、クサギの若木で大きないもむしを見つけた。
これはでかい!
むちむちパンパンの体だが、まだむしゃむしゃと葉っぱを食べ続けていた。
その模様と食樹から「シモフリスズメ」の終令幼虫だ。
そろそろ蛹になるなぁと思って数日後に訪れてみると、そこに姿はなかった。
もう少しすると運が良ければここで成虫に会えるかなぁ。
シモフリスズメ0830_1.jpg




















トイレの壁に大きな蛾がとまっていた。
白い壁なので目立つこと。
スズメガの仲間だとわかったが種までは覚えていなかった。
念のためにとつついて後翅を見せてもらったら、綺麗なピンク色。
「モモスズメ」だった。
スズメガの多くは年に2回発生し、この種も例にもれず初夏と秋。
さてこの個体はもう2化目か、それとも?
モモスズメ0827_1.jpg



















職場の植え込みのススキの葉上に目を見張るカラフルで大きないもむし。
はて、これは誰だっけとイモハンで調べると「キイロスズメ」。
食草はヤマノイモやオニドコロなどのイモ類。
確かにススキの周りにはオニドコロがあった。
蛹化場所を探して歩き回っている様だ。

スズメガの幼虫たちは終令になるととにかく大きくその存在感は半端ない。
まさしくいもむしの中のいもむしだ。

こうして写真を撮って紹介しているが、実は苦手で触ることが出来ない。
そんな僕にとって大変脅威であることは内緒の話である。
キイロスズメ0829_1.jpg





























2019年8月 チョウ目スズメガ科 シモフリスズメ、モモスズメ、キイロスズメ

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